9783 ベネッセHD 2020-02-07 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月7日
上 場 会 社 名 株式会社ベネッセホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9783 URL https://www.benesse-hd.co.jp/ja/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 安達 保
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経営管理本部長 (氏名) 増本 勝彦 (TEL) 042-357-3656
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日 配当支払開始予定日 ー
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 336,562 3.9 23,093 48.7 20,026 58.4 13,181 100.3
2019年3月期第3四半期 324,007 △0.9 15,527 △9.5 12,643 △17.0 6,582 △66.8
(注) 包括利益 2020年3月期第3四半期 13,192百万円( 96.1%) 2019年3月期第3四半期 6,726百万円( △65.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 136.82 136.82
2019年3月期第3四半期 68.34 68.31
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 493,370 182,952 35.9
2019年3月期 504,682 175,099 33.6
(参考) 自己資本 2020年3月期第3四半期 177,080百万円 2019年3月期 169,377百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2020年3月期 - 25.00 -
2020年3月期(予想) 25.00 50.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 459,000 4.5 20,000 23.1 16,000 31.7 9,500 93.8 98.62
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 102,513,199株 2019年3月期 102,483,603株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 6,157,678株 2019年3月期 6,156,644株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 96,342,610株 2019年3月期3Q 96,318,426株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理
的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありま
せん。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる
条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料6ページ「1.当四半期決算
に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………P.2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………P.2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………P.6
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………P.6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………P.7
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………P.7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………P.9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………P.11
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………P.12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………P.12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………P.12
(会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示) …………………………………P.12
(連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………P.12
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………P.13
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………P.14
1
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①業績全般に関する分析
当第3四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、前年同期比増収増益となりました。
売上高は、3,365億6千2百万円と、前年同期比3.9%の増収となりました。
増収の主な要因は、ベルリッツ事業において減収となったものの、国内教育事業において、「進研ゼミ」の価格
改定等による増収に加え、2019年1月8日付で連結子会社としたClassi(クラッシー)㈱、㈱EDUCOM(エデュコ
ム)の売上高を当期は第1四半期連結会計期間の期首から計上したこと等による増収があったこと、及び介護・保
育事業において、高齢者向けホーム及び住宅数を拡大し入居者数が増加したこと等による増収があったことです。
営業利益は、国内教育事業における増収による増益、及びベルリッツ事業のコスト削減等により、230億9千3百
万円と、前年同期比48.7%の増益となりました。
経常利益は200億2千6百万円と、前年同期比58.4%の増益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、131億8千1百万円と、前年同期比100.3%の増益となりました。
②セグメントの業績の状況
[国内教育事業]
国内教育事業の売上高は、1,496億5千6百万円と、前年同期比7.6%の増収となりました。
増収の主な要因は、「進研ゼミ」で価格改定等による増収があったこと、及び2019年1月8日付で連結子会社と
したClassi㈱、㈱EDUCOMの売上高を当期は第1四半期連結会計期間の期首から計上したことです。
営業利益は、増収による増益等により、148億8千1百万円と、前年同期比68.2%の増益となりました。
[グローバルこどもちゃれんじ事業]
グローバルこどもちゃれんじ事業の売上高は、423億6千6百万円と、前年同期比0.4%の増収となりました。
増収の主な要因は、台湾で延べ在籍数減少等による減収、及び中国で為替換算時のマイナス影響があったものの、
中国及び国内の「こどもちゃれんじ」で価格改定等による増収があったことです。
営業利益は、中国及び国内の販売コスト増等により、37億1百万円と、前年同期比5.1%の減益となりました。
[介護・保育事業]
介護・保育事業の売上高は、918億7千5百万円と、前年同期比5.7%の増収となりました。
増収の主な要因は、高齢者向けホーム及び住宅数を前年同期比8ホーム拡大し、入居者数が順調に増加したこと
です。
営業利益は、増収による増益等により、87億6千8百万円と、前年同期比2.7%の増益となりました。
2
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
[ベルリッツ事業]
ベルリッツ事業の売上高は、360億1千2百万円と、前年同期比6.6%の減収となりました。
減収の主な要因は、為替換算時のマイナス影響に加え、北欧での事業のフランチャイズ化とフランスでの事業整
理等による語学教育事業の減収、及びオーストラリアでの事業売却等によるELS事業(留学支援事業)の減収があっ
たことです。
利益面は、減収による減益があったものの、コスト削減により損失が縮小し、21億9千5百万円の営業損失(前
年同期は30億9千8百万円の営業損失)となりました。
[その他]
その他の売上高は、319億8千6百万円と、前年同期比3.7%の減収となりました。
減収の主な要因は、通信販売事業の販売を抑制したことです。
営業利益は、減収による減益があったものの、通信販売事業及び出版事業のコスト削減等により、8億4千1百
万円と、前年同期比730.0%の増益となりました。
(注)1. 上記「②セグメントの業績の状況」に記載している売上高は、「セグメント間の内部売上高又は振替高」を
含んだ金額を記載しております。
2.消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)に係る会計処理は、税抜方式によっているため、「経
営成績に関する説明」に記載した金額には消費税等は含まれておりません。
3
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(販売実績)
販売高(百万円)
前連結会計年度
前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
セグメントの名称 (4月~3月累計)
連結累計期間 連結累計期間 (%)
(百万円)
(4月~12月累計) (4月~12月累計)
国内教育事業
高校講座事業 9,883 9,341 94.5 12,516
中学講座事業 19,321 20,428 105.7 24,760
小学講座事業 37,986 42,267 111.3 50,365
学校向け教育事業(注2) 36,044 41,106 114.0 55,014
その他(注2) 35,795 36,437 101.8 49,406
小計 139,030 149,581 107.6 192,064
グローバルこどもちゃれんじ事業
国内こどもちゃれんじ講座事業 13,282 13,838 104.2 17,923
海外こどもちゃれんじ講座事業 20,378 20,207 99.2 27,252
その他 8,532 8,294 97.2 11,267
小計 42,193 42,340 100.3 56,443
介護・保育事業 86,904 91,840 105.7 116,999
ベルリッツ事業 37,458 34,712 92.7 49,275
その他 18,419 18,086 98.2 24,647
合計 324,007 336,562 103.9 439,431
(注) 1.「セグメント間の内部売上高又は振替高」は含んでおりません。
2.当第3四半期連結累計期間において、「国内教育事業」セグメントの「学校向け教育事業」と「その他」の
集計方法を変更しております。この変更に伴い前連結会計年度についても修正を行っております。なお、前
第3四半期連結累計期間については影響はありません。
(国内教育事業における進研ゼミ事業の概要)
進研ゼミは、小学生から高校生を対象とした通信教育講座であり、通信添削を中心として毎月継続的に行う家庭学
習システムであります。各講座の延べ在籍数は次のとおりであります。
延べ在籍数(千人)
前連結会計年度
前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
講座 (4月~3月累計)
連結累計期間 連結累計期間 (%)
(千人)
(4月~12月累計) (4月~12月累計)
高校講座 1,172 1,086 92.7 1,483
中学講座 3,351 3,229 96.4 4,293
小学講座 10,113 10,350 102.3 13,361
合計 14,637 14,665 100.2 19,138
4
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(グローバルこどもちゃれんじ事業の概要)
こどもちゃれんじは、日本、中国、台湾、インドネシアにおける、主に幼児を対象とした通信教育講座でありま
す。各講座の延べ在籍数は次のとおりであります。
延べ在籍数(千人)
前連結会計年度
前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
講座 (4月~3月累計)
連結累計期間 連結累計期間 (%)
(千人)
(4月~12月累計) (4月~12月累計)
国内こどもちゃれんじ講座 7,062 7,019 99.4 9,523
海外こどもちゃれんじ講座 (注1、2) 11,192 11,131 99.5 14,867
合計 18,254 18,150 99.4 24,390
(注) 1.中国、台湾、インドネシアにおける延べ在籍数の合計であります。
2.中国において通信教育事業等を行っている倍楽生商貿(中国)有限公司等2社、及びインドネシアにおいて
通信教育事業等を行っているPT. Benesse Indonesiaの決算日は12月末日のため、上記の第3四半期連結累
計期間の延べ在籍数は、1月から9月における延べ在籍数となっております。
(介護・保育事業における高齢者向けホーム及び住宅数)
高齢者向けホーム及び住宅数(ヵ所)
前連結会計年度
前第3四半期 当第3四半期 増減数
シリーズ (3月末日)
連結会計期間 連結会計期間 (ヵ所)
(ヵ所)
(12月末日) (12月末日)
アリア 24 24 - 24
くらら 40 40 - 40
グラニー&グランダ 137 143 6 140
まどか 57 57 - 57
ボンセジュール 45 47 2 45
ここち 14 14 - 14
リレ 2 2 - 2
合計 319 327 8 322
(ベルリッツ事業における語学レッスン数)
語学レッスン数(千レッスン)
前連結会計年度
前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
地域 (1月~12月累計)
連結累計期間 連結累計期間 (%)
(千レッスン)
(1月~9月累計) (1月~9月累計)
アメリカズ(米州) 1,008 846 83.9 1,309
ヨーロッパ 2,155 1,981 91.9 2,913
アジア 1,223 1,216 99.4 1,614
合計 4,388 4,044 92.2 5,837
(注)1.語学レッスン数は、直営センターにおける数値を示しております。
2.(参考情報)
ベルリッツ事業において語学教育事業等を行っているBerlitz(ベルリッツ) Corporationの決算日は12月
末日のため、上記の第3四半期連結累計期間の語学レッスン数は、1月から9月における語学レッスン数と
なっております。そのため、参考情報として1月から12月におけるBerlitz Corporationの語学レッスン数
を次のとおり開示いたします。(2019年1月から12月の語学レッスン数は速報値であるため、変動する可能
性があります。)
語学レッスン数 (千レッスン)
前年同期比
地域 2018年1月~12月 2019年1月~12月 (%)
累計 累計(速報値)
アメリカズ(米州) 1,309 1,123 85.8
ヨーロッパ 2,913 2,594 89.1
アジア 1,614 1,599 99.1
合計 5,837 5,317 91.1
5
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間の総資産は、4,933億7千万円と、前連結会計年度に比べ2.2%、113億1千2百万円減
少しました。
流動資産は、2,522億7千4百万円と、前連結会計年度に比べ4.6%、120億3千5百万円減少しました。この減少
は、主に未収入金の減少によるものです。
有形固定資産は、1,513億2千2百万円と、前連結会計年度に比べ2.7%、39億6千9百万円増加しました。この
増加は、主にリース資産の増加によるものです。
無形固定資産は、370億8百万円と、前連結会計年度に比べ5.5%、21億5千7百万円減少しました。この減少は、
主にのれんの減少によるものです。
投資その他の資産は、527億6千4百万円と、前連結会計年度に比べ2.0%、10億8千8百万円減少しました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間の総負債は、3,104億1千7百万円と、前連結会計年度に比べ5.8%、191億6千5百万
円減少しました。
流動負債は、1,530億5千5百万円と、前連結会計年度に比べ12.2%、211億8千万円減少しました。この減少は、
1年内返済予定の長期借入金の増加があったものの、前受金、未払金、支払手形及び買掛金が減少したこと等によ
るものです。
固定負債は、1,573億6千2百万円と、前連結会計年度に比べ1.3%、20億1千4百万円増加しました。この増加
は、長期借入金の減少があったものの、リース債務が増加したこと等によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間の純資産は、1,829億5千2百万円と、前連結会計年度に比べ4.5%、78億5千2百万
円増加しました。この増加は、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の業績予想につきましては、2019年5月10日に公表いたしました「2019年3月期 決算短信〔日本
基準〕(連結)」に記載のとおりであり、業績予想は修正しておりません。
6
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 109,681 159,175
受取手形及び売掛金 33,247 32,760
有価証券 34,466 2,949
商品及び製品 26,228 18,684
仕掛品 2,889 5,019
原材料及び貯蔵品 1,830 2,002
その他 57,720 32,856
貸倒引当金 △1,755 △1,174
流動資産合計 264,310 252,274
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 29,019 28,743
土地 35,145 35,142
リース資産(純額) 74,124 78,215
その他(純額) 9,063 9,219
有形固定資産合計 147,352 151,322
無形固定資産
のれん 12,703 11,063
その他 26,462 25,945
無形固定資産合計 39,166 37,008
投資その他の資産
投資有価証券 13,072 12,644
その他 40,871 40,154
貸倒引当金 △91 △34
投資その他の資産合計 53,853 52,764
固定資産合計 240,372 241,095
資産合計 504,682 493,370
7
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 15,748 13,504
1年内返済予定の長期借入金 19,186 23,969
未払法人税等 3,075 2,213
前受金 91,294 72,821
添削料引当金 305 369
賞与引当金 6,582 4,053
返品調整引当金 394 369
その他 37,647 35,754
流動負債合計 174,235 153,055
固定負債
長期借入金 19,099 14,183
リース債務 79,967 84,980
役員退職慰労引当金 67 75
退職給付に係る負債 7,765 7,826
その他 48,447 50,297
固定負債合計 155,347 157,362
負債合計 329,583 310,417
純資産の部
株主資本
資本金 13,661 13,700
資本剰余金 29,554 29,593
利益剰余金 152,164 160,461
自己株式 △21,360 △21,361
株主資本合計 174,021 182,393
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,372 1,195
為替換算調整勘定 △5,749 △6,333
退職給付に係る調整累計額 △266 △175
その他の包括利益累計額合計 △4,643 △5,313
新株予約権 105 105
非支配株主持分 5,616 5,766
純資産合計 175,099 182,952
負債純資産合計 504,682 493,370
8
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 324,007 336,562
売上原価 185,210 188,543
売上総利益 138,796 148,018
返品調整引当金戻入額 399 394
返品調整引当金繰入額 399 369
差引売上総利益 138,796 148,043
販売費及び一般管理費
ダイレクトメール費 12,146 11,959
広告宣伝費 8,763 8,609
給料及び手当 27,582 27,953
賞与引当金繰入額 1,737 1,834
退職給付費用 1,145 1,085
役員退職慰労引当金繰入額 9 8
貸倒引当金繰入額 318 88
その他 71,565 73,409
販売費及び一般管理費合計 123,269 124,949
営業利益 15,527 23,093
営業外収益
受取利息 349 384
固定資産賃貸料 261 254
投資事業組合運用益 261 176
補助金収入 280 175
その他 731 734
営業外収益合計 1,883 1,725
営業外費用
支払利息 3,502 4,046
固定資産賃貸費用 126 103
為替差損 730 -
その他 407 642
営業外費用合計 4,767 4,792
経常利益 12,643 20,026
特別利益
国庫補助金 - 42
特別利益合計 - 42
特別損失
減損損失 219 -
固定資産圧縮損 - 34
災害損失 199 -
在外連結子会社リストラクチャリング費用 - ※1 424
特別損失合計 419 459
税金等調整前四半期純利益 12,224 19,608
法人税等 5,266 5,753
四半期純利益 6,958 13,855
非支配株主に帰属する四半期純利益 376 673
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,582 13,181
9
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 6,958 13,855
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △525 △165
為替換算調整勘定 200 △585
退職給付に係る調整額 96 92
持分法適用会社に対する持分相当額 △2 △3
その他の包括利益合計 △231 △662
四半期包括利益 6,726 13,192
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 6,358 12,512
非支配株主に係る四半期包括利益 367 680
10
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 12,224 19,608
減価償却費 14,731 14,963
減損損失 219 -
引当金の増減額(△は減少) △3,453 △3,496
その他の損益(△は益) 3,237 3,979
売上債権の増減額(△は増加) △1,945 138
たな卸資産の増減額(△は増加) 298 5,173
未収入金の増減額(△は増加) 18,468 21,966
仕入債務の増減額(△は減少) △3,531 △2,133
未払金の増減額(△は減少) △5,373 △2,677
前受金の増減額(△は減少) △12,944 △17,745
その他の資産・負債の増減額 845 5,365
小計 22,775 45,142
利息及び配当金の受取額 563 588
利息の支払額 △3,502 △4,045
法人税等の支払額 △11,278 △6,286
法人税等の還付額 1,402 2,684
営業活動によるキャッシュ・フロー 9,960 38,083
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 △40,908 △1,007
有価証券の売却による収入 31,629 20,412
有形固定資産の取得による支出 △4,625 △4,177
ソフトウエアの取得による支出 △4,270 △6,321
投資有価証券の取得による支出 △545 △491
投資有価証券の売却による収入 523 547
定期預金の純増減額(△は増加) 29 △476
その他 △1,668 △1,533
投資活動によるキャッシュ・フロー △19,836 6,952
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 - 5,000
長期借入金の返済による支出 - △5,133
配当金の支払額 △6,977 △4,810
リース債務の返済による支出 △1,719 △2,300
その他 △478 △571
財務活動によるキャッシュ・フロー △9,175 △7,816
現金及び現金同等物に係る換算差額 △305 △510
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △19,357 36,709
現金及び現金同等物の期首残高 138,304 112,658
現金及び現金同等物の四半期末残高 118,947 149,367
11
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示)
(会計方針の変更)
国際財務報告基準を適用している子会社は、第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準第16号「リース」
(以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリース
を貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。IFRS第16号の適用については、経過的な取扱いに従
っており、会計方針の変更による累積的影響額を第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に計上しておりま
す。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の「有形固定資産」の「リース資産(純額)」が1,151百万円増加し、
「流動負債」の「その他」が533百万円及び「固定負債」の「リース債務」が692百万円増加しております。当第3
四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高は68百万円減少してお
ります。
なお、本会計基準の適用により新たに計上されることとなった使用権資産は、リース資産に含めて表示しており
ます。
(連結損益計算書関係)
※1 在外連結子会社リストラクチャリング費用
在外連結子会社Berlitz Corporationにおける事業構造の改善のためのリストラクチャリングに伴う損失でありま
す。
12
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
グローバル その他 調整額 損益計算書
国内教育 介護・保育 ベルリッツ 合計
こどもちゃ 計 (注1) (注2) 計上額
事業 事業 事業 (注3)
れんじ事業
売上高
外部顧客への売上高 139,030 42,193 86,904 37,458 305,587 18,419 324,007 - 324,007
セグメント間の内部
105 14 41 1,082 1,244 14,786 16,030 △16,030 -
売上高又は振替高
計 139,136 42,208 86,946 38,540 306,831 33,205 340,037 △16,030 324,007
セグメント利益
8,846 3,901 8,535 △3,098 18,185 101 18,286 △2,759 15,527
又は損失(△)
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、通信販売事業、雑誌の出版、通
訳・翻訳事業、及び情報システムの保守・運用事業、並びに情報処理サービス事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,759百万円には、セグメント間取引消去113百万円、各報告セグ
メントには配分していない全社費用△2,873百万円が含まれております。なお、全社費用は、報告セグメント
に帰属しない持株会社に係る費用等であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
グローバル その他 調整額 損益計算書
国内教育 介護・保育 ベルリッツ 合計
こどもちゃ 計 (注1) (注2) 計上額
事業 事業 事業 (注3)
れんじ事業
売上高
外部顧客への売上高 149,581 42,340 91,840 34,712 318,475 18,086 336,562 - 336,562
セグメント間の内部
74 26 34 1,300 1,435 13,899 15,335 △15,335 -
売上高又は振替高
計 149,656 42,366 91,875 36,012 319,910 31,986 351,897 △15,335 336,562
セグメント利益
14,881 3,701 8,768 △2,195 25,156 841 25,997 △2,904 23,093
又は損失(△)
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、通信販売事業、雑誌の出版、通
訳・翻訳事業、及び情報システムの保守・運用事業、並びに情報処理サービス事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,904百万円には、セグメント間取引消去164百万円、各報告セグ
メントには配分していない全社費用△3,068百万円が含まれております。なお、全社費用は、報告セグメント
に帰属しない持株会社に係る費用等であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
13
㈱ベネッセホールディングス(9783) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
多額な資金の借入
当社は、㈱三井住友銀行と金銭消費貸借契約を次のとおり締結し、借入を実行いたしました。
(1) 資金使途 長期運転資金
(2) 契約日 2020年1月27日
(3) 借入先 ㈱三井住友銀行
(4) 借入金額 10,000百万円
(5) 借入実行日 2020年1月29日
(6) 金利 固定金利 0.18%
(7) 返済方法 2027年1月29日に一括返済
(8) 担保提供資産の有無 無
14