9782 J-ディーエムエス 2021-11-12 15:10:00
サステナビリティに関する取組みの策定に関するお知らせ [pdf]

                                         2021 年 11 月 12 日
 各   位
                            会 社 名 株式会社ディーエムエス
                            代表者名 代表取締役社長 山本克彦
                            (JASDAQ・コード9782)
                            問合せ先
                            役職・氏名 執行役員 管理本部長 橋本竜毅
                            電話 03-3293-2961


         サステナビリティに関する取組みの策定に関するお知らせ

 株式会社ディーエムエス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本 克彦、東証 JASDAQ
上場:証券コード 9782、以下当社) コーポレートガバナンス・コードの対応強化の一環として、
                   は、
サステナビリティを巡る情報開示の充実に取組んでいます。
 この度、2021 年 11 月 12 日開催の取締役会において、
                                「サステナビリティに関する取組み」の策
定を決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


                        記


1. ガバナンス体制


 当社では、リスク・コンプライアンス委員会が、サステナビリティに関する各事業部門の取組み
についてリスク管理や進捗状況の確認を行い、協議・決定事項を取締役会に報告します。取締役会
は、サステナビリティを巡る取組みについてリスク・コンプライアンス委員会から報告を受け、中
長期的な企業価値向上の観点から基本方針を策定するとともに、課題への対応をリスクの減少のみ
ならず収益機会にもつながる重要な経営課題の一つと認識し、経営資源の配分や戦略の実行が当社
の持続的な成長に資するよう課題の改善について検討し、実行的に監督を行います。
2. 基本方針


 近年、デジタル技術の進展とともに、多様化する消費スタイルを捉えた有益な情報コミュニケー
ションを行うことの重要性が増しています。この中で当社は、ダイレクトメール(以下 DM)を中
核とする事業を通して「顧客企業と生活者のよい関係づくりをトータルサポート」することをビジ
ョンとし中長期的な企業価値の向上を目指しています。一方、DM をとりまく環境においては、紙
や個人情報を取り扱うことから、環境負荷やプライバシー保護に関連するリスクが内包されている
ことも事実です。そこで当社では、DM の利活用を阻害する可能性のあるこれらのリスクの低減に
積極的・能動的に取組むことで、DM が長期的に価値を発揮できる前提を作ることに努め、ビジョ
ンの実現に取組むこととしています。


3. リスク管理


 リスク・コンプライアンス委員会は、毎年、以下のプロセスにより、サステナビリティに関連す
るリスクの識別、評価、管理を行います。




4. 重要課題と現状の取組み


 当社は、DM を中核とする事業活動において、
                      「気候変動への取組み」
                                「個人情報の保護と活用の
両立」
  「多様性の確保と人材の活用」を重要課題として、これらの課題を解決するための取組みを推
進しています。


(1)気候変動への取組み


 ①事業系廃棄物の再資源化
  リサイクル促進で最終的な廃棄物の排出をゼロにするゼロエミッション達成に向け用紙やフィ
  ルムを中心に 99%以上を再資源化(当社西浦和業務センター2020 年度実績)
                                        。
 ②高効率機器による CO2 排出削減
  当社西浦和業務センターの照明設備 LED 化により CO2 の排出量を削減。
 ③環境配慮型 DM の積極提案
  生物由来の再生可能な資源で作られたバイオマスラッピングフィルムや植物由来の油などで作
  られたベジタブルインキなどを活用した DM 制作サービスを提供。
 ④オフィスのエコ活動
  社内手続の電子化によるペーパーレスや服装の軽装化による空調温度の適正管理などの施策を
  通じた省エネ活動を推進。


(2)個人情報の保護と活用の両立


 ①マネジメントシステムの維持改善
  個人情報保護(JISQ15001)、情報セキュリティ(JISQ27001)、品質(JISQ9001)のマネジメント
  認証を維持し JIS 規格に基づいた安全管理措置を実行。
 ②新規認証の取得
  クレジットカード情報を適切に取り扱う基準(PCIDSS)
                             、クラウドサービスの安全な取扱いに
  特化したセキュリティ基準(ISMS クラウドセキュリティ認証)の取得により多様な案件に対
  応するための安全管理措置を強化。


(3)多様性の確保と人材の活用


 ①障がい者の雇用推進
  ハローワークや特別支援学校などとの連携により障がい者雇用を推進。
 ②多様性配慮型 DM の積極提案
  誰にとっても見やすく読みやすいユニバーサルデザインフォントや音声・多言語翻訳テキスト
  を表示させる二次元バーコードなどを活用した DM 制作サービスを提供。
 ③女性活躍推進
  新卒者の積極採用、営業職を含めた多様な職種への配属、仕事と育児の両立支援制度などによ
  り女性社員の活躍を積極的に推進。



                                                        以上