9753 J-IXナレッジ 2020-10-30 15:10:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年10月30日
上場会社名 アイエックス・ナレッジ株式会社 上場取引所 東
コード番号 9753 URL https://www.ikic.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 安藤 文男
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 執行役員 経営企画本部長 (氏名) 中谷 彰宏 TEL 03-6400-7000
四半期報告書提出予定日 2020年11月11日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 8,462 △3.2 399 17.5 427 18.6 285 28.1
2020年3月期第2四半期 8,744 0.3 339 △18.5 360 △18.5 222 △25.7
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 28.63 ―
2020年3月期第2四半期 22.35 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 9,962 5,175 52.0
2020年3月期 9,757 4,945 50.7
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 5,175百万円 2020年3月期 4,945百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 15.00 15.00
2021年3月期 ― 0.00
2021年3月期(予想) ― 15.00 15.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 18,017 3.1 800 2.0 842 1.8 561 3.6 56.34
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
新型コロナウイルスの感染拡大や収束の状況等により、業績予想の修正が必要な場合には、速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 11,200,000 株 2020年3月期 11,200,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 1,239,462 株 2020年3月期 1,239,189 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 9,960,713 株 2020年3月期2Q 9,961,223 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変
化等により、上記予想数値と異なる場合があります。
なお、上記予想に関する事項は添付資料の3ページを参照してください。
アイエックス・ナレッジ株式会社(9753) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………… 6
第2四半期累計期間 ……………………………………………………………… 6
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………… 7
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………… 8
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………… 8
※ 当社は、以下のとおりに投資家向け説明会を開催する予定です。この説明会で配布した資料については、
開催後速やかに当社ホームページで掲載する予定です。
・2020年11月25日(水)・・・・・・機関投資家・アナリスト向け
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、個人消費や企業活動が
停滞し、依然としてその収束は見通せず、先行き不透明な状況が続いております。
国内の情報サービス市場におきましては、こうした状況の中、テレワーク環境の整備・強化が進むとともに、引
き続きDXなどのデジタル技術を用いた新たなビジネススタイルへの変革に向けたIT需要が増加する一方で、現
状の経済活動における停滞感が今後長期化する場合には、企業の先端技術等に対するIT投資に影響がでてくるこ
とが懸念されます。
このような環境の下、当社は、「中核事業の拡大」「次期成長事業の創出」「事業基盤の強化」を中期経営方針
として3ヶ年の中期経営計画を策定し、営業改革、開発体制整備、案件対応力強化、DXやブロックチェーン技術
等のデジタル化への対応を進めてまいりました。特に、DXシフトに取り組むお客様のニーズに対応した技術・サ
ービスを開発し、大手SI企業と協力してデジタル先端技術を活用したプラットフォームサービス事業等の新たな
成長事業創出に注力してきております。さらに、教育・採用の強化、社内情報化投資や事業投資にも積極的に取り
組んできております。また、新型コロナウイルス感染症拡大の予防策として従業員の在宅勤務や時差出勤等の対策
も講じつつ、事業活動を推進しております。
当第2四半期累計期間での動向を品目別に見ますと、コンサルティング及びシステム・インテグレーション・サ
ービスでは、車載組込みシステム開発が堅調に推移し、総合物流企業や化学メーカー、化粧品メーカーにおけるシ
ステム開発案件などの受注が拡大しました。しかしながら、前年度の大手通信事業者向けのシステム検証大型案件
の収束をカバーするには至らず、前年同期と比べて売上高は減少しました。また、システムマネージメントサービ
スにおいては、運用設計や基盤構築案件など既存業務を堅守し、売上高は増加しました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は、8,462百万円(前年同期比3.2%減)となりました。一方、利益面
は、事業の選択と集中や業務改善を進めるなど事業基盤の強化に取り組むとともに販管費の抑制に努めた結果、営
業利益399百万円(同17.5%増)、経常利益427百万円(同18.6%増)、四半期純利益285百万円(同28.1%増)と
なりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期会計期間末における資産合計は9,962百万円となり、前事業年度末に比べ205百万円増加しまし
た。これは主に「現金及び預金」の増加169百万円、「投資有価証券」の増加103百万円によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は4,786百万円となり、前事業年度末に比べ25百万円減少しました。
これは主に「未払金」の減少49百万円、「その他」に含まれる「未払消費税等」の減少52百万円、同じく「その
他」に含まれる「未払費用」の増加39百万円、「退職給付引当金」の増加31百万円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は5,175百万円となり、前事業年度末に比べ230百万円増加しまし
た。これは主に「利益剰余金」の増加135百万円、「その他有価証券評価差額金」の増加95百万円によるものであ
ります。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末の50.7%から52.0%となっております。
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(キャッシュ・フローの状況の分析)
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ171百万円
(4.3%)増加し、当第2四半期累計期間末には4,123百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は375百万円(対前年同四半期比691.9%増)となりました。
これは主に収入では税引前四半期純利益の計上423百万円、売上債権の減少86百万円であり、支出では法人税等
の支払115百万円を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は35百万円(対前年同四半期比9.8%減)となりました。
これは主に収入では有価証券の償還による収入50百万円であり、支出では固定資産の取得による支出64百万円
によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は168百万円(対前年同四半期比22.4%減)となりました。
これは主に配当金の支払額148百万円、長期借入金の返済による支出20百万円によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期通期の業績予想につきましては、当第2四半期累計期間の業績および現状の事業状況、事業環境を
勘案しました結果、概ね2020年5月15日に公表しました業績予想の範囲内で推移しており、現時点において同予想
値に変更はありません。
なお、実際の業績につきましては、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,002,805 4,172,678
受取手形及び売掛金 2,701,230 2,614,670
商品及び製品 485 4,029
仕掛品 126,825 148,548
その他 204,652 163,266
貸倒引当金 △19,179 △14,179
流動資産合計 7,016,819 7,089,014
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 109,218 104,252
車両運搬具及び工具器具備品(純額) 26,457 19,826
土地 116,992 116,992
有形固定資産合計 252,669 241,071
無形固定資産
ソフトウエア 29,880 28,331
ソフトウエア仮勘定 - 84,483
その他 8,689 8,689
無形固定資産合計 38,570 121,504
投資その他の資産
投資有価証券 1,173,786 1,277,200
繰延税金資産 981,811 939,880
その他 294,215 294,215
投資その他の資産合計 2,449,813 2,511,296
固定資産合計 2,741,053 2,873,871
資産合計 9,757,872 9,962,886
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(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 565,281 579,038
1年内返済予定の長期借入金 40,000 40,000
未払金 280,461 231,368
未払法人税等 159,538 181,961
賞与引当金 949,625 949,092
役員賞与引当金 17,285 -
その他 296,253 289,560
流動負債合計 2,308,444 2,271,020
固定負債
長期借入金 70,000 50,000
退職給付引当金 2,334,586 2,366,378
資産除去債務 63,292 63,324
長期未払金 36,200 36,200
固定負債合計 2,504,078 2,515,903
負債合計 4,812,523 4,786,923
純資産の部
株主資本
資本金 1,180,897 1,180,897
資本剰余金 1,291,045 1,291,045
利益剰余金 2,794,257 2,930,043
自己株式 △480,060 △480,242
株主資本合計 4,786,139 4,921,743
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 159,209 254,219
評価・換算差額等合計 159,209 254,219
純資産合計 4,945,349 5,175,962
負債純資産合計 9,757,872 9,962,886
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(2)四半期損益計算書
第2四半期累計期間
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 8,744,814 8,462,792
売上原価 7,106,143 6,865,151
売上総利益 1,638,670 1,597,640
販売費及び一般管理費 1,298,785 1,198,168
営業利益 339,885 399,472
営業外収益
受取利息 1,927 1,683
受取配当金 15,519 21,927
投資事業組合運用益 1,028 -
その他 3,889 6,398
営業外収益合計 22,363 30,008
営業外費用
支払利息 365 267
投資事業組合運用損 - 259
為替差損 1,411 1,402
その他 93 20
営業外費用合計 1,870 1,950
経常利益 360,378 427,530
特別利益
固定資産売却益 2 -
特別利益合計 2 -
特別損失
固定資産廃棄損 127 0
投資有価証券評価損 30,335 4,351
特別損失合計 30,463 4,351
税引前四半期純利益 329,917 423,179
法人税等 107,288 137,981
四半期純利益 222,628 285,197
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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 329,917 423,179
減価償却費 16,730 18,480
退職給付引当金の増減額(△は減少) 21,349 31,792
賞与引当金の増減額(△は減少) △43,577 △533
受注損失引当金の増減額(△は減少) △27,611 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) - △5,000
受取利息及び受取配当金 △17,446 △23,610
支払利息 365 267
為替差損益(△は益) 1,411 1,402
投資事業組合運用損益(△は益) △1,028 259
固定資産廃棄損 127 0
固定資産売却損益(△は益) △2 -
投資有価証券評価損益(△は益) 30,335 4,351
売上債権の増減額(△は増加) 116,503 86,559
たな卸資産の増減額(△は増加) 82,810 △25,267
仕入債務の増減額(△は減少) △69,911 13,756
未払金の増減額(△は減少) △160,138 △36,008
未払消費税等の増減額(△は減少) △24,705 △52,521
その他の資産・負債の増減額 △59,303 30,377
小計 195,827 467,484
利息及び配当金の受取額 17,439 23,698
利息の支払額 △365 △267
法人税等の支払額 △165,491 △115,482
営業活動によるキャッシュ・フロー 47,410 375,433
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △146 △83
有価証券の取得による支出 △3,657 △21,890
有価証券の売却による収入 656 807
有価証券の償還による収入 - 50,000
固定資産の取得による支出 △35,169 △64,703
資産除去債務の履行による支出 △2,890 -
投資事業組合からの分配による収入 1,570 -
その他 △114 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △39,752 △35,870
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △20,000 △20,000
自己株式の取得による支出 △337 △182
配当金の支払額 △196,531 △148,188
財務活動によるキャッシュ・フロー △216,868 △168,370
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △209,211 171,192
現金及び現金同等物の期首残高 3,804,091 3,952,462
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,594,880 4,123,654
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(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の
実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によっております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効
税率を使用する方法によっております。
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