9749 富士ソフト 2019-11-07 15:00:00
2019年12月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
2019年12月期 第3四半期
決算説明資料
2019年 11月 7日
目次
2019年12月期 第3四半期 決算
P2. 連結業績ハイライト
P5. 主なグループ会社売上高・営業利益
P6. 連結セグメント別売上高・営業利益
P8. 連結損益計算書
P9. 連結貸借対照表
P10. 連結キャッシュ・フロー計算書
P11. 連結SI事業の受注高・受注残高
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1.連結業績ハイライト① (3Q累計1-9月実績)
売上高はシステム構築分野およびグループ会社の製品販売の好調により増収
◇売上高は、組込/制御系では自動車関連、社会インフラ系、機械制御系、業務系では製造業向け、流
通・サービス向け、ノンバンク、インターネットサービスを中心にシステム構築分野が好調に推移しま
した。また、ライセンス販売やBPO・コールセンターサービスも好調に推移し、前同比114.0%の
174,153百万円となりました。
営業利益は増収により増益
◇営業利益は、増収により前同比123.2%の10,667百万円となりました。
◇経常利益は、前同比117.3%の10,922百万円となりました。(増減要因詳細はP.8「4.連結損益計算書」)
◇親会社株主に帰属する四半期純利益は、前同比132.6%の6,095百万円となりました。
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期 2019年12月期
前同差 前同比
3Q累計実績 3Q累計実績 3Q累計計画 計画比
売上高 152,783 174,153 +21,370 114.0% 157,550 110.5%
営業利益 8,660 10,667 +2,007 123.2% 8,800 121.2%
営業利益率 5.7% 6.1% 5.6%
経常利益 9,315 10,922 +1,607 117.3% 9,250 118.1%
経常利益率 6.1% 6.3% 5.9%
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,597 6,095 +1,498 132.6% 4,780 127.5%
親会社株主に帰属する四半期純利益率 3.0% 3.5% 3.0%
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連結営業利益の状況(1-9月)
売上総利益の増減 販売管理費の増減
人件費・採用研修費・教育訓練費
・業務委託費・調査研究費
地代家賃・事務用品費
+2,007
(前同比
123.2%)
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1.連結業績ハイライト②(3Q区間7-9月実績)
売上高は前同比116.3%と増収
売上原価率は78.2%に増加
◇売上原価率は、他社製品販売の増加および需要動向の変化に柔軟に対応するための人材の確保などにより
78.2%になりました。
販売費及び一般管理費は前年同期より642百万円増加
◇採用・教育などの人材投資、拠点整備、調査研究など、積極的な先行投資により、前年同期より642百万
円増加し、9,205百万円となりましたが、業務効率化により販管費率は改善しました。
◇上記により、営業利益は前同比117.6%となりました。
(単位:百万円)
2019年12月期 2019年12月期
前同差 前同比 前同差 前同比
2Q累計実績 3Q区間実績
売上高 113,556 +12,868 112.8% 60,597 +8,502 116.3%
売上原価 86,529 +9,568 112.4% 47,417 +7,264 118.1%
売上原価率 76.2% 78.2%
売上総利益 27,027 +3,299 113.9% 13,179 +1,238 110.4%
販売費及び一般管理費 20,334 +1,888 110.2% 9,205 +642 107.5%
営業利益 6,693 +1,411 126.7% 3,974 +596 117.6%
営業利益率 5.9% 6.6%
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2.主なグループ会社売上高・営業利益
(単位:百万円)
2019年
12月期
売上高 営業利益
3Q累計実績 112,001 5,543 売上高は、組込/制御系では自動車関連、社会インフラ系、機械制御系、業務系で
は流通・サービス向け、製造業向け、ノンバンク、インターネットサービス、プロダク
富士ソフト 前同差 +13,575 +478 ト・サービスではライセンス販売を中心にSI事業が好調に推移し、増収となりました。
営業利益は、増収により増益となりました。
前同比 113.8% 109.5%
3Q累計実績 16,431 1,956 売上高は、国内ではCAEソリューションサービス事業及びITソリューションサービス
事業ともに好調に推移しました。海外では、米国の開発子会社及びアジアの販売子
サイバネットシステム 前同差 +1,333 +706 会社が好調に推移し、増収となりました。営業利益は、増収により増益となりました。
前同比 108.8% 156.5%
3Q累計実績 22,607 1,537 売上高は、消費税増税対応による案件の増加及び既存顧客への深耕が奏功したこ
とにより、増収となりました。営業利益は、増収および原価率の改善により増益とな
ヴィンクス 前同差 +3,581 +365 りました。
前同比 118.8% 131.2%
3Q累計実績 10,462 717 売上高は、ソフトウェア開発事業における生保向けシステム及び公共向けシステム
等の業務系案件や、サービス事業における構築系案件が好調に推移したことによ
サイバーコム 前同差 +1,615 +258 り、増収となりました。営業利益は、増収及び生産性向上等による原価率の改善に
より増益となりました。
前同比 118.3% 156.4%
3Q累計実績 9,271 550 売上高は、官公庁向けBPO業務が引き続き好調に推移し、また民間向けでは継続
業務を中心に堅調であったことから増収となりました。営業利益は、増収及び原価
富士ソフト
前同差 +1,516 +332 低減により、インフラ整備費等の販管費の増加を吸収して増益となりました。
サービスビューロ
前同比 119.6% 253.1%
※「2019年12月期3Q累計実績」欄には、各社2019年1~9月の実績を記載しています。
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3.連結セグメント別売上高・営業利益
(単位:百万円)
2019年12月期売上高 2019年12月期営業利益
前同差 前同比 前同差 前同比
3Q累計実績 構成比 3Q累計実績 営業利益率
全社計 174,153 100.0% +21,370 114.0% 10,667 6.1% +2,007 123.2%
SI事業 161,837 92.9% +20,001 114.1% 9,362 5.8% +1,976 126.8%
システム構築 98,425 56.5% +14,071 116.7% 5,902 6.0% +1,516 134.6%
組込系/制御系ソフトウェア 48,127 27.6% +4,294 109.8% 3,297 6.9% +553 120.2%
業務系ソフトウェア 50,297 28.9% +9,777 124.1% 2,605 5.2% +963 158.7%
プロダクト・サービス 63,411 36.4% +5,929 110.3% 3,460 5.5% +460 115.3%
プロダクト・サービス 52,407 30.1% +6,386 113.9% 2,729 5.2% +559 125.8%
アウトソーシング 11,004 6.3% △ 456 96.0% 730 6.6% △ 99 88.0%
ファシリティ事業 2,159 1.2% △7 99.6% 910 42.2% +117 114.9%
その他事業 10,156 5.8% +1,376 115.7% 394 3.9% △ 86 82.0%
セグメント別売上高のポイント
●組込系/制御系ソフトウェア ●プロダクト・サービス
売上高は、自動車関連、社会インフラ系、機械制御系が好 売上高は、他社製品販売が好調に推移し、前同比
調に推移したことにより、前同比109.8%と増収になりま 113.9%と増収になりました。営業利益は、増収により
した。営業利益は、増収および原価率の改善により前同比 前同比125.8%と増益になりました。
120.2%と増益になりました。
●業務系ソフトウェア ●アウトソーシング
売上高は、製造業向け、流通・サービス向け、ノンバンク、 売上高は、グループ会社における流通・サービス向けが
インターネットサービスを中心に好調に推移し、 前同比 減少し、前同比96.0%と減収となりました。営業利益は、
124.1%と増収になりました。営業利益は、増収および原 減収により前同比88.0%と減益になりました。
価率の改善により前同比158.7%と増益になりました。
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連結セグメント別売上高・営業利益の状況(1-9月)
その他 売上高 営業利益
10,156 その他
ファシリティ事業 (5.8%) ファシリティ事業 394
910 (3.7%)
2,159
(1.2%) (8.5%)
アウトソーシング
アウトソーシング
730
11,004 (6.8%)
(6.3%)
組込/制御系ソフトウェア
組込/制御系ソフトウェア
48,127
3,297
(27.6%)
(30.9%)
プロダクト・
プロダクト・
サービス
サービス
52,407
(30.1%) 2,729
業務系ソフトウェア (25.6%)
業務系ソフトウェア
50,297
(28.9%) 2,605
(24.4%)
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4.連結損益計算書
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期 2019年12月期
損益計算書のポイント
前同差 前同比
3Q累計実績 3Q累計実績 3Q累計計画 計画比
① 売上原価率(76.9%)
売上高 152,783 174,153 +21,370 114.0% 157,550 110.5%
売上原価 117,114 133,946 +16,832 114.4% - - 受託開発原価率が改善したものの、他社製
売上原価率 76.7% 76.9% ① 品販売の増加や需要動向の変化に柔軟に対
売上総利益 35,669 40,207 +4,537 112.7% - - 応するための人材の確保などにより増加
売上総利益率 23.3% 23.1%
② 販売費及び一般管理費(+2,530百万円)
販売費及び一般管理費 27,008 29,539 +2,530 ② 109.4% - -
販管費率 17.7% 17.0% 採用・教育などの人材投資、拠点整備、
営業利益 8,660 10,667 +2,007 123.2% 8,800 121.2% 調査研究など、積極的な先行投資による
営業利益率 5.7% 6.1% 5.6% 費用の増加
営業外収益 433 436 +3 100.9% - -
③ 営業外費用(+234百万円)
営業外費用 79 314 - -
+234
③
-
持分法による投資利益(△169百万円)
持分法による投資損益 301 131 △ 169 43.7% - -
経常利益 9,315 10,922 +1,607 117.3% 9,250 118.1% 営業外費用は為替差損による増加(前年同
経常利益率 6.1% 6.3% 5.9% 期は為替差益)など
特別利益 1,004 224 △ 780 22.3% - - 持分法による投資損益はエース証券の減益
④ - - による減少
特別損失 2,108 136 △ 1,972 6.5%
税金等調整前四半期純利益 8,211 11,010 +2,799 134.1% - - ④ 特別利益(△780百万円)
法人税等合計 3,364 3,369 +4 100.1% - - 特別損失(△1,972百万円)
四半期純利益 4,846 7,641 +2,794 157.7% - -
特別利益は、投資有価証券売却益等(前
非支配株主に帰属する四半期純利益 249 1546 +1,296 - - - 年は投資有価証券売却益およびサイバ
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,597 6,095 +1,498 132.6% 4,780 127.5% ネットの事業譲渡益)
親会社株主に帰属する四半期純利益率 3.0% 3.5% 3.0% 特別損失は、グループ会社の事務所移転
にともなう費用、投資有価証券の減損等
(前年はサイバネットの事業の見直しに
おけるのれん減損損失等)
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5.連結貸借対照表
2018年12月期 2019年12月期
(単位:百万円)
2018年12月期
貸借対照表のポイント
前期末差
期末 3Q期末 3Q期末(参考)
流動資産 77,315 85,430 + 8,114① 73,307 ① 流動資産( +8,114百万円)
現金及び預金 22,554 21,715 △ 838 20,135 好調な受注環境による売上債権および棚卸資産の増加、
受取手形及び売掛金 44,456 48,829 41,979
+ 4,373
および短期資金の運用のための譲渡性預金の増加
有価証券 4,000 6,000 + 2,000 4,000
たな卸資産 3,354 5,401 + 2,047 4,100
その他 2,950 3,484 + 533 3,092 ② 流動負債( △5,355百万円)
固定資産 115,310 116,139 + 828 119,246 固定負債( +8,846百万円)
有形固定資産 82,356 81,895 △ 461 82,364
調達目的に応じた長短資金バランスの見直し
無形固定資産 4,738 4,561 △ 177 4,959
投資その他の資産 28,214 29,682 + 1,467 31,922
資産合計 192,625 201,569 + 8,943 192,554
流動負債 49,428 44,073 △ 5,355 57,740
支払手形及び買掛金 9,526 14,378 + 4,851 10,456
短期借入金 16,207 4,988 △ 11,218 19,884
コマーシャル・ペーパー - - - 5,000
未払費用・賞与引当金 9,155 11,147 + 1,992 ② 10,351
未払法人税等 2,492 2,711 + 219 2,418
工事損失引当金 252 147 △ 105 100
その他 11,793 10,699 △ 1,094 9,528
固定負債 23,526 32,373 + 8,846 13,670
長期借入金 13,319 22,803 + 9,483 2,828
その他 10,207 9,569 △ 637 10,841
負債合計 72,955 76,446 + 3,491 71,410
純資産合計 119,670 125,123 + 5,452 121,143
負債純資産合計 192,625 201,569 + 8,943 192,554
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6.連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期
3Q累計実績 3Q累計実績 前同差
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,210 8,890 +680
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 22,161 △ 4,231 +17,930
財務活動によるキャッシュ・フロー 13,564 △ 3,345 △ 16,909
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 79 △ 130
現金及び現金同等物の増減額 △ 465 1,182
現金及び現金同等物の期首残高 22,157 24,587
現金及び現金同等物の四半期末残高 21,691 25,770
キャッシュ・フローのポイント
●営業活動によるキャッシュ・フロー
当期は8,890百万円の収入となりました。
なお、増収による入金の増加により、前同差は680百万円の増加となりました。
●投資活動によるキャッシュ・フロー
当期は自社製品や設備に関する投資により、4,231百万円の支出となりました。なお、前期はオフィス
スペース確保のための土地・建物取得などにより、22,161百万円の支出でした。
●財務活動によるキャッシュ・フロー
当期は配当金の支払い等により、3,345百万円の支出となりました。なお、前期は土地・建物取得に関
する借入により、13,564百万円の収入でした。
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7.連結SI事業の受注高・受注残高
(単位:百万円)
2019年12月期 3Q累計実績
期首受注残高 前同比 受注高 前同比 売上高 前同比 期末受注残高 前同比
SI事業 合計 44,627 111.3% 171,927 118.0% 161,837 114.1% 54,718 124.6%
システム構築 31,330 114.1% 103,030 117.3% 98,425 116.7% 35,935 116.1%
組込系/制御系ソフトウェア 12,759 111.6% 49,796 109.8% 48,127 109.8% 14,428 111.3%
業務系ソフトウェア 18,570 116.0% 53,233 125.3% 50,297 124.1% 21,506 119.7%
プロダクト・サービス 13,297 105.2% 68,897 119.2% 63,411 110.3% 18,783 144.7%
プロダクト・サービス 10,795 111.1% 57,200 123.3% 52,407 113.9% 15,589 154.6%
アウトソーシング 2,501 85.5% 11,696 102.4% 11,004 96.0% 3,193 110.4%
受注高・受注残高のポイント
●システム構築分野のポイント ●プロダクト・サービス分野のポイント
・組込系/制御系ソフトウェア ・プロダクト・サービス
社会インフラ系、機械制御系の受注が好調に ライセンス販売の受注が好調に推移し、期末受注残高は
推移し、期末受注残高は前同比111.3%となりました。 前同比154.6%となりました。
・業務系ソフトウェア ・アウトソーシング
流通・サービス向け、製造業向け、ノンバンク、インター グループ会社における流通・サービス向けの取引が減少
ネットサービス向けを中心に受注が好調に推移し、期末 しましたが、運用・保守案件の受注が好調に推移し、期末
受注残高は前同比119.7%となりました。 受注残高は前同比110.4%となりました。
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※ 本資料に掲載されている業績の見通し等将来に関する情報は、現在入手可能な情報に基づいて合理的と
判断したものです。実際の業績は市場動向、経済情勢など様々な要因の変化により大きく異なる可能性
があります。
また、資料配布の目的が、当社株式の保有継続および追加購入を推奨するものではないことも、併せて
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
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