9749 富士ソフト 2019-05-09 15:00:00
2019年12月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
2019年12月期 第1四半期
決算説明資料
2019年 5月 9日
目次
2019年12月期 第1四半期 決算
P2. 連結業績ハイライト(1-3月)
P4. 主なグループ会社売上高・営業利益
P5. 連結セグメント別売上高・営業利益
P7. 連結損益計算書
P8. 連結貸借対照表
P9. 連結キャッシュ・フロー計算書
P10. 連結SI事業の受注高・受注残高
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1.連結業績ハイライト (1-3月)
売上高はシステム構築分野およびグループ会社の製品販売の好調により増収
◇売上高は、組込/制御系では自動車関連、FAなど機械制御系、業務系では金融業向け、製造業向け、イ
ンターネットサービスを中心にシステム構築分野が好調に推移しました。また、ライセンス販売やグ
ループ会社の製品販売も好調に推移し、前同比111.6%の55,213百万円となりました。
営業利益は増収および原価率の改善により増益
◇営業利益は、増収および原価率の改善により前同比135.2%の3,944百万円となりました。
◇経常利益は、営業増益により前同比132.1%の3,995百万円となりました。
◇親会社株主に帰属する四半期純利益は、前同比127.7%の2,257百万円となりました。
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期 2019年12月期
前同差 前同比
1Q実績 1Q実績 1Q計画 計画比
売上高 49,466 55,213 +5,747 111.6% 50,750 108.8%
営業利益 2,917 3,944 +1,026 135.2% 2,950 133.7%
営業利益率 5.9% 7.1% 5.8%
経常利益 3,024 3,995 +971 132.1% 3,080 129.7%
経常利益率 6.1% 7.2% 6.1%
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,768 2,257 +489 127.7% 1,795 125.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益率 3.6% 4.1% 3.5%
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連結営業利益の状況
売上総利益の増加 販売管理費の増加
人件費・採用研修費・業務委託費
地代家賃・事務用品費
受託開発原価率改善・ +1,026
高収益のグループ会社製品販売増加など (前同比
135.2%)
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2.主なグループ会社売上高・営業利益
(単位:百万円)
2019年
12月期
売上高 営業利益
1Q実績 35,642 2,081 売上高は、組込/制御系では自動車関連、FAなど機械制御系、業務系では製造業
向け、金融業向け、インターネットサービスを中心にシステム構築分野が好調に推
富士ソフト 前同差 +4,048 +258 移し、増収となりました。営業利益は、増収および受託開発原価率の改善により増
益となりました。
前同比 112.8% 114.2%
1Q実績 5,140 664 売上高は、国内ではCAEソリューションサービス事業及びITソリューションサービス
事業ともに好調に推移しました。海外では、米国の開発子会社及びアジアの販売子
サイバネットシステム 前同差 +527 +483 会社が好調に推移し、増収となりました。営業利益は、増収により増益となりまし
た。
前同比 111.4% 366.9%
1Q実績 6,778 643 売上高は、消費税増税対応による一時的な案件の増加及び既存顧客への深耕が
奏功したことにより、増収となりました。営業利益は、増収および原価率の改善によ
ヴィンクス 前同差 +669 +232 り増益となりました。
前同比 111.0% 156.6%
1Q実績 3,338 265 売上高は、ソフトウェア開発における車載システム及び半導体製造装置等の制御系
案件や、生保向けシステム及び医療向けシステム等の業務系案件が好調に推移
サイバーコム 前同差 +406 +26 し、増収となりました。営業利益は、増収及び生産性向上による原価改善により増
益となりました。
前同比 113.9% 111.0%
1Q実績 3,204 134 売上高は、コールセンター・BPOとも官公庁向けが引き続き堅調に推移し、民間向け
も伸長したことから増収となりました。営業利益は、増収及び原価低減により、体制
富士ソフト
前同差 +469 +52 強化による人件費の増加やインフラ整備等の販管費の増加を吸収して増益となりま
サービスビューロ した。
前同比 117.2% 164.6%
※「2019年12月期1Q実績」欄には、各社2019年1~3月の実績を記載しています。
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3.連結セグメント別売上高・営業利益
(単位:百万円)
2019年12月期売上高 2019年12月期営業利益
前同差 前同比 前同差 前同比
1Q実績 構成比 1Q実績 営業利益率
全社計 55,213 100.0% +5,747 111.6% 3,944 7.1% +1,026 135.2%
SI事業 50,953 92.3% +5,384 111.8% 3,417 6.7% +913 136.5%
システム構築 32,629 59.1% +4,708 116.9% 2,122 6.5% +486 129.8%
組込系/制御系ソフトウェア 15,857 28.7% +1,432 109.9% 1,076 6.8% +127 113.4%
業務系ソフトウェア 16,771 30.4% +3,276 124.3% 1,045 6.2% +359 152.3%
プロダクト・サービス 18,323 33.2% +675 103.8% 1,295 7.1% +427 149.2%
プロダクト・サービス 14,752 26.7% +985 107.2% 991 6.7% +347 154.1%
アウトソーシング 3,571 6.5% △ 309 92.0% 304 8.5% +79 135.2%
ファシリティ事業 739 1.3% △ 10 98.7% 322 43.6% +96 142.7%
その他事業 3,520 6.4% +372 111.8% 203 5.8% +16 108.7%
セグメント別売上高のポイント
●組込系/制御系ソフトウェア ●プロダクト・サービス
売上高は、自動車関連、FAなど機械制御系が引き続き好調 売上高は、ライセンス販売、およびグループ会社の製品
に推移したことなどにより、前同比109.9%と増収になり 販売が好調に推移し、前同比107.2%と増収になりまし
ました。営業利益は、増収および原価率の改善により前同 た。営業利益は、増収および収益性の高いグループ会社
比113.4%と増益になりました。 の製品販売増加により154.1%と増益になりました。
●業務系ソフトウェア ●アウトソーシング
売上高は、金融業向け、製造業向け、インターネットサー 売上高は、グループ会社における流通・サービス向けが
ビスを中心に好調に推移し、前同比124.3%と増収になり 減少し、前同比92.0%と減収となりました。営業利益は、
ました。営業利益は、増収および、金融業向け、グループ グループ会社における流通・サービス向けで収益性の高
会社における流通・サービス向けで原価率が改善したこと い運用・保守案件の割合が増加したことにより前同比
などにより前同比152.3%と増益になりました。 135.2%と増益になりました。
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連結セグメント別売上高・営業利益の状況
その他 売上高 営業利益
3,520 その他
ファシリティ事業 (6.4%) 203
ファシリティ事業
(5.2%)
739 322
(1.3%) (8.2%)
アウトソーシング アウトソーシング
3,571 304
(6.5%) (7.7%)
組込/制御系ソフトウェア 組込/制御系ソフトウェア
15,857 1,076
(28.7%) (27.3%)
プロダクト・
プロダクト・
サービス
サービス
14,752
(26.7%) 991
(25.1%)
業務系ソフトウェア 業務系ソフトウェア
16,771 1,045
(30.4%) (26.5%)
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4.連結損益計算書
(単位:百万円)
2018年12月期
1Q実績
2019年12月期
1Q実績
前同差 前同比
2019年12月期
1Q計画 計画比
損益計算書のポイント
売上高 49,466 55,213 +5,747 111.6% 50,750 108.8%
売上原価 37,990 41,746 +3,756 109.9% - - ① 売上原価率(75.6%)
売上原価率 76.8% 75.6% ① 生産性の向上による受託開発原価率の改
売上総利益 11,476 13,467 +1,990 117.3% - - 善および、収益性の高いグループ会社製
売上総利益率 23.2% 24.4% 品販売の増加による改善
販売費及び一般管理費 8,558 9,522 +964 ② 111.3% - -
販管費率 17.3% 17.2%
営業利益 2,917 3,944 +1,026 135.2% 2,950 133.7% ② 販売費及び一般管理費( +964百万円)
営業利益率 5.9% 7.1% 5.8%
活況なマーケットに積極的に対応するため
営業外収益 115 88 △ 26 76.9% - -
の営業体制強化および拠点整備に関わる費
営業外費用 150 64 △ 86 42.9% - -
用の増加等
持分法による投資損益 142 27 △ 114 19.4% - -
経常利益 3,024 3,995 +971 132.1% 3,080 129.7%
経常利益率 6.1% 7.2% 6.1%
特別利益 - - - - - -
特別損失 18 17 △0 97.4% - -
税金等調整前四半期純利益 3,005 3,977 +972 132.3% - -
法人税等合計 876 1,185 +308 135.2% - -
四半期純利益 2,129 2,792 +663 131.1% - -
非支配株主に帰属する四半期純利益 361 534 +173 148.1% - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,768 2,257 +489 127.7% 1,795 125.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益率 3.6% 4.1% 3.5%
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5.連結貸借対照表
2018年12月期 2019年12月期
(単位:百万円)
2018年12月期
貸借対照表のポイント
前期末差
期末 1Q期末 1Q期末(参考)
流動資産 77,315 84,117 6,801① 72,885 ① 流動資産( +6,801百万円)
現金及び預金 22,554 23,736 1,182 18,104 好調な受注環境による売上債権や現預金の増加など
受取手形及び売掛金 44,456 48,711 4,255 44,220
有価証券 4,000 5,000 1,000 4,500
たな卸資産 3,354 4,059 704 3,557
その他 2,950 2,610 △ 340 2,503
固定資産 115,310 116,045 734 120,955
有形固定資産 82,356 82,056 △ 299 82,590
無形固定資産 4,738 4,836 97 6,971
投資その他の資産 28,214 29,152 937 31,392 ② 流動負債( △2,823百万円)
資産合計 192,625 200,162 7,536 193,840 固定負債( +8,264百万円)
流動負債 49,428 46,604 △ 2,823 59,729
支払手形及び買掛金 9,526 13,296 3,769 11,938 調達目的に応じた長短資金バランスの見直し
短期借入金 16,207 6,798 △ 9,409 26,641
コマーシャル・ペーパー - 3,000 3,000 -
未払費用・賞与引当金 9,155 11,232 2,077 ② 9,996
未払法人税等 2,492 1,921 △ 570 1,743
工事損失引当金 252 242 △ 10 194
その他 11,793 10,112 △ 1,681 9,214
固定負債 23,526 31,791 8,264 14,871
長期借入金 13,319 22,217 8,897 4,069
その他 10,207 9,573 △ 633 10,801
負債合計 72,955 78,395 5,440 74,600
純資産合計 119,670 121,767 2,096 119,240
負債純資産合計 192,625 200,162 7,536 193,840
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6.連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期
1Q実績 1Q実績 前同差
営業活動によるキャッシュ・フロー 623 2,232 +1,609
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 18,931 △ 1,545 +17,385
財務活動によるキャッシュ・フロー 17,304 1,695 △ 15,608
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 89 △ 21
現金及び現金同等物の増減額 △ 1,092 2,362
現金及び現金同等物の期首残高 22,157 24,587
現金及び現金同等物の四半期末残高 21,064 26,950
キャッシュ・フローのポイント
●営業活動によるキャッシュ・フロー
当期は2,232百万円の収入となりました。
なお、増収による入金の増加により、前同差は1,609百万円の増加となりました。
●投資活動によるキャッシュ・フロー
当期は自社製品や設備に関する投資により、1,545百万円の支出となりました。なお、前期はオフィス
スペース確保のための土地・建物取得などにより、18,931百万円の支出でした。
●財務活動によるキャッシュ・フロー
当期は借入により、1,695百万円の収入となりました。なお、前期は土地・建物取得に関する借入に
より、17,304百万円の収入でした。
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7.連結SI事業の受注高・受注残高
(単位:百万円)
2019年12月期 1Q実績
期首受注残高 前同比 受注高 前同比 売上高 前同比 期末受注残高 前同比
SI事業 合計 44,627 111.3% 55,372 115.0% 50,953 111.8% 49,046 114.9%
システム構築 31,330 114.1% 34,114 123.1% 32,629 116.9% 32,815 120.5%
組込系/制御系ソフトウェア 12,759 111.6% 16,456 113.7% 15,857 109.9% 13,357 116.3%
業務系ソフトウェア 18,570 116.0% 17,658 133.4% 16,771 124.3% 19,457 123.5%
プロダクト・サービス 13,297 105.2% 21,257 104.0% 18,323 103.8% 16,231 105.2%
プロダクト・サービス 10,795 111.1% 17,475 105.7% 14,752 107.2% 13,519 108.3%
アウトソーシング 2,501 85.5% 3,781 97.0% 3,571 92.0% 2,712 92.1%
受注高・受注残高のポイント
●システム構築分野のポイント ●プロダクト・サービス分野のポイント
・組込系/制御系ソフトウェア ・プロダクト・サービス
FA関連など機械制御系、自動車関連の受注が好調に ライセンス販売の受注が好調に推移し、期末受注残高は
推移し、期末受注残高は前同比116.3%となりました。 前同比108.3%となりました。
・業務系ソフトウェア ・アウトソーシング
グループ会社における流通・サービス向け、製造業向け、 グループ会社における流通・サービス向けの取引が減少し、
インターネットサービス向けを中心に受注が好調に推移し、 継続案件が減少したことなどにより、期末受注残高は前同比
期末受注残高は前同比123.5%となりました。 92.1%となりました。
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※ 本資料に掲載されている業績の見通し等将来に関する情報は、現在入手可能な情報に基づいて合理的と
判断したものです。実際の業績は市場動向、経済情勢など様々な要因の変化により大きく異なる可能性
があります。
また、資料配布の目的が、当社株式の保有継続および追加購入を推奨するものではないことも、併せて
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
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