2021年12月期 第1四半期
決算説明資料
2021年 5月 13日
目次
2021年12月期 第1四半期 決算
P2. 連結業績ハイライト
P4. 主なグループ会社売上高・営業利益
P5. 連結セグメント別売上高・営業利益
P6. 連結損益計算書
P7. 連結貸借対照表
P8. 連結キャッシュ・フロー計算書
P9. 連結ＳＩ事業の受注高・受注残高
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1.連結業績ハイライト
売上高はプロダクト・サービスおよびシステム構築分野の好調により増収
◇売上高はライセンス販売およびハードウェア製品販売を中心にプロダクト・サービスが好調に推移し、
業務系分野ではシステムインフラ構築が好調に推移したことにより、前同比110.4％の65,928百万円と
なりました。
営業利益は増収により増益
◇営業利益は、増収により前同比103.1%の4,598百万円となりました。
◇経常利益は、前同比113.3％の5,162百万円となりました。
◇親会社株主に帰属する四半期純利益は、前同比114.5％の2.908百万円となりました。
（単位：百万円）
2020年12月期 2021年12月期 2021年12月期
前同差 前同比
1Q実績 1Q実績 1Q計画 計画比
売上高 59,707 65,928 ＋6,221 110.4% 60,000 109.9%
営業利益 4,459 4,598 ＋139 103.1% 4,700 97.8%
営業利益率 7.1% 7.0% 7.8%
経常利益 4,556 5,162 ＋606 113.3% 4,800 107.6%
経常利益率 7.2% 7.8% 8.0%
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,539 2,908 ＋368 114.5% 2,600 111.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益率 4.1% 4.4% 4.3%
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連結営業利益の状況（1Q）
売上総利益の増減 販売管理費の増減
増収(＋6,221)
販売管理費の
増加
2021年12月期
1Q累計
原価率の増加 営業利益
2020年12月期
1Q累計
営業利益
+139
（前同比
103.1%）
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2.主なグループ会社売上高・営業利益
（単位：百万円）
2021年
12月期
売上高 営業利益
1Q実績 46,177 2,569 売上高は、業務系ではシステムインフラ構築や金融業向け開発、プロダクト・サービ
スではライセンス販売やハードウェア製品販売が好調に推移し、増収となりました。
富士ソフト 前同差 ＋6,049 △ 71 営業利益は、他社ハードウェア製品販売の増加および一過性の不採算案件の発生
や、引合拡大に伴う受注体制強化のための先行人員を増加したことにより、減益と
前同比 115.1% 97.3% なりました。
1Q実績 5,160 651 売上高は、国内CAEソリューションサービス事業、国内ITソリューションサービス事
業などが減収となりましたが、台湾、中国等の海外子会社の増収などにより、増収と
サイバネットシステム 前同差 ＋41 ＋109 なりました。営業利益は増収及び経費の減少等により増益となりました。
前同比 100.8% 120.1%
1Q実績 7,514 790 売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響により海外売上の減少はあったもの
の、国内小売業におけるＤＸのニーズの高まりと、既存顧客への更なる深耕が奏功
ヴィンクス 前同差 ＋11 ＋35 したことなどにより増収となりました。
営業利益は、生産性の向上などにより増益となりました。
前同比 100.2% 104.6%
1Q実績 3,717 402 売上高は、ソフトウェア開発事業における通信系開発案件が好調に推移したことに
加え、サービス事業では自社プロダクトによるコールセンター構築案件が好調に推
サイバーコム 前同差 ＋233 ＋88 移し増収となりました。また、営業利益については増収及び経費の減少等により増
益となりました。
前同比 106.7% 128.1%
売上高は、BPOサービスは官公庁、地方自治体の案件が堅調に推移し、増収となり
1Q実績 2,148 109
ました。コールセンターサービスは地方自治体、民間の案件が堅調に推移したもの
富士ソフト
前同差 △ 136 ＋16 の、官公庁案件の一部終了があり、全体でも減収となりました。
サービスビューロ 営業利益は、好採算となった案件が寄与し増益となりました。
前同比 94.0% 117.6%
※「2021年12月期1Q実績」欄には、各社2021年1～3月の実績を記載しています。
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3.連結セグメント別売上高・営業利益
（単位：百万円）
2021年12月期売上高 2021年12月期営業利益
前同差 前同比 前同差 前同比
1Q実績 構成比 1Q実績 営業利益率
全社計 65,928 100.0% ＋6,221 110.4% 4,598 7.0% ＋139 103.1%
SI事業 62,844 95.3% ＋6,500 111.5% 4,432 7.1% ＋191 104.5%
システム構築 35,590 54.0% ＋1,031 103.0% 2,804 7.9% △ 153 94.8%
組込系／制御系ソフトウェア 16,463 25.0% △ 681 96.0% 1,388 8.4% △ 303 82.1%
業務系ソフトウェア 19,127 29.0% ＋1,713 109.8% 1,416 7.4% ＋150 111.9%
プロダクト・サービス 27,253 41.3% ＋5,469 125.1% 1,627 6.0% ＋344 126.8%
プロダクト・サービス 23,858 36.2% ＋5,856 132.5% 1,339 5.6% ＋353 135.8%
アウトソーシング 3,395 5.1% △ 386 89.8% 288 8.5% △9 97.0%
ファシリティ事業 632 1.0% △ 57 91.7% 139 22.0% △ 41 77.0%
その他事業 2,451 3.7% △ 222 91.7% 26 1.1% △ 10 71.8%
セグメント別売上高のポイント
●組込系／制御系ソフトウェア ●プロダクト・サービス
売上高は、社会インフラが堅調に推移したものの、 売上高は、他社ライセンスおよびハードウェア製品販売
自動車関連およびモバイル系の減少により、前同比96.0％ が好調に推移し、前同比132.5％と増収となりました。
の減収となりました。 営業利益は、増収により前同比135.8%と増益になりま
営業利益は、減収により前同比82.1％と減益になりました。 した。
●業務系ソフトウェア ●アウトソーシング
売上高は、システムインフラ構築や金融業向けが好調に推 売上高は、海外顧客の店舗休業によるサービス利用料の
移し、前同比109.8％の増収となりました。 減少等により、前同比89.8％の減収となりました。
営業利益は、増収により前同比111.9%と増益になりまし 営業利益は、減収により前同比97.0％と減益になりまし
た。 た。
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4.連結損益計算書
（単位：百万円）
2020年12月期 2021年12月期 2021年12月期
1Q実績 1Q実績
前同差 前同比
1Q計画 計画比 損益計算書のポイント
売上高 59,707 65,928 +6,221 110.4% 60,000 109.9%
売上原価 45,741 51,665 +5,923 113.0% － － ① 売上原価率（ 78.4％）
売上原価率 76.6% 78.4% ① 他社ハードウェア製品販売の増加や
売上総利益 13,965 14,262 +297 102.1% － －
一過性の不採算案件などにより増加
売上総利益率 23.4% 21.6%
販売費及び一般管理費 9,506 9,664 +157 101.7% － －
販管費率 15.9% 14.7%
営業利益 4,459 4,598 +139 103.1% 4,700 97.8%
営業利益率 7.5% 7.0% 7.8%
営業外収益 142 467 +325 ② 328.3% － － ② 営業外収益（ +325百万円）
営業外費用 64 35 △ 28 55.0% － －
円安による為替差益などにより増加
持分法による投資損益 18 131 +113 ③ 718.6% － －
経常利益 4,556 5,162 +606 113.3% 4,800 107.6%
経常利益率 7.6% 7.8% 8.0%
特別利益 224 7 △ 216 3.5% － －
－ －
③ 持分法による投資損益（ +113百万円）
特別損失 292 26 △ 265 9.1%
税金等調整前当期純利益 4,487 5,143 +656 114.6% － － エース証券に関する持分法投資損益の増加
法人税等合計 1,388 1,614 +225 116.3% － －
当期純利益 3,099 3,529 +430 113.9% － －
非支配株主に帰属する四半期純利益 560 621 +61 111.0% － －
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,539 2,908 +368 114.5% 2,600 111.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益率 4.3% 4.4% 4.3%
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5.連結貸借対照表
（単位：百万円）
2020年12月期 2021年12月期
期末 1Q期末
前期末差 貸借対照表のポイント
流動資産 105,363 114,291 +8,928
現金及び預金 38,330 43,763 +5,433 ① ① 現金および預金（ +5,433百万円）
受取手形及び売掛金 52,750 58,354 +5,603 ② 短期借入金（ +3,052百万円）
有価証券 6,000 5,000 △ 1,000
業容拡大による運転資金の確保
たな卸資産 5,526 4,686 △ 840
その他 2,756 2,487 △ 268
固定資産 129,173 129,389 +216
有形固定資産 89,928 89,707 △ 220
無形固定資産 4,705 4,716 +10
② 受取手形及び売掛金（ +5,603百万円）
投資その他の資産 34,539 34,965 +425
支払手形及び買掛金（ +6,641百万円）
資産合計 234,537 243,681 +9,144
流動負債 68,751 74,840 +6,089 ハードウェア製品販売案件増による営業債権
支払手形及び買掛金 12,519 19,160 +6,641 ② および仕入の増加
短期借入金 24,156 27,209 +3,052 ①
未払費用・賞与引当金 10,801 11,555 +754
未払法人税等 3,155 2,092 △ 1,063
工事損失引当金 319 245 △ 73
その他 17,799 14,577 △ 3,222
固定負債 30,623 30,184 △ 438
長期借入金 20,515 20,339 △ 176
その他 10,107 9,845 △ 262
負債合計 99,374 105,025 +5,651
純資産合計 135,163 138,656 +3,493
負債純資産合計 234,537 243,681 +9,144
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6.連結キャッシュ・フロー計算書
（単位：百万円）
2020年12月期 2021年12月期
1Q実績 1Q実績 前同差
営業活動によるキャッシュ・フロー 326 3,245 +2,919
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 8,566 △ 32 +8,534
財務活動によるキャッシュ・フロー 10,929 1,807 △ 9,122
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 121 327
現金及び現金同等物の増減額 2,568 5,347
現金及び現金同等物の期首残高 26,158 37,450
現金及び現金同等物の四半期残高 28,726 42,798
キャッシュ・フローのポイント
●営業活動によるキャッシュ・フロー
当期は増収・増益に伴う入金増加により3,245百万円の収入となりました。
なお、前年に大型ライセンス調達の支出があったことや、当期に大型ハードウェア販売案件での収入があったことにより、
前同差は2,919百万円の増加となりました。
●投資活動によるキャッシュ・フロー
当期は定期預金の満期払い戻しによる収入があったものの、自社製品や設備関連の投資により32百万円の
支出となりました。
なお、前年にオフィスビル建設等の支出があったことにより、前同差は8,534百万円の増加となりました。
●財務活動によるキャッシュ・フロー
当期は運転資金のための借入により、1,807百万円の収入となりました。
なお、前年にオフィスビル建設等への資金調達があったことにより、前同差は9,122百万円の減少となりました。
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7.連結ＳＩ事業の受注高・受注残高
（単位：百万円）
2021年12月期 1Q実績
期首受注残高 前同比 受注高 前同比 売上高 前同比 期末受注残高 前同比
SI事業 合計 60,265 110.1% 64,261 105.6% 62,844 111.5% 61,681 104.1%
システム構築 35,768 102.5% 37,800 102.9% 35,590 103.0% 37,978 102.5%
組込系／制御系ソフトウェア 14,075 99.6% 16,927 95.2% 16,463 96.0% 14,539 98.5%
業務系ソフトウェア 21,693 104.5% 20,872 110.2% 19,127 109.8% 23,438 105.1%
プロダクト・サービス 24,496 123.6% 26,461 109.5% 27,253 125.1% 23,703 106.9%
プロダクト・サービス 22,412 130.8% 22,986 111.0% 23,858 132.5% 21,539 108.6%
アウトソーシング 2,084 77.7% 3,474 100.8% 3,395 89.8% 2,163 92.2%
受注高・受注残高のポイント
●システム構築分野のポイント ●プロダクト・サービス分野のポイント
・組込系/制御系ソフトウェア ・プロダクト・サービス
受注は、自動車関連やモバイル系の減少により、前同比 受注は、他社ライセンス販売およびハードウェア製品販売が
95.2％となりました。また、期末受注残高は前同比 好調に推移し、前同比111.0％となりました。また、期末受注
98.5%となりました。 残高は前同比108.6%となりました。
・業務系ソフトウェア ・アウトソーシング
受注は、製造業向けが減少したもの、流通・サービス 受注は、流通業向けサービスは減少したものの、
および官公庁向けなどが好調に推移し、前同比110.2％と 運用保守案件の増加により、前同比100.8%となりました。
なりました。また、期末受注残高は、前同比105.1％と また、期末受注残高は前同比92.2%となりました。
なりました。
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※ 本資料に掲載されている業績の見通し等将来に関する情報は、現在入手可能な情報に基づいて合理的と
判断したものです。実際の業績は市場動向、経済情勢など様々な要因の変化により大きく異なる可能性
があります。
また、資料配布の目的が、当社株式の保有継続および追加購入を推奨するものではないことも、併せて
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
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