9749 富士ソフト 2020-08-13 15:00:00
2020年12月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

2020年12月期 第2四半期
決算説明資料



                  2020年 8月 13日
目次




     P2. 2020年12月期第2四半期 連結業績
     P12. 上期業況




                 1      © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
1.連結業績ハイライト① (2Q累計1-6月実績)
  売上高はライセンス販売の増加とシステム構築分野が堅調に推移したことにより増収
◇売上高は、ライセンス販売を中心にプロダクト・サービスが好調に推移したことに加え、組込/制御系
 では社会インフラ、自動車関連、業務系では流通サービス業向け、製造業向けが堅調に推移したことに
 より、前同比107.9%の122,568百万円となりました。


  営業利益は増収により増益
◇営業利益は、増収により前同比126.2%の8,446百万円となりました。

◇経常利益は、前同比127.1%の8,677百万円となりました。

◇親会社株主に帰属する四半期純利益は、前同比103.5%の3,868百万円となりました。
                                                                                 (単位:百万円)
                    2019年12月期    2020年12月期                                2020年12月期
                                              前同差      前同比
                    2Q累計実績 2Q累計実績                             2Q累計計画                      計画比
売上高                    113,556 122,568        +9,012   107.9%    116,500                      105.2%
営業利益                     6,693   8,446        +1,753   126.2%      6,700                      126.1%
         営業利益率            5.9%         6.9%                                   5.8%
経常利益                     6,825        8,677   +1,851   127.1%               6,850             126.7%
         経常利益率            6.0%         7.1%                                   5.9%
親会社株主に帰属する四半期純利益         3,736        3,868    +131    103.5%               3,850             100.5%
親会社株主に帰属する四半期純利益率         3.3%         3.2%                                   3.3%

                                         2               © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
連結営業利益の状況(1-6月)
    売上総利益の増加         販売管理費の抑制




               人件費・採用研修費・教育訓練費
               ・業務委託費・調査研究費




                                                               +1, 753
                                                               (前同比
                     地代家賃・事務用品費                                126.2%)




                      3           © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
1.連結業績ハイライト②(2Q区間4-6月実績)
 売上高は前同比107.7%と増収

 売上原価率は77.4%に増加
◇売上原価は、リモートワークの普及などに関連するライセンス販売の増加などにより、77.4%になりま
 した。(前期:76.8%)

 販売費及び一般管理費は前年同期より574百万円減少
◇販売費及び一般管理費は、採用数の抑制による研修・教育関連費用および、新型コロナウイルス感染症の
 影響による国内外の出張・移動に係る費用の減少により、前年同期より574百万円減少となりました。
◇上記により、営業利益は前同比145.0%の3,986百万円となりました。

                                                                           (単位:百万円)
                 2020年12月期                       2020年12月期
                               前同差      前同比                          前同差             前同比
                  1Q実績                           2Q区間実績
売上高                  59,707    +4,493   108.1%       62,861            +4,519          107.7%
売上原価                 45,741    +3,995   109.6%       48,638            +3,855          108.6%
         売上原価率         76.6%                              77.4%
売上総利益                 13,965    +498    103.7%         14,222           +663           104.9%
販売費及び一般管理費             9,506    △ 16     99.8%         10,236           △ 574           94.7%
営業利益                   4,459    +515    113.1%          3,986          +1,237          145.0%
         営業利益率          7.5%                               6.3%

                                4                   © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
2.主なグループ会社売上高・営業利益
                                                                                                    (単位:百万円)
                 2020年
                 12月期
                         売上高         営業利益
               2Q累計実績      82,613      4,444 売上高は、組込/制御系では社会インフラ、自動車関連、業務系では流通・サービス
                                             業向け、製造業向け、システムインフラ構築やインターネットサービス分野を中心に
   富士ソフト         前同差      +10,173     +1,329 システム構築事業が好調に推移しました。また、プロダクト・サービスも他社ライセン
                                             ス販売が好調に推移し、増収となりました。営業利益は、増収や販管費の抑制によ
                 前同比        114.0%    142.7% り増益となりました。

               2Q累計実績      11,871      2,031 売上高は、国内CAEソリューションサービス事業、マレーシア子会社等が減収となり
                                              ましたが、国内ITソリューションサービス事業、台湾およびベルギーの海外子会社が
サイバネットシステム       前同差         +72       +406 堅調に推移し、増収となりました。営業利益は増収及び経費の減少等により増益と
                                              なりました。
                 前同比        100.6%     125.0%
                                                売上高につきましては、小売業におけるキャッシュレス化、マルチベンダー化(ハードウェア
               2Q累計実績      14,082      1,122 とソフトウェアの分離)のニーズの高まりにより、パッケージ等の開発売上が増加しました。
   ヴィンクス         前同差       △ 182       +160 一方、新型コロナウイルスによる顧客の店舗休業および店舗展開計画の延伸により、ハー
                                              ドウェア販売等の売上は減少し、減収となりました。利益面につきましては、開発生産性の
                 前同比         98.7%     116.7% 向上により、増益となりました。

               2Q累計実績       6,863        419 売上高は、サービス事業における構築系案件やソフトウェア開発事業における通信
                                            (5G)系案件などにより増収となりました。
  サイバーコム         前同差         +52        +85 営業利益は、原価率改善により増益となりました。

                 前同比        100.8%     125.6%

               2Q累計実績       4,637        332 売上高は、コールセンターサービスでは官公庁・地方自治体、民間ともに堅調に推
                                             移しました。BPOサービスでは地方自治体を中心に受注を伸ばしましたが、官公庁
  富士ソフト
                 前同差      △ 1,470      △ 70 向け大型BPO業務の受注ができなかったことにより、大幅な減収となりました。
サービスビューロ                                     営業利益は、減収により減益となりました。
                 前同比         75.9%     82.5%

※「2020年12月期2Q累計実績」欄には、各社2020年1~6月の実績を記載しています。




                                                  5                © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
3.連結セグメント別売上高・営業利益
                                                                                                   (単位:百万円)
                       2020年12月期売上高                                2020年12月期営業利益
                                            前同差           前同比                                   前同差          前同比
                      2Q累計実績       構成比                             2Q累計実績       営業利益率
全社計                      122,568   100.0%    +9,012       107.9%       8,446           6.9%      +1,753        126.2%
SI事業                     115,936    94.6%   +10,568       110.0%       7,796           6.7%      +2,256        140.7%
   システム構築                 67,133    54.8%    +2,355       103.6%       4,052           6.0%      +1,015        133.4%
     組込系/制御系ソフトウェア        33,077    27.0%       +1,354    104.3%       2,387           7.2%         +668       138.9%
          業務系ソフトウェア       34,056    27.8%       +1,001    103.0%       1,664           4.9%         +346       126.3%
   プロダクト・サービス             48,803    39.8%       +8,213    120.2%       3,743           7.7%      +1,241        149.6%
         プロダクト・サービス       41,683    34.0%       +8,348    125.0%       3,254           7.8%      +1,186        157.4%
           アウトソーシング        7,119    5.8%         △ 134     98.1%         489           6.9%          +54       112.5%
ファシリティ事業                   1,327    1.1%         △ 131     91.0%         459          34.6%        △ 173         72.6%
その他事業                      5,304    4.3%        △ 1,424    78.8%         190           3.6%        △ 330         36.6%


  セグメント別売上高のポイント
 ●組込系/制御系ソフトウェア                                    ●プロダクト・サービス
 売上高は、社会インフラ系、自動車関連が堅調に推移した                        売上高は、他社ライセンス販売、自社プロダクトの販売
 ことにより、前同比104.3%と増収になりました。営業利                      が好調に推移し、前同比125.0%と増収となりました。
 益は、増収により                                          営業利益は、増収により前同比157.4%と増益になりま
 前同比133.4%と増益になりました。                               した。

 ●業務系ソフトウェア                                        ●アウトソーシング
 売上高は、流通・サービス向け、製造業向け、システムイ                        売上高は、海外顧客の店舗休業によるサービス利用料の
 ンフラ構築やインターネットビジネス分野が堅調に推移し、                       減少等により、前年同比98.1%の減収となりました。
 前同比103.0%の増収となりました。営業利益は、増収に                      営業利益は、前期に事業所移転などの支出があったこと、
 より前同比126.3%と増益になりました。                             当期は販管費を抑制したことなどにより前同比112.5%
                                                   の増益となりました。
                                            6                          © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
 4.連結損益計算書
                                                                         (単位:百万円)

                    2019年12月期
                    2Q累計実績
                                2020年12月期
                                2Q累計実績
                                            前同差           前同比
                                                                       2020年12月期
                                                                     2Q累計計画     計画比
                                                                                          損益計算書のポイント
売上高                   113,556     122,568    +9,012       107.9%      116,500 105.2%
売上原価                   86,529      94,380    +7,851       109.1%            -      -     ① 売上原価率(77.0%)
          売上原価率         76.2%       77.0%     ①                                          他社製品を中心としたライセンス販売の
売上総利益                  27,027      28,188    +1,161       104.3%           -        -    増加
         売上総利益率         23.8%       23.0%
販売費及び一般管理費             20,334      19,742    △ 591    ②   97.1%            -        -
            販管費率        17.9%       16.1%
営業利益                    6,693       8,446    +1,753       126.2%        6,700   126.1%
          営業利益率          5.9%        6.9%                                5.8%            ② 販売費及び一般管理費(△591百万円)
営業外収益                     268         416     +147        154.9%           -        -
                                                                                         人材投資コストの減少および国内外の出
営業外費用                     196         185     △ 11        94.2%            -        -
                                                                                         張・移動費用の減少
持分法による投資損益                 60           -     △ 60               -         -        -
経常利益                    6,825       8,677    +1,851       127.1%        6,850   126.7%
          経常利益率          6.0%        7.1%                                5.9%
特別利益                       86         224     +137        257.8%           -        -
特別損失                       83       1,064     +981    ③          -         -        -    ③ 特別損失(+981百万円)
税金等調整前四半期純利益            6,829       7,836    +1,007       114.8%           -        -
                                                                                         投資有価証券評価損、新型コロナウイル
法人税等合計                  2,019       2,760     +740        136.7%           -        -
                                                                                         ス感染症対策費用、事務所移転費用など
四半期純利益                  4,809       5,076     +266        105.5%           -        -    の増加
非支配株主に帰属する四半期純利益        1,072        1208     +135        112.6%           -        -
親会社株主に帰属する四半期純利益        3,736       3,868     +131        103.5%        3,850   100.5%
親会社株主に帰属する四半期純利益率        3.3%        3.2%                                3.3%




                                                             7                            © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
5.連結貸借対照表
                                                                    貸借対照表のポイント
                                                      (単位:百万円)
               2019年12月期    2020年12月期                 2019年12月期
                                         前期末差
                 期末          2Q期末                     2Q期末(参考)
流動資産               88,009       97,746    + 9,737 ①       84,274   ① 流動資産( +9,737百万円)
 現金及び預金            22,278       30,830    + 8,551         23,274
                                                                    受注増による現預金や売上債権の増加
 受取手形及び売掛金         49,570            -   △ 49,570         45,851
 有価証券               7,000        7,500      + 500          7,000
 たな卸資産              5,930        6,136      + 206          4,637
 その他                3,229       53,279   + 50,049          3,510
固定資産              119,609      125,181    + 5,572 ②      115,216   ② 固定資産( +5,572百万円)
 有形固定資産            86,334       89,787    + 3,453         81,872
 無形固定資産             4,043        4,485      + 442          4,599    体制強化によるオフィススペース確保のための
 投資その他の資産          29,231       30,909    + 1,677         28,744    ビル建設資産
資産合計              207,618      222,928   + 15,310        199,491
流動負債               48,106       60,516   + 12,409         43,750
 支払手形及び買掛金         13,361            -   △ 13,361         12,668
 短期借入金              4,159       22,295   + 18,135          6,171
 コマーシャル・ペーパー        3,000            -    △ 3,000              -
 未払費用・賞与引当金        10,476        9,665     △ 810    ③     10,019   ③ 流動負債( +12,409百万円)
 未払法人税等             3,534        2,734     △ 800           2,857     固定負債( △445百万円)
 工事損失引当金              194          158      △ 36             188
 その他               13,380       25,663   + 12,283         11,843    コロナ禍の影響を踏まえた運転資金確保による短期
固定負債               32,691       32,246     △ 445          33,002    資金調達の増加と長期借入金の減少
 長期借入金             22,618       22,272     △ 345          23,097
 その他               10,073        9,973      △ 99           9,905
負債合計               80,797       92,762   + 11,964         76,753
純資産合計             126,820      130,166    + 3,345        122,737
負債純資産合計           207,618      222,928   + 15,310        199,491



                                                           8                   © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
6.連結キャッシュ・フロー計算書
                                                                         (単位:百万円)
                             2019年12月期     2020年12月期
                             2Q累計実績        2Q累計実績                        前同差
営業活動によるキャッシュ・フロー                   7,639             5,235                    △ 2,404
投資活動によるキャッシュ・フロー                 △ 2,576          △ 10,032                    △ 7,455
財務活動によるキャッシュ・フロー                 △ 1,116            13,733                    +14,850
         現金及び現金同等物に係る換算差額           △ 90              △ 15
             現金及び現金同等物の増減額         3,856             8,921
           現金及び現金同等物の期首残高         24,587              26,158
現金及び現金同等物の四半期末残高                  28,444              35,079


  キャッシュ・フローのポイント
 ●営業活動によるキャッシュ・フロー
  当期は5,235百万円の収入となりました。
  なお、法人税等の支払いが増加したことにより、前期より2,404百万円の減少となりました。
 ●投資活動によるキャッシュ・フロー
  当期はオフィススペース確保のための建設費用などにより、10,032百万円の支出となりました。

 ●財務活動によるキャッシュ・フロー
  当期は運転資金等に関する借入により、13,733百万円の収入となりました。

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7.連結SI事業の受注高・受注残高
                                                                                  (単位:百万円)
                                        2020年12月期 2Q累計実績
                   期首受注残高 前同比 受注高             前同比 売上高          前同比 期末受注残高                     前同比
SI事業 合計               54,712 122.6% 119,624   105.6% 115,936   110.0% 58,399                   111.2%
  システム構築              34,899 111.4% 67,015     97.5%  67,133   103.6% 34,781                    98.5%
   組込系/制御系ソフトウェア      14,138 110.8% 33,170    101.4%  33,077   104.3% 14,231                   103.5%
   業務系ソフトウェア          20,761 111.8% 33,845     93.9%  34,056   103.0% 20,549                    95.4%
  プロダクト・サービス          19,812 149.0% 52,609    118.1%  48,803   120.2% 23,618                   137.0%
   プロダクト・サービス         17,130 158.7% 45,902    124.9%  41,683   125.0% 21,349                   150.4%
   アウトソーシング            2,681 107.2%   6,706    86.1%   7,119    98.1%  2,268                    74.6%



  受注高・受注残高のポイント
●システム構築分野のポイント                      ●プロダクト・サービス分野のポイント
・組込系/制御系ソフトウェア                      ・プロダクト・サービス
 社会インフラ系の受注が好調に推移し、期末受注残高は           他社ライセンス製品の受注が好調に推移し、期末受注残高は
 前同比103.5%となりました。                    前同比150.4%となりました。

・業務系ソフトウェア                          ・アウトソーシング
 製造業向けおよびその他業務系の受注は好調に推移した           運用保守案件や流通業向けサービスの受注の減少により、
 ものの、流通・サービス向け、金融業向けの減少により、          期末受注残高は前同比74.6%となりました。
 期末受注残高は前同比95.4%となりました。




                                   10                    © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
8.配当について
 中間配当金は期初予想どおり1株28円

 •   中間配当については、創立50周年記念配当5円を含めて期初の予想通り28円/株と
     いたします。
 •   期末配当についても、期初の予想23円/株から変更ありません。


      ■ 中間配当(記念配当含む)                              (単位:円)
                  2020年12月期    直近の
                   第2四半期末     配当予想           前期実績
      1株当たり配当金     28.00円     28.00円        20.00円



      ■ 期末配当予想                                    (単位:円)
                  2020年12月期    直近の
                      期末      配当予想           前期実績
      1株当たり配当金     23.00円     23.00円        22.00円



                         11            © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
上期業況




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2020年度上期の取り組み成果

  経営のポイント               2020年度上期の実績・成果

新技術への果敢な取り組み                 FA分野などで投資抑制の動きもあるもの
「AIS-CRM」                    の、デジタルトランスフォーメーションへ
                             の投資は継続

付加価値の高いシステム                  ECなどのインターネットサービス分野や
インテグレーション事業の推進               ITインフラ分野の好調が継続

                 コロナ禍
人材強化と受託開発事業の                 在宅勤務などへの切り替えにより生産活動
                 影響と
確実な成長                        を継続
                  対策

プロダクト事業の積極推進                 リモートワークなど急速に需要が拡大する
                             IT投資ニーズへの対応を加速



グループ全体での成長と                  多くのグループ会社が増益を確保
積極的なグローバル展開




                        13          © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
コロナでの影響概観と今後について
             影響を受けている代表的なマーケット状況
機械製造業系(自動車含む):各社業績影響         システムインフラ構築・インターネットサービス
による投資抑制傾向                    分野:多少進捗への影響あるも好調(P15-16)

金融系・流通系:DX化の流れは変わらない         社会基盤・通信関係:多少進捗への影響あるも好
ものの、一部に投資抑制や需要減あり            調

公共系:システム開発については、影響ない。        PC関連、在宅系ライセンス等:好調
GIGAスクール対応等で、プロダクト販売         WiFiルータビジネス:在宅対応等のために好調
などが好調                        ★商品調達が課題
海外ビジネスについては、停滞傾向

      業務推進体制                         今後の見通し
社員(複数)が新型コロナウイルスに感染          マーケット状況
★社内での緊急事態宣言(2/17~継続中)        ★機械製造業・サービス業を中心に、海外含めて、
★在宅、オフピーク等を駆使                 投資回復は見通せない状況
★緊急体制から常態へ                   ★コロナでのDX化の後押しとなった部分について
★生産性・品質・ルール等の評価・見直し           は、投資は継続拡大
★グループ各社:各業態に応じた体制整備を         在宅関連
 継続                          ★緊急事態宣言下でも十分な成果
                             ★さらなる改善・改良実施して問題無く推進
  先行投資・経費等への影響
                             コスト等
移動費用の削減                      ★移動等のコスト抑制傾向は継続
人材投資コストの減少                   ★リモート環境や生産性向上投資へは積極投資実施
                        14            © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
ITインフラ分野
VMware 2020 パートナー オブ ザ イヤー賞   受賞        APN プレミアコンサルティングパートナー認定取得

• クラウド プラットフォーム トランスフォーメー               • AWSパートナーネットワーク(以下 APN)におい
  ション部門でパートナー オブ ザ イヤー賞を受賞                て、最上位となるAPNプレミアコンサルティング
  (アジア パシフィックおよび日本地域)                     パートナーに認定
• お客様のクラウド移行を、ハイブリッド クラウド、              • 1,000台以上のサーバーを有するデーターセンター
  パブリック クラウド、マルチクラウドを問わずに                 や、グローバル最大規模のVMware Cloud on
  促進する当社の技術力を評価                           AWSの構築、サーバーレスアーキテクチャーを用
                                          いたIoT基盤の構築実績などにより、デジタルトラ
                                          ンスフォーメーション技術を評価


 クラウド分野における技術力向上とパートナー協業が進展し、事業成長が加速
• システムインフラ構築分野
  上期売上高成長率(単体)
                                             新常態に関連したニーズ拡大へ


                                         VMware
                                        • 大型案件受注などで引続き好調
              前同比                       • リモートワークの普及に伴い、仮想環境の活用がさらに拡大
                                          する見込み
              130%
              ペース                        AWS
                                        • AWSなどのクラウドサービスに関しても、コロナ禍を受けて
                                          全体的に利用拡大の方向へ
    2019年度上期累計      2020年度上期累計

                                   15               © 2020 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
ネットビジネス分野(EC)
EC市場の拡大
  マーケットの拡大(約362兆円※)
                                  協調と独自性への対応            アマゾンエフェクト
  独自サイトの強化 ※「我が国におけるデータ駆動型社会
  競争激化      に係る基盤整備」経済産業省,2019年


      有力パートナーの必要性                             当社の実績・強み
                                       +ECビジネスに関するノウハウ・人材
大規模EC開発の対応力
                                       + 新たな技術領域でのアドバンテージ
競争力強化に向けた専門的な支援                         (AI、サイバーセキュリティ、モバイル…)
                                             対応人材の育成を継続

 コロナ禍による巣ごもり消費を背景に、中長期的な成長トレンド持続へ
• EC分野上期売上高成長率(単体)                      コロナ禍により一部に案件延期などの影響が
                                        あったものの、高成長が継続


                                        消費者向けECサイト構築(B to C)
              前同比
              120%                     • 一部案件の延期があったものの影響は限定的で引続き好調

              ペース
                                        事業者向けECサイト構築(B to B)
                                       • 市場拡大を背景にリニューアルおよび改修案件を中心に好調
    2019年度上期累計      2020年度上期累計
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車載ソフトウェア(Automotive)
 コロナ禍によりCASE分野の投資抑制・延期が見られ市場環境に不透明感

CASE分野・その他分野の動向

• 上期売上高成長率(単体:分野別集計ベース)
                                       • CASE分野の中長期的な開発需要
 CASE分野:景況感悪化により投資鈍化傾向                   は延期などにより潜在化
  その他分野:コロナ影響前の受注案件あり
                                       • その他分野での投資抑制見込み


                                     需要動向に応じた開発体制の最適化
            前同比
            111%                     • お客様投資動向や技術分野毎の需要を見極め
                                       ながら、開発体制などを柔軟に見直し


            前同比                      先進性の高い高付加価値分野への取り組みは継続
            112%                     • モデルベース開発
                                     • AutomotiveSPICE、ISO26262
                                     • ドライブシミュレーション
   2019年度上期累計      2020年度上期累計
       CASE分野(※)      その他

      ※自動車に関する新しい技術・サービス領域
       (コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)
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プロダクト・サービス分野の状況(売上高)
【プロダクト・サービス売上高】
                                   伸長率
                                   +25%




                       2019年2Q累計          2020年2Q累計

 プロダクト・サービス内訳
  【自社プロダクト売上高】           【ライセンスビジネス売上高】                             【物販等】

       +51%                        +46%                                 +3%




 2019年2Q累計 2020年2Q累計     2019年2Q累計 2020年2Q累計          2019年2Q累計 2020年2Q累計
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自社プロダクト
SIMフリー市場における現行機種 FS030Wは好調に推移、製品ライン強化により成長持続へ
•   販売台数は好調に推移、現行モデルではSIMフリー向けモバイルルータシェア第1位
【SIMフリー向けモバイルルータシェア(2020年3月/当社調べ)】




                  1位:
          他社合計
                 富士ソフト
           50%
                  50%
                                         【当社製品モデル別販売台数推移】




新モデルとして一台二役(モバイル用/ホームルータ用)で使用可能なFS040Wを販売開始
•   外出先でのテレワークや在宅勤務などの働き方多様化に応える新ラインナップを2020年7月販売開始




    今後もウィズコロナ・アフターコロナに対応する新製品・新サービスを展開予定
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※ 本資料に掲載されている業績の見通し等将来に関する情報は、現在入手可能な情報に基づいて合理的と
  判断したものです。実際の業績は市場動向、経済情勢など様々な要因の変化により大きく異なる可能性
  があります。
  また、資料配布の目的が、当社株式の保有継続および追加購入を推奨するものではないことも、併せて
  ご理解いただきますようお願い申し上げます。

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