9746 TKC 2021-05-07 16:00:00
令和3年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和3年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和3年5月7日
上場会社名 株式会社TKC 上場取引所 東
コード番号 9746 URL https://www.tkc.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)飯塚 真規
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 執行役員 経営管理本部長 (氏名)中西 清嗣 TEL 03-3235-5511
四半期報告書提出予定日 令和3年5月10日 配当支払開始予定日 令和3年6月14日
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.令和3年9月期第2四半期の連結業績(令和2年10月1日~令和3年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
3年9月期第2四半期 33,372 △5.0 7,906 13.1 8,086 13.1 5,495 16.6
2年9月期第2四半期 35,137 10.0 6,991 49.4 7,149 47.4 4,712 36.0
(注)包括利益 3年9月期第2四半期 6,319百万円 (53.7%) 2年9月期第2四半期 4,112百万円 (65.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
3年9月期第2四半期 104.42 -
2年9月期第2四半期 89.66 -
(注)1.売上高が前期と比較し減少しているのは、令和3年9月期の期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用
したためであり、その詳細は17ページの4.四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)をご覧
ください。
2.当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期純利益を算定しております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
3年9月期第2四半期 101,067 81,611 80.7
2年9月期 97,671 77,075 78.9
(参考)自己資本 3年9月期第2四半期 81,611百万円 2年9月期 77,075百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2年9月期 - 55.00 - 65.00 120.00
3年9月期 - 65.00
3年9月期(予想) - 32.50 -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2.当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。令和2年9月期
及び令和3年9月期第2四半期については、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。また、
令和3年9月期(予想)の1株当たり期末配当金は、当該株式分割の影響を考慮した金額を記載し、年間配当
金合計は「-」として記載しております。株式分割を考慮しない場合の令和3年9月期(予想)の1株当たり
期末配当金は65円となります。
3.令和3年9月期の連結業績予想(令和2年10月1日~令和3年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円百万円 % % 円 銭
通期 66,000 △2.7 11,400 0.2 11,700 0.1
7,850 0.4 149.36
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。令和3年9月期
の業績予想における1株当たり当期純利益については、当該株式分割の影響を考慮しております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 3年9月期2Q 53,462,066株 2年9月期 53,462,066株
② 期末自己株式数 3年9月期2Q 751,814株 2年9月期 906,630株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 3年9月期2Q 52,625,150株 2年9月期2Q 52,561,655株
(注)1.当社は役員報酬BIP信託を導入しており、当該信託が保有する当社株式は、期末自己株式数及び期中平均株式数(四半期累
計)の算定上控除する自己株式に含めております。
2.当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株
式分割が行われたと仮定し、期末発行済株式数、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づ
いており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたって
の注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)11ページ「連結業績予想に関する定性的情報」をご覧ください。
㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
4.補足情報
(1)令和3年9月期第2四半期の個別業績(令和2年10月1日~令和3年3月31日)
① 個別経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
3年9月期第2四半期 31,089 △4.2 7,724 16.5 7,911 16.3 5,383 19.9
2年9月期第2四半期 32,445 10.5 6,629 53.3 6,799 49.0 4,491 35.7
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
3年9月期第2四半期 102.29 -
2年9月期第2四半期 85.44 -
(注)1.売上高が前期と比較し減少しているのは、令和3年9月期の期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用
したためであり、その詳細は17ページの4.四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)をご覧
ください。
2.当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期
首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期純利益を算定しております。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
② 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
3年9月期第2四半期 93,442 79,040 84.6
2年9月期 89,767 74,714 83.2
(参考)自己資本 3年9月期第2四半期 79,040百万円 2年9月期 74,714百万円
(2)令和3年9月期の個別業績予想(令和2年10月1日~令和3年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 経常利益 当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 61,500 △2.5 11,150 0.4 7,620 2.0 144.98
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。令和3年9月期
の業績予想における1株当たり当期純利益については、当該株式分割の影響を考慮しております。
㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
Ⅰ 当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
1.経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
2.連結財政状態に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………… 10
3.連結業績予想に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………… 11
Ⅱ 四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 12
1.四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 12
2.四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 14
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 14
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 15
3.四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………… 16
4.四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 17
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 17
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 17
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 17
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 17
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 18
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
Ⅲ 補足情報(参考) ……………………………………………………………………………………………………… 20
四半期個別財務諸表
1.四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 20
2.四半期損益計算書(第2四半期累計期間) ……………………………………………………………………… 22
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
Ⅰ 当四半期決算に関する定性的情報
1.経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(以下、当第2四半期)におけるわが国の経済環境は、世界的に拡大して
いる新型コロナウイルス(以下、コロナウイルス)の感染拡大の影響で依然として厳しい状況にありま
す。国内においても、感染防止策を講じながら経済活動を行うことを余儀なくされ、慎重な判断が求め
られる状況が続くものと考えております。
このような経済環境のもと、当社は第54期に掲げた「顧客の支援に全力を傾注する方針」を継続し、
システム開発やサービスの提供に努めてまいりました。
会計事務所事業部門では、当社のお客さまである税理士および公認会計士(以下、TKC会員)が中
小企業の伴走型の支援者として、関与先企業の資金繰りや経営助言に取り組むための支援を実施しまし
た。これに併せて、TKC会員事務所が関与先企業からの委託にもとづいて、決算書などを電子申告と
同時に金融機関に開示する「TKCモニタリング情報サービス」の普及に努め、令和3年3月末時点に
おいて利用件数は26万件を突破しました。
地方公共団体事業部門では、令和2年10月23日に厚生労働省から事務連絡「新型コロナウイルス感染
症ワクチン接種体制確保事業実施要綱」などが発出されたことを受け「予防接種台帳システム等のシス
テム改修」「ワクチン接種券(クーポン券)の発行サービス」「接種予約・受付システム」等の提供を
開始しました。
これらの活動の結果、当第2四半期における株式会社TKCとその連結子会社等6社を含む連結グル
ープの経営成績は、売上高が33,372百万円(前期比5.0%減)、営業利益は7,906百万円(同13.1%
増)、経常利益は8,086百万円(同13.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,495百万円(同
16.6%増)となりました。
売上高が前期と比較して減少した理由は、令和3年4月1日以降開始事業年度から上場企業に強制適
用される「収益認識に関する会計基準(以下、収益認識基準)」を当社が早期適用したことによるもの
です。収益認識基準を適用した結果、売上高は同基準を適用していなかった場合と比較して、1,135百
万円減少しております。なお、当社が収益認識基準を早期適用した理由は、同基準を適用する過程で得
たノウハウを取りまとめ、上場企業向けコンサルティング・サービスとして提供することにあります。
当第2四半期における事業部門別の売上高の推移は以下のとおりです。
(1)第2四半期業績の推移
①会計事務所事業部門の売上高の推移
会計事務所事業部門における売上高は22,466百万円(前期比4.4%減)、営業利益は5,990百万円
(同11.7%増)となりました。売上高の内訳は以下のとおりです。
なお、収益認識基準を適用した結果、売上高は同基準を適用していなかった場合と比較して、876
百万円減少し、営業利益は262百万円増加しております。
1)コンピューター・サービス売上高は、前期比1.6%増となりました。これは中堅企業においてDX
(Digital Transformation)への取り組みが加速する中で、販売管理システムや給与計算システ
ムといった業務システムと会計データを連携できる「中堅企業向けクラウド型統合会計情報シス
テム(FX4クラウド)」の導入が進んでいること、会計事務所において「税理士事務所オフィ
ス・マネジメント・システム(OMSクラウド)」と外出先・在宅で業務を遂行できる「OMS
モバイル」の採用が増加していることによります。
2)ソフトウエア売上高は、前期比6.6%増となりました。これは、「中堅企業向けクラウド型統合会
計情報システム(FX4クラウド)」をはじめとする電子帳簿保存法の要件に完全準拠した財務
会計システムの顧客数が増加したことや、令和2年4月から資本金1億円超の法人に電子申告が
義務化されたことに伴い、大企業向けの「法人電子申告システム(ASP1000R)」の顧客数が順調
に伸展していることなどによります。
なお、収益認識基準を適用した結果、売上高は同基準を適用していなかった場合と比較して、266
百万円増加しております。これは、出荷時に売上高を一括して認識していたソフトウエアのう
ち、期間按分適用するソフトウエアを月別に認識するように変更したためです。また、この差異
は、収益認識基準適用初年度限りとなります。
3)ハードウエア売上高は、前期比19.4%減となりました。これはマイクロソフト社によるWindows7の
サポートが令和2年1月に終了したことで、前期にパソコンの買い換え需要が一巡したため、パ
ソコンの販売台数が例年並みに推移していることによります。
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
4)サプライ用品売上高は、前期比67.0%減となりました。在宅勤務用の事務機器や感染予防用品の販
売は好調だったものの、会計事務所に提供している会計伝票や事務機器の取引が収益認識基準に
おける「代理人取引」に該当することから、売上高は同基準を適用していなかった場合と比較し
て、1,099百万円減少したことなどによります。
5)なお、営業利益が前期と比較して改善したのは、顧客のサポートをWeb会議システムによるリモ
ートサポートに切り替えたことに伴い出張旅費が減少したことや、マーケティング活動をWeb
セミナーに切り替えたことによりセミナー開催費用が減少したことなどによります。
②地方公共団体事業部門の売上高の推移
地方公共団体事業部門における売上高は9,358百万円(前期比4.8%減)、営業利益は2,028百万円
(同22.7%増)となりました。売上高の内訳は以下のとおりです。
なお、収益認識基準を適用した結果、売上高は同基準を適用していなかった場合と比較して、233
百万円減少し、営業利益が163百万円増加しております。
1)コンピューター・サービス売上高は、前期比12.0%増となりました。これは、令和2年度にシステ
ムを本稼働させた新たな顧客のアウトソーシングサービス売上高やデータセンター利用料が増加
したこと、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種体制確保事業におけるクーポン券等の発行
業務を受託したことなどによります。
2)ソフトウエア売上高は、前期比21.0%減となりました。これは、前期に計上した幼児教育の無償化
に伴うシステム改修費など法律改正に伴う一時的な売上高が前期に比べ減少したことによりま
す。なお、収益認識基準を適用した結果、売上高は同基準を適用していなかった場合と比較し
て、109百万円減少しております。
3)コンサルティング・サービス売上高は、前期比12.2%減となりました。これは、収益認識基準の適
用に伴う初年度特有の経理処理(前期以前の開発原価を累積的影響額として計上)を行ったこと
によります。なお、収益認識基準を適用した結果、売上高は同基準を適用していなかった場合と
比較して、122百万円減少しております。
4)ハードウエア売上高は前期比10.3%増となりました。これは、顧客のサーバー機器や周辺機器等の
更改が前期と比較して増加したことなどによります。
5)なお、営業利益が前期と比較して増加したのは、顧客のサポートおよび提案活動をWeb会議シス
テムによるリモートサポートに切り替えたことに伴い、出張旅費が大幅に減少したことなどによ
ります。
③印刷事業部門(子会社:株式会社TLP)の売上高の推移
印刷事業部門における売上高は1,547百万円(前期比13.9%減)、営業損失は117百万円(前期は営
業損失17百万円)となりました。売上高の内訳は以下のとおりです。
なお、収益認識基準を適用した結果、売上高は同基準を適用していなかった場合と比較して、25百
万円減少しておりますが、営業損益への影響はありません。
1)データ・プリント・サービス(DPS)関連商品の売上高は、前期比7.8%減となりました。これ
は、コロナウイルスの影響で民間企業が販促用のダイレクトメール(DM)等の発注を抑える傾
向が続いていることなどによります。
2)ビジネスフォーム関連の売上高は、前期比10.7%減となりました。これは、コロナウイルスの影響
で各社のデジタル化による帳票出力の減少に拍車がかかり、ビジネス帳票の需要が減退している
ことによります。
3)商業美術印刷(カタログ、チラシ、書籍等)関連の売上高は、前期比18.2%減となりました。これ
は、コロナウイルスの影響によるイベントなどの中止や延期、Webセミナー等への切り替えが
続いており、イベントなどで必要とされる資料やチラシ印刷などの需要が減退していることによ
ります。
(2)全社に関わる重要な事項
①コロナウイルスの感染防止と新しい働き方への対応
コロナウイルスの収束が見通せない中、当社は顧客へのサービス提供を継続するため、以下の感染
防止と新しい働き方への対応に取り組んでいます。
1)クラウドサービス、帳表印刷サービスやヘルプデスクサービスを継続して提供できるよう、事業継
続のための体制強化(重要事業所への社外関係者の立ち入り禁止、データセンターを遠隔拠点か
らリモート操作するためのインフラ整備)を前期から継続しています。
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
2)在宅勤務制度、時差通勤制度を導入し、緊急事態宣言の対象地域については出勤割合の目標を30%
としています。それ以外の地域については、出勤率70%(開発部門は40%)を目標としていま
す。また、顧客のサポートや商談は原則としてWeb会議システムで実施しています。
②当社名誉会長によるTKC会員に対する株式無償譲渡について
当社名誉会長である飯塚真玄氏は令和3年3月、税理士法第33条の2に規定される書面添付に取り
組むTKC会員155名に対し、個人所有の当社普通株式を無償譲渡しました。
この無償譲渡は平成30年3月から100万株を上限として実施しているものです。対象となるのは
「書面添付の推進」に取り組むTKC会員で、本年までの4年間にわたり累計1,138名に無償譲渡
を行いました。
なお、飯塚真玄氏は平成18年にも弟故飯塚容晟氏(元当社副社長)と共に個人所有の当社普通株式
合計300万株を6,653名のTKC会員に無償譲渡しています。
③システム等に関する特許を取得
当社は以下の四つの特許を取得しました。
1)「福祉相談支援システム、方法、およびプログラム」に関する特許(令和2年10月16日取得/特許
第6780144号)
2)「ジェノグラム及びエコマップの作成装置、方法、及びプログラム」に関する特許(令和3年1月
8日取得/特許第6821846号)
3)「カード情報読取装置、方法、およびプログラム」に関する特許(令和3年1月8日取得/特許第
6821847号)
4)「施設入所調整装置、方法、およびプログラム」に関する特許(令和3年2月19日取得/特許第
6840882号)
④株式分割の実施
令和3年3月31日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普
通株式を、1株につき2株の割合をもって分割しました。この目的は、株式を分割することによ
り、当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、当社株式の流動性の向上と投資家層のさらなる
拡大を目指すことにあります。詳細は、「Ⅱ4.四半期連結財務諸表に関する注記事項」における
「重要な後発事象」に記載のとおりです。
(3)会計事務所事業部門の営業活動と経営成績
会計事務所事業部門は、会社定款に定める事業目的(第2条第1項:「会計事務所の職域防衛と運命
打開のため受託する計算センターの経営」)に基づき、当社のお客さまである税理士および公認会計士
1万1,400名(令和3年3月末日現在)が組織するTKC全国会との密接な連携の下で事業を展開して
います。
①会計事務所事業部門による戦略目標達成に向けた活動
1)コロナウイルスの影響を受けた中小企業の支援
当社は、当期において、TKC会員と関与先企業の支援に全力を傾注する方針を掲げて、以下の支
援を行いました。
a)TKC会員への最新情報の提供
当社は、政府や中小企業支援団体から発信される中小企業支援策をTKC会員に正確かつ迅速に
伝えるため、TKC会員専用のイントラネット(ProFIT)で最新情報を日々提供しました。この
活動は令和2年2月25日から開始し、令和3年3月末日時点で222本の情報を掲載するに至りま
した。
b)「新型コロナウイルス経営支援情報・資金繰り対策コーナー」の提供
政府、都道府県、人口4万人以上の市および金融機関の中小企業支援策を「融資」「雇用」「補
助金等」「税制」の区分で確認できる特設サイトを開発し、TKC会員のホームページから確認
できるようにしました。これにより、TKC会員は、関与先企業をはじめとする中小企業に緊急
資金繰り支援策を網羅的に情報発信することが可能になりました。令和3年3月末日時点で
7,216件の支援策を掲載し、わが国最大の中小企業支援策のデータベースとなっています。
なお、この情報は週2回更新しており常に最新の情報を掲載しています。
c)「緊急支援関与先チェック機能」のレベルアップ
国の緊急経済対策や政府系金融機関の特別融資など、中小企業支援策の適用の可否を関与先企業
ごとに自動判定し、一覧形式で確認できる「緊急支援関与先チェック機能」を「税理士事務所オ
フィス・マネジメント・システム(OMS)」に搭載しています。さらに当第2四半期において
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
は、「事業再構築補助金」にいち早く対応し、適用条件に該当する可能性のある関与先企業をワ
ンクリックで抽出できる機能を搭載しました。これにより、TKC会員が迅速に関与先企業に情
報提供できる体制を構築しています。
d)補助金等の公的支援策を案内する冊子の提供
会計事務所が関与先企業に対して重要な公的支援策をご案内するための冊子『第3次補正予算対
応(速報版)Q&Aこれから使える資金繰り支援と補助金』を作成し、すべてのTKC会員に提供
するとともにPDFファイルのダウンロードを可能にしました。
2)TKC全国会が掲げる「戦略目標2020」の達成に向けた営業活動
当社では、TKC全国会と連携して戦略目標2020の達成に向けた営業活動を展開しました。
a)「TKCモニタリング情報サービス」の推進
TKCモニタリング情報サービスは、TKC会員事務所が毎月の巡回監査と月次決算を実施した
上で作成した月次試算表、年度決算書、税務申告書などを、関与先企業の経営者からの依頼に基
づいて金融機関に開示するための無償のクラウドサービスです。開示のタイミングは、月次試算
表の場合は月次決算終了直後、年度決算書および税務申告書は税務署に対して電子申告した直後
です。
TKCモニタリング情報サービスの推進と同時に、金融機関に対して中小企業の決算書の信頼性
は以下の3帳表で確認できることを訴求しました。
ⅰ.TKC会員が実践する「税理士法第33条の2に基づく添付書面」
ⅱ.会社法第432条が定める帳簿の適時性および決算書と申告書の連動性をTKCが過去3年に
わたって証明する「記帳適時性証明書」
ⅲ.日本税理士会連合会、全国信用保証協会連合会が制定した「中小会計要領チェックリスト」
こうした活動の結果、当サービスを採用する金融機関は急速に増加し、令和3年3月末日現在
で、全国全ての地方銀行(64行)を含む463金融機関に採用されています。また、令和3年3月末
日現在で、26万件を超える決算書等が金融機関に開示されました。
今後、金融機関は融資先企業の業績を定期的に確認し、経営支援に取り組むことが期待されてい
ます。TKCモニタリング情報サービスの「月次試算表提供サービス」は、関与先企業が月次決
算を行うと、その結果を金融機関に電磁的に提出できるため、多くの金融機関から注目を集めて
います。
b)TKC方式の自計化の推進(FXシリーズの推進)
当第2四半期は、関与先企業の経営者がコロナ禍の業績への影響を正確に把握し、次の打ち手を
検討できるように、FXシリーズに搭載している「経営戦略レベル」の機能(予算登録、部門別
管理、資金繰り実績表)の活用を支援しました。また、経営者がこれらの機能を有効に活用する
ためには、適時・正確な会計取引の入力が必要となるため、「日常業務レベル」の機能として、
インターネットバンキングから取引明細を受信して仕訳に変換する「銀行信販データ受信機能」
や「戦略給与情報システム(PX2)」との給与仕訳の連携などを支援しました。
さらに令和2年9月25日に提供を開始した「FXクラウドシリーズ」では、「会計で会社を強く
する」機能の強化と会計事務所による「巡回監査」を支援する機能の強化を図っています。当社
は、「FXクラウドシリーズ」の導入支援を通じて中小企業の財務経営力と資金調達力の向上を
支援してまいります。
c)電子帳簿保存法への完全対応支援
令和2年12月21日に閣議決定された「令和3年度税制改正大綱」では、電子帳簿保存法の要件が
緩和されました。これにより、国税関係帳簿の電磁的記録である「電子帳簿」は、①従前の規定
に従って過去の仕訳データの加除訂正履歴(トレーサビリティ)を残している「優良な電子帳簿」
と、②帳簿の加除訂正履歴を保存しない会計ソフトで作成した「トレーサビリティのない電子帳
簿」の二つとされることになりました。これは「帳簿の証拠力」を消滅させるような法改正であ
り、帳簿を改ざんできる会計ソフトの利用を国が認めたことになります。
当社はこの問題に対処するため、「優良な電子帳簿」を作成する「TKC方式の自計化」を推進
するとともに、その電子帳簿と一気通貫で作成された決算書並びに税理士法第33条の2に基づく
書面添付に裏付けられた適正な税務申告書等を金融機関に開示する「TKCモニタリング情報サ
ービス」の圧倒的な普及によって、この危機を打開すべく、全国規模での導入支援を行ってまい
ります。
d)会員導入(TKC全国会への入会促進)
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
TKC全国会では、令和3年9月末日までにTKC会員事務所を1万超とする運動に取り組んで
います。当社はその達成に向けて、TKC全国会ニューメンバーズ・サービス委員会などと密接
に連携して会員導入活動を展開しています。
コロナ禍で会員導入活動の対象となる会計事務所への訪問が困難であったため、Webセミナー
を積極的に開催しています。
こうした活動の結果、令和3年3月末日現在のTKC会員は9,800会計事務所、1万1,400会員と
なっています。なお事務所数と会員数に違いがあるのは、1事務所に複数会員が所属する場合が
あるためです。
②「適時・正確な記帳に基づく信頼性の高い決算書の作成を支援する」ための活動
1)「中小会計要領」の普及のための支援活動
TKC全国会では、中小企業である関与先企業が準拠すべき会計基準として、平成24年2月に制定
された「中小企業の会計に関する基本要領」(以下、中小会計要領)を推奨しています。
中小会計要領は、ⅰ.自社の経営状況の把握に役立つ会計、ⅱ.利害関係者(金融機関等)への情報
提供に資する会計、ⅲ.会計と税制の調和を図った上で、会社計算規則に準拠した会計、ⅳ.中小企
業に過重な負担を課さない会計――の考えに沿って制定されています。
当社は、その普及・活用に向けたTKC全国会の運動を支援するため、教材などの整備と他の中小
企業支援団体との連携に継続して取り組んでいます。
2)「記帳適時性証明書」の発行
当社では、TKC会員が当社の会計システムを利用する際に当社データセンターに自動的に保存さ
れる処理履歴データと過去の時系列データを活用して、金融機関などの第三者が客観的にTKC会
員事務所の業務水準を判定するための資料となる「記帳適時性証明書」を無償で発行しています。
このサービスは、TKC会員が作成する決算書と税務申告書の信頼性を高め、関与先企業の円滑な
資金調達に貢献することを目的として開発されたものです。これは過去データの遡及的な加除・訂
正を禁止している当社の「データセンター利用方式による財務会計処理」の特長を生かしたもので
ありTKC会員が毎月、関与先企業に出向いて正しい会計記帳を指導(月次巡回監査)しながら、
月次決算、確定決算ならびに電子申告に至るまでの全ての業務プロセスを一気通貫で適時に完了し
たことを当社が第三者として証明するものです。
③大企業市場への展開
当社は、TKCシステムの活用により上場企業を中心とする大企業の税務・会計業務のコンプライ
アンスと合理化に貢献するとともに、これらの企業およびその関係会社をTKC会員の関与先企業
とするための活動を積極的に展開しています。
令和2年4月から資本金1億円超の大企業に法人税・消費税・地方税の電子申告が義務化されるこ
とになりました。これに伴い、大企業は、法人税申告書の電子申告の実施に加え、その添付書類
(財務諸表、勘定科目内訳明細書等)についても電子データで提出しなければならなくなりまし
た。当社では、これらの企業が円滑に電子申告義務化に対応できるようにするため、TKC全国会
中堅・大企業支援研究会(令和3年3月末日現在の会員数は1,495名)と連携し、『電子申告義務
化対応ガイドブック』をホームページに公開するとともに、Webセミナーなどを開催しました。
また、ERPベンダー4社とアライアンス契約を締結し、財務諸表のデータ連携システムの構築に
取り組んでいます。さらに、コロナウイルスの影響で在宅勤務に取り組む上場企業が増加したこと
を受け、訪問型だった営業活動をインサイドセールスに切り替え、移動時間を削減したことで、商
談数を増加させることができました。
その結果、「法人電子申告システム(ASP1000R)」「連結納税システム(eConsoliTax)」のユー
ザ数は令和3年3月末日現在で7,280社となりました。約2万3,000社あるといわれる資本金1億円
超の企業の約31%に達しています。
また、海外に展開している企業は、コロナウイルスの感染拡大で海外渡航が制限されているため、
海外子会社の業績管理とガバナンスの確保に課題を抱えています。当社が提供する「海外ビジネス
モニター(OBMonitor)」は、海外子会社の財務データを日本にいながら確認できるクラウドサー
ビスであるため、このような課題を抱えている企業での採用が増加しています。OBMonitorのユー
ザ数は1,050社となり、世界37カ国で活用されています。
こうした活動の結果、「TKC連結グループソリューション」の利用企業グループ数は、令和3年
3月末日現在で約4,570企業グループとなりました。なお、当社の税務申告システムは日本の上場
企業の売上高トップ100社のうち89%の企業で採用されています。また、日本の上場企業における
市場シェアは35%となりました。
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
なお、収益認識基準を早期適用したノウハウをもとに、収益認識基準への実務対応を解説するWe
bセミナーを開催し、当社の収益認識基準の早期適用事例をご紹介しています。このWebセミナ
ーには延べ4,000名超の視聴申し込みがありました。
④法律情報データベースの市場拡大
1)「TKCローライブラリー」の利用拡大
多くの顧客が、コロナウイルスの影響による在宅勤務への移行に伴い、オンラインで業務を遂行せ
ざるを得なくなりました。これにより、資料室や図書館などを利用した調査ができないユーザか
ら、法令・判例・文献情報に加え、主要法律専門誌をカバーするほか、いつでもどこでも利用でき
るという特長を持つTKCローライブラリーの利点が再評価されるようになりました。その結果、
ID数やコンテンツを追加する契約が増えています。当第2四半期においては、TKC会員事務所
をはじめ大学・法科大学院、官公庁、法律事務所、特許事務所、企業法務部などへのホームページ
やSNSなどによるオンライン提案活動の結果、ユーザ数は5万2,200IDを超え、令和3年3月
末日現在で2万3,000超の諸機関で利用されています。
2)アカデミック市場における展開
令和2年10月以降、コロナウイルスの影響で多くの大学は、対面とオンラインを組み合わせたハイ
ブリッド型で授業を実施しています。当社が提供する「TKC教育研究支援システム」「TKCロ
ーライブラリー」などのシステムは、いつでもどこでもオンラインで利用でき、他社をしのぐ多様
かつ多数のコンテンツの収録、レポートや演習、テスト機能が搭載されています。これらの特長が
教員、学生のオンライン授業および学習を支えるものとして再評価されています。現在も、各大学
と随時Web会議を実施し、基本サービスにおけるアクセス権の追加対応や、大学の実情に応じた
オンラインによる学習環境整備の支援を継続しています。
また、大学の法学部を中心に提供している学習ツール(公務員試験、ビジネス実務法務検定)は、
令和3年3月末日現在で25校が利用しています。学生は、各試験の延期や学習環境が整わない状況
下で、充実した教材が収録されたオンライン学習ツールによる学習に頼らざるを得ないことから、
利用頻度が大幅に増加しました。さらに令和2年9月から、「法学検定学習ツール」の提供を開始
しました。団体受験対象大学63校を中心に利用拡大に向けたモニター利用とアンケート調査を推進
しています。またビジネス実務法務検定試験などの資格試験が、実績のあるコンピューターを用い
た試験(CBT/IBT方式)の導入と実施を発表されています。これをチャンスと捉え、利用者ニーズ
の把握を進めるとともに、Webテスト機能などコンピューター試験対策としても有効な当社の学
習ツールの利用を訴求してまいります。
(4)地方公共団体事業部門の営業活動と経営成績
地方公共団体事業部門は、会社定款に定める事業目的(第2条第2項:「地方公共団体の行政効率向
上のため受託する計算センターの経営」)に基づき、行政効率の向上による住民福祉の増進を支援する
ことを目的として、専門特化した情報サービスを展開しています。
①基幹系サービスの開発・提供
当社は、地方公共団体(主に市区町村)に対して、「TKC行政クラウドサービス」を提供してい
ます。これは基幹系業務と内部情報系業務を支援する「TASKクラウドサービス」と、納税通知
書などの大量一括出力処理を支援する「TASKアウトソーシングサービス」から構成するクラウ
ドサービスです。
当社の「TASKクラウドサービス」は、当社データセンターを運用拠点とした単一バージョンの
パッケージシステムでありながら、複数団体による共同利用を前提とした設計としています。その
ため、政府が推進する「自治体クラウド」に対応する最適なシステムとして注目されており、全国
12の共同利用組織に採用されています。
また、全国7社のアライアンスパートナー企業も「TASKクラウドサービス」を積極的に推進し
ています。この結果、令和3年3月末日現在で「TASKクラウドサービス」は、160を超える地
方公共団体に採用されています。
当期においては、引き続き新規受注に向けた提案活動を行ったほか、令和3年3月までに本稼働を
迎える新規受注団体について円滑なシステム移行を支援しました。
加えて、「新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保事業」にお客さまが迅速・的確に対応でき
るよう最新情報を提供するとともに、「予防接種台帳システム」等の改修や「新型コロナワクチン
接種予約・受付システム」の提供を開始しました。
②行政サービス・デジタル化への対応
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
当社では、自治体DX推進に貢献すべく〈書かせない・待たせない・来させない〉窓口サービスの
実現を支援する「行政サービス・デジタル化支援ソリューション」を提供しています。
当期においては、大阪府大阪市様の協力を得ながら「TASKクラウドスマート申請システム」の
開発を進めたほか、「TASKクラウドかんたん窓口システム」や「TASKクラウドマイナンバ
ーカード交付予約・管理システム」などの機能強化を図りました。
これらのシステム・サービスについて積極的な提案活動に取り組んだ結果、令和3年3月末日現在
で、「TASKクラウドコンビニ交付システム」は神戸市様や北九州市様などの政令指定都市を含
め150を超える団体に、TASKクラウド かんたん窓口システムは20を超える団体に、TASKク
ラウドマイナンバーカード交付予約・管理システムは40を超える団体に、それぞれ採用されていま
す。
③地方税税務手続きのデジタル化への対応
地方税共同機構の認定委託先事業者として、同機構が運営するeLTAX(地方税ポータルシステ
ム)の審査システムなどの標準システムをクラウド方式で提供するとともに、当社独自の機能とし
て各市町村の税務システムとの「データ連携サービス」を開発・提供しています。
本サービスの推進にあたっては、アライアンス契約を結ぶ50社のパートナー企業と共に提案活動を
展開しています。その結果、「TASKクラウド地方税電子申告支援サービス」は、令和3年3月
末日現在で全都道府県・市区町村の4割以上に当たる約780団体に採用されています。
当期においては、当社独自サービスであるデータ連携サービスの機能強化に取り組むほか、パート
ナー企業と共に積極的な提案活動および導入支援に取り組みました。
④地方公会計の統一的な基準への対応
市区町村においては、地方公会計の取り組みの一層の推進とともに、財務書類などの作成業務の効
率化により財務分析などの活用に注力することが求められています。
令和2年3月に総務省が公表した『地方公会計の推進に関する研究会(令和元年度)報告書』で
は、「財務会計システムと一体的な地方公会計システムを導入し、あらかじめ歳出科目と勘定科目
の紐付けを行うことや、予算執行時に自動的に仕訳変換をする仕組みを構築することにより、日々
仕訳の円滑な導入や期末一括仕訳における確認作業の軽減も可能になると考えられる。また、公有
財産台帳と固定資産台帳のデータを連携・統合することにより、各台帳への登録業務を効率化する
ことが可能になると考えられる」として、システム更新などのタイミングで「財務会計システムと
一体的な地方公会計システム」と「日々仕訳」の導入を検討するよう促しています。
当社では、国が推奨する日々仕訳方式に対応した財務会計システムと一体的な地方公会計システム
として「TASKクラウド公会計システム」と、その関連システムとして「TASKクラウド固定
資産管理システム」「TASKクラウド連結財務書類作成システム」を提供しています。
当期においては、千葉県袖ケ浦市様、栃木県鹿沼市様など多くの団体から新規に受注し、それらの
円滑なシステムの立ち上げ・運用を支援しました。
また、地方公会計情報の〈見える化〉と〈活用〉を支援する各種機能の開発・強化に取り組んだほ
か、積極的な提案活動を展開しました。その結果、公会計システムは令和3年3月末日現在で270
を超える団体に採用されています。
⑤次世代製品の研究・開発
コロナウイルスの感染拡大を機に行政分野でのデジタル化・オンライン化の遅れが浮き彫りとなっ
たことを受けて、『経済財政運営と改革の基本方針2020』(令和2年7月閣議決定)ではデジ
タル・ガバメントの構築を“一丁目一番地”の最優先課題と位置付け、行政手続きのオンライン化
やワンストップ・ワンスオンリー化などデジタル化を加速することとされました。加えて、令和2
年12月25日には総務省から『自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画』が公
表され、令和8年3月末までを対象期間として、〈自治体の情報システムの標準化・共通化〉〈マ
イナンバーカードの普及促進〉〈自治体の行政手続のオンライン化〉などに重点的に取り組むこと
を明言しました。これに伴い、市区町村における行政サービス・デジタル化の取り組みにも一層拍
車がかかっています。
当社では、こうした顧客を取り巻く環境変化に対応するため、新製品の企画・開発を加速するとと
もに、最新情報の収集・発信など顧客サポートの強化に努めています。
当期においては〈行政サービス・デジタル化〉や〈業務システムの標準化〉などに関する情報収
集・発信を行うことに加え、先進団体との実証事業などを通じてポストコロナ時代の“新たな日
常”を支える次世代ソリューションの調査・研究、開発に取り組みました。
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
(5)印刷事業部門の営業活動と経営成績
当社グループの印刷事業部門は、データ・プリント・サービス(DPS)事業およびビジネスフォー
ム印刷事業を基軸に事業展開しています。
DPS分野では官公庁大口物件の失注、また価格低下による受注額の減少、コロナウイルス感染拡大
の影響で民間企業からの集客向けDM等の発注が減少したことなどにより、売上高は減少となりまし
た。現在、市区町村から受注した「新型コロナウイルスワクチン接種案内」に関する業務を確実に実施
するとともに、民間企業に対しては、回復基調にあるDM案件の新規獲得に向け営業活動を実施してい
ます。
ビジネスフォーム印刷分野では、ビジネス帳票の需要減退、主要な取引先の帳票需要の減少、またコ
ロナウイルスの影響でビジネス帳票の利用が減少したことなどから、売上高は減少となりました。
商業美術印刷分野(カタログ、チラシ、ページ物、書籍等)では、コロナウイルスの影響から、イベ
ントなどの中止や延期が続いていること、Webによるセミナーなどの開催が増加したことにより、こ
れまで必要とされた資料類、チラシなどの発注が減少した結果、売上高は減少となりました。
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
2.連結財政状態に関する定性的情報
(1)資産・負債および純資産の状況
①資産の部について
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、101,067百万円となり、前連結会計年度末
97,671百万円と比較して3,396百万円増加しました。
1)流動資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、37,325百万円となり、前連結会計年度末35,844
百万円と比較して1,480百万円増加しました。
その主な理由は、現金及び預金が1,771百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が3,096百万円
増加したことによります。
2)固定資産
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、63,742百万円となり、前連結会計年度末61,826
百万円と比較して、1,915百万円増加しました。
その主な理由は、投資その他の資産のその他に含まれる繰延税金資産が468百万円、有形固定資産
のその他(純額)に含まれる工具器具備品が246百万円、建物及び構築物(純額)が232百万円減少
したものの、投資有価証券が3,065百万円増加したことによります。
②負債の部について
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、19,456百万円となり、前連結会計年度末20,595
百万円と比較して1,139百万円減少しました。
1)流動負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、14,090百万円となり、前連結会計年度末14,701
百万円と比較して、611百万円減少しました。
その主な理由は、買掛金が1,029百万円増加したものの、未払金に含まれる未払消費税等が1,520百
万円減少したことによります。
2)固定負債
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、5,365百万円となり、前連結会計年度末5,893百
万円と比較して、527百万円減少しました。
その主な理由は、株式給付引当金が293百万円、その他に含まれる長期リース債務(転リース)が
159百万円減少したことによります。
③純資産の部について
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、81,611百万円となり、前連結会計年度末
77,075百万円と比較して4,535百万円増加しました。
その主な理由は、利益剰余金が3,407百万円、その他有価証券評価差額金が738百万円増加したこと
によります。
なお、当第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は、80.7%となり、前連結会計年度末
78.9%と比較して1.8ポイント増加しました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における「現金及び現金同等物」の残高は、前連結会計年度末に比べ
1,771百万円減少し、21,697百万円になりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの概況とその主な理由は次のとおりです。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローについては、3,154百万円増加(前年同四半期比427百万円収入
増)しました。
これは、税金等調整前四半期純利益8,050百万円の計上、売上債権3,128百万円の増加、および法人
税等の支払2,442百万円などによるものです。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローについては、3,074百万円減少(前年同四半期比3,628百万円支
出減)しました。これは、定期預金の預入1,700百万円の支出、定期預金の払戻1,700百万円の収
入、投資有価証券の取得2,030百万円の支出、有形固定資産の取得473百万円の支出、および無形固
定資産の取得604百万円の支出などによるものです。
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローについては、1,852百万円減少(前年同四半期比306百万円支出
増)しました。これは、令和2年9月期期末配当1,726百万円(1株当たり配当65円)を支払ったこと
などによるものです。
3.連結業績予想に関する定性的情報
(1)連結業績予想
①当第2四半期は、会計事務所事業部門において中堅企業におけるDX(DigitalTransformation)
への取り組みが加速する中で、販売管理システムや給与計算システムといった業務システムと会計
データを連携できる「中堅企業向けクラウド型統合会計情報システム(FX4クラウド)」の導入
が進んでいること、法人税の電子申告義務化にともない「法人電子申告システム(ASP1000R)」の
ユーザ数が伸展したこと、並びに地方公共団体事業部門において市町村のコロナウイルスワクチン
接種事業に係る通知書発行、関連するシステムのシステム改修事業を受託したこと等の理由によ
り、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期と比較して増加しまし
た。
②しかしながら、今後のコロナウイルスの拡大が当社の業績に与える影響を現時点で合理的に算定す
ることは困難を極めます。そのため、通期の業績については、令和2年11月4日に公表した連結業
績予想、売上高66,000百万円(前期比2.7%減)、営業利益11,400百万円(前期比0.2%増)、経常
利益11,700百万円(前期比0.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7.850百万円(前期比
0.4%増)を据え置くことといたします。
(2)配当予想
当社の配当政策は、株主の皆様のご期待に応えるため、取締役会が決定した中期経営計画に基づき
毎期適正な税引後当期純利益ならびに配当性向を持続的に確保することを基本方針としております。
当第2四半期の業績は当初計画を上回ったものの、通期業績予想はコロナウイルスの影響を考慮
し、令和2年11月4日に公表した数値に据え置いております。
配当額につきましても令和3年3月10日に公表した「株式分割及び定款の一部変更並びに配当予想
の修正に関するお知らせ」のとおり、当第2四半期配当については普通配当65円(株式分割前)、期
末配当については普通配当32円50銭(株式分割後)に据え置くことといたします。
なお、期末配当につきましては、令和3年12月開催予定の第55期定時株主総会に付議する予定で
す。
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 四半期連結財務諸表及び主な注記
1.四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(令和2年9月30日) (令和3年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 26,769 24,997
受取手形及び売掛金 7,014 10,110
たな卸資産 723 579
その他 1,357 1,654
貸倒引当金 △19 △16
流動資産合計 35,844 37,325
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,182 7,950
土地 6,911 6,911
その他(純額) 2,699 2,581
有形固定資産合計 17,794 17,443
無形固定資産 3,120 2,995
投資その他の資産
投資有価証券 16,282 19,348
長期預金 14,600 14,600
差入保証金 1,438 1,404
その他 8,591 7,950
投資その他の資産合計 40,911 43,303
固定資産合計 61,826 63,742
資産合計 97,671 101,067
負債の部
流動負債
買掛金 2,181 3,210
電子記録債務 802 740
短期借入金 142 116
未払金 4,227 2,232
未払法人税等 2,549 2,396
賞与引当金 3,673 3,141
その他 1,124 2,252
流動負債合計 14,701 14,090
固定負債
長期借入金 295 250
退職給付に係る負債 3,400 3,403
株式給付引当金 599 305
その他 1,598 1,406
固定負債合計 5,893 5,365
負債合計 20,595 19,456
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(令和2年9月30日) (令和3年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 5,700 5,700
資本剰余金 6,588 6,588
利益剰余金 68,533 71,940
自己株式 △1,660 △1,357
株主資本合計 79,161 82,872
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △553 185
退職給付に係る調整累計額 △1,532 △1,446
その他の包括利益累計額合計 △2,085 △1,260
純資産合計 77,075 81,611
負債純資産合計 97,671 101,067
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和元年10月1日 (自 令和2年10月1日
至 令和2年3月31日) 至 令和3年3月31日)
売上高 35,137 33,372
売上原価 12,199 9,640
売上総利益 22,938 23,731
販売費及び一般管理費 15,946 15,825
営業利益 6,991 7,906
営業外収益
受取利息 19 23
受取配当金 70 70
保険配当金 3 12
受取地代家賃 25 25
その他 40 48
営業外収益合計 159 180
営業外費用
支払利息 0 0
為替差損 0 0
その他 0 -
営業外費用合計 1 0
経常利益 7,149 8,086
特別利益
固定資産売却益 0 1
特別利益合計 0 1
特別損失
固定資産売却損 - 22
固定資産除却損 4 14
特別損失合計 4 36
税金等調整前四半期純利益 7,144 8,050
法人税、住民税及び事業税 2,310 2,277
法人税等調整額 142 277
法人税等合計 2,452 2,555
四半期純利益 4,692 5,495
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △20 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,712 5,495
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和元年10月1日 (自 令和2年10月1日
至 令和2年3月31日) 至 令和3年3月31日)
四半期純利益 4,692 5,495
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △666 738
退職給付に係る調整額 85 85
その他の包括利益合計 △580 824
四半期包括利益 4,112 6,319
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,134 6,319
非支配株主に係る四半期包括利益 △22 -
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3.四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和元年10月1日 (自 令和2年10月1日
至 令和2年3月31日) 至 令和3年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 7,144 8,050
減価償却費 1,573 1,464
固定資産売却損益(△は益) △0 20
固定資産除却損 4 14
株式給付引当金の増減額(△は減少) 24 △293
賞与引当金の増減額(△は減少) △619 △531
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △993 127
売上債権の増減額(△は増加) △1,565 △3,128
その他の資産の増減額(△は増加) 487 72
仕入債務の増減額(△は減少) △1,039 990
その他の負債の増減額(△は減少) △65 △1,525
その他 △75 224
小計 4,875 5,487
利息及び配当金の受取額 99 110
利息の支払額 △0 △0
法人税等の支払額 △2,247 △2,442
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,726 3,154
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △5,800 △1,700
定期預金の払戻による収入 1,500 1,700
有形固定資産の取得による支出 △623 △473
無形固定資産の取得による支出 △507 △604
投資有価証券の取得による支出 △4,504 △2,030
投資有価証券の償還による収入 4,000 -
子会社株式の取得による支出 △593 -
その他 △172 34
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,702 △3,074
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 70 -
長期借入金の返済による支出 △71 △71
自己株式の売却による収入 0 -
自己株式の取得による支出 △31 △5
配当金の支払額 △1,452 △1,726
非支配株主への配当金の支払額 △11 -
その他 △50 △48
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,545 △1,852
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △5,521 △1,771
現金及び現金同等物の期首残高 26,810 23,469
現金及び現金同等物の四半期末残高 21,289 21,697
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4.四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日)(以下「収益認識会計基準」とい
う。)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日)が平成30
年4月1日以後開始する連結会計年度の期首から適用可能となったことに伴い、第1四半期連結会計期間の期首か
ら収益認識会計基準等を適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと
交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、一部の取引について、従来は、顧客から受け取る対価の総額を収益として認識していましたが、顧
客への財又はサービスの提供における当社グループの役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る
額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識することとしています。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、第1四半期連結会計期間の期首の純資産に累積的影響額が反映されたことにより、利益剰余金の期首
残高が367百万円減少しております。
また、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の売上高が1,135百万円、売上原価が1,561百万円減少
し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ425百万円増加しております。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグ
ループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目につい
ては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告
第39号 令和2年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準
適用指針第28号 平成30年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、
改正前の税法の規定に基づいております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 令和元年10月1日 至 令和2年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額 損益計算書
会計事務 地方公共 (注)1 計上額
印刷事業 合計
所事業 団体事業 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 23,510 9,830 1,796 35,137 - 35,137
(2)セグメント間の内部
6 0 891 897 △897 -
売上高又は振替高
計 23,516 9,830 2,688 36,034 △897 35,137
セグメント利益又は損失(△) 5,364 1,653 △17 6,999 △8 6,991
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△8百万円は、セグメント間取引消去額及び棚卸資産の調整額等であ
ります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 令和2年10月1日 至 令和3年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額 損益計算書
会計事務 地方公共 (注)1 計上額
印刷事業 合計
所事業 団体事業 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 22,466 9,358 1,547 33,372 - 33,372
(2)セグメント間の内部
4 0 802 806 △806 -
売上高又は振替高
計 22,470 9,358 2,350 34,179 △806 33,372
セグメント利益又は損失(△) 5,990 2,028 △117 7,900 5 7,906
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額5百万円は、セグメント間取引消去額及び棚卸資産の調整額等であり
ます。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(会計方針の変更)に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、
収益認識に関する会計処理方法を変更したため、報告セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更し
ております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「会計事務所事業」の売上高が876
百万円減少、セグメント利益が262百万円増加し、「地方公共団体事業」の売上高が233百万円減少、セグメ
ント利益が163百万円増加し、「印刷事業」の売上高が25百万円減少しております。
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(重要な後発事象)
株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更
当社は、令和3年3月10日開催の取締役会決議に基づき、令和3年4月1日付で株式分割及び株式分割に
伴う定款の一部変更を行っております。
1.株式分割の目的
令和2年10月9日付「投資単価の引下げに関する開示」の東京証券取引所からの要請(東証上会1580号)
を受け、令和2年11月4日に「投資単価の引下げに係る考え方及び方針について」を開示しております。この
方針に基づき、当社は株式を分割することにより、当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、当社株式の
流動性の向上と投資家層の更なる拡大を目的としております。
2.株式分割の概要
(1)分割の方法
令和3年3月31日(水)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する普
通株式を、1株につき2株の割合をもって分割いたしました。
(2)分割により増加する株式数
①株式分割前の発行済株式総数 : 26,731,033株
②今回の分割により増加する株式数: 26,731,033株
③株式分割後の発行済株式数 : 53,462,066株
④株式分割後の発行可能株式総数 : 120,000,000株
(3)分割の日程
①基準日公告日 令和3年3月16日(火)
② 基 準 日 令和3年3月31日(水)
③ 効力発生日 令和3年4月1日(木)
(4)1株当たり情報に及ぼす影響
1株当たり情報に及ぼす影響は、当該箇所に記載しております。
3.株式分割に伴う定款の一部変更
(1)定款変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、令和3年4月1日をもって、当社定款第6
条の発行可能株式総数を変更いたしました。
(2)定款変更の内容
変更の内容は以下のとおりであります。
(下線部分は変更箇所を示しております。)
変更前 変更後
第6条(発行可能株式総数) 第6条(発行可能株式総数)
当会社の発行可能株式総数は、 当会社の発行可能株式総数は、
60,000,000株とする。 120,000,000株とする。
(3)定款変更の日程
効力発生日 令和3年4月1日(木)
4.その他
今回の株式分割による、資本金の額の変更はありません。
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Ⅲ 補足情報(参考)
四半期個別財務諸表
1.四半期貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(令和2年9月30日) (令和3年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 22,508 21,459
売掛金 6,308 9,201
たな卸資産 480 272
その他 1,512 1,703
貸倒引当金 △19 △16
流動資産合計 30,790 32,620
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,037 6,839
土地 6,636 6,636
その他(純額) 1,807 1,543
有形固定資産合計 15,481 15,020
無形固定資産 3,031 2,920
投資その他の資産
投資有価証券 17,329 20,377
長期預金 14,500 14,500
差入保証金 1,340 1,309
その他 7,294 6,692
投資その他の資産合計 40,464 42,879
固定資産合計 58,977 60,821
資産合計 89,767 93,442
負債の部
流動負債
買掛金 2,058 3,170
未払金 3,940 2,072
未払法人税等 2,506 2,361
賞与引当金 3,300 2,800
その他 854 1,926
流動負債合計 12,659 12,330
固定負債
退職給付引当金 517 654
株式給付引当金 599 305
その他 1,277 1,111
固定負債合計 2,393 2,070
負債合計 15,052 14,401
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(単位:百万円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(令和2年9月30日) (令和3年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 5,700 5,700
資本剰余金 5,711 5,711
利益剰余金 65,523 68,819
自己株式 △1,660 △1,357
株主資本合計 75,274 78,873
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △560 166
評価・換算差額等合計 △560 166
純資産合計 74,714 79,040
負債純資産合計 89,767 93,442
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㈱TKC(9746) 令和3年9月期 第2四半期決算短信
2.四半期損益計算書(第2四半期累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 令和元年10月1日 (自 令和2年10月1日
至 令和2年3月31日) 至 令和3年3月31日)
売上高 32,445 31,089
売上原価 10,705 8,389
売上総利益 21,740 22,700
販売費及び一般管理費 15,111 14,975
営業利益 6,629 7,724
営業外収益
受取利息 19 22
受取配当金 83 78
保険配当金 3 12
受取地代家賃 77 77
その他 39 47
営業外収益合計 223 238
営業外費用
為替差損 0 -
賃貸料原価 53 52
営業外費用合計 53 52
経常利益 6,799 7,911
特別利益
固定資産売却益 0 0
特別利益合計 0 0
特別損失
固定資産売却損 - 22
固定資産除却損 0 13
特別損失合計 0 35
税引前四半期純利益 6,798 7,876
法人税、住民税及び事業税 2,154 2,210
法人税等調整額 153 283
法人税等合計 2,307 2,493
四半期純利益 4,491 5,383
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