9722 藤田観 2020-02-14 15:00:00
「長期ビジョン」および「中期経営計画2020-2024自己変革と挑戦」の策定のお知らせ [pdf]
2020 年 2 月 14 日
各 位
会 社 名 藤 田 観 光 株 式 会 社
代表者名 代表取締役兼社長執行役員 伊勢 宜弘
(コード番号:9722、東証第一部)
問合せ先 取締役 企画グループ管掌 和久利 尚志
( T E L : 0 3 - 5 9 8 1 - 7 7 0 3 )
「長期ビジョン」および「中期経営計画 2020-2024 自己変革と挑戦」の策定のお知らせ
当社は、このたび 2030 年に向けた長期ビジョンとその実現に向けた 2020 年 12 月期~2024 年 12 月期の 5 ヵ年の
中期経営計画を策定しましたので、その概要をお知らせいたします。
Ⅰ.長期ビジョンについて
1.長期ビジョン策定の背景
当社はこれまで、先人から受け継いだ資産を時代のニーズに応じて変化させながら活用し、事業活動を通じて
お客さまの幅を広げ、成長することによって社会に貢献する企業を目指してまいりました。
当社を取り巻く事業環境は、デジタル化やグローバル化等によるマーケット構造の変化や、不安定な国際情勢、
予期せぬ自然災害、少子高齢化問題など、様々な課題に直面しています。また、国際貿易の観光比重が増大し、
観光コンテンツが各地域で繰り広げられ、従来の観光業の範疇を超えた新たな価値の創造を求められており、大き
な変革期にあると考えます。
このような環境のなか、変化するお客さまのニーズをしっかりととらえ、新たな価値を提供することによって、収益
基盤を確立し、安定した利益を確保するとともに、当社従業員が自らの仕事に誇りと自信を持って、会社とともに成
長し続けることで、お客さまの満足、ひいてはすべてのステークホルダーの笑顔を創造するとの意志のもとに長期ビ
ジョンを設定しました。
2.長期ビジョン
「みんなが笑顔になるために、ライフスタイルに寄り添うユニークな事業展開で、成長し続けます。」
当社は、宿泊や婚礼宴会式場だけではなく、ゴルフ場、温浴施設や水族館等、ユニークな事業を展開しているこ
とを強みとしております。今後、さらに変化するお客さまの個々のニーズにお応えし、ライフスタイルに寄り添う事業
を展開させることにより、すべてのステークホルダーの笑顔と企業価値の向上を目指します。
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Ⅱ.中期経営計画について
「中期経営計画 2020-2024 自己変革と挑戦」
長期ビジョンを実現するためには、主要事業の構造改革、再開発、当社従業員の変革や新しい飛躍に向けた挑戦
が必要になることから 2020 年~2024 年の 5 ヵ年を期間とする「中期経営計画 2020-2024 自己変革と挑戦」を推進し
ます。
中期経営計画の前半は「基盤強化」の段階であり投資が先行しますが、3 年以内に構造改革を完了させ、4 年目以
降に、収益拡大を目指してまいります。そのための主要戦略、経営目標は以下のとおりです。
1.主要戦略
(1) 販売・マーケティングのリエンジニアリング
(2) 人材開発および生産性の向上
(3) 『椿山荘』ブランド再生による、事業の再建
(4) 箱根小涌園再開発
(5) 宿泊事業の領域拡大
(6) SDGs の推進
2.経営目標
(単位:億円、%、倍)
2019 年度実績 2020 年度予想 2022 年度目標 2024 年度目標
(本中計 1 年目) (本中計 3 年目) (本中計最終年度)
売上高 689 710 750 790
営業利益 2 6 20 40
営業利益率 0.4% 0.8% 2.7% 5.0%
EBITDA(営業利益+減価償却費) 52 57 75 95
経常利益 4 6 20 40
ROE(当期純利益/自己資本) - 2024 年度までに 9%以上
ROA(経常利益/総資産) 0.4% 2024 年度までに 4%以上
設備投資額 38 5 年間累計で 250 億円
フリーキャッシュフロー 14 5 年間累計で 100 億円以上
有利子負債 444 2024 年度までに 360 億円以下
DEレシオ(有利子負債/自己資本) 1.7 倍 2024 年度までに 1.2 倍以下
「中期経営計画 2020-2024 自己変革と挑戦」の詳細につきましては、当社ホームページに掲載しております。
URL: https://www.fujita-kanko.co.jp/ir/library/mediumterm.html
以上
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