藤田観光株式会社
２０２１年１２月期 第１四半期
決算説明資料
2021年5月13日
藤田観光株式会社
（証券コード：9722）
サマリー
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
➤1月2月はGo Toキャンペーン停止と緊急事態宣言発出の影響を受けるも、衛生管理を徹底し
施設を休止することなく営業を継続
➤3月以降は、新しい生活様式に対応した宿泊プラン等の販売により、緊急事態宣言解除後の
需要回復を取り込み、3月単月では売上高がコロナ影響が顕在化し始めた前年同月を上回る
1/8～3/21 緊急事態宣言 （百万円）
12月末以降 Go Toキャンペーン中止 5,000
7月下旬～12月中旬
Go Toキャンペーン適用
4,000
（10月から東京が対象追加）
3,000
2,000
４～５月
緊急事態宣言
1,000
0
2020年 2021年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
WHG事業 ラグジュアリー＆バンケット事業 リゾート事業 その他
＜売上高推移＞ 1
当社の取り組み
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
➤資産売却により財務体質を大幅に改善
2019年末 2020年末 当四半期末
純資産 264.3億円 13.4億円 246.3億円
自己資本比率 25.4％ 1.2％ 20.7％
資本・資金関する主な取り組み
太閤園 2月：特別利益332.1億円を計上
資
産 投資有価証券 1~3月：5銘柄を売却し、特別利益17.1億円を計上
売 寮(大阪）
3月：2拠点を売却し、特別損失12.1億円を計上
却 キャッシュインは5.8億円（2Q以降に入金予定）
➤早期希望退職や報酬・給与減額実施により、年間約19億円のコスト削減効果見込
コスト削減に関する主な取り組み
3月末退職：315名
早期希望退職 特別退職金等の費用については、2020年12月期４Qにおいて特別損失
労 18.0億円計上済
務 役員報酬 前期より継続し、25~55％減額
費
報酬・給与減額
対 従業員給与
前期から継続している管理職に加え、3月から一般職も
策 3~16％減額
雇用調整助成金等 1~3月：7.8億円申請、特別利益として計上 2
事業計画（2021年~2025年）の進捗状況
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
➤昨年に引き続き、コスト削減等の構造改革を推進
➤コロナ禍のニーズを踏まえた新商品を拡充
労務費をはじめとしたコスト改革 不採算事業所対応による収益構造を改革
【戦略Ⅰ】 • 早期希望退職制度の実施、役員報酬・従業員給与の減額、社外出向の実施
構造改革 • WHGの賃料減額、委託業務の内製化継続
の推進 • WHGの販売、管理機能および拠点集約による効率化とコスト（賃料）削減
• 不採算事業所の撤退
• 人事制度改定に向けたプロジェクトの始動（2022年導入予定）
マーケティング・ブランディング強化施策の遂行
• 新しいニーズを捉えた新商品の拡充、付加価値向上による単価引き上げ
⇒ワーケーション、ノンアルコールプラン、ホテル椿山荘東京の庭園価値向上等
【戦略Ⅱ】 • 会員プログラム、予約システムの刷新（2022年導入予定）
事業ポート
フォリオ 椿山荘・箱根小涌園の事業強化
の見直し
• 富裕層獲得、囲い込み
⇒再生・先制医療（予防医療・健康増進）クリニックの誘致（5月開業）等
• 箱根小涌園（新ホテルおよびユネッサン）再開発
⇒コロナ禍を踏まえ計画内容を修正
【戦略Ⅲ】 施策進捗の管理体制を見直し
経営管理体制 • 予算達成、環境変化への対応強化
の強化 ⇒KPI・KGIの再設定、ＰＤＣＡサイクルの構築
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損益計算書
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
（百万円）
2020年 2021年
増減 主な増減要因
１Q実績 １Q実績
売上高 10,634 5,132 ▲5,501
WHG事業 5,377 1,849 ▲3,528
１・２月の大幅減収
ﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰ&ﾊﾞﾝｹｯﾄ事業 3,523 2,247 ▲1,275 （前期は3月以降にコロナ影響
が顕在化）
リゾート事業 1,017 621 ▲396
その他 716 414 ▲301
営業利益 ▲4,318 ▲5,794 ▲1,476
WHG事業 ▲2,400 ▲3,814 ▲1,413
↓減収影響（▲3,927）
ﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰ&ﾊﾞﾝｹｯﾄ事業 ▲1,182 ▲1,279 ▲97
↑営業固定費削減（+2,450）
リゾート事業 ▲444 ▲488 ▲44
その他 ▲291 ▲211 79
EBITDA（営業利益＋減価償却費） ▲3,070 ▲4,743 ▲1,672
経常利益 ▲4,549 ▲6,101 ▲1,552
親会社株主に帰属する当期純利益 ▲6,074 23,184 29,259 固定資産売却益（+33,213）
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貸借対照表
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
（百万円）
＜資産＞ 2020年12月 2021年3月 増減 主な増減要因
流動資産合計 10,149 42,365 32,216 ↑下記資産売却による現預金の増加
↓資産売却（太閤園、投資有価証券）
固定資産合計 86,446 75,602 ▲10,843 による減少
資産合計 96,595 117,968 21,372
＜負債・純資産＞ 2020年12月 2021年3月 増減 主な増減要因
流動負債合計 25,197 29,039 3,841
固定負債合計 70,051 64,295 ▲5,755 早期退職による退職給付負債減少等
負債合計 95,248 93,335 ▲1,913
純資産合計 1,347 24,633 23,285 資産売却に伴う利益剰余金の増加
負債純資産合計 96,595 117,968 21,372
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部門別売上高および主要事業所の営業指標
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
部門別売上高（1月～3月） 営業指標 前年との対比（1月～3月）
（百万円）
売上高 宿泊部門 ADR 稼働率
部門 前年比
実績 合計 ▲44.6％ ▲25.9pt
宿 泊 1,518 ▲2,869 W H G 東京 ▲56.7％ ▲24.9pt
W H G
東京以外 ▲27.8％ ▲26.5pt
そ の 他 330 ▲659
ホ テ ル 椿 山 荘 東 京 +7.3％ ▲10.1pt
宿 泊 320 8 箱 根 小 涌 園 天 悠 +18.0％ ▲29.8pt
ラグジュ 婚 礼 975 ▲488
アリー＆ 婚礼 宴会
バンケッ
宴 会 167 ▲654 婚礼・宴会
一人あた
婚礼
一人あた
宴会
部門 人員 人員
ト り単価 り単価
料 飲 497 ▲188
ホ テ ル
椿山荘東京
+57.5％ ▲52.2％ +7.4％ ▲80.8％
そ の 他 287 46
太 閤 園 +35.6％ ▲59.1％ +24.9％ ▲84.3％
宿 泊 474 ▲258
日帰り・
リゾート 107 ▲133 日帰り・レジャー部門 入場人員 入場単価
レジャー
箱根小涌園ユネッサン ▲53.0％ ▲15.8％
そ の 他 39 ▲4
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四半期別売上高・営業利益推移
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
売上高推移 営業利益推移
（百万円） （百万円）
20,000 2,000
1,000
15,000 0
-1,000
10,000 -2,000
-3,000
5,000 -4,000
-5,000
0 -6,000
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
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会社概要
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
上場取引所 東京証券取引所市場第一部
社名 藤田観光株式会社
証券コード 9722
単元株式数 100株
事業年度 毎年1月1日～12月31日
基準日 12月31日
配当金支払株主確定日 12月31日および中間配当を実施するときは6月30日
定時株主総会 毎年3月
発行済株式の総数 12,207,424株
発行可能株式総数 44,000,000株
決算期 毎年12月31日
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施設一覧（2021年5月13日現在）
2021年12月期 第1四半期決算説明資料
WHG事業 リゾート事業 ラグジュアリー＆バンケット事業
≪宿泊≫ 36拠点 11,075室（開業予定2拠点含む） ≪宿泊≫12拠点 560室（開業予定1拠点含む） ≪宿泊≫ 1拠点 267室
■ワシントンホテル ■ホテルグレイスリー 箱根小涌園 天悠 150室 ホテル椿山荘東京 267室
（21拠点 6,867室） （11拠点 3,198室）
箱根小涌園 美山楓林 15室 ≪婚礼・宴会≫ 8拠点
仙台 223室 札幌 440室
箱根小涌園 三河屋旅館 25室 太閤園 桜苑 オペラ・ドメーヌ高麗橋
新宿（本館） 1,280室 銀座 270室 （2021年6月30日営業終了予定）
（仮称）箱根ホテル小涌園
150室
秋葉原 369室 田町 216室 （2023年開業予定） マリーエイド
東京ベイ有明 830室 浅草 125室 伊東小涌園 50室 ルメルシェ元宇品
横浜桜木町 553室 新宿 970室 伊東 緑涌 7室 ザ サウスハーバーリゾート
横浜伊勢佐木町 藤乃煌 富士御殿場 19室 マリコレ ウェディングリゾート
399室 京都三条（北館） 97室 （2021年12月12日営業終了予定）
（年内営業終了予定）
Nordisk Village Goto Islands 12室
浦和 140室 京都三条（南館） 128室 鞘ヶ谷ガーデン アグラス
永平寺 親禅の宿 柏樹関 18室
関西エアポート 504室 大阪なんば 170室 ≪レジャー≫ 1拠点
湯河原温泉ちとせ【MC】 38室
広島 266室 那覇 198室 カメリアヒルズカントリークラブ
ホテルやまなみ【MC】 26室
キャナルシティ・福岡 423室 ソウル 336室 ＜レストラン＞2拠点
十和田ホテル【業務提携】 50室
山形七日町【FC】 213室 台北（2021年夏開業予定） 248室 東京大学伊藤国際学術研究センター内
≪レストラン≫ 3拠点 レストラン【MC】
山形駅西口【FC】 100室
レストランあかしあ亭 明治大学 紫紺館 フォレスタ椿山荘【MC】
会津若松【FC】 154室 ■ホテルフジタ（1拠点 354室）
箱根小涌園 蕎麦 貴賓館
郡山【FC】 184室 福井【FC】 354室
箱根小涌園 会員制リゾートホテル
いわき【FC】 148室 鉄板焼・しゃぶしゃぶ 迎賓館
≪宿泊≫ 7拠点 460室
立川【FC】 170室 ■ホテルタビノス(3拠点 656室） ≪レジャー≫ 3拠点
■ウィスタリアンライフクラブ
木更津【FC】 146室 浜松町 188室 箱根小涌園ユネッサン
ヴェルデの森 100室
燕三条【FC】 103室 浅草 278室 箱根小涌園 元湯 森の湯
箱根 18室 熱海 54室
宝塚【FC】 135室 京都（2021年7月30日開業予定） 190室 下田海中水族館
宇佐美 58室 鳥羽 76室
佐世保【FC】 190室 海外現地法人・駐在員事務所 その他事業
野尻湖 64室
新宿（新館）【MC】 337室 上海 ≪宿泊≫ 1拠点 214室
プロミネント車山高原 90室 9
ISORAS CIKARANG 214室
IR担当部門 （お問合せ先）
藤田観光株式会社 企画本部 経理・財務IR部
TEL：03-5981-7727
https://www.fujita-kanko.co.jp/ir/index.html
注意事項：
当資料は、藤田観光グループの業績および今後の経営戦略に関する情報の提供を目的としたものであり、
当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的としたものではございません。
また、注記を行っている場合を除き、2021年3月31日現在のデータに基づいて作成しております。
尚、当資料に掲載された予測等は作成時点での当社の判断であり、経営環境の変動により今後変更され
る可能性がありますのでご了承ください。
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