9702 アイエスビー 2020-05-15 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上場会社名 株式会社 アイ・エス・ビー 上場取引所 東
コード番号 9702 URL https://www.isb.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 若尾 逸雄
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 竹田 陽一 TEL 03-3490-1761
四半期報告書提出予定日 2020年5月29日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 6,335 11.2 619 29.2 621 26.8 322 5.6
2019年12月期第1四半期 5,697 27.2 479 16.4 490 18.0 305 11.4
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 284百万円 (△10.5%) 2019年12月期第1四半期 318百万円 (22.8%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年12月期第1四半期 63.08 ―
2019年12月期第1四半期 59.74 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 12,489 6,778 54.3
2019年12月期 12,243 6,687 54.6
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 6,778百万円 2019年12月期 6,687百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 0.00 ― 38.00 38.00
2020年12月期 ―
2020年12月期(予想) 0.00 ― 50.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年 1月 1日∼2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 11,500 4.6 600 2.8 604 0.4 326 0.2 63.85
通期 24,000 6.6 1,250 4.7 1,280 4.3 680 7.4 133.18
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 5,105,800 株 2019年12月期 5,105,800 株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 56 株 2019年12月期 56 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 5,105,744 株 2019年12月期1Q 5,105,793 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、決算短信(添付資料)2ページ「連結予想など将来予測情報に関する説
明」をご覧下さい。
㈱アイ・エス・ビー (9702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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㈱アイ・エス・ビー (9702) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期におけるわが国の経済は、雇用情勢・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復基調が続いており
ましたが、2月中旬からの新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大により企業活動が制約を受けた影響で、
輸出業や製造業を中心に減速が始まっており、今後の景気の先行きは不透明な状態となっております。
世界経済においては、米中貿易摩擦に改善の兆候はなく、長期化は避けられない状況に加え、同感染症の世界規
模での感染拡大により、企業活動に影響を受けており、景気の悪化は避けられない状況となっております。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、大手企業を中心としたIT関連投資は引続き高い水準に
あり、人手不足に対応した業務の効率化等、堅調に推移いたしました。また、当第1四半期における同感染症の対
策として、時差出勤やITを活用した在宅勤務等を組み合わせ柔軟な対応をとることで、影響を最小限に留めており
ます。
このような環境の中で、当社グループは今年で最終年度となる、中期経営計画の重点施策を着実に推進し、計画
を達成すべく取り組みを進めてまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高63億35百万円(前年同四半期比11.2%増)、営業利益
6億19百万円(前年同四半期比29.2%増)、経常利益6億21百万円(前年同四半期比26.8%増)、親会社株主に帰
属する四半期純利益3億22百万円(前年同四半期比5.6%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(情報サービス事業)
情報サービス事業では、旺盛な企業のIT関連投資を受け、堅調に推移いたしました。「組込み」は、車載や医
療、デバイス関連業務の受注が堅調に推移したことにより、「業務システム」は、業務効率化のシステム開発投資
拡大を受け、売上高は前年同四半期に比べ増加いたしました。「金融」は、システム開発案件の受注が増加いたし
ました。「フィールドサービス」は、サーバ・ネットワーク構築を中心に業務を拡大しており売上高も堅調に推移
いたしました。
一方、「携帯端末」は、主要メーカのスマートフォンの新規開発機種の減少や開発費の削減、「モバイルインフ
ラ」は、基地局開発の業務の低コスト化の影響により、前年同四半期に比べ売上高は減少いたしました。
利益面に関しましては、上記の増収に加え、要員稼働率の向上やグループ経営戦略の推進による事業見直しの成
果が現れてきたこと等により、セグメント利益は前年同四半期に比べ大幅に増加いたしました。
以上の結果、当事業における売上高は51億2百万円(前年同四半期比8.9%増)、セグメント利益は4億51百万
円(前年同四半期比44.7%増)となりました。
(セキュリティシステム事業)
セキュリティシステム事業は、既存セキュリティシステムのリニューアル工事を中心に受注が好調であり、工期
や納期等についても同感染症の影響は限定的であったため、前年同四半期に比べ大幅に増加いたしました。
利益面に関しましては、新製品の広告宣伝費の増加等、販売費及び一般管理費が増加したことにより、前年同四
半期並みのセグメント利益となりました。
以上の結果、当事業における売上高は12億33百万円(前年同四半期比22.1%増)、セグメント利益は1億65百万
円(前年同四半期比1.1%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における資産は、124億89百万円と前連結会計年度末より2億46百万円増加いたし
ました。これは主として現金及び預金、受取手形及び売掛金等の増加額が、商品や仕掛品等の減少額を上回ったこ
とによるものであります。
負債は、57億11百万円と前連結会計年度末より1億55百万円増加いたしました。これは主として支払手形及び買
掛金、未払費用、賞与引当金等の増加額が未払金、役員退職慰労引当金等の減少額を上回ったことによるものであ
ります。
純資産は、67億78百万円と前連結会計年度末より90百万円増加いたしました。これは主として利益剰余金の増加
額がその他有価証券評価差額金等の減少額を上回ったことによるものであります。
なお、自己資本比率は、54.3%と0.3ポイント低下いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループの第1四半期の業績は堅調に推移しておりますが、新型コロナウイルス感染症による2020年12月期
の連結業績への影響は現在精査中に付き、業績予想は据え置きといたしております。
今後、公表すべき事実が生じた場合には、すみやかにお知らせいたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,677,211 3,873,502
受取手形及び売掛金 4,218,860 4,411,371
前払費用 132,568 157,181
商品 466,347 417,450
仕掛品 142,841 121,836
貯蔵品 2,091 2,091
その他 132,290 147,075
貸倒引当金 △32,357 △33,621
流動資産合計 8,739,855 9,096,887
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 455,815 460,120
減価償却累計額及び減損損失累計額 △286,577 △288,993
建物及び構築物(純額) 169,238 171,126
土地 605,084 605,084
その他 548,145 568,963
減価償却累計額及び減損損失累計額 △420,190 △433,089
その他(純額) 127,955 135,873
有形固定資産合計 902,277 912,084
無形固定資産
のれん 1,637,246 1,512,964
その他 70,111 71,581
無形固定資産合計 1,707,358 1,584,545
投資その他の資産
投資有価証券 429,168 380,940
長期前払費用 3,850 3,849
差入保証金 244,833 255,356
繰延税金資産 145,997 185,070
その他 76,631 76,410
貸倒引当金 △6,677 △5,272
投資その他の資産合計 893,804 896,355
固定資産合計 3,503,440 3,392,985
資産合計 12,243,296 12,489,873
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,412,670 1,487,862
短期借入金 1,320,000 1,320,000
未払金 981,731 529,678
未払費用 77,369 132,151
未払法人税等 373,184 293,528
未払消費税等 342,967 410,782
賞与引当金 20,374 440,039
役員賞与引当金 55,072 62,909
受注損失引当金 2,135 271
その他 430,618 493,281
流動負債合計 5,016,122 5,170,506
固定負債
社債 16,000 4,000
長期借入金 9,690 4,130
退職給付に係る負債 206,663 214,523
役員退職慰労引当金 200,458 42,901
資産除去債務 75,528 77,212
繰延税金負債 22,895 -
その他 8,409 198,350
固定負債合計 539,645 541,116
負債合計 5,555,767 5,711,622
純資産の部
株主資本
資本金 1,707,526 1,707,526
資本剰余金 2,311,704 2,311,704
利益剰余金 2,564,366 2,692,441
自己株式 △92 △92
株主資本合計 6,583,504 6,711,579
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 135,317 98,600
為替換算調整勘定 △31,293 △31,929
その他の包括利益累計額合計 104,023 66,670
純資産合計 6,687,528 6,778,250
負債純資産合計 12,243,296 12,489,873
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 5,697,721 6,335,989
売上原価 4,269,884 4,721,497
売上総利益 1,427,836 1,614,491
販売費及び一般管理費 948,704 995,263
営業利益 479,132 619,228
営業外収益
受取利息 934 1,836
受取配当金 400 1,100
受取保険金 10,000 -
保険解約返戻金 7,786 -
その他 2,546 2,725
営業外収益合計 21,667 5,662
営業外費用
支払利息 2,865 1,515
新株予約権発行費 6,350 -
手形売却損 869 814
為替差損 170 698
その他 339 394
営業外費用合計 10,595 3,423
経常利益 490,204 621,467
税金等調整前四半期純利益 490,204 621,467
法人税、住民税及び事業税 295,103 349,046
法人税等調整額 △109,941 △49,672
法人税等合計 185,162 299,373
四半期純利益 305,041 322,093
親会社株主に帰属する四半期純利益 305,041 322,093
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 305,041 322,093
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 13,115 △36,717
為替換算調整勘定 56 △636
その他の包括利益合計 13,171 △37,353
四半期包括利益 318,213 284,740
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 318,213 284,740
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
①簡便な会計処理
固定資産の減価償却の算定方法
定率法を採用している資産については、当連結会計年度に係る減価償却費の額を期間按分して算定する方法によ
っております。
②四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理
該当事項はありません。
(追加情報)
(役員退職慰労金制度の廃止)
当社は、2020年3月27日開催の第50期定時株主総会において、役員退職慰労金制度の廃止に伴う退職慰労金の打
ち切り支給を決議いたしました。
これに伴い、「役員退職慰労引当金」を全額取り崩し、「役員退職慰労引当金」に計上しておりました190,209
千円を「長期未払金」として固定負債の「その他」に含めて表示しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2019年1月1日 至2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額(注) 合計
情報サービス セキュリティシステム
売上高
外部顧客への売上高 4,687,544 1,010,176 - 5,697,721
セグメント間の内部
15,743 905 △16,648 -
売上高又は振替高
計 4,703,288 1,011,082 △16,648 5,697,721
セグメント利益 311,728 163,360 4,043 479,132
(注) セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「情報サービス」セグメントにおいて、株式会社テイクスおよびコンピュータハウス株式会社の発行するす
べての株式を取得し(株式会社テイクスは間接保有)、連結の範囲に含めております。当該事象によるのれ
んの増加額は、当第1四半期連結累計期間においては1,779,771千円であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2020年1月1日 至2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額(注) 合計
情報サービス セキュリティシステム
売上高
外部顧客への売上高 5,102,818 1,233,170 - 6,335,989
セグメント間の内部
15,356 3,572 △18,928 -
売上高又は振替高
計 5,118,175 1,236,742 △18,928 6,335,989
セグメント利益 451,142 165,116 2,968 619,228
(注) セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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