9702 アイエスビー 2021-07-30 15:00:00
2021年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年7月30日
上場会社名 株式会社 アイ・エス・ビー 上場取引所 東
コード番号 9702 URL https://www.isb.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 若尾 一史
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 竹田 陽一 TEL 03-3490-1761
四半期報告書提出予定日 2021年8月16日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 オンデマンド配信
(百万円未満切捨て)
1. 2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第2四半期 12,845 5.9 1,021 15.6 1,052 16.3 648 30.4
2020年12月期第2四半期 12,131 10.4 883 51.4 905 50.5 497 52.8
(注)包括利益 2021年12月期第2四半期 669百万円 (36.7%) 2020年12月期第2四半期 489百万円 (46.1%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年12月期第2四半期 57.13 ―
2020年12月期第2四半期 48.65 ―
(注)当社は、2021年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、前連結会計年度の期首に当該株式分割が
行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第2四半期 13,342 9,096 68.2
2020年12月期 13,505 8,755 64.8
(参考)自己資本 2021年12月期第2四半期 9,096百万円 2020年12月期 8,755百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年12月期 ― 0.00 ― 63.00 63.00
2021年12月期 ― 0.00
2021年12月期(予想) ― 29.00 29.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注)1.当社は2021年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2020年12月期期末については当該株式分割前の実際の配当
金の額を記載しております。
3. 2021年12月期の連結業績予想(2021年 1月 1日∼2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 26,000 6.4 1,770 7.7 1,850 8.0 1,070 7.6 94.36
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期2Q 11,363,159 株 2020年12月期 11,339,904 株
② 期末自己株式数 2021年12月期2Q 112 株 2020年12月期 112 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期2Q 11,348,272 株 2020年12月期2Q 10,221,596 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、第2四半期決算短信(添付資料)3ページ「連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧下さい。
㈱アイ・エス・ビー (9702) 2021年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 12
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㈱アイ・エス・ビー (9702) 2021年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、感染拡大
地域においては、度重なる緊急事態宣言発出やまん延防止等重点措置が適用され経済活動が制限されており、依然
として厳しい状況が続いております。同感染症のワクチン接種も進んでおり、感染者数の減少が期待されるもの
の、変異株による影響もあり景気の先行きは依然として予断を許さない状況が続くものと思われます。
世界経済においては、先進国を中心にワクチンの普及が進み景気回復の動きも見られますが、感染の再拡大によ
る景気の下振れリスクがあり、楽観視は出来ない状況であります。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、人手不足に対応した業務の効率化や自動化に加え、5G
関連業務や新しい働き方に対応した開発業務等堅調に推移いたしました。
このような状況の中、当社グループは、新中期3か年計画「~新しい一歩~ move up further」のもと新規顧客
や有望分野の獲得に向け、積極的な営業活動を進めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高128億45百万円(前年同四半期比5.9%増)、営業利益
10億21百万円(前年同四半期比15.6%増)、経常利益10億52百万円(前年同四半期比16.3%増)、親会社株主に帰
属する四半期純利益6億48百万円(前年同四半期比30.4%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
当第2四半期累計期間より、ICT市場の環境変化に適応した経営戦略の見直しを行ったことに伴い、情報サービ
ス事業セグメント内の事業分野を見直し、従来8つの事業分野から4つの事業分野へ組み替え・統合を行っており
ます。
従来の「携帯端末」「モバイルインフラ」、そして「組込み」のうち“車載”に関する事業を、「モビリティソ
リューション」の事業分野へ、「組込み」のうち“車載を除く組込み開発”と、「業務システム」に関する事業分
野を、「ビジネスインダストリーソリューション」へ、「金融」「公共」「フィールド・サービス」に関する事業
分野を、「エンタープライズソリューション」へ組み替え・統合いたしました。「プロダクト事業」は「プロダク
トソリューション」と改称いたしました。
なお、前第2四半期連結累計期間に係る事業分野につきましても、当該事象を反映し組み替えて比較しておりま
す。
(情報サービス事業)
情報サービス事業は、新規顧客の獲得、人手不足に対応した業務の効率化や、5G関連業務等が堅調に推移いたし
ました。
「モビリティソリューション」は、5G関連業務や車載は順調に推移し、売上高は大幅に増加いたしました。
「ビジネスインダストリーソリューション」は、医療系の既存業務や新規ユーザーからの受注が増加し、売上高
は増加いたしました。
「エンタープライズソリューション」は、サーバ・ネットワーク構築業務で大型案件を獲得し、受注が増加いた
しました。
「プロダクトソリューション」は、受注が伸び悩み、前年同四半期に比べ売上高は、減少いたしました。
利益面に関しましては、売上高の増加に伴う増収に加え、業務効率化やグループ連携によるシナジー効果を受
け、テレワーク環境の整備や人材確保・育成に向けた経費の増加を吸収したことに加え、一部のれんの償却が終了
したことにより、セグメント利益は前年同四半期に比べ大幅に増加いたしました。
以上の結果、当事業における売上高は105億80百万円(前年同四半期比5.9%増)、セグメント利益は7億89百万
円(前年同四半期比18.0%増)となりました。
(セキュリティシステム事業)
セキュリティシステム 事業 は 、 リニューアル 物件 の 受注獲得 の 増加 に 加 え 、 新型 コロナウイルス 感染症
(COVID-19)対策としてのサーマルカメラ等の売上が好調に推移いたしました。また、建設キャリアアップシステ
ム(CCUS)やALLIGATE関連も好調に推移し、売上高は、前年同四半期に比べ増加いたしました。
利益面に関しましては、売上の増加による増収により、次期製品開発に向けた研究開発費を吸収し、前年同四半
期に比べ増加いたしました。
以上の結果、当事業における売上高は22億64百万円(前年同四半期比6.0%増)、セグメント利益は2億28百万
円(前年同四半期比10.6%増)となりました。
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㈱アイ・エス・ビー (9702) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産は、133億42百万円と前連結会計年度末より1億63百万円減少いたし
ました。これは主として現金及び預金、仕掛品やその他等の増加額を受取手形及び売掛金、商品やのれん等の減少
額が上回ったことによるものであります。
負債は、42億45百万円と前連結会計年度末より5億4百万円減少いたしました。これは主として支払手形及び買
掛金や未払金、未払法人税等、未払消費税等の減少額がその他等の増加額を上回ったことによるものであります。
純資産は、90億96百万円と前連結会計年度末より3億40百万円増加いたしました。これは主として利益剰余金や
その他有価証券評価差額金等の増加額によるものであります。
なお、自己資本比率は、68.2%と3.4ポイント増加いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、96百万円の増加となり、前連結
会計年度末(2020年12月31日)の資金残高51億96百万円を受け、当第2四半期連結会計期間末の資金残高は52億92
百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、資金は4億93百万円の増加となりました。この増加は主として減価償却費38百万円、のれん償
却額2億25百万円、たな卸資産の減少額95百万円、税金等調整前四半期純利益10億52百万円等の資金の増加要因
が、未払金の減少額1億76百万円、未払消費税等の減少額1億98百万円、法人税等の支払額5億18百万円等の資金
の減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、資金は9百万円の減少となりました。この減少は主として、有形固定資産の取得による支出2
百万円、投資有価証券の取得による支出1百万円、その他の支出5百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、資金は4億1百万円の減少となりました。この減少は主として、短期借入金の返済額20百万
円、社債の償還による支出16百万円、配当金の支払額3億55百万円等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期業績予想につきましては、当社グループの第2四半期の業績は期首予想を上回って推移しておりますが、新
型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が今後の経営成績に与える影響が不透明であるため、2021年2月
15日に公表いたしました業績予想から変更しておりません。
今後、公表すべき事実が生じた場合には、すみやかにお知らせいたします。
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㈱アイ・エス・ビー (9702) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
①簡便な会計処理
固定資産の減価償却の算定方法
定率法を採用している資産については、当事業年度に係る減価償却費の額を期間按分して算出する方法によって
おります。
②四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額(注) 合計
情報サービス セキュリティシステム
売上高
外部顧客への売上高 9,994,023 2,137,586 - 12,131,610
セグメント間の内部
29,662 5,183 △34,845 -
売上高又は振替高
計 10,023,685 2,142,769 △34,845 12,131,610
セグメント利益 668,790 206,732 8,159 883,682
(注)セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額(注) 合計
情報サービス セキュリティシステム
売上高
外部顧客への売上高 10,580,706 2,264,969 - 12,845,676
セグメント間の内部
69,421 8,305 △77,726 -
売上高又は振替高
計 10,650,127 2,273,275 △77,726 12,845,676
セグメント利益 789,407 228,731 3,598 1,021,736
(注)セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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