9672 都競馬 2021-02-15 15:00:00
第3次中期経営計画の策定に関するお知らせ [pdf]
令和3年2月 15 日
各 位
会 社 名 東 京 都 競 馬 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 中 西 充
(コード番号 9672 東証第1部)
問合せ先 取締役企画部長 石 井 玲
(TEL 03‐5767‐9721)
第3次中期経営計画の策定に関するお知らせ
当社グループは、2021 年 12 月期から 2025 年 12 月期までの5年間を計画期間とする
「第3次中期経営計画~Galloping into the future~」を策定いたしましたので、お知
らせいたします。
この第3次中期経営計画のタイトル中にある「Gallop(ギャロップ)」には“馬が全速
力で走る”という意味があり、今後5年間を当社がスピード感をもって、発展、成長し
ていくという思いを込めて、本計画のタイトルを「Galloping into the future(全速力
で駆け抜ける)」といたしました。
内容の詳細につきましては、添付資料をご参照ください。
以 上
第3次中期経営計画
〜Galloping into the future〜
(2021年12⽉期〜2025年12⽉期)
2021年2月15日
(証券コード 9672)
目次
1. はじめに P2
2.第2次中期経営計画の振り返り P3
3.現状分析 P8
4.本計画の基本方針 P12
5.セグメント別施策 P14
6.社会課題への対応 P21
7.計数計画(業績目標・投資計画・株主還元) P26
2021 TOKYOTOKEIBA Co., Ltd. 1
1.はじめに
当社は、2019年の会社創立70周年を、創立以来の最高益で迎えました。70年の間には、1969年の
東京都の公営ギャンブル廃止宣言などの幾多の苦難、危機を乗り越えてきました。
この第3次中期経営計画のタイトル中にある「Gallop(ギャロップ)」には“馬が全速力で走る”と
いう意味があり、今後5年間を当社がスピード感をもって、発展、成⻑していくという思いを込めて、
本計画のタイトルを「Galloping into the future(全速力で駆け抜ける)」といたしました。
今後も、ステークホルダーの皆様と共に歩む企業を目指すために、
「今何を考え、何をするべきか」。
・大井競馬場で、競馬開催が永続的に行われ、より光り輝くためには。
・東京サマーランドがブランドを磨き、競争激化する遊園地業界で生き残っていくには。
・倉庫賃貸事業の安定とさらなる成⻑をするためには。
・そして、世界的な社会課題の解決に向けて、当社として今何ができるか。
創立100年、そしてさらに先の未来に向けて、当社グループの持続的成⻑に思いを馳せながら、
その道標として、本計画を策定いたしました。
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2.第2次中期経営計画の
振り返り
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第2次中期経営計画の振り返り 業績推移
2019年12⽉期において、2年前倒しで3つの業績目標を達成
業績推移
すべての項目において、前倒しで目標を達成 (億円)
目標達成
(億円)
350 160
参考値のROEについても、⾒込を上回った 300
287 140
248
2017/12 2018/12 2019/12 2020/12 中計参考 227 111 230 120
ROEの 250 213
推移 100
6.9% 7.3% 8.0% 7.5% 6.0% 200 79
66 80
60 60
150
設備投資は5年で300億円の計画に対し、 60
100
2017年〜2020年の4年間で254億円の 45
52 51
40
投資を実施 50 40 40 20
0 0
設備投資額 2017/12 2018/12 2019/12 2020/12 2021/12
(第2次中計目標)
2017/12 2018/12 2019/12 2020/12
売上⾼(左軸) 営業利益(右軸) 親会社株主に帰属する
71億円 59億円 94億円 29億円
当期純利益(右軸)
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第2次中期経営計画の振り返り ①アクションプラン
各セグメントにおける主要なアクションプランについて着実に取組が進捗
第2次中期経営計画「Road to 『NEXT STAGE』」では下記基本方針のもと、『NEXT STAGE』実現に向けた施策を
各セグメントごとにアクションプランとして掲げた。
【基本方針】・既存の枠組みを超えた「新たな取り組み」への着手
・これまでより一歩進んだ「新たな空間」「新たなサービス」の提供
【キーワード】
感 動 安 心 ・ 安 全 貢 献 経 営 基 盤
• 良質なエンターテインメントの提供
• 顧客の安全性・快適性を追求 • 環境・地域・社会への貢献 • 安定的収益基盤の強化
• 自然環境が織りなす「癒し」の提供
したハード・ソフトの改善 • 地域資源の活用 • 通年での収益確保を目指した
• 体験・学び・冒険の提供
• 近隣の⾏政や各団体との連携 事業展開
• 顧客満⾜度の向上
イルミネーションのバリューアップ 東京メガイルミオープン
地方競馬全場・全レース発売開始
公 SPAT4・SPAT4プレミアムポイントシステムの
新規会員獲得キャンペーン実施
会員数増加対応・投票機能向上
営 成⻑促進
会員限定情報コンテンツ提供開始、
競 APIによる外部サービスとの連携開始
技 大井競馬場馬場照明等LED化
施設の再整備 ⼩林牧場モデル厩舎建設
伊勢崎オートレース場グリーンスタンド耐震改修完了
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第2次中期経営計画の振り返り ②アクションプラン
絶景!ナイトプール営業開始
コト消費への展開
季節毎の参加型イベント実施
魅⼒ある施設づくり ロッカー・更⾐室等のリニューアル
遊
最先端の防犯AIカメラの導入
園 安全性対策強化・快適性向上
入園管理システムリニューアル
地
自然・動物の保護 犬の譲渡センター開設
秋川流域の資源活用 地産地消の飲食メニュー・物産販売
倉賃 新規事業物件の取得 習志野茜浜倉庫稼働開始
庫貸
積極的営業戦略による㈱タックの
サ グループ施設の更なる充実と新たな営業展開
収益性向上
ー
ビ
ス 地域に資するイベントの実施 ウィラ大井での地域イベント開催
6
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第2次中期経営計画の振り返り ③アクションプラン
CSR活動および、人材・組織の育成における取組
東京都競馬グループCSR方針の策定
C CSR報告書の作成・公表
方針に沿った各種取組の実施
S
R強 CSR⾏動基準の整備および
活動報告の強化
活化
動
の 都⽴特別⽀援学校等への チャリティーコンサートの様子
馬とのふれあいの場を提供
人 中期的採用方針の策定
材 「輝く社員」のための人材育成プログラム整備 公募型インターンシップ実施
グループ共通研修体系を確⽴
・ 育
組成 グループ横断型プロジェクトの活用
織 事業と連動し、能⼒を発揮できる環境づくり 人事・勤怠システム運用開始
の ワークライフバランスの推進
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3.現状分析
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現状分析 ①外部環境
レジャーに対するニーズの⾼度化 SDGs・ESGに関する意識の⾼まり
働き方改革・ワークライフバランスの浸透により、 グローバルスタンダードとしてのSDGs
余暇時間が増大 企業としても社会課題への対応が求められる
余暇の過ごし方の選択肢増加
消費者ニーズの個性化
コンテンツのデジタル化・ネット化
新型コロナウイルスによるインパクト
価値観やライフスタイルの変化
施設等のキャパシティの縮⼩
オンラインサービス等の拡大
リモートワークの拡大促進
インバウンド需要の減少
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現状分析 ②内部環境
・インターネット投票システム(SPAT4)の売得⾦の増加による収益の伸⻑
・倉庫賃貸事業による安定収益の確保
公営競技事業 遊園地事業
<競馬>
• 恒常的な損失計上
• インターネット投票システム(SPAT4)の会員数、アクセス数の
増加 • 2020年12⽉期 固定資産の減損損失計上
→ 環境変化に対応したシステム機能の強化が必要 • 本館・ドームの耐震問題、⽼朽化問題
• 大井競馬場内の一部施設の⽼朽化(建替え等の必要性) • 遊戯機器の⽼朽化
<オートレース>
• 本場の売得⾦の減少
サービス事業
倉庫賃貸事業 • 競馬場周辺の賑わい創出
→ 集客施設の誘致(競馬場との相乗効果)
• 安定的な利益の確保
→ 新規物件の取得、既存倉庫の建替え • 空調設備事業の安定的利益確保
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現状分析 ③当社事業に関する新型コロナウイルスの影響と今後
当社が予測する社会の動向
2021年 新型コロナウイルスの環境下は2020年とほぼ同様
2022年 ⽇常⽣活はゆるやかに回復するが、ライフスタイルは変化
2023年 ワクチン効果により、インバウンド需要が回復
2024年〜25年 おおかた経済は回復するが、新型コロナウイルス前の状況に戻ることは困難
当社事業の動向予測
【競馬】
・SPAT4の売上⾼ 〈対前年⽐〉
2021年︓15%増、2022年〜2025年︓5%増
・大井本場、場外の売上⾼ 〈対2019年⽐(新型コロナ前)〉
公営競技事業 2021年︓85%減、2022年︓70%減、2023年〜2025年︓50%減
【オートレース】
・伊勢崎本場、場外、ネット投票の売上⾼ 〈対2019年⽐(新型コロナ前)〉
2021年〜2025年︓5%減
・売上⾼ 〈対2019年⽐(新型コロナ前)〉
遊園地事業
2021年︓30%減、2022年︓10%減、2023年〜2025年︓5%増(リニューアル等)
倉庫賃貸事業 • 主に大手物流会社が取引先のため安定的に推移
• 商業施設・オフィスビルは固定賃料のため、安定的に推移
サービス事業
• 空調設備事業においても大きな影響はなし
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4.本計画の基本方針
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本計画の基本方針
企業理念 空間に思いを馳せ、人々の笑顔を創造する。
■企業理念に基づき、全速⼒で駆け抜ける “Galloping into the future”
■DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとする社会変化へ的確に対応
■地球環境などの社会的課題の解決に貢献するとともに、自らも成⻑を持続
<施策の4つの柱>
環境に配慮した魅⼒ある施設づくり 住みやすい地域づくりへの貢献
• 競馬場内一部リニューアル • 賑わい創出施設の誘致
• サマーランド耐震・リニューアル • 地域活動への参加
働きがいと効率的な組織体制の整備 持続的成⻑のための基盤強化
• 全社における人材・組織体制等の強化 • ネット環境の変化への積極的な対応(SPAT4)
• 遊園地事業における運営体制の見直し • 安定分野(倉庫)の拡充
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5.セグメント別施策
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セグメント別施策 公営競技事業①
投票券の購入手段がインターネット投票へシフト
課 東京2020オリンピック・
競馬場・オートレース場の 会員数、アクセス数の 場内一部施設の⽼朽化 パラリンピックへの⽀援
題
持つ機能の⾒直し 急増によるシステム強化
魅⼒的な施設として整備 ・システムの増強 ・⽼朽化施設の建替え
対 大井競馬場を
→競馬場、オートレース場へ ・サービスの拡充 ・利便性等を⾒据えた場内 活用した協⼒
応
+αの機能追加 ・他サイトとの差別化 機能の再整備
持続的成⻑のため ネット環境の変化への
の基盤強化 積極的な対応(SPAT4)
大井競馬場施設の
再整備・有効活用
環境に配慮した
魅⼒ある施設づくり
伊勢崎オートレース場
有効活用・再整備 <大井競馬場>
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セグメント別施策 公営競技事業②
ネット環境の変化への積極的な対応(SPAT4) SPAT4の新たな運用ルームの整備等、ファシリティの強化
インターネット投票システム「SPAT4」の機能強化 SPAT4システム開発に向けた社内体制の強化
と新たなサービスの追加 → 専門知識のある人材の登用/IT人材の育成
・システム増強 :会員数、アクセス数の増加を見越
したサーバーの増設等
・サービスの追加:IT環境の変化やニーズに対応
大井競馬場・伊勢崎オートレース場 施設の再整備・有効活用
南関東4競馬場公式ウェブサイト「nankankeiba.com」 場内、厩舎エリアの再整備
→情報の充実と利便性の向上 イベントスペースとしての
「SPAT4プレミアムポイント」サイトのサービスの充実 活用推進(イルミネーション等)
場内食堂・売店の見直し
小林牧場 馬場照明のLED化
(億円)
SPAT4売上⾼推移(⾒込)
6,000
5,250 5,500 東京2020オリンピック・パラリンピックへの支援
5,000
5,000 4,750
4,450 開催について全面的に協力
4,000 3,818 ・大井競馬場をアクセシブルシャトルの拠点として提供
・大井競馬場外周のイルミネーションを開催期間中に点灯 など
3,000
2020 2021 2022 2023 2024 2025
(実績)
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セグメント別施策 遊園地事業①
課 施設の⽼朽化 収益構造の改善(⾚字体質)
題
安定的な⿊字化 減損後の再⽣計画
対 施設の安全対策と ・営業形態(営業時間等)の⾒直し
応 リニューアル ・繁忙期の売上向上
・組織体制の⾒直し
・閑散期の売上確保
・経費(固定費)削減
環境に配慮した
施設の耐震・リニューアル
魅⼒ある施設づくり
夏季収益⼒強化
売上増強
働きがいと効率的 閑散期売上確保
な組織体制の整備
経費削減 <イメージ>
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セグメント別施策 遊園地事業②
施設の耐震・リニューアル 夏季収益⼒強化
新規アトラクションの導入 夏季に入場料の変動価格制等を導入
本館・ドーム耐震工事 → 混雑緩和・ピーク分散による快適性と利用単価向上
本館リニューアル(照明のLED化)
他企業との連携検討
閑散期売上確保
㈱東京サマーランドによる競馬場イルミネーション
運営の全面受託
経費削減
営業期間の見直しによる効率的な経営
運営体制の見直しによる経費削減
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セグメント別施策 倉庫賃貸事業
課 グループ収益の安定化のためには規模拡大が必要
題 →既存の事業エリア(競馬場周辺)では、事業拡大が困難
対 ・勝島第1地区7号倉庫で既存倉庫の建替えが一巡
応 ・新規エリア進出による、事業規模の拡大
安定分野(倉庫)の拡充
新エリアに新規物件を取得
勝島第1地区7号倉庫の建
替え(2021年9月に5号倉庫 千葉県習志野市
持続的成⻑のため (習志野地区)
として稼働予定)
の基盤強化
東京都品川区
(勝島地区)
<イメージ>
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セグメント別施策 サービス事業
課 空調設備事業
競馬場周辺の賑わい創出
題 →安定的な受注と利益の確保
対 集客施設誘致 ・社員の育成
応 →稼働率が低下した駐⾞場を活用 ・業務範囲の⾒直し
賑わい創出施設誘致
住みやすい地域 大井競馬場
づくりへの貢献 第3駐車場
(約5,500㎡)
の活用
安定的な工事案件の受注
空調設備事業
働きがいと効率的
・社員の技術力強化 <イメージ>
な組織体制の整備
・メンテナンス業務
拡大
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6. 社会課題への対応
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社会課題への対応①
ESGを意識した施策の推進
当社は第2次中期経営計画で⽰したとおり、CSRを推進し社会貢献に取組んできましたが、近年、企業
の経営や成⻑においてESGの観点が重視されるようになってきています。当社は企業の社会的責任を果
たす取り組みを進めていくとともに、これを含むESGを意識した施策を推進し、SDGsの達成に寄与して
いきます。
E【環境】 S【社会】
環境負荷の低減、⽔・森林資源との共⽣ 人材育成・組織整備、安心・安全への
取り組み、CSR活動
G【ガバナンス】
コーポレートガバナンス、コンプライアンス
SDGsに寄与し、持続的な社会の実現に貢献
[主な取り組み]
■ 将来の当社グループを担う「輝く社員」のさらなる創出・育成と多様性に対応
■ 意思決定の迅速化、適切なリスクマネジメントによりガバナンスを強化
■ 4つの重要テーマ「 馬 とともに」 「 文 化とともに」 「 地 域とともに」 「自然・ 環 境とともに」
に基づくCSR活動の推進
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社会課題への対応②
E
環境
主に関連する
目標・課題 対応・活動 SDGs
環 CO2排出量の削減 大井競馬場内の電気を100%再⽣可能
境 (削減率︓2019年⽐10%以上) エネルギーへ転換
負 資源効率の向上
環 ⾼効率設備機器の積極導入
荷 プラスチックごみの削減 環境配慮型資材の採用
飲食提供時の包材⾒直し
主に関連する
目標・課題 対応・活動 SDGs
⽔
・ 水と、水を⽣み出す森を育み、自然との共⽣ 「企業の森」などを通じての継続的な
森 を追求 環 森林整備
林
資 河川美化への取り組み(秋川クリーンアップ
源 活動ほか)
会議体等でのペーパーレス化推進
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社会課題への対応③
S
社会
主に関連する
目標・課題 対応・活動 SDGs
働き方改革、多様な雇用形態への十分な対応 労働環境(ハード・ソフト)の整備
人
従業員エンゲージメントの向上 健康経営の促進
材
・ 当社ビジョンに応じたスペシャリストの確保・育成 キャリアパスの明確化、評価制度の整備
組 管理部⾨を中⼼とした業務効率化 チャネルを問わない積極的な採用活動
織 柔軟かつ機動性の⾼いグループ経営 IT化、アウトソーシングの促進
積極的なグループ内人事交流等を通じた
連携強化
主に関連する
目標・課題 対応・活動 SDGs
安
心 ステークホルダーからの信頼の獲得 積極的な情報提供・共有を通じた
・ 利用者目線に⽴った安⼼・安全な建物、 コミュニケーションの進化
安 システムの構築・運用 徹底した安全管理と安定稼働の継続
全
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社会課題への対応④
主に関連する
目標・課題 対応・活動 SDGs
継続的な馬との共⽣ 馬 引退馬⽀援の継続
C
S 文化活動への⽀援強化 文 チャリティー音楽会・演奏会開催による文化活動
の促進と社会貢献(犬の⽀援)
R
地域の方々との共⽣・発展 地 「馬とのふれあい事業」の拡大
地元地域イベントへの積極参加・協⼒
G
ガバナンス
主に関連する
目標・課題 対応・活動 SDGs
コーポレートガバナンス体制の継続強化 取締役会の多様性確保
変化する社会課題(感染症等含む)への対応 社外役員によるモニタリング強化
コンプライアンスの徹底 事業継続に向けたリスクの再検証・管理
多⾓的な研修実施によるコンプライアンス意識
の向上
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7.計数計画
(業績目標・投資計画・株主還元)
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業績目標
2025年12⽉期において、売上⾼400億円、営業利益150億円、
親会社株主に帰属する当期純利益100億円
(単位:億円)
売上⾼ (億円) (億円)
400 388
400 2025年 対2020年
366 19 20
350 328
350
17
17 57 57
150
12⽉期 12⽉期増減
17 51 51 150
143
300 287
16
49
135 28
138 28 28 売上⾼ 400 112
126 24
250 18
48
13
111
100 公営競技 295 84
200
93 95 100 遊園地 28 14
150 87 85
100 50 倉庫賃貸 57 8
51
50
210 244 258 270 284 295
サービス 20 3
0 0
'20/12 '21/12 '22/12 '23/12 '24/12 '25/12
営業利益 150 38
(実績)
公営競技 遊園地 親会社株主に帰属
倉庫賃貸 サービス
する当期純利益 100 48
営業利益(右軸) 親会社株主に帰属する (参考)ROE 10.0% -
当期純利益(右軸)
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投資計画
投 資 計 画
5ヵ年総投資額 500億円 ■主な投資内容
外部からの資⾦調達 200億円 (セグメント別内訳)
・SPAT4 次期システム構築他
公営競技 ・場内、厩舎エリアの再整備
・場内有効活用(イルミネーション等)
300億 ・新規アトラクションの導入
100億
遊園地 ・本館・ドーム耐震
・本館リニューアル
400億 ・新規物件の取得
40億 倉庫賃貸
・勝島第1地区7号倉庫の建替え
公営競技
遊園地
倉庫賃貸 140億 ・大井競馬場第3駐⾞場
サービス サービス
集客施設の建設
新規案件 既存補修 20億
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株主還元
当社は、安定性・継続性を踏まえ、安定配当を基本としており、原則的には⾦銭での
配当による還元を⾏っております。
本計画期間中は、年間配当50円/株をベースラインとし、事業環境等を勘案のうえ、
業績に応じて配当性向20%〜30%を指針として利益還元を⾏ってまいります。
(単位︓円)
70
60
50
10
40 30
10 30
30 25 20 20 (予定)
15 15 20
20
10 20 20 20 25
15 15 15 15
0
'13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20
中間 期末 記念配当
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お問い合わせ
東京都競馬株式会社
企画部 開発課
電話番号 (03)5767-9721
Eメール tokyotokeiba-web01@tokyotokeiba.co.jp
URL https://www.tokyotokeiba.co.jp/
本プレゼンテーションに記述されている将来の財政状態および経営成績は、現時点で入手可能な情報に基づき
当社が判断したものであり、経営環境による一定のリスクと不確実性が含まれていることをご留意ください。
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