9658 ビジ太田昭和 2020-07-31 16:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
㈱ビジネスブレイン太田昭和(9658)
2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予想情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記…………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 6
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2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、昨年度末に発生した新型コロナウイルス感染症の感染拡大
の影響を受け、引き続き個人消費の低迷や雇用環境の悪化など先行き不透明な状態が続いております。
このような経済環境の中、当社グループの受注高は前年同四半期と比較し若干減少しておりますが、売上に関し
ては前期末の受注残高の積み上げにより前年同四半期を上回る実績を確保しております。売上総利益についても、
売上高の増加に応じて前年同四半期を上回る結果となりました。販売費及び一般管理費については、新型コロナウ
イルス感染症拡大を受けて、当初予定していた投資や人財採用に向けた費用発生、セミナー開催などの営業活動に
伴う費用発生が第2四半期連結会計期間以降に繰り延べられたことや、出張規制、テレワークの推奨により旅費交
通費等の経費発生が抑制されたため、増員に伴う人件費増加があるにもかかわらず前年同四半期と比較し減少して
おります。
その結果として、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高6,966百万円(前年同四半期比5.6%
増)、営業利益519百万円(前年同四半期比35.9%増)、経常利益538百万円(前年同四半期比30.2%増)、親会
社株主に帰属する四半期純利益315百万円(前年同四半期比28.5%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間において連結子会社である(株)EPコンサルティングサービスの一部事業を
グローバルセキュリティエキスパート(株)へ事業譲渡しております。これに伴い、従来「マネージメントサービ
ス(BPO)」に含まれていた該当事業を「コンサルティング・システム開発」に含めております。
また、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は変更後のセグメント区分に基づき作成しております。
[コンサルティング・システム開発事業]
コンサルティング・システム開発事業の当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高5,254百万円(前年同
四半期比6.5%増)、セグメント利益421百万円(前年同四半期比57.9%増)となりました。品質向上の取り組みによ
り特に大型案件において利益率が向上してきており、セグメント利益の増加に貢献しております。事業別の内訳は次
のとおりであります。
(単位:百万円)
売上高 セグメント利益
2019年 2020年 対前年同 2019年 2020年 対前年同
6月期 6月期 四半期増減 6月期 6月期 四半期増減
会計システムコンサルティング
3,168 3,401 233 288 425 137
及びシステム開発
金融業界向けシステム開発 1,325 1,196 △129 43 13 △30
情報セキュリティコンサルティ
295 514 219 △73 △28 45
ング
PLM支援ソリューション 166 211 45 12 19 7
(調整) △23 △68 △45 △3 △8 △5
セグメント計 4,931 5,254 323 267 421 154
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2021年3月期 第1四半期決算短信
[マネージメントサービス(BPO)事業]
マネージメントサービス(BPO)事業の当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高1,785百万円(前年
同四半期比1.8%増)、セグメント利益93百万円(前年同四半期比11.1%減)となりました。事業別の内訳は次のと
おりであります。
(単位:百万円)
売上高 セグメント利益
2019年 2020年 対前年同 2019年 2020年 対前年同
6月期 6月期 四半期増減 6月期 6月期 四半期増減
人事給与関連アウトソーシング 731 725 △6 90 102 12
グローバル企業向けアウトソー
333 319 △14 △4 △33 △29
シング
外資企業向けアウトソーシング 209 209 0 8 3 △5
オンサイトBPO 494 542 48 12 19 7
(調整) △13 △10 3 △1 2 3
セグメント計 1,754 1,785 31 105 93 △12
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は17,836百万円となり、前連結会計年度末に比べ209百万円の増加となり
ました。その主な要因は、現金及び預金の増加1,414百万円、株価上昇による投資有価証券の時価評価額の増加46
百万円及びその他流動資産に含まれる前渡金が増加した一方、債権回収による受取手形及び売掛金の減少1,376百
万円等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計額は7,619百万円となり、前連結会計年度末に比べ36百万円の増加とな
りました。その主な要因は、借入金の増加204百万円及びその他の流動負債に含まれる前受金が増加した一方、従
業員への賞与支給に伴う賞与引当金の減少433百万円等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計額は10,217百万円となり、前連結会計年度末に比べ174百万円増加し
ました。その主な要因は、利益剰余金の増加120百万円等によるものであります。
(3)新型コロナウイルス感染症の影響について
いまだ新型コロナウイルス感染の収束時期が見通せない状況ではありますが、当社グループでは、お客様や従業
員の健康・安全確保を第一としてテレワークによる業務遂行を推奨しております。一部業務上の理由からテレワー
クが困難な従業員については、交代出勤による出勤日数の削減や時差通勤などの感染予防対策を徹底し業務にあた
っております。これらの取り組みにより、現在のところ事業活動に対して重大な影響は出ておりません。
しかしながら、コンサルティング・システム開発事業におきましては、情報セキュリティコンサルティングサー
ビスにおいて多くの引き合いを頂いている一方で、一部の顧客において既存プロジェクトの見直しや新規プロジェ
クトの中止の動きが出てきているため、上期売上分の受注は概ね確保しているものの下期売上分以降の受注が全く
見通せない状況にあります。また、プロジェクト利益率も低下傾向にあります。
なお、新型コロナウイルス感染症に関するリスクについて、前期末以降、大きな変化は認識しておりません。
(4)連結業績予想などの将来予想情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年5月15日付「2020年3月期 決算短信」において公表いたしました第2四
半期累計期間の連結業績予想から修正しております。詳細につきましては、本日(2020年7月31日)公表の「業績
予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,807,627 8,221,971
受取手形及び売掛金 5,582,900 4,206,471
有価証券 300,000 300,000
仕掛品 97,484 151,375
その他 1,024,270 1,091,633
流動資産合計 13,812,281 13,971,450
固定資産
有形固定資産 328,432 317,787
無形固定資産
のれん 68,586 59,107
その他 491,713 471,351
無形固定資産合計 560,299 530,458
投資その他の資産
投資有価証券 1,163,383 1,208,954
その他 1,902,928 1,944,142
貸倒引当金 △140,718 △136,718
投資その他の資産合計 2,925,593 3,016,378
固定資産合計 3,814,324 3,864,623
資産合計 17,626,605 17,836,073
負債の部
流動負債
買掛金 1,219,207 1,255,384
1年内返済予定の長期借入金 - 32,175
未払法人税等 377,694 291,570
賞与引当金 914,784 481,688
役員賞与引当金 40,400 23,065
受注損失引当金 30,265 10,655
その他の引当金 15,244 500
その他 2,098,068 2,457,643
流動負債合計 4,695,662 4,552,680
固定負債
長期借入金 275,740 447,340
退職給付に係る負債 2,341,208 2,351,478
従業員株式付与引当金 118,447 117,410
役員報酬BIP信託引当金 57,728 60,329
その他 94,330 89,600
固定負債合計 2,887,453 3,066,157
負債合計 7,583,115 7,618,837
純資産の部
株主資本
資本金 2,233,490 2,233,490
資本剰余金 2,866,728 2,866,728
利益剰余金 6,137,610 6,257,341
自己株式 △1,504,828 △1,486,735
株主資本合計 9,733,000 9,870,824
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 8,041 42,284
退職給付に係る調整累計額 △37,514 △33,344
その他の包括利益累計額合計 △29,473 8,940
非支配株主持分 339,963 337,472
純資産合計 10,043,490 10,217,236
負債純資産合計 17,626,605 17,836,073
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 6,594,791 6,966,493
売上原価 5,255,113 5,509,913
売上総利益 1,339,678 1,456,580
販売費及び一般管理費 957,445 937,281
営業利益 382,233 519,299
営業外収益
受取利息 5,399 5,367
受取配当金 6,814 2,897
助成金収入 13,573 1,140
貸倒引当金戻入額 - 4,000
その他 7,194 6,476
営業外収益合計 32,980 19,880
営業外費用
支払利息 419 467
有形固定資産除去損 1,228 0
その他 410 803
営業外費用合計 2,057 1,270
経常利益 413,156 537,909
税金等調整前四半期純利益 413,156 537,909
法人税等 168,895 219,560
四半期純利益 244,261 318,349
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 244,964 314,702
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△703 3,647
に帰属する四半期純損失(△)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △10,790 34,742
退職給付に係る調整額 5,281 4,072
その他の包括利益合計 △5,509 38,814
四半期包括利益 238,752 357,163
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 239,461 353,115
非支配株主に係る四半期包括利益 △709 4,048
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2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただし、当該
見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く場合には、法定実効税率を使用する方法によってお
ります。
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