9651 J-日プロ 2021-09-30 15:00:00
2022年5月期 第1四半期決算短信 〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
             2022年5月期        第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                   2021年9月30日
上場会社名   日本プロセス株式会社                                                  上場取引所      東
コード番号   9651  URL https://www.jpd.co.jp/
代表者     (役職名) 代表取締役社長                (氏名)多田 俊郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 財務統括               (氏名)坂巻 詳浩                      TEL    03-4531-2111
四半期報告書提出予定日   2021年10月8日             配当支払開始予定日                  -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無      :無

                                                                             (百万円未満切捨て)
1.2022年5月期第1四半期の連結業績(2021年6月1日~2021年8月31日)
 (1)連結経営成績(累計)                                               (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                       親会社株主に帰属する
                     売上高                      営業利益          経常利益
                                                                         四半期純利益
                    百万円         %         百万円        %      百万円     %     百万円     %
2022年5月期第1四半期       1,760     12.0          166    27.8      179  13.6      90 △15.7
2021年5月期第1四半期        1,571   △14.4          130   △24.7      157 △18.2     106 △19.0
(注)包括利益   2022年5月期第1四半期         57百万円 (△13.9%)        2021年5月期第1四半期            66百万円 (△76.0%)

                                        潜在株式調整後
                   1株当たり
                                         1株当たり
                   四半期純利益
                                        四半期純利益
                             円 銭              円 銭
2022年5月期第1四半期                 9.31              -
2021年5月期第1四半期                11.06              -

 (2)連結財政状態
                          総資産                         純資産                    自己資本比率
                                     百万円                     百万円                                 %
2022年5月期第1四半期                        10,544                  9,607                             91.1
2021年5月期                             11,782                  9,675                             82.1
(参考)自己資本     2022年5月期第1四半期            9,607百万円        2021年5月期       9,675百万円

2.配当の状況
                                                     年間配当金
                  第1四半期末         第2四半期末              第3四半期末           期末                  合計
                      円 銭            円 銭                 円 銭               円 銭                 円 銭
 2021年5月期               -            13.00                 -               14.00               27.00
 2022年5月期               -
 2022年5月期(予想)             14.00                             -              14.00               28.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

3.2022年5月期の連結業績予想(2021年6月1日~2022年5月31日)
                                (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
                                             親会社株主に帰属 1株当たり
                売上高       営業利益        経常利益
                                             する当期純利益  当期純利益
              百万円    %   百万円     %  百万円    %  百万円   %    円 銭
 第2四半期(累計)    3,740  -    360    -    380  -   260  -    27.06
      通期      7,870  -    705    -    745  -   500  -    52.22
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
    2.2022年5月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しているため、上記
      の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期及び対前年同四半期増減率は記載
      しておりません。
※    注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
       新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)

    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
      (注)詳細は、添付資料7ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
         事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。

    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更    :有
      ② ①以外の会計方針の変更           :無
      ③ 会計上の見積りの変更            :無
      ④ 修正再表示                 :無
      (注)詳細は、添付資料7ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
         事項(会計方針の変更)」をご覧ください。

    (4)発行済株式数(普通株式)
      ①   期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年5月期1Q     10,645,020株   2021年5月期     10,645,020株
      ②   期末自己株式数             2022年5月期1Q     968,505株    2021年5月期       968,505株
     ③    期中平均株式数(四半期累計)      2022年5月期1Q   9,676,515株    2021年5月期1Q   9,656,722株



※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
   断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
   等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
   ての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
   将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
                                 日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………          2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………          2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………          3
 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………          3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………          4
 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………          4
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………          5
    四半期連結損益計算書
     第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………          5
    四半期連結包括利益計算書
     第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………          6
 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………          7
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………          7
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………          7
   (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ………………………………………………………          7
   (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………          7
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………          7
   (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………          8
   (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………          10




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                                   日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を
  適用しておりますが、当第1四半期連結累計期間については従来の方法に比べて、売上、利益に与える影響は軽微
  であります。詳細については、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
  項(会計方針の変更)」をご参照ください。
   また、文中の前年同期比較については、収益認識会計基準等の適用前の前年同期実績を用いております。

   当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状
  況が継続したものの、ワクチン接種を促進するなど各種政策の効果や海外経済の改善などにより、持ち直しの動き
  が続くことが期待されています。一方、より感染力が強い変異株への警戒感や、緊急事態宣言等の発出や延長など
  による国内経済の下振れリスクに十分に注意する必要があります。
   情報サービス産業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大によりテレワークを想定したIT環境の導入
  や整備が進むとともに、情報資産のクラウド化へのニーズが高まっているものの、IT投資の動向については慎重に
  見極めていく必要が生じております。
   こうした環境の中、当社は、「ソフトウェアで社会インフラ分野の安全・安心、快適・便利に貢献する」を中期
  経営ビジョンとする新中期経営計画(2021年6月~2024年5月)を策定し、人材育成のための大規模案件請負の推
  進、トータル・ソフトウェア・エンジニアリング・サービスのトータル度向上を基本方針といたしました。
   人材育成のための大規模案件請負の推進としては、営業力強化を図り大規模案件を受注し、開発を通じて、新規
  設計能力やマネージメント力の向上などの人材育成を積極的に進めてまいります。トータル・ソフトウェア・エン
  ジニアリング・サービスのトータル度向上としては、これまでも顧客のご協力を得ながら長期的に継続している
  「ソフトウェアの要件定義、開発から運用・保守までをトータルにサービスすることで、顧客に最大のメリットを
  提供する」という取組みを、各セグメントの事業環境に応じてさらなるトータル度向上を図り、顧客への付加価値
  向上を狙ってまいります。
   新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取組みとしましては、当社グループ社員及び家族の健康や安全を確
  保しつつ、顧客に安定したサービスを継続的に提供するため、ガイドラインを適宜更新し、外出/国内外出張の自
  粛、Webでの会議/研修、リモートワークなどを推進し、新型コロナウイルス感染症拡大リスクの低減に努めてまい
  りました。


   この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,760百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は166百
  万円(前年同期比27.8%増)、経常利益は179百万円(前年同期比13.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利
  益は90百万円(前年同期比15.7%減)となりました。


   セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
  (制御システム)
   制御システムでは、火力発電所向け監視・制御システムは作業量が減少したものの、再生可能エネルギーシステ
  ムで新規案件を受注し好調に推移しました。在来線の運行管理システムは、前期より継続している大規模請負案件
  が順調に推移しました。また、海外高速鉄道の運行管理システムは堅調に推移しました。
   この結果、売上高は259百万円(前年同期比39.0%増)、セグメント利益は55百万円(前年同期比23.1%増)と
  なりました。
  (自動車システム)
   自動車システムでは、自動運転/先進運転支援関連は新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、車載ネ
  ットワーク制御や基盤ソフトウェアなどが堅調に推移しました。また、電動化案件は、開発規模の拡大に伴い受注
  量が増加しました。
   この結果、売上高は454百万円(前年同期比12.9%増)、セグメント利益は123百万円(前年同期比24.3%増)と
  なりました。
  (特定情報システム)
   特定情報システムでは、映像監視関連が好調に推移しました。自動運転/先進運転支援関連の画像認識/識別案件
  は横ばいで推移しました。また、危機管理関連は大規模請負案件がスタートしたものの、本格的な開発作業は下期
  以降となるため横ばいで推移しました。
   この結果、売上高は162百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益は35百万円(前年同期比19.6%減)とな
  りました。




                           - 2 -
                                   日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


  (組込システム)
   組込システムでは、ストレージデバイス開発と新ストレージ開発は、担当範囲の拡大に伴い体制を拡大し堅調に
  推移しました。IoT建設機械関連は堅調に推移しました。自動運転/先進運転支援関連は、横ばいで推移しました。
   この結果、売上高は294百万円(前年同期比16.4%増)、セグメント利益は70百万円(前年同期比21.1%増)と
  なりました。
  (産業・ICTソリューション)
   産業・ICTソリューションでは、航空宇宙関連は大型案件に参画するなど好調に推移しました。システム構築関
  連は横ばいで推移しました。イメージングソリューション関連と鉄道関連は、一部プロジェクトが終了したため減
  少しました。
   この結果、売上高は589百万円(前年同期比3.4%増)、セグメント利益は100百万円(前年同期比7.2%減)とな
  りました。

(2)財政状態に関する説明
 (総資産)
   当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて1,237百万円減少して、10,544百万
  円となりました。この主な要因は、賞与支給及び法人税等の支払いに伴い現金及び預金が減少したことによりま
 す。
 (負債)
   当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて1,169百万円減少して、936百万円とな
  りました。この主な要因は、賞与支給及び法人税等の支払いが行われた結果、賞与引当金及び未払法人税等が減少
 したことによります。
 (純資産)
  当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて68百万円減少して、9,607百万円と
  なりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が増加したものの、配当金支
  払いに伴う利益剰余金の減少と、投資有価証券の時価下落に伴いその他有価証券評価差額金が減少したことにより
  ます。この結果、自己資本比率は、91.1%となりました。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想につきましては、2021年7月8日公表の2022年5月期の連結業績予
  想から変更はありません。




                           - 3 -
                            日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                    (単位:千円)
                        前連結会計年度               当第1四半期連結会計期間
                       (2021年5月31日)             (2021年8月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                        3,290,238             2,411,481
   受取手形及び売掛金                     2,183,871                    -
   受取手形、売掛金及び契約資産                       -              1,887,845
   電子記録債権                          901,185             1,137,420
   有価証券                          1,500,595             1,600,046
   仕掛品                             166,279               175,927
   その他                              72,171               101,067
   流動資産合計                        8,114,340             7,313,789
 固定資産
   有形固定資産                          227,947              224,218
   無形固定資産                           43,686               48,235
   投資その他の資産
     投資有価証券                       3,013,374            2,561,082
     その他                            382,847              396,890
     投資その他の資産合計                   3,396,222            2,957,973
   固定資産合計                         3,667,857            3,230,428
 資産合計                            11,782,198           10,544,217
負債の部
 流動負債
   買掛金                              99,053               98,101
   未払法人税等                          208,711              103,472
   賞与引当金                         1,086,379              323,660
   その他の引当金                          40,586               10,571
   その他                             544,176              301,747
   流動負債合計                        1,978,907              837,554
 固定負債
   長期未払金                            81,312               98,857
   退職給付に係る負債                        45,928                   -
   その他                                 166                  166
   固定負債合計                          127,406               99,023
 負債合計                            2,106,313              936,577
純資産の部
 株主資本
   資本金                           1,487,409             1,487,409
   資本剰余金                         2,250,481             2,250,481
   利益剰余金                         5,811,732             5,776,182
   自己株式                          △585,923              △585,923
   株主資本合計                        8,963,700             8,928,151
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                     701,470              665,169
   為替換算調整勘定                          10,713               14,319
   その他の包括利益累計額合計                    712,183              679,489
 純資産合計                            9,675,884            9,607,640
負債純資産合計                          11,782,198           10,544,217




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                                日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
 (四半期連結損益計算書)
  (第1四半期連結累計期間)
                                                       (単位:千円)
                        前第1四半期連結累計期間             当第1四半期連結累計期間
                         (自 2020年6月1日             (自 2021年6月1日
                         至 2020年8月31日)            至 2021年8月31日)
売上高                                  1,571,862            1,760,555
売上原価                                 1,217,176            1,376,136
売上総利益                                  354,686              384,419
販売費及び一般管理費                             224,567              218,088
営業利益                                   130,119              166,330
営業外収益
 受取利息                                   4,297                4,061
 受取配当金                                 10,316               10,810
 保険解約返戻金                               12,719                1,075
 その他                                    2,704                  989
 営業外収益合計                               30,037               16,936
営業外費用
 寄付金                                    1,000                   -
 障害者雇用納付金                                 750                  750
 為替差損                                      -                 2,629
 その他                                      418                  486
 営業外費用合計                                2,168                3,865
経常利益                                  157,988              179,401
特別損失
 固定資産除却損                                   -                     0
 特別損失合計                                    -                     0
税金等調整前四半期純利益                          157,988              179,401
法人税等                                   51,149               89,287
四半期純利益                                106,838               90,113
親会社株主に帰属する四半期純利益                      106,838               90,113




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                           日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


 (四半期連結包括利益計算書)
  (第1四半期連結累計期間)
                                                 (単位:千円)
                   前第1四半期連結累計期間            当第1四半期連結累計期間
                    (自 2020年6月1日            (自 2021年6月1日
                    至 2020年8月31日)           至 2021年8月31日)
四半期純利益                           106,838              90,113
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                    △39,325            △36,301
 為替換算調整勘定                          △845               3,606
 その他の包括利益合計                      △40,170            △32,694
四半期包括利益                           66,667             57,419
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                  66,667              57,419




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                                    日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。

  (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
   該当事項はありません。
   なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、当第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であ
  りました株式会社アルゴリズム研究所は、当社を存続会社とする吸収合併(合併期日:2021年6月1日)により消滅
  したため、連結の範囲から除外しております。


  (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
   (税金費用の計算)
   税金費用につきましては、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
  適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。


  (会計方針の変更)
   (収益認識に関する会計基準等の適用)
   「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
  を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又
  はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、これまで受注制
  作のソフトウェアに係る契約のうち、開発の進捗部分について成果の確実性が認められる契約については工事進行基
  準を、その他の契約については工事完成基準を適用しておりましたが、少額もしくはごく短期の契約を除き、履行義
  務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。なお、履行義務の充足に係る
  進捗率の合理的な見積りができない場合は、原価回収基準を適用しております。
   収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
  り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期
  連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認
  識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんど
  すべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
   この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高が50,311千円、売上原価が39,040千円、営業利益、経常利益及び税
  金等調整前四半期純利益が11,271千円それぞれ増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は9,807千円増加
  しております。
   収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
  「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示するこ
  とといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について
  新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第
  12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期累計期間に係る顧客との契約か
  ら生じる収益を分解した情報を記載しておりません。

   (時価の算定に関する会計基準等の適用)
   「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
  等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企
  業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新た
  な会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありませ
  ん。




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                                               日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


 (セグメント情報等)
   【セグメント情報】
    Ⅰ.前第1四半期連結累計期間(自 2020年6月1日 至 2020年8月31日)
          1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                 (単位:千円)
                                       報告セグメント
                                                                                   合計
                制御         自動車           特定情報             組込         産業・ICT
               システム        システム          システム            システム       ソリューション

売上高

外部顧客への売上高        186,803     402,626           159,266    253,383      569,784    1,571,862
セグメント間の内部
                      -          -                 -          -             -           -
売上高又は振替高
      計          186,803     402,626           159,266    253,383      569,784    1,571,862

セグメント利益           44,848      99,081           44,666     58,456       108,733     355,786




                           四半期連結
               調整額         損益計算書
               (注)1         計上額
                           (注)2

売上高

外部顧客への売上高             -    1,571,862
セグメント間の内部
                      -          -
売上高又は振替高
      計               -    1,571,862

セグメント利益         △225,666     130,119
(注)1.セグメント利益の調整額△225,666千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△224,567千円及
     びその他△1,099千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
     ります。
   2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。




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                                                 日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


       Ⅱ.当第1四半期連結累計期間(自 2021年6月1日 至 2021年8月31日)
         1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                   (単位:千円)
                                         報告セグメント
                                                                                     合計
                  制御         自動車           特定情報             組込         産業・ICT
                 システム        システム          システム            システム       ソリューション

売上高
顧客との契約から生
                   259,694     454,578           162,308    294,832      589,140    1,760,555
じる収益
外部顧客への売上高          259,694     454,578           162,308    294,832      589,140    1,760,555
セグメント間の内部
                        -          -                 -          -             -           -
売上高又は振替高
       計           259,694     454,578           162,308    294,832      589,140    1,760,555

セグメント利益             55,223     123,128           35,899     70,783       100,864     385,899




                             四半期連結
                 調整額         損益計算書
                 (注)1         計上額
                             (注)2

売上高
顧客との契約から生
                        -    1,760,555
じる収益
外部顧客への売上高               -    1,760,555
セグメント間の内部
                        -          -
売上高又は振替高
       計                -    1,760,555

セグメント利益           △219,568     166,330
(注)1.セグメント利益の調整額△219,568千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△218,088千円及
     びその他△1,480千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
     ります。
      2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。


           2.報告セグメントの変更等に関する事項
             会計方針の変更に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用
            し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様
            に変更しております。
             当該変更により、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間の「制御システム」の売上高が
            33,436千円、セグメント利益が6,820千円増加、「特定情報システム」の売上高が11,340千円、セグメ
            ント利益が2,924千円増加、「産業・ICTソリューション」の売上高が5,534千円、セグメント利益が
            1,526千円増加しております。




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                                       日本プロセス㈱ (9651) 2022年5月期 第1四半期決算短信


  (重要な後発事象)
   当社は、2021年8月30日開催の取締役会において、会社法第459条第1項の規定による定款の定めに基づき、自己
  株式を取得することを決議し、下記のとおり取得しました。
  1.自己株式の取得を行った理由
    経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び株主の皆様への一層の利益還元を目的としております。

  2.自己株式取得に関する内容
  (1)取得した株式の種類  当社普通株式
  (2)取得した株式の総数  150,000株
  (3)取得価額の総額    117,750,000円
  (4)取得日        2021年9月2日
  (5)取得方法       東京証券取引所の自己株式立会外買付取引
                (ToSTNeT-3)による買付け




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