9627 アインHD 2019-06-04 15:30:00
2019年4月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年4月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年6月4日
上場会社名 株式会社 アインホールディングス 上場取引所 東 札
コード番号 9627 URL https://www.ainj.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)大谷 喜一
問合せ先責任者 (役職名) 代表取締役専務 (氏名)水島 利英 TEL 011-814-1000
定時株主総会開催予定日 2019年7月30日 配当支払開始予定日 2019年7月31日
有価証券報告書提出予定日 2019年7月31日
決算補足説明資料作成の有無:有 (決算補足資料は、適宜、当社ホームページに掲載いたします。)
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年4月期の連結業績(2018年5月1日~2019年4月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年4月期 275,596 2.7 16,067 △18.1 16,637 △17.3 9,029 △14.6
2018年4月期 268,385 8.2 19,622 34.7 20,129 33.5 10,567 32.9
(注)包括利益 2019年4月期 8,960百万円 (△13.6%) 2018年4月期 10,376百万円 (27.7%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2019年4月期 254.87 - 9.0 8.9 5.8
2018年4月期 310.08 - 13.5 11.9 7.3
(参考)持分法投資損益 2019年4月期 -百万円 2018年4月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年4月期 189,021 103,922 54.9 2,931.48
2018年4月期 183,380 96,733 52.7 2,729.44
(参考)自己資本 2019年4月期 103,855百万円 2018年4月期 96,697百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年4月期 14,788 △19,985 △10,681 47,495
2018年4月期 21,656 △5,281 17,623 63,233
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年4月期 - 0.00 - 50.00 50.00 1,771 16.1 2.2
2019年4月期 - 0.00 - 55.00 55.00 1,948 21.6 1.9
2020年4月期(予想) - 0.00 -
55.00
55.00 19.2
3.2020年4月期の連結業績予想(2019年5月1日~2020年4月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 144,050 9.3 8,500 26.3 8,750 24.7 4,640 27.5 130.97
通期 300,330 9.0 18,700 16.4 19,200 15.4 10,130 12.2 285.94
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年4月期 35,428,212株 2018年4月期 35,428,212株
② 期末自己株式数 2019年4月期 728株 2018年4月期 688株
③ 期中平均株式数 2019年4月期 35,427,497株 2018年4月期 34,079,508株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算定しており、今後の経済状況等の変化により、実際の業績は予想
数値と異なる結果となる場合があります。
(日付の表示方法の変更)
当連結会計年度の期首より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
(金額単位の変更)
当社の連結財務諸表に掲記される科目その他の事項の金額については、従来、千円単位で記載しておりましたが、当連結会計年度の期首
より百万円単位をもって記載することに変更しております。
株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(表示方法の変更) ……………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 17
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、個人消費に持ち直しの動きがみられ、企業収益や雇用情勢の改善を背
景として、景気は、緩やかに回復しております。
このような経済情勢のもと、当社グループは、調剤薬局の新規出店及びM&Aによる事業拡大をはじめ、コスメ
&ドラッグストア事業を推進し、グループの事業規模及び収益拡大に努めてまいりました。
また、働き方改革推進の一環として、社員ごとのライフスタイルに合わせた働きやすい環境整備を目的として、
所定労働時間の選択制導入を決定しており、2020年4月より運用を開始いたします。今後も、子育て、介護に限ら
ず多様化するライフスタイルや個々の価値観に応じた働き方を実現できる体制を整えてまいります。
当連結会計年度の業績は、売上高が2,755億9千6百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は160億6千7百万
円(同18.1%減)、経常利益は166億3千7百万円(同17.3%減)となり、また、親会社株主に帰属する当期純利
益は90億2千9百万円(同14.6%減)となりました。
(ファーマシー事業)
2018年4月の調剤報酬改定では、いわゆる門前薬局・同一敷地内薬局の評価が見直される一方、対物業務から対
人業務への構造的な転換を進めることを目的として、かかりつけ薬剤師・薬局の評価が推進される内容となりまし
た。
当社グループでは、引き続き、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能を発揮すべく、地域医療との連携、お
薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導の強化及びジェネ
リック医薬品の使用を促進しております。
医療業界での薬剤師不足が深刻化するなか、当社グループでは、新卒採用に積極的に取り組んでおり、2019年4
月には、257名の新卒薬剤師が入社し、かかりつけ薬剤師としての資質を向上させるべく教育研修を強化しており
ます。
営業開発においては、調剤薬局の新規出店及びM&Aを活用し、株式会社コム・メディカル(新潟県三条市)及
び土屋薬品株式会社(長野県長野市)の子会社化を実施するなど、継続した事業規模の拡大を推進するとともに、
店舗運営の見直しを進めております。
当連結会計年度の売上高は、2,450億3百万円(前年同期比2.7%増)、セグメント利益は183億3千1百万円
(同19.1%減)と増収減益となりました。
同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計157店舗を出店し、54店舗の閉店により、当社グルー
プにおける薬局総数は1,132店舗となりました。
(リテール事業)
コスメ&ドラッグストア事業は、同業間による同質化競争、業種間を超えた統合・再編による競合により、なお
も厳しい市場環境が続いております。
当社グループでは、このような環境において、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」の首都圏への出店
を継続的に実施するとともに、関西圏への出店を再開しております。加えて、既存店の改装及び関連商品を中心と
するMDの強化による集客力向上に努めており、既存店売上高が前年を上回って推移するとともに、前期出店売上
高が大きく寄与しております。また、「リップス&ヒップス」及び「ココデシカ」を始めとするオリジナルブラン
ドの積極的な展開に加え、昨年実施した仕入れの見直しが引き続き貢献しており、収益は改善しております。
当連結会計年度の売上高は、252億1千万円(前年同期比4.5%増)、セグメント利益は9億7千2百万円(同
48.0%増)と増収増益となりました。
同期間の出店状況は、アインズ&トルペ 東池袋店(東京都豊島区)、オリナス錦糸町店(東京都墨田区)、渋
谷公園通り店(東京都渋谷区)、草加ヴァリエ店(埼玉県草加市)、府中フォーリス店(東京都府中市)、あべの
Hoop店(大阪市阿倍野区)及び梅田ヘップファイブ店(大阪市北区)を出店し、1店舗を閉店したことで、コ
スメ&ドラッグストア総数は54店舗となりました。
(その他の事業)
その他の事業における売上高は53億8千2百万円(前年同期比4.3%減)、セグメント損失は1億6千5百万円
(前年同期は11億6千4百万円の損失)となりました。
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末より56億4千1百万円増の1,890億2千1百万円
となりました。主な要因は、新規出店及びM&Aの実施により棚卸資産、建物等の有形固定資産及びのれんが増加
した一方、借入金の返済及び税金等の支払いにより現預金が減少したことによるものであります。
負債の残高は、15億4千7百万円減の850億9千9百万円となりました。
短期及び長期借入金の残高は、66億7千1百万円減となる115億5千6百万円となりました。
純資産の残高は、71億8千8百万円増の1,039億2千2百万円となり、自己資本比率は2.2ポイント増加となる
54.9%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ157億3千7百万円減の474
億9千5百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、147億8千8百万円(前年同期は216億5千6百万円の収入)となりました。
主な収入要因として、税金等調整前当期純利益が156億2千4百万円、新規出店及びM&Aによる規模拡大に伴
い、減価償却費39億3百万円、のれん償却額41億8千3百万円が反映されております。
また、法人税等の支払額93億4千1百万円が主要な支出要因として反映されております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、199億8千5百万円(前年同期は52億8千1百万円の支出)となりました。
M&A12社の株式取得に係る、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が132億4千6百万円、コス
メ&ドラッグストア及び調剤薬局の新規出店等に伴い、有形固定資産の取得による支出37億6千1百万円、敷金及
び保証金の差入による支出44億6千9百万円が反映されております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、106億8千1百万円(前年同期は176億2千3百万円の調達)となりました。
短期及び長期の借入と返済の差額が83億6千9百万円の返済となり、配当金の支払額17億7千1百万円が反映さ
れております。
当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
2016年4月期 2017年4月期 2018年4月期 2019年4月期
自己資本比率(%) 38.1 38.4 52.7 54.9
時価ベースの自己資本比率(%) 121.0 156.6 141.0 165.7
債務償還年数(年) 1.0 1.5 0.9 0.8
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 226.6 128.0 184.5 117.8
(注) 自己資本比率 自己資本/総資産
時価ベースの株主資本比率 株式時価総額/総資産
債務償還年数 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ 営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※ 有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
※ 営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャ
ッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を利用しております。
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(4)今後の見通し
次期につきましては、ファーマシー事業においては、引き続き調剤薬局の新規開発、M&Aを積極活用し、ま
た、リテール事業においてもコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」の首都圏への継続的出店に加え、都市
圏における知名度向上施策により事業規模の拡大を図ります。
これにより、当社グループにおける通期の業績は、売上高3,003億3千万円(前年同期比9.0%増)、経常利益
192億円(同15.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益101億3千万円(同12.2%増)となる見通しでありま
す。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用してお
ります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年4月30日) (2019年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 63,779 48,091
受取手形及び売掛金 10,466 12,771
商品 9,372 12,673
貯蔵品 208 225
短期貸付金 641 236
未収入金 7,751 8,438
その他 2,470 3,012
貸倒引当金 △131 △2
流動資産合計 94,557 85,446
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 28,310 31,676
減価償却累計額 △13,376 △15,323
建物及び構築物(純額) 14,934 16,352
土地 10,041 10,394
建設仮勘定 118 283
その他 10,493 11,911
減価償却累計額 △7,734 △8,755
その他(純額) 2,759 3,155
有形固定資産合計 27,853 30,186
無形固定資産
のれん 38,011 45,249
その他 2,121 2,327
無形固定資産合計 40,132 47,577
投資その他の資産
投資有価証券 2,375 1,795
長期貸付金 789 1,351
繰延税金資産 3,772 4,284
退職給付に係る資産 9 15
敷金及び保証金 11,339 15,133
その他 2,985 4,853
貸倒引当金 △540 △1,683
投資その他の資産合計 20,732 25,751
固定資産合計 88,718 103,515
繰延資産
株式交付費 103 59
繰延資産合計 103 59
資産合計 183,380 189,021
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年4月30日) (2019年4月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 38,728 44,794
短期借入金 6,717 5,571
未払法人税等 4,947 3,261
預り金 12,675 12,737
賞与引当金 1,911 2,139
役員賞与引当金 16 17
ポイント引当金 420 450
返品調整引当金 6 -
その他 4,525 4,772
流動負債合計 69,950 73,744
固定負債
長期借入金 11,511 5,985
リース債務 632 401
退職給付に係る負債 2,625 2,977
その他 1,927 1,989
固定負債合計 16,696 11,355
負債合計 86,646 85,099
純資産の部
株主資本
資本金 21,894 21,894
資本剰余金 20,500 20,500
利益剰余金 54,268 61,526
自己株式 △1 △2
株主資本合計 96,662 103,920
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 84 △6
退職給付に係る調整累計額 △50 △59
その他の包括利益累計額合計 34 △65
非支配株主持分 36 67
純資産合計 96,733 103,922
負債純資産合計 183,380 189,021
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
売上高 268,385 275,596
売上原価 220,392 230,233
売上総利益 47,993 45,363
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 2,719 2,330
販売促進費 1,019 1,044
給料手当及び賞与 5,267 5,212
貸倒引当金繰入額 132 1
賞与引当金繰入額 554 584
役員賞与引当金繰入額 16 17
退職給付費用 117 195
ポイント引当金繰入額 417 449
法定福利及び厚生費 1,854 1,946
通信交通費 806 845
リース料 85 78
地代家賃 4,205 4,473
減価償却費 646 702
のれん償却額 3,898 4,106
租税公課 1,181 1,400
その他 5,448 5,904
販売費及び一般管理費合計 28,370 29,295
営業利益 19,622 16,067
営業外収益
受取利息 65 70
受取配当金 36 39
投資事業組合運用益 136 17
受取手数料 61 38
不動産賃貸料 181 274
固定資産受贈益 19 48
業務受託料 201 158
技術指導料 70 68
その他 345 345
営業外収益合計 1,117 1,061
営業外費用
支払利息 117 125
債権売却損 71 71
不動産賃貸費用 88 95
貸倒引当金繰入額 200 24
その他 131 173
営業外費用合計 610 490
経常利益 20,129 16,637
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
特別利益
固定資産売却益 76 38
投資有価証券売却益 8 7
事業譲渡益 59 312
保険解約返戻金 31 23
段階取得に係る差益 49 -
出資金売却益 - 550
その他 30 128
特別利益合計 255 1,061
特別損失
固定資産除売却損 624 695
減損損失 1,175 766
役員退職慰労金 127 -
出資金評価損 440 -
その他 164 613
特別損失合計 2,532 2,074
税金等調整前当期純利益 17,852 15,624
法人税、住民税及び事業税 7,863 6,794
法人税等調整額 △540 △230
法人税等合計 7,322 6,564
当期純利益 10,530 9,060
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
△37 30
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 10,567 9,029
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
当期純利益 10,530 9,060
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1 △91
退職給付に係る調整額 △152 △8
その他の包括利益合計 △153 △99
包括利益 10,376 8,960
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 10,413 8,929
非支配株主に係る包括利益 △37 30
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自2017年5月1日 至2018年4月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 8,682 6,367 45,286 △419 59,918
当期変動額
新株の発行 13,212 13,212 26,424
剰余金の配当 △1,585 △1,585
親会社株主に帰属する当期
純利益
10,567 10,567
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 921 418 1,339
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 13,212 14,133 8,982 417 36,744
当期末残高 21,894 20,500 54,268 △1 96,662
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 86 101 187 73 60,178
当期変動額
新株の発行 26,424
剰余金の配当 △1,585
親会社株主に帰属する当期
純利益
10,567
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 1,339
株主資本以外の項目の当期
△1 △152 △153 △37 △190
変動額(純額)
当期変動額合計 △1 △152 △153 △37 36,554
当期末残高 84 △50 34 36 96,733
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
当連結会計年度(自2018年5月1日 至2019年4月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 21,894 20,500 54,268 △1 96,662
当期変動額
剰余金の配当 △1,771 △1,771
親会社株主に帰属する当期
純利益
9,029 9,029
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 7,257 △0 7,257
当期末残高 21,894 20,500 61,526 △2 103,920
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 84 △50 34 36 96,733
当期変動額
剰余金の配当 △1,771
親会社株主に帰属する当期
純利益
9,029
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目の当期
△91 △8 △99 30 △68
変動額(純額)
当期変動額合計 △91 △8 △99 30 7,188
当期末残高 △6 △59 △65 67 103,922
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 17,852 15,624
減価償却費 3,596 3,903
のれん償却額 3,937 4,183
関係会社株式売却損益(△は益) - 149
減損損失 1,175 766
出資金評価損 440 -
出資金売却益 - △550
段階取得に係る差損益(△は益) △49 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 313 △155
ポイント引当金の増減額(△は減少) 10 29
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 157 186
事業譲渡損益(△は益) △59 △312
返品調整引当金の増減額(△は減少) △7 △6
賞与引当金の増減額(△は減少) 0 152
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 0 1
受取利息及び受取配当金 △101 △109
支払利息 117 125
投資事業組合運用損益(△は益) △135 △17
固定資産受贈益 △19 △48
投資有価証券売却損益(△は益) △2 0
投資有価証券評価損益(△は益) - 179
固定資産除売却損益(△は益) 548 656
売上債権の増減額(△は増加) △25 843
たな卸資産の増減額(△は増加) 2,278 △2,054
その他の資産の増減額(△は増加) 64 335
未収入金の増減額(△は増加) 1,685 △407
仕入債務の増減額(△は減少) △1,076 1,685
その他の負債の増減額(△は減少) △3,544 △942
その他 - △72
小計 27,157 24,146
利息及び配当金の受取額 104 109
利息の支払額 △117 △125
法人税等の支払額 △5,487 △9,341
営業活動によるキャッシュ・フロー 21,656 14,788
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △3,134 △3,761
有形固定資産の売却による収入 421 783
投資有価証券の取得による支出 △50 △28
投資有価証券の売却による収入 84 21
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△1,310 △13,246
支出
貸付けによる支出 △404 △118
貸付金の回収による収入 482 626
出資金の払込による支出 △1 △1
出資金の回収による収入 1 850
無形固定資産の取得による支出 △574 △1,228
無形固定資産の売却による収入 0 15
敷金及び保証金の差入による支出 △1,369 △4,469
敷金及び保証金の回収による収入 718 808
投資その他の資産の増減額(△は増加) △217 △820
定期預金の払戻による収入 152 616
定期預金の預入による支出 △79 △47
その他 - 13
投資活動によるキャッシュ・フロー △5,281 △19,985
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △119 △1,599
長期借入れによる収入 - 0
長期借入金の返済による支出 △7,656 △6,771
リース債務の返済による支出 △646 △539
株式の発行による収入 26,292 -
自己株式の取得による支出 △0 △0
自己株式の売却による収入 1,339 -
配当金の支払額 △1,585 △1,771
財務活動によるキャッシュ・フロー 17,623 △10,681
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 33,998 △15,878
現金及び現金同等物の期首残高 29,234 63,233
非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の
- 140
増加額
現金及び現金同等物の期末残高 63,233 47,495
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)を当連結会計年度
の期首から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示す
る方法に変更しております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」1,611百万円及び
「流動負債」の「その他」4,810百万円のうちの55百万円を「投資その他の資産」の「繰延税金資産」3,772百万
円に含めて表示し、「流動負債」の「その他」4,810百万円のうちの229百万円を「固定負債」の「その他」
1,927百万円に含めて表示し、「流動負債」の「その他」は4,525百万円と表示しております。
なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺して表示しており、変更前と比べて総資産が55百万
円減少しております。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「投資その他の資産の増減額」に含めて
いた「敷金及び保証金の差入による支出」及び「敷金及び保証金の回収による収入」は、金額的重要性が増した
ため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年
度の連結財務諸表の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロ
ー」の「投資その他の資産の増減額」に表示していた△868百万円は、「敷金及び保証金の差入による支出」
△1,369百万円、「敷金及び保証金の回収による収入」718百万円、「投資その他の資産の増減額」△217百万円
として組み替えております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経
営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、調剤薬局、ジェネリック医薬品の販売、人材紹介業及びコンサルティング業等により
構成される「ファーマシー事業」、コスメ&ドラッグストアの経営等により構成される「リテール事業」
を軸とし、主に不動産賃貸事業を行う「その他の事業」の3種に区分し、各事業単位で事業戦略の立案、
検証を行っております。
そのため、「ファーマシー事業」、「リテール事業」及び「その他の事業」の3種を報告セグメントと
しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年5月1日 至 2018年4月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
ファーマシー事業 リテール事業 その他の事業 合計 (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 238,645 24,117 5,623 268,385 - 268,385
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - 278 278 △278 -
計 238,645 24,117 5,901 268,664 △278 268,385
セグメント利益又は損失(△) 22,668 657 △1,164 22,161 △2,031 20,129
セグメント資産 155,516 9,943 10,016 175,476 7,903 183,380
その他の項目
減価償却費 2,229 334 387 2,951 191 3,143
のれん償却額 3,910 - 27 3,937 - 3,937
減損損失 803 128 243 1,175 - 1,175
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,523 931 1,183 3,637 305 3,942
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,031百万円には、全社費用が3,783百万円、報告セグメントに配
賦不能の損益(△は益)が△1,723百万円、セグメント間取引消去が△28百万円含まれております。
なお、全社費用は、主に親会社の総務、経理部門等の管理部門に係る費用であります。
セグメント資産の調整額7,903百万円は、主に親会社の管理部門に係る資産等とセグメント間取引消去の差
額であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
ファーマシー事業 リテール事業 その他の事業 合計 (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 245,003 25,210 5,382 275,596 - 275,596
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - 126 126 △126 -
計 245,003 25,210 5,508 275,722 △126 275,596
セグメント利益又は損失(△) 18,331 972 △165 19,138 △2,500 16,637
セグメント資産 170,170 11,255 9,471 190,897 △1,875 189,021
その他の項目
減価償却費 2,538 315 305 3,159 218 3,378
のれん償却額 4,165 - 18 4,183 - 4,183
減損損失 431 334 - 766 - 766
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 3,137 1,709 238 5,085 363 5,449
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,500百万円には、全社費用が4,280百万円、報告セグメントに配
賦不能の損益(△は益)が△1,787百万円、セグメント間取引消去が7百万円含まれております。
なお、全社費用は、主に親会社の総務、経理部門等の管理部門に係る費用であります。
セグメント資産の調整額△1,875百万円は、主に親会社の管理部門に係る資産等とセグメント間取引消去の
差額であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年5月1日 至 2018年4月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年5月1日 至 2018年4月30日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年5月1日 至 2018年4月30日)
(単位:百万円)
ファーマシー事業 リテール事業 その他の事業 全社・消去 合計
当期償却額 3,910 - 27 - 3,937
当期末残高 37,870 - 140 - 38,011
当連結会計年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
(単位:百万円)
ファーマシー事業 リテール事業 その他の事業 全社・消去 合計
当期償却額 4,165 - 18 - 4,183
当期末残高 45,127 - 122 - 45,249
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年5月1日 至 2018年4月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
1株当たり純資産額 2,729円44銭 2,931円48銭
1株当たり当期純利益 310円08銭 254円87銭
(注)1.潜在株式が存在していないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益は記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
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株式会社アインホールディングス(9627) 2019年4月期 決算短信
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年5月1日 (自 2018年5月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 10,567 9,029
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
10,567 9,029
当期純利益(百万円)
期中平均株式数(株) 34,079,508 35,427,497
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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