9622 スペース 2021-11-08 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月8日
上 場 会 社 名 株式会社スペース 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9622 URL https://www.space-tokyo.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)佐々木 靖浩
問合せ先責任者 (役職名)取締役 執行役員企画管理本部長 (氏名)松尾 信幸 (TEL)03(3669)4008
四半期報告書提出予定日 2021年11月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 26,890 △11.1 1,093 △0.1 1,114 △1.2 705 △24.5
2020年12月期第3四半期 30,243 △18.0 1,094 △56.5 1,127 △55.3 934 △45.7
(注) 包括利益 2021年12月期第3四半期 749 百万円 (22.4%) 2020年12月期第3四半期 612 百万円 ( △62.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 28.56 -
2020年12月期第3四半期 38.65 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 35,273 28,392 80.4
2020年12月期 33,771 28,440 84.2
(参考) 自己資本 2021年12月期第3四半期 28,374 百万円 2020年12月期 28,422 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 16.00 - 18.00 34.00
2021年12月期 - 18.00 -
2021年12月期(予想) 18.00 36.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 43,300 8.2 2,300 71.2 2,200 58.7 1,500 35.8 61.96
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 26,600,319株 2020年12月期 26,600,319株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 1,907,729株 2020年12月期 1,891,279株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 24,700,261株 2020年12月期3Q 24,165,663株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………P.2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………P.2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………P.3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………P.3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………P.4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………P.4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………P.6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………P.8
(継続企業の前提に関する注記)……………………………………………………………………P.8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)……………………………………………P.8
(セグメント情報等)…………………………………………………………………………………P.8
(追加情報)……………………………………………………………………………………………P.8
(重要な後発事象)……………………………………………………………………………………P.8
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
・当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年9月30日)の売上高は268億90百万円(前年同四半期比11.1%減)
となりました。外出自粛の長期化により消費者の生活様式が大きく変化していく中、当社グループ(当社及び当社
の関係会社)を取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた顧客の投資抑制により、依然
として厳しい状況が続いております。今後はワクチン接種の普及によって緩やかな回復が期待されているものの、
同感染症は未だ収束の兆しが見えておらず、先行きの不透明な状況が続くと予測されます。
・営業利益は10億93百万円(前年同四半期比0.1%減)となりました。昨年の新型コロナウイルス感染症拡大以降、継
続して社内体制を見直し、全面的なコスト削減に努めたことから、前年同四半期並みの水準を維持いたしました。
・経常利益は11億14百万円(前年同四半期比1.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億5百万円(前年同四
半期比24.5%減)となりました。
なお、当社グループはディスプレイ事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載に代えて、市場分
野別に記載しております。
市場分野別の売上高は次の通りであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年 1月 1日 (自 2021年 1月 1日 増減
区分 至 2020年 9月30日) 至 2021年 9月30日)
売上高 構成比 売上高 構成比 売上高 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
複合商業施設
6,045 20.0 5,589 20.8 △455 △7.5
・総合スーパー
食品スーパー
2,459 8.1 2,818 10.5 358 14.6
・コンビニエンスストア
各種専門店 13,164 43.5 10,187 37.9 △2,977 △22.6
飲食店 4,254 14.1 2,650 9.9 △1,604 △37.7
サービス等 4,318 14.3 5,645 20.9 1,326 30.7
合計 30,243 100.0 26,890 100.0 △3,352 △11.1
・複合商業施設・総合スーパー分野では、生活必需品を取り扱う総合スーパーの受注が堅調に推移いたしました。し
かしながらショッピングセンターの新規出店数が減少傾向にあることに加え、新型コロナウイルス感染症拡大によ
る店舗休業やEC市場の拡大が影響し、売上高は減少いたしました。
・食品スーパー・コンビニエンスストア分野では、内食需要の高まり等の影響を受け、食品スーパーのリニューアル
案件の受注が堅調に推移したことから、売上高は増加いたしました。
・各種専門店分野では、家電量販店及びインテリア・家具専門店、ホームセンター等、巣ごもり需要の影響からコロ
ナ禍でも業績好調の分野においては受注が堅調に推移したものの、前年大型案件があったアパレルチェーンストア
の受注が落ち着きを見せたことから、売上高は減少いたしました。
・飲食店分野では、昨年の緊急事態宣言発令以降、業績悪化に伴う投資抑制が継続しております。
・サービス等分野では、サテライトオフィスをはじめとするオフィス関連の売上高が大きく伸長したほか、中期経営
目標のひとつである「オフィス・サービス空間の売上比率拡大」に向けた積極的な取り組みにより、教育関連施設、
医療施設、エンターテイメント施設等の受注が堅調に推移いたしました。
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(2)財政状態に関する説明
①資産、負債、純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産は、352億73百万円(前連結会計年度末比15億2百万円増)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ19億39百万円増加し、239億73百万円となりました。主な要因は、現金及び預
金が1億80百万円、完成工事未収入金が12億47百万円減少したものの、未成工事支出金が31億23百万円増加したことに
よるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ4億36百万円減少し、113億円となりました。主な要因は、有形固定資産が1億
33百万円、無形固定資産が1億58百万円、投資その他の資産が1億44百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、68億81百万円(前連結会計年度末比15億50百万円増)となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ22億33百万円増加し、63億32百万円となりました。主な要因は、未払法人税
等が1億61百万円減少したものの、工事未払金が11億95百万円、賞与引当金が2億75百万円、その他の流動負債が9億11
百万円増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ6億82百万円減少し、5億49百万円となりました。主な要因は、長期借入金が
60百万円増加したものの、退職給付信託の設定により退職給付に係る負債が7億41百万円減少したことによるもので
す。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、283億92百万円(前連結会計年度末比48百万円減)となりました。
主な要因は、その他有価証券評価差額金が50百万円、為替換算調整勘定が58百万円増加したものの、利益剰余金が1億
42百万円減少したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年5月6日に公表いたしました2021年12月期の連結業績予想につきましては、現時点において変更はありませ
ん。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,615,921 13,435,718
受取手形 269,194 363,787
完成工事未収入金 5,086,486 3,839,074
未成工事支出金 2,811,100 5,934,853
材料及び貯蔵品 9,004 8,644
その他 245,409 394,846
貸倒引当金 △3,030 △3,508
流動資産合計 22,034,085 23,973,417
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,668,246 2,588,436
土地 6,107,911 6,107,911
その他(純額) 214,032 160,596
有形固定資産合計 8,990,190 8,856,945
無形固定資産
その他 880,367 721,379
無形固定資産合計 880,367 721,379
投資その他の資産
その他 1,931,045 1,724,733
貸倒引当金 △64,426 △2,744
投資その他の資産合計 1,866,618 1,721,989
固定資産合計 11,737,177 11,300,313
資産合計 33,771,262 35,273,731
負債の部
流動負債
工事未払金 1,895,159 3,090,721
未払法人税等 185,623 24,037
賞与引当金 95,595 371,159
完成工事補償引当金 23,916 24,580
受注損失引当金 9,000 20,234
その他 1,889,987 2,801,894
流動負債合計 4,099,281 6,332,629
固定負債
長期借入金 - 60,000
退職給付に係る負債 910,630 169,090
長期未払金 317,677 317,677
その他 3,238 2,247
固定負債合計 1,231,546 549,016
負債合計 5,330,827 6,881,645
4
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,395,537 3,395,537
資本剰余金 3,602,545 3,604,653
利益剰余金 22,647,054 22,504,426
自己株式 △1,346,454 △1,340,496
株主資本合計 28,298,681 28,164,120
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 134,813 185,449
為替換算調整勘定 △40,496 17,945
退職給付に係る調整累計額 29,844 7,461
その他の包括利益累計額合計 124,162 210,856
非支配株主持分 17,591 17,108
純資産合計 28,440,435 28,392,085
負債純資産合計 33,771,262 35,273,731
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月 1日 (自 2021年1月 1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高
完成工事高 30,243,439 26,890,713
売上原価
完成工事原価 27,161,160 23,929,950
売上総利益 3,082,278 2,960,762
販売費及び一般管理費 1,988,039 1,867,584
営業利益 1,094,238 1,093,178
営業外収益
受取利息 2,354 246
受取配当金 14,122 9,872
為替差益 - 5,424
受取保険金 7,509 388
雇用調整助成金 13,005 6,434
その他 16,623 10,842
営業外収益合計 53,614 33,208
営業外費用
支払利息 3,309 3,476
売上割引 5,232 3,930
支払手数料 1,984 2,368
その他 9,470 2,400
営業外費用合計 19,995 12,175
経常利益 1,127,858 1,114,211
特別利益
投資有価証券売却益 250,450 6,260
特別利益合計 250,450 6,260
特別損失
減損損失 27,720 -
投資有価証券評価損 669 -
特別損失合計 28,390 -
税金等調整前四半期純利益 1,349,918 1,120,471
法人税、住民税及び事業税 481,675 236,567
法人税等調整額 △57,754 178,762
法人税等合計 423,920 415,329
四半期純利益 925,997 705,141
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △8,058 △483
親会社株主に帰属する四半期純利益 934,056 705,624
6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月 1日 (自 2021年1月 1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 925,997 705,141
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △292,161 50,636
為替換算調整勘定 △14,426 16,041
退職給付に係る調整額 △7,277 △22,383
その他の包括利益合計 △313,865 44,294
四半期包括利益 612,132 749,435
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 620,191 749,919
非支配株主に係る四半期包括利益 △8,058 △483
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社グループは、ディスプレイ事業の単一セグメントのため、記載を省略しております。
(追加情報)
(四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
第1四半期連結会計期間より、SPACE SHANGHAI CO.,LTD.の重要性が増したため、連結の範囲に含めておりま
す。
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数及び連結子会社の名称
①連結子会社の数 3社
②連結子会社の名称 SPACE JAPAN CO.,LTD.
株式会社エム・エス・シー
SPACE SHANGHAI CO.,LTD.
2.連結子会社の四半期決算日等に関する事項
連結子会社のうち、株式会社エム・エス・シーの四半期決算日は2021年8月31日であります。四半期連結財務諸
表の作成にあたっては、連結子会社の四半期決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、四半期連結決
算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
なお、SPACE JAPAN CO.,LTD.及びSPACE SHANGHAI CO.,LTD.の四半期決算日は、四半期連結決算日と一致してお
ります。
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した、新型コロナウイルス感染症の影響の収束時期等を含む仮定及び
会計上の見積りについて、重要な変更はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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