9603 H.I.S. 2019-08-28 15:00:00
2019年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月28日
上場会社名 株式会社エイチ・アイ・エス 上場取引所 東
コード番号 9603 URL https://www.his.co.jp/
代表取締役会長兼社長 社長執行役員
代表者 (役職名) (氏名)澤田 秀雄
グループ最高経営責任者
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 連結財務・経理担当 (氏名)中谷 茂 TEL 03-6388-0707
四半期報告書提出予定日 2019年9月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年10月期第3四半期の連結業績(2018年11月1日~2019年7月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年10月期第3四半期 573,717 12.4 11,348 18.1 11,268 8.7 6,495 44.0
2018年10月期第3四半期 510,438 23.0 9,611 18.7 10,362 △15.7 4,511 △48.5
(注)包括利益 2019年10月期第3四半期 8,438百万円 (69.7%) 2018年10月期第3四半期 4,973百万円 (△60.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年10月期第3四半期 113.30 97.85
2018年10月期第3四半期 78.64 67.81
(注)2019年10月期第1四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2018年10月期第3四半期に係る
各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年10月期第3四半期 638,714 121,037 14.7 1,639.71
2018年10月期 516,468 115,641 17.1 1,539.98
(参考)自己資本 2019年10月期第3四半期 94,075百万円 2018年10月期 88,227百万円
(注)2019年10月期第1四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2018年10月期に係る各数値につ
いては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年10月期 - 0.00 - 29.00 29.00
2019年10月期 - 0.00 -
2019年10月期(予想) 30.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年10月期の連結業績予想(2018年11月1日~2019年10月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 800,000 9.8 16,000 △11.5 15,300 △21.5 9,600 △13.3 167.33
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 3社 (社名) H.I.S. - RED LABEL VACATIONS INC.、TravelBrands USA Holdings, Inc.、
HIS DORAK TURIZM OTEL YATIRIMLARI VE DIS TICARET ANONIM SIRKETI
除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、【添付資料】9ページ「2.(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 四半期連結財務諸表の
作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年10月期3Q 68,522,936株 2018年10月期 68,522,936株
② 期末自己株式数 2019年10月期3Q 11,149,808株 2018年10月期 11,231,540株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年10月期3Q 57,327,885株 2018年10月期3Q 57,372,409株
(注)期末自己株式数には、エイチ・アイ・エス従業員持株会専用信託が保有する当社株式を含めております。
(2019年10月期3Q206,400株、2018年10月期282,100株)。また、同信託が保有する当社株式を、期中平均株式数
の計算において控除する自己株式に含めております。(2019年10月期3Q249,230株、2018年10月期3Q332,230株)
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資
料の発表日現在における仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果とな
る可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項は【添付資料】2ペー
ジ「1.(1)経営成績に関する説明」及び4ページ「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご
覧ください。
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
- 1 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における経営環境は、国内では、輸出や生産など弱さがみられたものの、雇用・所得
環境の改善や各種の政策効果もあり、景気は緩やかに回復いたしました。国際情勢においては、通商問題の動向、
政策に関する不確実性、金融資本市場の変動等のリスクが伴ったものの、全体では緩やかに回復いたしました。
このような環境の中、当社グループは、拡大している事業領域へ対応すべく体制の再編を行うとともに、働き方
改革を推進し、「自然の摂理にのっとり、人類の創造的発展と世界平和に寄与する」という企業理念のもと、旅行
のみならず様々な事業を通じて、常に変化・発展し続ける企業として、世界の平和に貢献できる新しいビジネスモ
デルの構築を目指してまいりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。なお、当連結会計年度より報告セグメント区分を変更してお
り、以下の前年同期比較については、変更後のセグメント区分に組替えた数値と比較しております。詳細は、
「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 セグメント情報等」をご参
照ください。また、各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
(旅行事業)
当第3四半期連結累計期間における旅行市場は、日本人出国者数においては、活況な旅行需要の継続により、
前年同期比108.6%の1,450万人と順調に推移しました。訪日外客数においては、東アジア市場を中心に訪日旅行
商品の価格高騰による減少が一部みられたものの、継続的な訪日プロモーションの効果などもあり、前年同期比
104.6%の2,470万人となりました。(出典:日本政府観光局(JNTO))
日本における旅行事業につきましては、大型連休の出発が第2四半期連結累計期間末に集中したこともあり、
売上高は前年同期水準となりましたが、グアムや韓国などの主力方面が好調だったことにより、送客数において
はプラスで推移いたしました。加えて、添乗員付きツアーを強化したイタリアや、人気アニメとのタイアップツ
アーがスタートしたシンガポールが好調に推移いたしました。チャネル別では、オンラインの取り扱いが増加し
ており、中でもエアー+ホテルが大幅に伸長いたしました。国内旅行では、大型連休効果も一部見られたもの
の、梅雨明けの遅れや天候不順などもあり、前年水準となりました。訪日旅行では、東アジアからの受客におい
ては競争環境の悪化により収益面に課題が残ったものの、欧州やアメリカからの受客においては、体制の強化を
図ったことにより増加いたしました。法人事業では、スポーツツーリズム強化の一環として、スペインのプロサ
ッカーリーグ「LaLiga」と日本初のスポンサー契約を締結いたしました。また、海外進出支援事業の展開を加速
すべくセミナーを開催するなど、集客強化を図りました。
海外における旅行事業では、引き続き、活況な欧州旅行需要によりミキグループが好調に推移したほか、RED
LABEL VACATIONS INC.を当第3四半期連結会計期間より新規連結としたこと、加えて、既存の海外法人において
韓国・グアムのインバウンドが伸長したことにより、業績に大きく寄与いたしました。
なお、当社グループの営業拠点数は、引き続き新規出店と統廃合を実施した結果、国内261拠点、海外69カ国
159都市268拠点となりました。(2019年7月末日時点)
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,122億75百万円(前年同期比112.6%)、営業利益
は81億67百万円(同157.3%)となりました。
(ハウステンボスグループ)
ハウステンボスでは、4月よりお得に1dayパスポートをお買い求め頂ける「早割」を導入したのを皮切り
に、施設利用の制限を考慮した未就学児用の新設やペットの入場無料化、バースデー特典など、制度の拡充を図
り、お客様のご要望を反映した入場料金体系の変更を行いました。入場者数は、引き続き訪日観光客の減少が見
られたものの、ゴールデンウィークの10連休による押し上げ効果もあり、上半期に比べて改善し前年同期比
94.6%の1,909千人となりました。営業利益は、場内メンテナンスなどの経費の増加により減益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は201億92百万円(前年同期比93.0%)、営業利益は
37億17百万円(同74.3%)となりました。
- 2 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
(ホテル事業)
旅行事業・ハウステンボスグループに続く第3の柱として強化を図っておりますホテル事業につきましては、
引き続き世界一の生産性を目指す「変なホテル」の展開を中心に進めており、2019年4月に13軒目となる「変な
ホテル」を京都八条口駅前に開業いたしました。変なホテルの軒数増加と既存ホテルの安定的な稼働により、売
上は順調に推移いたしましたが、営業利益については、当第3四半期連結会計期間に一括してバランスシートの
健全化を図ったことにより減益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は94億27百万円(前年同期比103.0%)、営業利益は
57百万円(同6.9%)、EBITDAベースでは11億95百万円(同64.8%)となりました。
(九州産交グループ)
九州産交グループでは、飲食物販業、車両整備事業、広告事業の伸張などにより増収となったものの、人件費
などの増加の影響を受け、当第3四半期連結累計期間における売上高は164億3百万円(前年同期比101.7%)、
営業利益は2億39百万円(同73.9%)となりました。桜町再開発事業につきましては、2019年9月開業に向け工
事は順調に推移しております。
(エネルギー事業)
電力小売事業では、代理店等の販路を大幅に増やしたことによる契約数の増加とバランシンググループや電気
の卸しによる収益、また新たな調達先との相対契約により、当第3四半期連結累計期間における売上高は138億
87百万円(前年同期比174.9%)、営業利益は4億95百万円(前年同期は営業損失2億72百万円)となりまし
た。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は5,737億17百万円(前年同期比112.4%)、営業
利益は113億48百万円(同118.1%)、経常利益は112億68百万円(同108.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利
益は64億95百万円(同144.0%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,222億46百万円増加し、6,387億14百
万円となりました。これは主に、有形固定資産の増加(前期末比550億37百万円増)、旅行前払金の増加(同365億
13百万円増)、現金及び預金の増加(同210億45百万円増)、無形固定資産の増加(同77億19百万円増)によるも
のです。
また、当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1,168億50百万円増加し、5,176億
77百万円となりました。これは主に、旅行前受金の増加(前期末比586億36百万円増)、借入金の増加(同410億62
百万円増)によるものです。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ53億95百万円増加し、1,210億37百万
円となりました。これは主に、四半期純利益の計上等による利益剰余金の増加(前期末比47億10百万円増)、その
他有価証券評価差額金の増加(同18億54百万円増)がある一方で、為替換算調整勘定の減少(同7億68百万円減)
によるものです。
- 3 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、2018年12月11日の公表から予想を修正し、売上高8,000億円(前期比109.8
%)、営業利益160億円(同88.5%)、経常利益153億円(同78.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益96億円
(同86.7%)を予想しております。本日(2019年8月28日)開示の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照
ください。
なお、以下の事象が発生した場合、通期の業績予想に影響を及ぼす可能性があります。
①為替変動
当社グループは、外貨建の取引を行っており、これに伴って外貨建の収益・費用及び資産・負債が発生してお
ります。為替レートの変動による影響を軽減すべく為替予約等によるリスクヘッジを行っておりますが、為替レ
ートが大きく変動した場合は通期の業績予想に影響を及ぼす可能性があります。
②燃油サーチャージの増減
旅行事業の売上高に含まれる燃油サーチャージは、航空燃油価格の変動に伴い増減または不要となる場合がご
ざいます。これにより、連結業績予想の売上高に影響を及ぼす可能性がありますが、連結業績予想の営業利益、
経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、1株当たり当期純利益への影響はありません。
- 4 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年10月31日) (2019年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 213,960 235,006
受取手形及び売掛金 44,376 44,032
営業未収入金 5,048 2,920
有価証券 89 130
旅行前払金 34,347 70,861
前払費用 2,423 2,682
短期貸付金 1,391 2,450
関係会社短期貸付金 196 207
未収入金 5,604 8,623
その他 12,942 8,543
貸倒引当金 △451 △433
流動資産合計 319,929 375,027
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 19,663 26,861
工具、器具及び備品(純額) 6,163 7,734
土地 32,685 38,495
リース資産(純額) 3,025 3,339
建設仮勘定 48,455 88,080
その他(純額) 6,108 6,629
有形固定資産合計 116,102 171,140
無形固定資産
のれん 7,232 13,266
その他 12,964 14,649
無形固定資産合計 20,196 27,915
投資その他の資産
投資有価証券 15,895 20,196
関係会社株式 2,434 3,438
関係会社出資金 179 121
長期貸付金 4,479 3,412
関係会社長期貸付金 1,218 1,186
退職給付に係る資産 551 578
繰延税金資産 7,061 8,513
差入保証金 9,125 11,882
その他 19,050 15,363
貸倒引当金 △190 △241
投資その他の資産合計 59,807 64,451
固定資産合計 196,105 263,507
繰延資産 432 178
資産合計 516,468 638,714
- 5 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年10月31日) (2019年7月31日)
負債の部
流動負債
営業未払金 36,933 34,777
短期借入金 17,992 25,810
1年内償還予定の社債 10,000 10,000
1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債 20,033 20,003
1年内返済予定の長期借入金 11,008 16,859
未払金 3,704 5,550
未払費用 3,643 4,623
未払法人税等 3,752 3,007
未払消費税等 1,019 734
旅行前受金 68,344 126,981
リース債務 935 769
賞与引当金 4,915 3,954
役員賞与引当金 177 158
関係会社整理損失引当金 2,163 -
その他 29,310 48,893
流動負債合計 213,932 302,124
固定負債
社債 30,000 30,000
転換社債型新株予約権付社債 25,108 25,095
長期借入金 113,309 140,702
繰延税金負債 5,556 5,113
退職給付に係る負債 7,036 7,311
役員退職慰労引当金 343 390
リース債務 2,406 2,835
その他 3,133 4,104
固定負債合計 186,894 215,552
負債合計 400,826 517,677
純資産の部
株主資本
資本金 11,000 11,000
資本剰余金 3,451 3,391
利益剰余金 102,083 106,793
自己株式 △28,611 △28,363
株主資本合計 87,923 92,821
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 283 2,138
繰延ヘッジ損益 166 △22
為替換算調整勘定 △97 △865
退職給付に係る調整累計額 △49 2
その他の包括利益累計額合計 304 1,254
新株予約権 431 -
非支配株主持分 26,982 26,961
純資産合計 115,641 121,037
負債純資産合計 516,468 638,714
- 6 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年11月1日 (自 2018年11月1日
至 2018年7月31日) 至 2019年7月31日)
売上高 510,438 573,717
売上原価 415,801 469,910
売上総利益 94,637 103,807
販売費及び一般管理費 85,025 92,458
営業利益 9,611 11,348
営業外収益
受取利息 1,193 1,217
持分法による投資利益 - 16
その他 1,566 1,437
営業外収益合計 2,759 2,670
営業外費用
支払利息 429 569
為替差損 1,046 856
持分法による投資損失 1 -
その他 531 1,324
営業外費用合計 2,009 2,750
経常利益 10,362 11,268
特別利益
固定資産売却益 2,625 -
投資有価証券売却益 - 559
退職給付制度改定益 282 -
新株予約権戻入益 - 513
特別利益合計 2,907 1,073
特別損失
投資有価証券評価損 330 -
関係会社債権放棄損 1,687 -
特別損失合計 2,018 -
税金等調整前四半期純利益 11,251 12,341
法人税等 5,109 4,533
四半期純利益 6,142 7,807
非支配株主に帰属する四半期純利益 1,630 1,311
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,511 6,495
- 7 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年11月1日 (自 2018年11月1日
至 2018年7月31日) 至 2019年7月31日)
四半期純利益 6,142 7,807
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 235 1,854
繰延ヘッジ損益 △127 △189
為替換算調整勘定 △1,177 △1,106
退職給付に係る調整額 △100 73
持分法適用会社に対する持分相当額 1 △0
その他の包括利益合計 △1,168 631
四半期包括利益 4,973 8,438
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,417 7,445
非支配株主に係る四半期包括利益 1,556 993
- 8 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
第2四半期連結会計期間より、H.I.S. - RED LABEL VACATIONS INC.を連結の範囲に含めております。
当第3四半期連結会計期間より、RED LABEL VACATIONS INC.の株式を取得したことにより連結の範囲に含めてお
ります。これに伴い、同社の子会社であるTravelBrands USA Holdings, Inc.を含めた6社を連結の範囲に含めて
おります。また、HIS DORAK TURIZM OTEL YATIRIMLARI VE DIS TICARET ANONIM SIRKETIは、新たに設立したため
連結の範囲に含めております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効
果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算してお
ります。
(会計方針の変更)
(IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用)
当社グループのIFRS適用子会社は、第1四半期連結会計期間よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
を適用しております。当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負
債の区分に表示しております。
- 9 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年11月1日 至 2018年7月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
ハウス その他 調整額
ホテル 九州産交 エネルギー 合計 計算書
旅行事業 テンボス 計 (注1) (注2)
事業 グループ 事業 計上額
グループ (注3)
売上高
外部顧客への売上高 453,638 20,481 8,501 16,111 7,884 506,617 3,820 510,438 - 510,438
セグメント間の内部
1,209 1,239 655 11 57 3,172 461 3,633 △3,633 -
売上高又は振替高
計 454,848 21,721 9,156 16,122 7,941 509,790 4,281 514,071 △3,633 510,438
セグメント利益又
5,192 5,005 843 324 △272 11,093 162 11,256 △1,644 9,611
は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険事業および不動産事業
等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,644百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用で
あり、その内容は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の本社管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメントごとのEBITDAは次のとおりです。
(単位:百万円)
ハウス
九州産交 エネルギー
旅行事業 テンボス ホテル事業
グループ 事業
その他 合計
グループ
セグメント利益
5,192 5,005 843 324 △272 162 11,256
又は損失(△)
減価償却費
2,794 1,520 1,001 707 51 317 6,393
及びのれん償却費
EBITDA(※) 7,987 6,525 1,845 1,031 △220 479 17,649
(※)EBITDAは、セグメント利益又は損失(△)に減価償却費及びのれん償却費を加えた数値です。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
重要な変動はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「旅行事業」において、連結子会社であるJONVIEW CANADA INC.の株式を取得したことにより、暫定
的に算出したのれん3,088百万円を計上しておりましたが、第1四半期連結会計期間に取得原価の配
分が完了し、1,342百万円に修正しております。
(重要な負ののれん発生益)
重要な負ののれん発生益はありません。
- 10 -
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年11月1日 至 2019年7月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
ハウス その他 調整額
ホテル 九州産交 エネルギー 合計 計算書
旅行事業 テンボス 計 (注1) (注2)
事業 グループ 事業 計上額
グループ (注3)
売上高
外部顧客への売上高 510,634 18,895 8,751 16,384 13,802 568,468 5,248 573,717 - 573,717
セグメント間の内部
1,640 1,297 675 19 84 3,718 664 4,382 △4,382 -
売上高又は振替高
計 512,275 20,192 9,427 16,403 13,887 572,187 5,912 578,100 △4,382 573,717
セグメント利益 8,167 3,717 57 239 495 12,677 448 13,126 △1,778 11,348
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険事業および不動産事業
等であります。
2.セグメント利益の調整額△1,778百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、その内容
は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の本社管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメントごとのEBITDAは次のとおりです。
(単位:百万円)
ハウス
九州産交 エネルギー
旅行事業 テンボス ホテル事業
グループ 事業
その他 合計
グループ
セグメント利益 8,167 3,717 57 239 495 448 13,126
減価償却費
2,971 1,567 1,138 693 55 364 6,792
及びのれん償却費
EBITDA(※) 11,139 5,285 1,195 933 550 813 19,918
(※)EBITDAは、セグメント利益に減価償却費及びのれん償却費を加えた数値です。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループは、現在、宮城県角田市にバイオマス発電所を建設するなど、エネルギー事業の拡大を図
っており、当連結会計年度より、「エネルギー事業」セグメントを追加することといたしました。これに
伴い、HTBエナジー株式会社を「ハウステンボスグループ」から「エネルギー事業」に変更し、H.I.S.
エネルギーホールディングス株式会社、H. I. S. SUPER電力株式会社およびH. I. S. SUPER電力合同会社
を「その他」の区分から「エネルギー事業」に変更しております。
また、当連結会計年度において、当社がハウステンボス・技術センター株式会社の株式を取得したこと
に伴い、同社及びその子会社である西日本エンジニアリング株式会社を「ハウステンボスグループ」から
「その他」の区分に変更しております。なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の
報告セグメント区分に基づき作成したものを記載しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
重要な変動はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「旅行事業」において、RED LABEL VACATIONS INC.およびその子会社の株式を取得したことにより、
のれんが発生しております。当該事象によるのれんの発生額は6,927百万円であります。なお、のれ
んの金額は取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。
(重要な負ののれん発生益)
重要な負ののれん発生益はありません。
- 11 -