9603 H.I.S. 2019-08-28 15:00:00
2019年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 


               2019年10月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                     2019年8月28日
上場会社名        株式会社エイチ・アイ・エス                                                       上場取引所  東
コード番号        9603  URL  https://www.his.co.jp/
                   代表取締役会長兼社長 社長執行役員
代表者          (役職名)                             (氏名)澤田                  秀雄
                   グループ最高経営責任者
問合せ先責任者      (役職名) 取締役 連結財務・経理担当               (氏名)中谷                  茂         TEL  03-6388-0707
四半期報告書提出予定日          2019年9月11日                           配当支払開始予定日          -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有  
四半期決算説明会開催の有無      :無  
 
                                                                                    (百万円未満切捨て)
1.2019年10月期第3四半期の連結業績(2018年11月1日~2019年7月31日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                    (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                               親会社株主に帰属する
                   売上高          営業利益                              経常利益
                                                                                 四半期純利益
                       百万円          %         百万円           %     百万円       %     百万円      %
    2019年10月期第3四半期    573,717     12.4        11,348      18.1    11,268   8.7    6,495  44.0
    2018年10月期第3四半期    510,438     23.0         9,611      18.7    10,362 △15.7    4,511 △48.5
 
(注)包括利益     2019年10月期第3四半期        8,438百万円 (69.7%)         2018年10月期第3四半期           4,973百万円 (△60.7%)
 
                                            潜在株式調整後
                       1株当たり
                                             1株当たり
                      四半期純利益
                                             四半期純利益
                                 円 銭              円 銭
    2019年10月期第3四半期              113.30            97.85
    2018年10月期第3四半期               78.64            67.81
(注)2019年10月期第1四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2018年10月期第3四半期に係る
各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
 
    (2)連結財政状態
                        総資産                    純資産               自己資本比率              1株当たり純資産
                                 百万円                    百万円                    %             円 銭
    2019年10月期第3四半期              638,714                121,037               14.7         1,639.71
    2018年10月期                   516,468                115,641               17.1         1,539.98
 
(参考)自己資本        2019年10月期第3四半期            94,075百万円        2018年10月期       88,227百万円
(注)2019年10月期第1四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2018年10月期に係る各数値につ
いては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
 
2.配当の状況
                                                 年間配当金
 
                    第1四半期末        第2四半期末        第3四半期末          期末        合計
                           円 銭           円 銭           円 銭         円 銭        円 銭
  2018年10月期                   -           0.00           -         29.00      29.00
  2019年10月期                   -           0.00           -                  
  2019年10月期(予想)                                                    30.00      30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
 
3.2019年10月期の連結業績予想(2018年11月1日~2019年10月31日)
                                                                 (%表示は、対前期増減率)
 
                                                            親会社株主に帰属     1株当たり
                    売上高           営業利益           経常利益
                                                            する当期純利益      当期純利益
                 百万円       %    百万円       %    百万円       %   百万円       %      円 銭
        通期      800,000   9.8   16,000 △11.5   15,300 △21.5  9,600 △13.3     167.33
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
 
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
      新規  3社  (社名) H.I.S. - RED LABEL VACATIONS INC.、TravelBrands USA Holdings, Inc.、
                     HIS DORAK TURIZM OTEL YATIRIMLARI VE DIS TICARET ANONIM SIRKETI
      除外  -社  (社名)
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
      (注)詳細は、【添付資料】9ページ「2.(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 四半期連結財務諸表の
      作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
 
  (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :有
    ②  ①以外の会計方針の変更                      :無
    ③  会計上の見積りの変更                        :無
    ④  修正再表示                                  :無
     
 
  (4)発行済株式数(普通株式)
    ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)             2019年10月期3Q    68,522,936株   2018年10月期     68,522,936株
    ②  期末自己株式数                       2019年10月期3Q    11,149,808株   2018年10月期     11,231,540株
    ③  期中平均株式数(四半期累計)                2019年10月期3Q    57,327,885株   2018年10月期3Q   57,372,409株
    (注)期末自己株式数には、エイチ・アイ・エス従業員持株会専用信託が保有する当社株式を含めております。
    (2019年10月期3Q206,400株、2018年10月期282,100株)。また、同信託が保有する当社株式を、期中平均株式数
    の計算において控除する自己株式に含めております。(2019年10月期3Q249,230株、2018年10月期3Q332,230株)
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
   上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資
   料の発表日現在における仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果とな
   る可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項は【添付資料】2ペー
   ジ「1.(1)経営成績に関する説明」及び4ページ「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご
   覧ください。
 
                                    ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………             2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………             2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………             3
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………             4
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………             5
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………             5
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………             7
        四半期連結損益計算書                                                  
         第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………             7
        四半期連結包括利益計算書                                                
         第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………             8
     (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………             9
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………             9
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………             9
       (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ………………………………………………………             9
       (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………             9
       (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………             9
       (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………             9
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………            10
 




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                                        ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第3四半期連結累計期間における経営環境は、国内では、輸出や生産など弱さがみられたものの、雇用・所得
  環境の改善や各種の政策効果もあり、景気は緩やかに回復いたしました。国際情勢においては、通商問題の動向、
  政策に関する不確実性、金融資本市場の変動等のリスクが伴ったものの、全体では緩やかに回復いたしました。
   このような環境の中、当社グループは、拡大している事業領域へ対応すべく体制の再編を行うとともに、働き方
  改革を推進し、「自然の摂理にのっとり、人類の創造的発展と世界平和に寄与する」という企業理念のもと、旅行
  のみならず様々な事業を通じて、常に変化・発展し続ける企業として、世界の平和に貢献できる新しいビジネスモ
  デルの構築を目指してまいりました。
   セグメント別の経営成績は次のとおりであります。なお、当連結会計年度より報告セグメント区分を変更してお
  り、以下の前年同期比較については、変更後のセグメント区分に組替えた数値と比較しております。詳細は、
  「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 セグメント情報等」をご参
  照ください。また、各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
    
  (旅行事業)
    当第3四半期連結累計期間における旅行市場は、日本人出国者数においては、活況な旅行需要の継続により、
      前年同期比108.6%の1,450万人と順調に推移しました。訪日外客数においては、東アジア市場を中心に訪日旅行
      商品の価格高騰による減少が一部みられたものの、継続的な訪日プロモーションの効果などもあり、前年同期比
      104.6%の2,470万人となりました。(出典:日本政府観光局(JNTO))
        日本における旅行事業につきましては、大型連休の出発が第2四半期連結累計期間末に集中したこともあり、
      売上高は前年同期水準となりましたが、グアムや韓国などの主力方面が好調だったことにより、送客数において
      はプラスで推移いたしました。加えて、添乗員付きツアーを強化したイタリアや、人気アニメとのタイアップツ
      アーがスタートしたシンガポールが好調に推移いたしました。チャネル別では、オンラインの取り扱いが増加し
      ており、中でもエアー+ホテルが大幅に伸長いたしました。国内旅行では、大型連休効果も一部見られたもの
      の、梅雨明けの遅れや天候不順などもあり、前年水準となりました。訪日旅行では、東アジアからの受客におい
      ては競争環境の悪化により収益面に課題が残ったものの、欧州やアメリカからの受客においては、体制の強化を
      図ったことにより増加いたしました。法人事業では、スポーツツーリズム強化の一環として、スペインのプロサ
      ッカーリーグ「LaLiga」と日本初のスポンサー契約を締結いたしました。また、海外進出支援事業の展開を加速
      すべくセミナーを開催するなど、集客強化を図りました。
       海外における旅行事業では、引き続き、活況な欧州旅行需要によりミキグループが好調に推移したほか、RED
      LABEL VACATIONS INC.を当第3四半期連結会計期間より新規連結としたこと、加えて、既存の海外法人において
      韓国・グアムのインバウンドが伸長したことにより、業績に大きく寄与いたしました。
        なお、当社グループの営業拠点数は、引き続き新規出店と統廃合を実施した結果、国内261拠点、海外69カ国
      159都市268拠点となりました。(2019年7月末日時点)
       以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,122億75百万円(前年同期比112.6%)、営業利益
      は81億67百万円(同157.3%)となりました。
    
  (ハウステンボスグループ)
       ハウステンボスでは、4月よりお得に1dayパスポートをお買い求め頂ける「早割」を導入したのを皮切り
      に、施設利用の制限を考慮した未就学児用の新設やペットの入場無料化、バースデー特典など、制度の拡充を図
      り、お客様のご要望を反映した入場料金体系の変更を行いました。入場者数は、引き続き訪日観光客の減少が見
      られたものの、ゴールデンウィークの10連休による押し上げ効果もあり、上半期に比べて改善し前年同期比
      94.6%の1,909千人となりました。営業利益は、場内メンテナンスなどの経費の増加により減益となりました。
        以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は201億92百万円(前年同期比93.0%)、営業利益は
      37億17百万円(同74.3%)となりました。
         
   




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  (ホテル事業)
    旅行事業・ハウステンボスグループに続く第3の柱として強化を図っておりますホテル事業につきましては、
   引き続き世界一の生産性を目指す「変なホテル」の展開を中心に進めており、2019年4月に13軒目となる「変な
   ホテル」を京都八条口駅前に開業いたしました。変なホテルの軒数増加と既存ホテルの安定的な稼働により、売
   上は順調に推移いたしましたが、営業利益については、当第3四半期連結会計期間に一括してバランスシートの
   健全化を図ったことにより減益となりました。
    以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は94億27百万円(前年同期比103.0%)、営業利益は
   57百万円(同6.9%)、EBITDAベースでは11億95百万円(同64.8%)となりました。
      
  (九州産交グループ)
    九州産交グループでは、飲食物販業、車両整備事業、広告事業の伸張などにより増収となったものの、人件費
   などの増加の影響を受け、当第3四半期連結累計期間における売上高は164億3百万円(前年同期比101.7%)、
   営業利益は2億39百万円(同73.9%)となりました。桜町再開発事業につきましては、2019年9月開業に向け工
   事は順調に推移しております。
     
  (エネルギー事業)
    電力小売事業では、代理店等の販路を大幅に増やしたことによる契約数の増加とバランシンググループや電気
   の卸しによる収益、また新たな調達先との相対契約により、当第3四半期連結累計期間における売上高は138億
   87百万円(前年同期比174.9%)、営業利益は4億95百万円(前年同期は営業損失2億72百万円)となりまし
   た。
    
   以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は5,737億17百万円(前年同期比112.4%)、営業
  利益は113億48百万円(同118.1%)、経常利益は112億68百万円(同108.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利
  益は64億95百万円(同144.0%)となりました。
   
(2)財政状態に関する説明
   当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,222億46百万円増加し、6,387億14百
  万円となりました。これは主に、有形固定資産の増加(前期末比550億37百万円増)、旅行前払金の増加(同365億
  13百万円増)、現金及び預金の増加(同210億45百万円増)、無形固定資産の増加(同77億19百万円増)によるも
  のです。
   また、当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1,168億50百万円増加し、5,176億
  77百万円となりました。これは主に、旅行前受金の増加(前期末比586億36百万円増)、借入金の増加(同410億62
  百万円増)によるものです。
   当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ53億95百万円増加し、1,210億37百万
  円となりました。これは主に、四半期純利益の計上等による利益剰余金の増加(前期末比47億10百万円増)、その
  他有価証券評価差額金の増加(同18億54百万円増)がある一方で、為替換算調整勘定の減少(同7億68百万円減)
  によるものです。
    




                               - 3 -
                                   ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
  通期の連結業績予想につきましては、2018年12月11日の公表から予想を修正し、売上高8,000億円(前期比109.8
  %)、営業利益160億円(同88.5%)、経常利益153億円(同78.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益96億円
 (同86.7%)を予想しております。本日(2019年8月28日)開示の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照
 ください。
   
  なお、以下の事象が発生した場合、通期の業績予想に影響を及ぼす可能性があります。
   
  ①為替変動
   当社グループは、外貨建の取引を行っており、これに伴って外貨建の収益・費用及び資産・負債が発生してお
  ります。為替レートの変動による影響を軽減すべく為替予約等によるリスクヘッジを行っておりますが、為替レ
  ートが大きく変動した場合は通期の業績予想に影響を及ぼす可能性があります。
    
  ②燃油サーチャージの増減
   旅行事業の売上高に含まれる燃油サーチャージは、航空燃油価格の変動に伴い増減または不要となる場合がご
  ざいます。これにより、連結業績予想の売上高に影響を及ぼす可能性がありますが、連結業績予想の営業利益、
  経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、1株当たり当期純利益への影響はありません。
   




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                                 ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                       (単位:百万円)
                             前連結会計年度              当第3四半期連結会計期間
                            (2018年10月31日)           (2019年7月31日)
    資産の部                                                           
     流動資産                                                          
       現金及び預金                           213,960             235,006
       受取手形及び売掛金                         44,376              44,032
       営業未収入金                             5,048               2,920
       有価証券                                  89                 130
       旅行前払金                             34,347              70,861
       前払費用                               2,423               2,682
       短期貸付金                              1,391               2,450
       関係会社短期貸付金                            196                 207
       未収入金                               5,604               8,623
       その他                               12,942               8,543
       貸倒引当金                              △451                △433
       流動資産合計                           319,929             375,027
     固定資産                                                          
       有形固定資産                                                      
         建物(純額)                          19,663              26,861
         工具、器具及び備品(純額)                    6,163               7,734
         土地                              32,685              38,495
         リース資産(純額)                        3,025               3,339
         建設仮勘定                           48,455              88,080
         その他(純額)                          6,108               6,629
         有形固定資産合計                       116,102             171,140
       無形固定資産                                                      
         のれん                              7,232              13,266
         その他                             12,964              14,649
         無形固定資産合計                        20,196              27,915
       投資その他の資産                                                    
         投資有価証券                          15,895              20,196
         関係会社株式                           2,434               3,438
         関係会社出資金                            179                 121
         長期貸付金                            4,479               3,412
         関係会社長期貸付金                        1,218               1,186
         退職給付に係る資産                          551                 578
         繰延税金資産                           7,061               8,513
         差入保証金                            9,125              11,882
         その他                             19,050              15,363
         貸倒引当金                            △190                △241
         投資その他の資産合計                      59,807              64,451
       固定資産合計                           196,105             263,507
     繰延資産                                   432                 178
     資産合計                               516,468             638,714
 




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                                       ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

 
                                                             (単位:百万円)
                                   前連結会計年度              当第3四半期連結会計期間
                                  (2018年10月31日)           (2019年7月31日)
    負債の部                                                                 
     流動負債                                                                
       営業未払金                                   36,933              34,777
       短期借入金                                   17,992              25,810
       1年内償還予定の社債                              10,000              10,000
       1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債                   20,033              20,003
       1年内返済予定の長期借入金                           11,008              16,859
       未払金                                      3,704               5,550
       未払費用                                     3,643               4,623
       未払法人税等                                   3,752               3,007
       未払消費税等                                   1,019                 734
       旅行前受金                                   68,344             126,981
       リース債務                                      935                 769
       賞与引当金                                    4,915               3,954
       役員賞与引当金                                    177                 158
       関係会社整理損失引当金                              2,163                  -
       その他                                     29,310              48,893
       流動負債合計                                 213,932             302,124
     固定負債                                                                
       社債                                      30,000              30,000
       転換社債型新株予約権付社債                           25,108              25,095
       長期借入金                                  113,309             140,702
       繰延税金負債                                   5,556               5,113
       退職給付に係る負債                                7,036               7,311
       役員退職慰労引当金                                  343                 390
       リース債務                                    2,406               2,835
       その他                                      3,133               4,104
       固定負債合計                                 186,894             215,552
     負債合計                                     400,826             517,677
    純資産の部                                                                
     株主資本                                                                
       資本金                                     11,000              11,000
       資本剰余金                                    3,451               3,391
       利益剰余金                                  102,083             106,793
       自己株式                                  △28,611              △28,363
       株主資本合計                                  87,923              92,821
     その他の包括利益累計額                                                         
       その他有価証券評価差額金                               283               2,138
       繰延ヘッジ損益                                    166                △22
       為替換算調整勘定                                  △97                △865
       退職給付に係る調整累計額                              △49                    2
       その他の包括利益累計額合計                              304               1,254
     新株予約権                                        431                  -
     非支配株主持分                                   26,982              26,961
     純資産合計                                    115,641             121,037
    負債純資産合計                                   516,468             638,714
 




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                                    ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                           (単位:百万円)
                            前第3四半期連結累計期間             当第3四半期連結累計期間
                             (自 2017年11月1日            (自 2018年11月1日
                              至 2018年7月31日)            至 2019年7月31日)
    売上高                                    510,438              573,717
    売上原価                                   415,801              469,910
    売上総利益                                   94,637              103,807
    販売費及び一般管理費                              85,025               92,458
    営業利益                                     9,611               11,348
    営業外収益                                                              
     受取利息                                    1,193                1,217
     持分法による投資利益                                 -                    16
     その他                                     1,566                1,437
     営業外収益合計                                 2,759                2,670
    営業外費用                                                              
     支払利息                                      429                  569
     為替差損                                    1,046                  856
     持分法による投資損失                                  1                   -
     その他                                       531                1,324
     営業外費用合計                                 2,009                2,750
    経常利益                                    10,362               11,268
    特別利益                                                               
     固定資産売却益                                 2,625                   -
     投資有価証券売却益                                  -                   559
     退職給付制度改定益                                 282                   -
     新株予約権戻入益                                   -                   513
     特別利益合計                                  2,907                1,073
    特別損失                                                               
     投資有価証券評価損                                 330                   -
     関係会社債権放棄損                               1,687                   -
     特別損失合計                                  2,018                   -
    税金等調整前四半期純利益                            11,251               12,341
    法人税等                                     5,109                4,533
    四半期純利益                                   6,142                7,807
    非支配株主に帰属する四半期純利益                         1,630                1,311
    親会社株主に帰属する四半期純利益                         4,511                6,495
 




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                                ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                      (単位:百万円)
                        前第3四半期連結累計期間            当第3四半期連結累計期間
                         (自 2017年11月1日           (自 2018年11月1日
                          至 2018年7月31日)           至 2019年7月31日)
    四半期純利益                              6,142               7,807
    その他の包括利益                                                     
     その他有価証券評価差額金                         235               1,854
     繰延ヘッジ損益                            △127                △189
     為替換算調整勘定                          △1,177              △1,106
     退職給付に係る調整額                         △100                   73
     持分法適用会社に対する持分相当額                       1                 △0
     その他の包括利益合計                        △1,168                 631
    四半期包括利益                             4,973               8,438
    (内訳)                                                         
     親会社株主に係る四半期包括利益                    3,417               7,445
     非支配株主に係る四半期包括利益                    1,556                 993
 




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                                                 ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
      該当事項はありません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
      該当事項はありません。
       
    (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
      第2四半期連結会計期間より、H.I.S. - RED LABEL VACATIONS INC.を連結の範囲に含めております。
      当第3四半期連結会計期間より、RED LABEL VACATIONS INC.の株式を取得したことにより連結の範囲に含めてお
     ります。これに伴い、同社の子会社であるTravelBrands USA Holdings, Inc.を含めた6社を連結の範囲に含めて
     おります。また、HIS DORAK TURIZM OTEL YATIRIMLARI VE DIS TICARET ANONIM SIRKETIは、新たに設立したため
     連結の範囲に含めております。
       
    (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
     (税金費用の計算)
       税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効
      果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算してお
      ります。
 
    (会計方針の変更)
     (IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用)
        当社グループのIFRS適用子会社は、第1四半期連結会計期間よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
      を適用しております。当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
 
    (追加情報)
     (「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
       「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
      結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負
      債の区分に表示しております。
        




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     (セグメント情報等)
          【セグメント情報】
           Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自                          2017年11月1日            至       2018年7月31日)
                1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                                        (単位 : 百万円)
                                            報告セグメント                                                                                  四半期
                                                                                                                                     連結損益
                                 ハウス                                                               その他                    調整額
                                            ホテル       九州産交         エネルギー                                       合計                    計算書
                     旅行事業       テンボス                                                     計        (注1)                   (注2)
                                            事業        グループ           事業                                                              計上額
                                グループ                                                                                                 (注3)

    売上高                                                                                                                                     
    外部顧客への売上高         453,638    20,481      8,501        16,111         7,884      506,617         3,820     510,438            -   510,438
    セグメント間の内部
                        1,209    1,239        655             11            57           3,172          461     3,633     △3,633          -
    売上高又は振替高
           計          454,848    21,721      9,156        16,122         7,941      509,790         4,281     514,071     △3,633     510,438
    セグメント利益又
                        5,192    5,005        843            324         △272        11,093             162    11,256     △1,644      9,611
    は損失(△)
    (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険事業および不動産事業
         等であります。
          2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,644百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用で
            あり、その内容は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の本社管理部門に係る費用であります。
          3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
          4.報告セグメントごとのEBITDAは次のとおりです。
                                               (単位:百万円)
                                              ハウス
                                                                          九州産交            エネルギー
                                旅行事業         テンボス         ホテル事業
                                                                          グループ              事業
                                                                                                         その他            合計
                                             グループ
                セグメント利益
                                    5,192         5,005            843             324           △272         162       11,256
                又は損失(△)
                減価償却費
                                    2,794         1,520        1,001               707             51         317       6,393
                及びのれん償却費
                EBITDA(※)           7,987         6,525        1,845             1,031           △220         479       17,649

               (※)EBITDAは、セグメント利益又は損失(△)に減価償却費及びのれん償却費を加えた数値です。
 
                2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
                    (固定資産に係る重要な減損損失)
                     重要な変動はありません。
 
                    (のれんの金額の重要な変動)
                     「旅行事業」において、連結子会社であるJONVIEW CANADA INC.の株式を取得したことにより、暫定
                     的に算出したのれん3,088百万円を計上しておりましたが、第1四半期連結会計期間に取得原価の配
                     分が完了し、1,342百万円に修正しております。
 
                    (重要な負ののれん発生益)
                     重要な負ののれん発生益はありません。
                 




                                                             - 10 -
                                                                           ㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2019年10月期 第3四半期決算短信

               Ⅱ    当第3四半期連結累計期間(自                      2018年11月1日            至       2019年7月31日)
                1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                                           (単位 : 百万円)
                                               報告セグメント                                                                                  四半期
                                                                                                                                        連結損益
                                    ハウス                                                              その他                     調整額
                                               ホテル       九州産交         エネルギー                                       合計                    計算書
                        旅行事業       テンボス                                                     計       (注1)                    (注2)
                                               事業        グループ           事業                                                              計上額
                                   グループ                                                                                                 (注3)

    売上高                                                                                                                                        
    外部顧客への売上高            510,634    18,895      8,751        16,384        13,802      568,468        5,248      573,717            -   573,717
    セグメント間の内部
                           1,640    1,297        675             19            84           3,718         664      4,382     △4,382          -
    売上高又は振替高
           計             512,275    20,192      9,427        16,403        13,887      572,187        5,912      578,100     △4,382     573,717

    セグメント利益                8,167    3,717          57           239           495       12,677            448     13,126     △1,778      11,348

    (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険事業および不動産事業
            等であります。
          2.セグメント利益の調整額△1,778百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、その内容
            は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の本社管理部門に係る費用であります。
          3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
          4.報告セグメントごとのEBITDAは次のとおりです。
                                                                                                                (単位:百万円)
                                                 ハウス
                                                                             九州産交            エネルギー
                                   旅行事業         テンボス         ホテル事業
                                                                             グループ              事業
                                                                                                           その他             合計
                                                グループ
                   セグメント利益             8,167         3,717            57              239           495          448       13,126
                   減価償却費
                                       2,971         1,567        1,138               693            55          364       6,792
                   及びのれん償却費
                   EBITDA(※)          11,139         5,285        1,195               933           550          813       19,918

               (※)EBITDAは、セグメント利益に減価償却費及びのれん償却費を加えた数値です。
 
                2.報告セグメントの変更等に関する事項
                  当社グループは、現在、宮城県角田市にバイオマス発電所を建設するなど、エネルギー事業の拡大を図
                    っており、当連結会計年度より、「エネルギー事業」セグメントを追加することといたしました。これに
                    伴い、HTBエナジー株式会社を「ハウステンボスグループ」から「エネルギー事業」に変更し、H.I.S.
                    エネルギーホールディングス株式会社、H. I. S. SUPER電力株式会社およびH. I. S. SUPER電力合同会社
                    を「その他」の区分から「エネルギー事業」に変更しております。
                     また、当連結会計年度において、当社がハウステンボス・技術センター株式会社の株式を取得したこと
                    に伴い、同社及びその子会社である西日本エンジニアリング株式会社を「ハウステンボスグループ」から
                    「その他」の区分に変更しております。なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の
                    報告セグメント区分に基づき作成したものを記載しております。
 
                3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
                      (固定資産に係る重要な減損損失)
                       重要な変動はありません。
 
                      (のれんの金額の重要な変動)
                       「旅行事業」において、RED LABEL VACATIONS INC.およびその子会社の株式を取得したことにより、
                       のれんが発生しております。当該事象によるのれんの発生額は6,927百万円であります。なお、のれ
                       んの金額は取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。
 
                      (重要な負ののれん発生益)
                       重要な負ののれん発生益はありません。
                 
                 




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