9603 H.I.S. 2021-03-15 15:00:00
2021年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月15日
上場会社名 株式会社エイチ・アイ・エス 上場取引所 東
コード番号 9603 URL https://www.his.co.jp/
代表取締役会長兼社長 社長執行役員
代表者 (役職名) (氏名)澤田 秀雄
グループ最高経営責任者
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 本社経理本部長 (氏名)片岡 由佳 TEL 050-1746-4188
四半期報告書提出予定日 2021年3月16日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家向け電話会議)
(百万円未満切捨て)
1.2021年10月期第1四半期の連結業績(2020年11月1日~2021年1月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年10月期第1四半期 38,860 △80.5 △11,677 - △11,798 - △7,981 -
2020年10月期第1四半期 199,618 6.6 3,791 △36.6 4,288 △17.5 2,177 △7.6
(注)包括利益 2021年10月期第1四半期 △8,043百万円 (-%) 2020年10月期第1四半期 3,155百万円 (△8.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年10月期第1四半期 △127.10 -
2020年10月期第1四半期 37.93 35.15
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年10月期第1四半期 402,517 92,575 16.4 1,053.14
2020年10月期 414,604 98,421 17.8 1,177.91
(参考)自己資本 2021年10月期第1四半期 66,148百万円 2020年10月期 73,948百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年10月期 - 0.00 - 0.00 -
2021年10月期 -
2021年10月期(予想) - - - -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2.2021年10月期の配当予想につきましては、現時点では未定としております。
3.2021年10月期の連結業績予想(2020年11月1日~2021年10月31日)
2021年10月期の第2四半期(累計)及び通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を
現時点で合理的に算定することが困難であることから、未定といたします。連結業績予想の開示が可能となった段階
で、速やかに公表いたします。
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、【添付資料】8ページ「2.(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 四半期連結財務諸表の
作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年10月期1Q 68,768,936株 2020年10月期 68,768,936株
② 期末自己株式数 2021年10月期1Q 5,958,238株 2020年10月期 5,989,248株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年10月期1Q 62,795,320株 2020年10月期1Q 57,407,463株
(注)期末自己株式数には、エイチ・アイ・エス従業員持株会専用信託が保有する当社株式を含めております。(2021年10月期1Q
24,100株、2020年10月期55,100株) また、同信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めてお
ります。(2021年10月期1Q 39,475株、2020年10月期1Q 171,975株)
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資
料の発表日現在における仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果とな
る可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項は【添付資料】2ペー
ジ「1.(1)経営成績に関する説明」及び3ページ「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご
覧ください。
㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(四半期連結貸借対照表関係) …………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 12
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結会計期間における経営環境は、各種政策の効果や海外経済の改善により、一部で持ち直しの
動きが続いているものの、依然として新型コロナウイルス感染拡大の影響による、企業収益の大幅な減少や雇用
情勢の悪化など経済活動が停滞しており、厳しい状況となりました。
このような環境の中、当社グループは、コロナ禍に対応した体制の再編や働き方改革を推進するとともに、政
府からの助成金を最大限活用しつつ、グループ全体でコスト削減の徹底に努めてまいりました。また、「自然の
摂理にのっとり、人類の創造的発展と世界平和に寄与する」という企業理念のもと、旅行のみならず様々な事業
を通じて、常に変化・発展し続ける企業として、世界の平和に貢献できる新しいビジネスモデルの構築を目指し
てまいりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。また、各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去す
る前の金額であります。
(旅行事業)
当第1四半期連結会計期間における旅行市場は、新型コロナウイルス感染症が世界的な拡がりとなり、各国で
入国制限や渡航制限等の措置が継続するなど甚大な影響を受けており、非常に厳しい状況となりました。日本人
出国者数においては前年同期比2.4%の11万人、訪日外客数は前年同期比2.1%の16万人と減少いたしました。
(出典:日本政府観光局(JNTO))
当社の海外旅行事業につきましても、相次ぐフライトキャンセルや渡航制限の継続、全方面で企画旅行の催行
を中止したことにより、取り扱いは大幅に落ち込みました。
国内旅行事業につきましては、Go To トラベルキャンペーンを最大限に活用した「フライング初夢フェア」を
開催するなど、スピード感をもって商品の造成や販促の強化を実施いたしました。それにより国内旅行の取り扱
いが増加するなど、一時は需要回復の傾向がみられたものの、12月末にはGo To トラベルキャンペーンが全国一
時停止となり、再び緊急事態宣言が主要都市で発令されるなど、取り扱いは前期水準ほどとなりました。
海外における旅行事業では、拠点の縮小を継続するなど、引き続き徹底したコスト削減に努めると共に、各国
において日本の法人事業と連携し、企業の海外進出を支援する新規事業を推し進めました。また、お客様から高
い評価を得ている「オンライン体験ツアー」では、商品数が3,500コースを越え、5万人以上のお客様にご利用
いただいたことに加え、個人のお客様だけではなく新たに法人向けのウェビナーを開催するなどコロナ禍に対応
するビジネスモデルの構築に注力いたしました。
なお、当社グループの営業拠点数は、国内外において統廃合を実施した結果、国内174拠点、海外64カ国128都
市191拠点となりました。(2021年1月末日時点)
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は184億5百万円(前年同期比10.5%)、営業損失は
93億94百万円(前年同期は営業利益23億70百万円)となりました。
(テーマパーク事業)
ハウステンボスでは、環境演出に重点を置くことで、ハロウィンイベントやクリスマスイベントでのお客様満
足度も高く、SNS等で多く取り上げられました。また、Go To トラベルキャンペーンの効果によって、入場者数
は宿泊客を中心に増加し、ハウステンボスの感染症対策が評価されたことにより修学旅行での利用者は前年以上
となりました。Go To トラベルキャンペーンの全国停止発表後は、カウントダウンイベントが中止になるなどの
影響を受け、入場者数は60万9千人(前年同期比88.3%)となりました。
ラグーナテンボスにおいては、コスト削減や感染症対策の徹底に努めました。また、Go To トラベルキャンペ
ーンの効果による入場者数の回復基調がみられましたが、その後の全国停止の発表を受け再び入場者数は減少い
たしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は62億25百万円(前年同期比96.8%)、営業利益は10億69百
万円(同159.8%)となりました。
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
(ホテル事業)
ホテル事業では、プロジェクションマッピングにより伝統的な和を表現した「ウォーターマーク京都」や、
「変なホテル奈良」「変なホテル小松駅前」を新たに開業し、チェックインの時間短縮や簡素化ができる「QRか
んたんチェックイン」システムを一部ホテルに導入するなど、新規開発を進めてまいりました。また、国内のホ
テルにおいてはGo To トラベルキャンペーンにより一時的に稼働率が回復したものの、海外のホテルにおいては
引き続き海外旅行が困難な状況が継続したことにより宿泊者数は減少いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は17億44百万円(前年同期比45.8%)、営業損失は13
億74百万円(前年同期は営業利益3億11百万円)、EBITDAベースでは6億1百万円の損失(前年同期は7億31百
万円の利益)となりました。
(九州産交グループ)
九州産交グループでは、Go To トラベルキャンペーンの効果や外出自粛の緩和もあり、大型商業施設「サクラ
マチクマモト」の入館者数は徐々に回復するも、バス事業、飲食物販事業及び旅行事業等において、引き続き、
新型コロナウイルス感染拡大による影響を受ける結果となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は47億85百万円(前年同期比69.0%)、営業損失は4
億97百万円(前年同期は営業利益3億16百万円)となりました。
(エネルギー事業)
エネルギー事業では、電力小売事業において供給量は堅調に推移したものの寒波により電力需要が増加したこ
とに加え、液化天然ガスの不足等に起因し国内の発電量が減少したことにより、12月後半以降電力卸価格の急激
な高騰の影響を受けました。また、発電事業におきましては新型コロナウイルス感染拡大の影響により引き渡し
及び工事に遅れが発生いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は76億38百万円(前年同期比121.4%)、営業損失は
7億4百万円(前年同期は営業利益2億68百万円)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は388億60百万円(前年同期比19.5%)、営業損
失は116億77百万円(前年同期は営業利益37億91百万円)となりました。また、経常損失は117億98百万円(前年同
期は経常利益42億88百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は79億81百万円(前年同期は親会社株主に帰属
する四半期純利益21億77百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ120億87百万円減少し、4,025億17百
万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少(前期末比34億58百万円減)、投資有価証券の減少(同30
億86百万円減)、未収入金の減少(同25億13百万円減)、旅行前払金の減少(同24億76百万円減)によるもので
す。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ62億41百万円減少し、3,099億41百万円
となりました。これは主に、旅行前受金の減少(前期末比71億82百万円減)がある一方で、営業未払金の増加
(同18億19百万円増)によるものです。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ58億45百万円減少し、925億75百万円
となりました。これは主に、四半期純損失の計上等による利益剰余金の減少(前期末比79億81百万円減)がある
一方で、非支配株主持分の増加(同19億34百万円増)、為替換算調整勘定の増加(同2億35百万円増)によるも
のです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の影響により、世界各国において外出制限や渡航制限が実施されており、これらの制
限の解除の時期に応じて、今後も観光産業の需要回復に大きく影響を及ぼすことが想定されます。また、日本国内
においても、新型コロナウイルス変種の感染確認や、ワクチン接種の普及時期が不透明なことなど、当社グループ
の企業活動は今後も影響を受けることが予想されます。
以上のことから、現時点における2021年10月期第2四半期(累計)及び通期の連結業績予想は、新型コロナウイ
ルス感染症による影響を現時点で合理的に算定することが困難であることから、未定とさせていただきます。今
後、合理的な業績予想の算定が可能となった時点で、速やかに公表いたします。
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年10月31日) (2021年1月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 95,234 91,775
受取手形及び売掛金 15,829 18,021
営業未収入金 345 341
有価証券 - 103
旅行前払金 7,253 4,777
前払費用 2,245 2,173
短期貸付金 346 3,281
関係会社短期貸付金 392 395
未収入金 11,938 9,425
その他 7,013 5,913
貸倒引当金 △1,376 △1,790
流動資産合計 139,223 134,419
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 66,045 69,797
工具、器具及び備品(純額) 10,706 10,657
土地 80,282 78,985
リース資産(純額) 13,204 12,869
建設仮勘定 24,274 23,423
その他(純額) 7,698 7,316
有形固定資産合計 202,211 203,051
無形固定資産
のれん 5,227 5,057
その他 16,595 16,341
無形固定資産合計 21,822 21,399
投資その他の資産
投資有価証券 10,594 7,507
関係会社株式 3,348 3,337
関係会社出資金 20 52
長期貸付金 3,300 50
関係会社長期貸付金 2,205 2,123
退職給付に係る資産 602 598
繰延税金資産 12,986 12,910
差入保証金 10,516 10,416
その他 9,249 8,138
貸倒引当金 △1,905 △1,911
投資その他の資産合計 50,919 43,225
固定資産合計 274,954 267,676
繰延資産 426 421
資産合計 414,604 402,517
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年10月31日) (2021年1月31日)
負債の部
流動負債
営業未払金 9,029 10,848
短期借入金 26,659 26,891
1年内償還予定の社債 ※ 10,000 ※ 10,000
1年内返済予定の長期借入金 1,689 4,667
未払金 5,021 5,657
未払費用 4,172 4,051
未払法人税等 1,159 680
未払消費税等 686 613
旅行前受金 14,021 6,839
リース債務 2,462 2,264
賞与引当金 1,033 1,249
役員賞与引当金 22 42
その他 14,873 14,914
流動負債合計 90,833 88,721
固定負債
社債 ※ 20,000 ※ 20,000
転換社債型新株予約権付社債 ※ 25,072 ※ 25,068
長期借入金 ※ 149,605 ※ 147,022
繰延税金負債 5,038 4,634
退職給付に係る負債 7,981 7,917
役員退職慰労引当金 377 374
リース債務 13,070 12,685
その他 4,203 3,517
固定負債合計 225,349 221,219
負債合計 316,182 309,941
純資産の部
株主資本
資本金 15,000 15,000
資本剰余金 7,450 7,450
利益剰余金 72,222 64,241
自己株式 △15,204 △15,109
株主資本合計 79,468 71,582
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 597 459
繰延ヘッジ損益 7 6
為替換算調整勘定 △6,157 △5,922
退職給付に係る調整累計額 32 21
その他の包括利益累計額合計 △5,519 △5,434
新株予約権 178 198
非支配株主持分 24,294 26,228
純資産合計 98,421 92,575
負債純資産合計 414,604 402,517
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年11月1日 (自 2020年11月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
売上高 199,618 38,860
売上原価 163,593 29,879
売上総利益 36,025 8,981
販売費及び一般管理費 32,233 20,659
営業利益又は営業損失(△) 3,791 △11,677
営業外収益
受取利息 387 224
持分法による投資利益 28 -
為替差益 260 -
その他 381 618
営業外収益合計 1,058 842
営業外費用
支払利息 230 249
持分法による投資損失 - 77
出資金運用損 172 -
為替差損 - 216
その他 157 419
営業外費用合計 560 963
経常利益又は経常損失(△) 4,288 △11,798
特別利益
固定資産売却益 - 297
投資有価証券売却益 512 638
助成金収入 - 3,411
特別利益合計 512 4,347
特別損失
減損損失 249 -
臨時休業による損失 - 791
特別損失合計 249 791
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
4,551 △8,242
純損失(△)
法人税等 1,710 △47
四半期純利益又は四半期純損失(△) 2,841 △8,194
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
663 △212
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
2,177 △7,981
に帰属する四半期純損失(△)
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年11月1日 (自 2020年11月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 2,841 △8,194
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △221 △137
繰延ヘッジ損益 △2 △1
為替換算調整勘定 500 292
退職給付に係る調整額 45 △18
持分法適用会社に対する持分相当額 △8 15
その他の包括利益合計 314 151
四半期包括利益 3,155 △8,043
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,400 △7,895
非支配株主に係る四半期包括利益 755 △147
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税
効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算し
ております。
(追加情報)
(会計上の見積りに関する新型コロナウイルス感染症の影響)
新型コロナウイルス感染症の影響により、世界各国において外出制限や渡航制限が実施されていることを受
け、当第1四半期連結累計期間における当社グループの取扱高は減少し、連結売上高は38,860百万円(前年同
期比160,758百万円減)となっております。これらの制限の解除の時期によって当社グループの企業活動は今後
も影響を受けることが予想されます。
当社グループは、国連世界観光機関等が実施する旅行需要の回復時期に関する調査を参考に、旅行事業・ホ
テル事業においては、2021年夏以降、国境を越えた移動が徐々に再開された後、旅行者数が段階的に回復に向
かうと見込んでおります。また、テーマパーク事業等のその他のセグメントにおいては、新型コロナウイルス
感染症の影響が比較的小さく、旅行事業・ホテル事業に比べて回復が早いと見込んでおります。以上を考慮し
て、当社グループの業績は2022年にはほぼ2019年の水準まで回復することを見込んでおります。
当社グループは、上記の仮定を基礎として会計上の見積りを行っております。
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
(四半期連結貸借対照表関係)
※財務制限条項
(1)シンジケートローン
①各連結会計年度の末日における報告書等の連結貸借対照表における純資産の部の金額を直前の連結
会計年度の末日における報告書等の連結貸借対照表における純資産の部の金額の75%以上に維持す
ること。
②各連結会計年度の末日における報告書等の連結の損益計算書における経常損益を2期連続損失とし
ないこと。
財務制限条項の対象となる長期借入金残高は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年10月31日) (2021年1月31日)
長期借入金 34,500百万円 34,500百万円
(2)無担保社債
以下の場合に該当しないこと
①本社債以外の社債について期限の利益を喪失し、または期限が到来してもその弁済をすることがで
きないとき。
②社債を除く借入金債務について期限の利益を喪失したとき、または当社以外の社債もしくはその他
の借入金債務に対して当社が行った保証債務について、履行義務が発生したにもかかわらず、その
履行をしないとき。ただし、当該債務の合計額が5億円を超えない場合は、この限りでない。
財務制限条項の対象となる無担保社債の残高は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年10月31日) (2021年1月31日)
社債(1年内償還予定のものを含む) 30,000百万円 30,000百万円
(3)転換社債型新株予約権付社債
以下の場合に該当しないこと
社債を除く借入金債務について期限の利益を喪失したとき、または当社以外の社債もしくはその他
の借入金債務に対して当社が行った保証債務について、履行義務が発生したにもかかわらず、その履
行をしないとき。ただし、当該債務の合計額が5億円を超えない場合は、この限りでない。
財務制限条項の対象となる転換社債型新株予約権付社債残高は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年10月31日) (2021年1月31日)
転換社債型新株予約権付社債 25,072百万円 25,068百万円
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年11月1日 至 2020年1月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
テーマ ホテル 九州産交 エネルギー (注1) (注2)
旅行事業
パーク事業 事業 グループ 事業
計 計上額
(注3)
売上高
外部顧客への売上高 174,845 6,062 3,586 6,933 6,258 197,687 1,931 199,618 - 199,618
セグメント間の内部
474 368 225 0 32 1,101 143 1,245 △1,245 -
売上高又は振替高
計 175,320 6,430 3,811 6,934 6,291 198,788 2,075 200,864 △1,245 199,618
セグメント利益 2,370 668 311 316 268 3,935 378 4,313 △522 3,791
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険事業および不動産事業
等であります。
2.セグメント利益の調整額△522百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、その内容
は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の本社管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメントごとのEBITDAは次のとおりです。
(単位 : 百万円)
テーマ 九州産交 エネルギー
旅行事業
パーク事業
ホテル事業
グループ 事業
その他 合計
セグメント利益 2,370 668 311 316 268 378 4,313
減価償却費
1,288 518 420 484 21 89 2,822
及びのれん償却費
EBITDA(※) 3,658 1,187 731 801 289 467 7,136
(※)EBITDAは、セグメント利益に減価償却費及びのれん償却費を加えた数値です。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
重要な変動はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年11月1日 至 2021年1月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 百万円)
報告セグメント 四半期
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
テーマ ホテル 九州産交 エネルギー (注1) (注2)
旅行事業
パーク事業 事業 グループ 事業
計 計上額
(注3)
売上高
外部顧客への売上高 18,386 5,784 1,683 4,784 7,611 38,251 609 38,860 - 38,860
セグメント間の内部
18 441 60 0 27 547 153 700 △700 -
売上高又は振替高
計 18,405 6,225 1,744 4,785 7,638 38,799 762 39,561 △700 38,860
セグメント利益
△9,394 1,069 △1,374 △497 △704 △10,901 △319 △11,221 △456 △11,677
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険事業および不動産事業
等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△456百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であ
り、その内容は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の本社管理部門に係る費用であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
4.報告セグメントごとのEBITDAは次のとおりです。
(単位 : 百万円)
テーマ 九州産交 エネルギー
旅行事業
パーク事業
ホテル事業
グループ 事業
その他 合計
セグメント利益
△9,394 1,069 △1,374 △497 △704 △319 △11,221
又は損失(△)
減価償却費
1,101 516 772 461 28 98 2,978
及びのれん償却費
EBITDA(※) △8,292 1,585 △601 △36 △676 △221 △8,243
(※)EBITDAは、セグメント利益又は損失(△)に減価償却費及びのれん償却費を加えた数値です。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
前連結会計年度末より、「ハウステンボスグループ」を「テーマパーク事業」に名称変更いたしまし
た。また、当第1四半期連結会計期間において、株式会社hapi-robo stを「テーマパーク事業」から「そ
の他」の区分に変更しており、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメント
区分に基づき作成したものを記載しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
重要な変動はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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㈱エイチ・アイ・エス(9603) 2021年10月期 第1四半期決算短信
(重要な後発事象)
(新株予約権の行使による増資)
2021年3月1日から2021年3月8日までの間に、新株予約権の一部について権利行使に基づく新株発行をい
たしました。当該権利行使の概要は、以下のとおりであります。
株式会社エイチ・アイ・エス第4回新株予約権
(1)行使新株予約権個数 25,000個
(2)発行した株式の種類及び株式の数 普通株式 2,500,000株
(3)資本金増加額 2,100百万円
(4)資本準備金増加額 2,100百万円
以上の新株予約権の行使による新株発行の結果、2021年3月8日現在、発行済株式総数(普通株式)は
71,268,936株となり、資本金は17,100百万円、資本準備金は9,761百万円となっております。
(持株会社体制への移行中止)
当社は、2019年12月12日付で効力発生日を2020年8月1日とした持株会社体制への移行に伴う吸収分割契約
を当社の100%子会社である株式会社新エイチ・アイ・エスと締結し、その後2020年6月25日付で効力発生日
を2021年11月1日とした変更契約を締結いたしました。
この度、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予想しえなかった経営状況に直面しており、
その状況下でいち早く業績を回復させるためには、現行の組織を維持することが当面必要であると判断し、持
株会社体制への移行を中止することを2021年3月15日開催の取締役会にておいて決議し、同日付で吸収分割の
中止に関する覚書を締結いたしました。
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