9602 東宝 2019-10-11 15:00:00
2020年2月期第2四半期 決算説明資料 [pdf]

2020年2月期 第2四半期(2019年3月1日~2019年8月31日)


  決算説明資料




                                                   2019年10月11日(金)


     ©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
          2020年2月期 第2四半期 営業概況
                    2019年2月期        2020年2月期      前年同四半期比       増減率
                   (2018年3月~8月)    (2019年3月~8月)


 営   業   収   入        132,984百万円     144,058百万円    11,073百万円    8.3%   ↗




 営   業   利   益        25,264百万円       33,539百万円     8,274百万円   32.8%   ↗




 経   常   利   益        26,355百万円       34,578百万円     8,222百万円   31.2%   ↗



親会社株主に帰属 する
                      16,849百万円       22,885百万円     6,036百万円   35.8%   ↗
四 半 期 純 利 益



【第2四半期の営業概況】
主力の映画事業において、当社配給作品『天気の子』が興行収入130億円を超えるメガヒットとなり、『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』
『劇場版おっさんずラブ ∼LOVE or DEAD∼』をはじめ、東宝東和配給『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』『ペット2』や、他社洋画作
品『アラジン』『トイ・ストーリー4』等も高稼働となり、前年同期を大きく上回り、増収増益。
演劇事業では、『エリザベート』『CLUB SEVEN ZEROⅡ』等の話題作が期待通りの盛況となり、増収増益。
不動産事業では、不動産賃貸事業において保有する賃貸物件が堅調に稼働。道路事業も好調な受注によって増収増益。
その結果、「営業収入」「営業利益」「経常利益」「親会社株主に帰属する四半期純利益」の各段階で過去最高を更新。


                                                                       1
                        セグメント別業績一覧
                   営 業 収 入 (単位:百万円)                     営 業 利 益 (単位:百万円)
             2019年2月期      2020年2月期                2019年2月期      2020年2月期
                                        増減率                                   増減率
            (2018年3月~8月) (2019年3月~8月)             (2018年3月~8月) (2019年3月~8月)

①映 画 事 業          89,595      98,688    10.1% ↗         16,989      22,962    35.2% ↗


     映画営業         29,476      31,232    6.0% ↗           6,247       8,332    33.4% ↗


     映画興行         44,784      52,296    16.8% ↗          8,048      10,877    35.2% ↗


     映像事業         15,334      15,159    -1.1% ↘          2,693       3,752    39.3% ↗


②演 劇 事 業           8,312       8,730    5.0% ↗           1,271       2,462    93.7% ↗


③不動産事業            32,788      34,197    4.3% ↗           8,719       9,824    12.7% ↗


    不動産賃貸         14,517      14,778    1.8% ↗           6,350       6,599     3.9% ↗


     道路事業         12,823      14,087     9.9% ↗          1,871       2,708    44.7% ↗


 不動産保守・管理          5,448       5,331    -2.1% ↘           497          517     4.0% ↗


④その他事業             2,287       2,441     6.7% ↗           100          103     3.5% ↗




                                                                                    2
                          セグメント別業績【映画事業】

                           営業収入                                          営業利益
                                     98,688                                        22,962
              89,595
                                                            16,989




        2019年2月期(2018年3月~8月)   2020年2月期(2019年3月~8月)   2019年2月期(2018年3月~8月)   2020年2月期(2019年3月~8月)



                                                                                                    (単位:百万円)


業績分析 (増減要因)
 映画営業事業では、『天気の子』が『君の名は。』以来の邦画興行収入100億円を突破し、興行収入130億円を超えるメガヒットとなり続映中。
  『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が興行収入28億円を、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が興行収入23億円を超えるなど高い
  水準で推移。東宝東和配給作品は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』等があった昨年には及ばなかったものの、全体としては『天気の子』のメガヒッ
  トが大きく貢献し、増収増益。
 映画興行事業では、上記の当社グループ配給作品のヒットに加え、洋画において興行収入100億円を超えた『アラジン』『トイ・ストーリー4』や、興
  行収入65億円を超えた『ライオン・キング』(いずれもウォルト・ディズニー)等、大ヒット作品に恵まれ、大幅な増収増益。
 映像事業では、アニメ製作事業において『天気の子』やTVアニメ「Dr.STONE」等に製作出資。出版商品事業では『天気の子』『トイ・ストーリー4』
  等のアニメ作品のパンフレット・キャラクターグッズが順調に稼働。パッケージ事業において『映画刀剣乱舞―継承―』『マスカレード・ホテル』が堅調に
  推移し、全体として増益を達成。
                                                                                        (興行収入は2019年9月末時点)
                                                                                                          3
     映画 ‐主要稼動作品‐

     東宝㈱配給作品(興行収入10億円以上)
          作品名                公開月        興行収入

         天気の子               2019年7月   133.2億円

   ミュウツーの逆襲 EVOLUTION       2019年7月    28.9億円

劇場版おっさんずラブ ∼LOVE or DEAD∼   2019年8月    23.8億円

       アルキメデスの大戦            2019年7月    19.0億円

   ドラゴンクエスト ユア・ストーリー        2019年8月    14.0億円



   東宝東和㈱配給作品(興行収入10億円以上)
          作品名                公開月        興行収入

   ワイルド・スピード/スーパーコンボ        2019年8月    30.4億円

          ペット2              2019年7月    21.4億円


                                (興行収入は2019年9月末時点)
                                                    4
                            セグメント別業績【演劇事業】

                            営業収入                                          営業利益
                                        8,730
                 8,312
                                                                                     2,462


                                                              1,271




          2019年2月期(2018年3月~8月)   2020年2月期(2019年3月~8月)   2019年2月期(2018年3月~8月)   2020年2月期(2019年3月~8月)



                                                                                                      (単位:百万円)


業績分析 (増減要因)
   帝国劇場では、新キャストに愛希れいか・古川雄大を迎え、約3か月のロングラン公演を行った『エリザベート』(6月~8月公演)が全席完売とな
    り大盛況。

   シアタークリエでは、『CLUB SEVEN ZEROⅡ』(6月公演)が幅広い客層に支持され満席、『SHOW BOY』(7月公演)は全席完売。『ブラ
    ッケン・ムーア ∼荒地の亡霊∼』(8月公演)は満席となる盛況。

   外部公演では、5大都市ツアーを行った『レ・ミゼラブル』や『ブラッケン・ムーア ~荒地の亡霊~』等の東宝製作公演を全国各地で展開し、業績に
    貢献。
    演劇事業全体として、帝国劇場リニューアル経費の計上があった昨年と比べ、大幅な増益を達成。



                                                                                                            5
    演劇事業 -主要稼動作品-




6月∼8月 帝国劇場公演             6月 シアタークリエ公演
 『エリザベート』             『CLUB SEVEN ZERO Ⅱ』




                                8月 シアタークリエ公演
       7月 シアタークリエ公演             『ブラッケン・ムーア
        『SHOW BOY』                 ∼荒地の亡霊∼』

                                               6
                        セグメント別業績【不動産事業】

                           営業収入                                          営業利益

                                      34,197                                        9,824
               32,788                                        8,719




         2019年2月期(2018年3月~8月)   2020年2月期(2019年3月~8月)   2019年2月期(2018年3月~8月)   2020年2月期(2019年3月~8月)


                                                                                                     (単位:百万円)


業績分析 (増減要因)
   不動産賃貸事業では、保有する全国の賃貸物件はほぼ空室なく堅調に稼働し、増収増益。
    東宝スタジオは、当社配給作品の撮影やTV・CM撮影の誘致によりステージレンタルが順調に稼働。

   道路事業では、原価管理の徹底によるコストの削減や業務の効率化による収益の向上に努め、高速道路のリフレッシュ工事や災害復旧工事お
    よび橋梁補修工事が完工したこともあり、増収増益。

   不動産保守・管理事業では、東宝ビル管理㈱、東宝ファシリティーズ㈱が労務費や資材価格の高騰など厳しい経営環境が続くなか、新規受注
    の開拓とコスト削減に取り組み、減収となるも増益を確保。




                                                                                                           7
M O V I E & STA G E TO H O L I N E U P



      映画&演劇
     話題の待機作品




                                         8
MOVIE LINE UP
12月6日(金)ロードショー
ルパン三世、待望の最新作!
原作者モンキー・パンチ悲願の3DCGでスクリーンに帰ってくる!!

『ルパン三世 THE FIRST』
原作:モンキー・パンチ 監督・脚本:山崎貴
音楽:大野雄二
声の出演:栗田貫一 小林清志 浪川大輔 沢城みゆき 山寺宏一 広瀬すず 吉田鋼太郎 藤原竜也
ⓒモンキー・パンチ/2019映画「ルパン三世」製作委員会


12月13日(金)ロードショー
デビュー作として初めてミステリー賞4冠を達成した話題作が遂に実写映画化!
『TRICK』シリーズのクリエイターが手掛ける、前代未聞のミステリー・エンタテインメント!

『屍人荘の殺人』
 監督:木村ひさし 脚本:蒔田光治
 原作:今村昌弘「屍人荘の殺人」(創元推理文庫)
 出演:神木隆之介 浜辺美波/ 中村倫也 ほか
 主題歌:Perfume「再生」(UNIVERSAL MUSIC)
 ⓒ2019「屍人荘の殺人」製作委員会


12月20日(金)ロードショー
原作シリーズ累計2,400万部を突破した“ヒロアカ”劇場版最新作!!
原作者・堀越耕平先生自らの原案によるオリジナルキャラクターが登場するファン必見のストーリー!

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』
 原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
 監督:長崎健司 脚本:黒田洋介
 声の出演:山下大輝 岡本信彦/梶裕貴 佐倉綾音 石川界人/三宅健太 諏訪部順一/今田美桜 井上芳雄
 主題歌:sumika「ハイヤーグラウンド」(ソニー・ミュージックレコーズ)
                                                     9
 ⓒ2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ⓒ堀越耕平/集英社
   STAGE LINE UP




  11月 帝国劇場公演        11月 シアタークリエ公演
『ダンス オブ ヴァンパイア』      『ビッグ・フィッシュ』




                   1月∼2月 シアタークリエ公演
 12月 シアタークリエ公演     『シャボン玉とんだ
 『ロカビリー☆ジャック』       宇宙(ソラ)までとんだ』


                                     10
                            業績予想

 2020年2月期連結業績予想(2019年3月1日~2020年2月29日)

          第2四半期において、映画営業事業・映画興行事業を中心に映画事業全体が
           好調に推移したため、7月12日に発表した業績予想を修正いたしました。

                                                                   (%表示は、対前期増減率)
                                                              親会社株主に帰属する     1株当たり
             営業収入            営業
                              利益               経常利益             当期純利益        当期純利益
               百万円      %      百万円         %       百万円         %           百万円     %


  通   期    254,000   3.1%   50,000 11.2%       52,000 11.7%         34,500 14.2%   192.03




 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断す
 る一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
 また、本資料の無断転載はお断りいたします。




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