9602 東宝 2021-02-16 15:00:00
新中期経営戦略公表の延期に関するお知らせ [pdf]

                                             2021 年 2 月 16 日
 各     位
                      会 社 名   東 宝 株 式 会 社
                      代表者名    代表取締役社長 島 谷 能 成
                              (コード番号 9602 東証第1部、福岡)
                      問合せ先    取 締 役 副社 長 太 古 伸 幸
                              (TEL.03−3591−1214)


             新中期経営戦略公表の延期に関するお知らせ

 当社は、本日開催の取締役会において、当社グループの新中期経営戦略の公表を延期すること
を決議しましたので、下記の通りお知らせいたします。


                          記


1. 公表延期の背景
 当社グループの中期経営戦略「TOHO VISION 2021」
                               (以下、現中経)は、2021 年 2 月期をもっ
てその期間を終了します。現中経の 3 ヶ年においては、2020 年 2 月期に営業利益の過去最高益
を更新(528 億円)するなど、数値目標を達成することができましたが、最終年度である 2021
年 2 月期は、新型コロナウイルスの感染拡大により事業環境が大きく変化する事態に直面いたし
ました。さらに新型コロナウイルス感染症の終息時期についても、現時点では見通しが不透明で
あることから、来期以降の経営戦略の前提となる中長期的な事業環境は不確実性が高く、数値目
標等の定量的な要素についても適正かつ合理的な算出が極めて困難な状況にあります。
 このような状況下において、新たな中期経営戦略を公表することは、投資判断の信頼性に懸念
を生じさせる可能性があるとの理由から、公表を延期することといたしました。


2. 今後について
 当面の間は、現下の厳しい事業環境への柔軟な対応を最優先としつつ、現中経の主軸戦略(コ
ンテンツ、プラットフォーム、不動産)の基盤をしっかりと固めることに注力してまいります。
来期(2022 年 2 月期)の連結業績予想については、本年 4 月の決算短信(2021 年 2 月期)での
開示を予定しております。
 また、新中期経営戦略については、現中経の成果と課題を検証するとともに、新型コロナウイ
ルス感染症による価値観やライフスタイル、ビジネスモデル等の変化を慎重に見極め、今後想定
可能となった中長期的な事業環境を前提に、策定を進めてまいります。
 なお、新中期経営戦略は、策定でき次第、速やかに公表することを予定しております。


 株主、投資家の皆さまはじめ関係者の方々には、何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上
げます。


                                                     以    上