9532 大瓦斯 2021-10-27 16:00:00
2022年3月期第2四半期決算プレゼンテーション資料 [pdf]
2022年3月期第2四半期決算(累計)
プレゼンテーション資料
Creating Value for a Sustainable Future
2021年10月
大阪ガス株式会社
目次
Ⅰ.22.3期上期の主な活動の振り返り Ⅲ. 22.3期第2四半期決算
• 22.3期上期活動振り返りまとめ - 4 • 22.3期第2四半期実績の対前年比較 - 13~17
• 国内エネルギー 低・脱炭素のニーズに応える - 5 • 22.3期第2四半期セグメント別実績 - 18~20
メニューの提供
• 海外エネルギー 北米における再生可能 - 6
エネルギー事業について
Ⅱ. 22.3期第2四半期決算と22.3期見通しの概要 Ⅳ. 22.3期見通し
• 22.3期第2四半期決算のポイント - 8 • 22.3期見通しの対前年比較 - 22~26
• 22.3期第2四半期決算の対前年比較(経常 - 9 • 22.3期セグメント別見通し - 27~29
利益) • 年度見通しに対するリスク要因 - 30
• 22.3期見通しの対前年比較(経常利益) - 10 • (参考)22.3期第2四半期の主なトピックス - 31
• 22.3期第2四半期の成長投資実績 - 11
インターネットを通じて定期的に経営情報を発信しています :下記のURLで、決算短信、統合報告書、ファクトブック、説明会資料等を閲覧・ダウンロードすることが可
能です。https://www.osakagas.co.jp/company/ir/
「見通し」に関する注意事項 :このプレゼンテーションには、将来の業績に関する見通し、計画、戦略などが含まれており、これらは現在入手可能な情報から得られた
当社グループの判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素により、これら業績の見通しとは大きく異なる結果となりうることをご承知おきください。実
際の業績に影響を与えうる重要な要素には、日本経済の動向、急激な為替相場・原油価格の変動並びに天候の異変等があります。
ガス販売量に関する注記 :全て、基準熱量を45MJ/m3として、表記しています。
連結ガス販売量に関する注記 :名張近鉄ガス・豊岡エネルギー・新宮ガスは12月決算です。 2
Ⅰ. 22.3期上期の主な活動の振り返り
22.3期上期活動振り返りまとめ
上期は新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、ウィズコロナを前提にした事業運営を実施し、
中期経営計画で掲げたミライ価値の共創に向けた活動を展開
<ガス> カーボンニュートラルLNGの調達、販売を開始
家庭用燃料電池エネファームの累計販売台数15万台達成
カーボンニュートラル技術の研究開発拠点の開設
<電力・その他> D-Bioシリーズなどの提供を開始 (5ページ)
国内、海外の再エネ案件において進捗
再エネ普及貢献量: 約125万kW (22.3期2Q末)
(21.3期末差 +約20万kW、 24.3期目標250万kW)
低・脱炭素社会の
秋田県潟上市・男鹿市・秋田市 配慮書送付・縦覧開始
実現 長崎県五島市 選定事業者に決定
風力
青森県横浜町 取得、建設着工
尻別風力発電所 運転開始
GPSSホールディングス(株) 共同開発に関する合意書の締結
太陽光 Etrion社*1 国内大型4案件取得
SRE社*2, Novi社*3 Oriden社*4 北米デベロッパーとの協業(6ページ)
バイオマス 日向バイオマス発電所 事業化決定
再エネに関する協会「FOURE」 設立
その他
再エネファンド運営Zエナジー(株) 設立
Newノーマルに対応した オンラインレッスンサイト「さがする」サービス開始
暮らしとビジネスの実現 アバターの社会実装を目指したAVITA社への出資と事業連携
お客さまと社会の 家庭用燃料電池エネファームtype S 3,600台によるVPP実証
レジリエンス向上 地中埋設管の位置をAIで判定するソフトウェアの販売開始
*1 Etrion Corporation *2 Summit Ridge Energy, LLC *3 NOVI Energy, LLC *4 Oriden LLC 4
国内エネルギー 低・脱炭素のニーズに応えるメニューの提供 *実績は21年9月末時点
工場・オフィス・商業施設などの法人のお客さまのCO2排出削減の意向、増加する自然災害への対応などの経営課題に
対応するため、商材・サービスをDaigasエナジー(株)が「D-Lineup」として提供し、多数でご採用いただいている
新たに設置した電源 お客さまの「CO2排出量削減」「BCP オンサイトで廃棄物の有効利用
(新設非FIT電源)を中心とした、 対策強化」を、初期投資ゼロで実現 による処分量の削減と、
再生可能エネルギー電気料金メニュー する自家消費型太陽光発電サービス CO2排出量を削減するサービス
21年4月 販売開始 20年6月D-Solarとしてブランド名統一 D-Bioメタン 21年10月 1サイト
受付
37 サイト 17 サイト
(株)島津製作所他。数十社からお問い合わせ。 六甲バター(株)神戸工場他 D-Bio Steam 開始 1サイト
お客さまの「上水・排水処理コストの 節電や自家発活用により電力系統
削減」、「BCP対策強化」、「環境負 Decarbonization の安定化に貢献しながら、報酬を
荷低減」を実現する水処理サービス 得られるデマンドレスポンスサービス
低・脱炭素化
21年3月D-Aquaとしてブランド名統一 Decentralization 17年4月 サービス開始
90 サイト 分散化 131 サイト
Digitalization
デジタル化
空調・換気による快適な環境を、 お客さまの「省エネ・省人化」「品質均一
省エネで実現するサービス 化」「操業安定」を実現するIoTサービス
20年4月 販売開始 19年6月 受付開始
6 サイト 5 サイト 5
海外エネルギー 北米における再生可能エネルギー事業について
低・脱炭素社会に向けた取組みとして、従来より、ガス火力IPP等を展開してきた北米電力事業において、
再エネ事業を加速
単なる再エネアセット投資はリターンが低いことをふまえ、太陽光開発デベロッパーと協業し、開発/建設フェーズから参画
することで、事業ノウハウを獲得しつつ投資リターンを向上
参画手法を工夫しポートフォリオを最適化することで、収益規模およびリスクリターンをコントロールしていく
参画フェーズ/規模による投資案件一覧
参画フェーズ 開発(用地取得~着工) 建設(着工~運開) 操業(発電)
参画の形態 アセット保有会社に出資
事業会社(デベロッパー)に出資
①SolAmerica 社 ②Summit Ridge 社
中小型 20年3月 プレス 21年6月 プレス
太陽光
・開発・建設フェーズではリスクを伴うが、リターンも大きい ファンド等との競争で
競合:少なめ ・中小型案件に複数取り組むことで、ノウハウを蓄積 単なるアセット投資
はリターンが低い
※戦略意義がある
大型 ③NOVI 社 ④Oriden 社 場合は取得検討
太陽光 21年7月 プレス 21年9月 プレス
競合:激しい ・中小型に比べ、約4倍の市場規模があり、
1案件の収益規模も大きい
6
Ⅱ. 22.3期第2四半期決算と22.3期見通しの概要
22.3期第2四半期決算のポイント
海外エネルギー事業、ライフ&ビジネス ソリューションの増益がある一方、国内エネルギー事業におけるタイムラグ影響による
減益等により、増収減益
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
2Q実績 2Q実績
売上高 6,504 6,389 +115 +1.8%
経常利益 473 548 -74 -13.5%
タイムラグ差損益(ガス・電 前年差(-364)の内訳
-225 139 -364 -
力)*1 ガス-249、電力-115
タイムラグ差損益控除後
699 409 +290 +71.0%
経常利益
親会社株主に帰属する
367 367 -0 -0.0%
当期純利益
*1 国内エネルギーの内数
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
2Q実績 2Q実績
原油価格 $/bbl 70.3 36.5 +33.8 22.3期実績は9月速報値までの平均
為替 円/$ 109.8 106.9 +2.9
8
22.3期第2四半期決算の対前年比較(経常利益)
フリーポートLNGプロジェクトやサビン・シェールガスプロジェクトの利益貢献による海外エネルギー事業の増益がある一方、
国内エネルギー事業のタイムラグ影響による減益等により、前年から74億円減益の473億円
-74億円
(億円)
600
その他
500 LBS*1*2 ‐8
+25
400 国内エネルギー*1
‐286 海外エネルギー*1
+195
300 連結経常利益
548 連結経常利益
200 2021.3期 2022.3期 前年 473
2Q 2Q 同期差
100 原油価格($/bbl) 36.5 70.3 +33.8
為替(円/$) 106.9 109.8 +2.9
0
2021.3期 2022.3期
*1 セグメント利益影響を記載。詳細はP18~20のセグメント別実績を参照
2Q *2 ライフ&ビジネス ソリューション 2Q
9
22.3期見通しの対前年比較(経常利益)
2021年7月発表の見通しより変更なし
海外エネルギー事業は増益となるものの国内エネルギー事業のタイムラグによる減益影響が大きく、前年から327億円減
益の950億円
(億円) -327億円
1,400
1,200
国内エネルギー *1 LBS*1*2
1,000 -490 -2 その他
海外エネルギー*1 -67
+231
800
連結経常利益
600 1,277 +163億円
連結経常利益
400 2022.3期 950
2021.3期 前年差
見通し
200 原油価格($/bbl) 43.4 73.0 +29.6
為替(円/$) 106.1 109.9 +3.8
0
2021.3期 (2Q以降の前提:原油価格 75.0$/bbl、為替 110.0円/$) 2022.3期
*1 セグメント利益影響を記載。詳細はP27~29のセグメント別実績を参照
*2 ライフ&ビジネス ソリューション
見通し
10
22.3期第2四半期の成長投資実績
2022年3月期第2四半期は、国内エネルギー事業における発電所、海外エネルギー事業における北米上流事業の開発
等に574億円の成長投資を実行
財務健全性は、自己資本比率50%程度、D/E比率0.7程度を維持
2022.3期
2021.3期末
2Q 末
調整後*2 調整後*2
(億円)
自己資本比率(%) 46.8 50.5 46.8 50.5
2,000 計1,900*1
D/E比率 0.73 0.60 0.74 0.62 都市開発事業等
560
1,500 北米上流事業の
進捗率:30 %
開発等
ライフ&ビジネス ソリューション
1,000 640 事業
海外エネルギー事業
計574*1
都市開発事業等 国内エネルギー事業
500 197 北米上流事業の
開発等 700 発電所等
171
205 発電所等
0
2022.3期2Q 2022.3期計画
*1 投資実行額には設備投資案件と投融資案件の両方を含むため、設備投資の実績値とは異なります
*2 発行済ハイブリッド社債1,750億円の資本性50%を調整(19年12月:1,000億円、20年9月:750億円)
11
Ⅲ. 22.3期第2四半期決算
22.3期第2四半期実績の対前年比較 - ①売上高、利益等
億円 21.3期決算
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
2Q実績 2Q実績
売上高 6,504 6,389 +115 +1.8%
営業利益 405 519 -113 -21.9%
経常利益 473 548 -74 -13.5%
タイムラグ差損益(ガス・電
-225 139 -364 -
力)*1
タイムラグ差損益控除後
699 409 +290 +71.0%
経常利益
親会社株主に帰属する
367 367 -0 -0.0%
当期純利益
一株あたり当期純利益(円) 88.5 88.5 -0.0 -0.0%
EBITDA*2 993 1,055 -62 -5.9%
*1 国内エネルギーの内数
*2 EBITDA = 営業利益 + 減価償却費(のれん償却費含む) + 持分法投資損益
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
2Q実績 2Q実績
原油価格 $/bbl 70.3 36.5 +33.8 22.3期実績は9 月速報値までの平均
為替 円/$ 109.8 106.9 +2.9
13
22.3期第2四半期実績の対前年比較 - ②資産等
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 21.3期 A-B 備考
2Q末実績 期末実績 2Q末実績
総資産 24,227 23,133 21,995 +1,094 成長投資の進捗等
自己資本 11,348 10,818 10,040 +529
一株当たり純資産(円) 2,729.4 2,602.2 2,414.9 +127.2
有利子負債 8,423 7,853 8,038 +569 社債発行等
ハイブリッド社債 1,750 1,750 1,750 ±0
A. 22.3期 21.3期 B. 21.3期 A-B 備考
2Q末実績 期末実績 2Q 末実績
ROIC 2.2% 6.2% - -
ROE 3.3% 7.8% 3.7% -0.4%
A. 22.3期 B. 21.3期 21.3期 A-B 備考
2Q末実績 期末実績 2Q 末実績
自己資本比率 46.8% 46.8% 45.6% +0.1%
ハイブリッド社債考慮後* 50.5% 50.5% 49.6% -0.1%
D/E比率 0.74 0.73 0.80 +0.02
ハイブリッド社債考慮後* 0.62 0.60 0.66 +0.02
*発行済ハイブリッド社債の資本性50%を調整
14
22.3期第2四半期実績の対前年比較 - ③キャッシュ・フロー、投資等
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
2Q実績 2Q実績
営業活動によるキャッシュ・フロー 217 808 -590
投資活動によるキャッシュ・フロー -965 -844 -121
フリーキャッシュフロー* -747 -35 -712
*フリーキャッシュフロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー – 投資活動によるキャッシュ・フロー
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
2Q実績 2Q実績
品質向上投資 273 244 +29
成長投資 574 688 -114
国内エネルギー 205 326 -120 発電所等
海外エネルギー 171 177 -6 北米上流事業の開発等
ライフ&ビジネス ソリューション 197 184 +12 都市開発事業等
設備投資 771 826 -55
減価償却費 521 486 +34
15
22.3期第2四半期実績の対前年比較 - ④件数、販売量等
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
2Q末実績 期末実績
お客さまアカウント数(千件) 9,594 9,401 +193 +2.1%
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
2Q実績 2Q実績
連結ガス販売量(百万m3) 3,235 3,178 +57 +1.8%
(個別)ガス販売量 3,215 3,158 +57 +1.8%
家庭用 657 693 -37 -5.3% 調定件数の減少、春先の高気水温影響等
一戸あたりガス販売量
22.9 23.3 -0.4 -1.9%
(m3/月)
業務用等 2,558 2,465 +93 +3.8% 設備稼働増等
国内電力販売量(百万kWh)*1 8,047 7,594 +454 +6.0%
小売 2,757 2,715 +42 +1.5%
卸等 5,291 4,879 +412 +8.4%
(個別)ガス供給件数(千件) 4,939 5,096 -157 -3.1%
低圧電気供給件数(千件) 1,567 1,424 +143 +10.0%
*1 22年3月期より電力販売量は、電力販売に係る収益を「収益認識に関する会計基準の適用指針」に基づき見積り計上することから、決算月に実施した検針の
日から決算日までに生じた使用量の見積りを反映させたものを記載。前年の電力販売量は、毎月の検針による使用量の計量に基づいたものを記載。
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
2Q実績 2Q実績
平均気温(℃) 23.4 23.7 -0.3 16
22.3期第2四半期実績の対前年比較 - ⑤セグメント別
連結:億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
21.3期決算
2Q実績 2Q実績
売上高*1 6,504 6,389 +115 +1.8%
原料費調整制度に基づくガス販売単価
国内エネルギー 5,376 5,435 -58 -1.1%
低下等
海外エネルギー 341 193 +148 +76.5% フリーポート、サビンの増収等
ライフ&ビジネス ソリューション 1,063 995 +67 +6.8%
調整 -277 -235 -42 -
セグメント利益*1*2 471 568 -96 -17.0%
国内エネルギー 171 458 -286 -62.5%
内、電力*3 60 115 -55 -47.6%
海外エネルギー 196 1 +195 - フリーポート、サビンの利益貢献等
ライフ&ビジネス ソリューション 98 72 +25 +35.5% コロナ影響の緩和等
調整 4 36 -31 -
タイムラグ差損益(ガス・電力)*4 -225 139 -364 -
ヘッジ会計適用外の
9 -68 +77 -
デリバティブ時価評価影響*5
*1 22.3期より、国内エネルギー・ガスと国内エネルギー・電力を国内エネルギーへ統合し、大阪ガスインターナショナルトランスポート㈱等を海外エネルギーから
* 国内エネルギーに移管。併せて、大阪ガス㈱(国内エネルギー・ガス)に含まれる海外エネルギーのための営業費用を海外エネルギーに移管。
* 21.3期実績は新セグメントベースでの試算値
*2 セグメント利益=営業損益+持分法投資損益
*3 「電力」は、大阪ガス個別附帯電力利益と一部の関係会社の利益を単純合算したものであり、従来の「国内エネルギー・電力」とは異なる。
*4 国内エネルギーの内数
*5 海外エネルギーの内数
17
22.3期第2四半期セグメント別実績 - 国内エネルギー(ガス+電力)
国内エネルギー事業のセグメント利益は、タイムラグ影響等により、前年から286億円減益の171億円
(億円)
‐286億円
400 +78億円
タイムラグ差損益
(ガス・電力)
セグメント利益 -364
200 458
電力事業
+60
ガス事業粗利
および、その他 セグメント利益
+17
171
0
2021.3期 2Q 2022.3期 2Q
18
22.3期第2四半期セグメント別実績 - 海外エネルギー
海外エネルギー事業のセグメント利益は、フリーポートLNGプロジェクト、サビン・シェールガスプロジェクトの利益貢献等により
前年から195億円増益の196億円
+195億円
(億円)
200
持分法投資損益 持分法投資損益
出光スノーレ およびその他
石油開発 +5
+7
150
Osaka Gas
USA
+161 セグメント利益
100
196
50
Osaka Gas
セグメント利益 Australia
+22
1
0
2021.3期2Q 2022.3期2Q
内、デリバティブ 内、デリバティブ
時価評価影響 時価評価影響
-68億円 9億円
19
22.3期第2四半期セグメント別実績 - ライフ&ビジネス ソリューション
ライフ&ビジネス ソリューションのセグメント利益は、情報ソリューション事業、フィットネス事業等でのコロナ影響の緩和などに
より25億円増益の98億円
+25億円
(億円)
100
その他
90 +16
80
大阪ガス オージス総研
都市開発 +16
70 -6
60
セグメント利益
50
98
40 セグメント利益
30 72
20
10
0
2021.3期2Q 2022.3期2Q
20
Ⅳ. 22.3期見通し
通期見通しは、2021年7月発表時より変更ありません
22.3期見通しの対前年比較 - ①売上高・利益等
2021年7月発表の見通しより変更なし
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
見通し 実績
売上高 15,100 13,641 +1,458 +10.7% 原油価格上昇に伴う販売単価の上昇等
営業利益 805 1,124 -319 -28.4%
国内エネルギー事業におけるタイムラグ影
経常利益 950 1,277 -327 -25.6%
響の減益等
タイムラグ差損益(ガス・電
-299 16 -315 -
力)*1
タイムラグ差損益控除後
1,249 1,260 -11 -0.9%
経常利益
親会社株主に帰属する
705 808 -103 -12.8%
当期純利益
一株あたり当期純利益(円) 169.6 194.5 -24.9 -12.8%
EBITDA*2 2,000 2,275 -275 -12.1%
NOPAT*3 835 1,115 -280 -25.1%
*1 国内エネルギーの内数
*2 EBITDA = 営業利益+ 持分法投資損益+ 減価償却費(のれん償却費含む)
*3 NOPAT = 経常利益 + 支払利息 - 受取利息 - 法人税等
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
原油価格 $/bbl 73.0 43.4 +29.6 2Q以降の前提:原油価格 75.0$/bbl
為替 円/$ 109.9 106.1 +3.8 2Q以降の前提:為替 110.0円/$
22
22.3期見通しの対前年比較 - ②資産等
当初見通しより変更なし
億円 A. 22.3期末 B. 21.3期末 A-B 備考
見通し 実績
総資産 24,444 23,133 +1,310 成長投資の進捗等
自己資本 11,166 10,818 +348
一株当たり純資産(円) 2,685.7 2,602.2 +83.6
有利子負債 8,828 7,853 +974 新規調達等
投下資本*1 19,879 18,568 +1,310
*1 投下資本 = 自己資本 + 有利子負債 (当社にリスクのないリース負債を除く)
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
ROIC 4.4% 6.2% -1.8%
ROE 6.6% 7.8% -1.2%
A. 22.3期末 B. 21.3期末 A-B 備考
見通し 実績
自己資本比率 45.7% 46.8% -1.1%
ハイブリッド社債考慮後*1 49.3% 50.5% -1.3%
D/E比率 0.79 0.73 +0.06
ハイブリッド社債考慮後*1 0.66 0.60 +0.06
*1 発行済ハイブリッド社債の資本性50%を調整
23
22.3期見通しの対前年比較 - ③キャッシュ・フロー、投資等
当初見通しより変更なし
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,651 2,197 -546
投資活動によるキャッシュ・フロー*1 -2,590 -1,983 -606
フリーキャッシュフロー*2 -938 214 -1,152
*1 見通しは投資額を記載
*2 フリーキャッシュフロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー – 投資活動によるキャッシュ・フロー
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
品質向上投資 690 688 +1
成長投資 1,900 1,525 +374
国内エネルギー 700 807 -107
海外エネルギー 640 326 +313
ライフ&ビジネス ソリューション 560 390 +169
設備投資 1,960 1,894 +65
減価償却費 1,055 1,014 +40
24
22.3期見通しの対前年比較 - ④件数、販売量等
当初見通しより変更なし
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
見通し 実績
お客さまアカウント数(千件) 9,680 9,401 +279 +3.0%
連結ガス販売量(百万m3) 6,987 7,157 -169 -2.4%
(個別)ガス販売量 6,956 7,121 -165 -2.3%
家庭用 1,695 1,862 -167 -9.0% 気水温影響の反動等
業務用等 5,261 5,259 +2 +0.0%
国内電力販売量(百万kWh)*1 18,024 16,133 +1,891 +11.7%
*1 22年3月期より電力販売量は、電力販売に係る収益を「収益認識に関する会計基準の適用指針」に基づき見積り計上することから、決算月に実施した検針の
日から決算日までに生じた使用量の見積りを反映させたものを記載。前年の電力販売量は、毎月の検針による使用量の計量に基づいたものを記載。
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
平均気温(℃) 17.2 17.6 -0.4
25
22.3期見通しの対前年比較 - ⑤セグメント別
2021年7月発表の見通しより変更なし
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
見通し 実績
売上高*1 15,100 13,641 +1,458 +10.7%
国内エネルギー 12,650 11,583 +1,066 +9.2% 原油価格上昇に伴う販売単価の上昇等
海外エネルギー 700 442 +257 +58.0% 北米事業の増収等
ライフ&ビジネス ソリューション 2,300 2,165 +134 +6.2% 材料事業の増収等
調整 -550 -551 +1 -
セグメント利益*1*2 945 1,261 -316 -25.1%
国内エネルギー 365 855 -490 -57.4% タイムラグ影響等
内、電力*3 130 148 -18 -12.4%
フリーポートLNGプロジェクトの増益、原油価
海外エネルギー 400 168 +231 +136.9%
格上昇による豪州上流事業の増益等
ライフ&ビジネス ソリューション 190 192 -2 -1.3%
調整 -10 43 -53 -
タイムラグ差損益*4 -299 16 -315 -
(個別)ガス事業 -238 -16 -221 -
電力事業 -61 33 -94 -
*1 22.3期より、国内エネルギー・ガスと国内エネルギー・電力を国内エネルギーへ統合し、大阪ガスインターナショナルトランスポート㈱等を海外エネルギーから
* 国内エネルギーに移管。併せて、大阪ガス㈱(国内エネルギー・ガス)に含まれる海外エネルギーのための営業費用を海外エネルギーに移管。
* 21.3期実績は新セグメントベースでの試算値
*2 セグメント利益=営業損益+持分法投資損益
*3 「電力」は、大阪ガス個別附帯電力利益と一部の関係会社の利益を単純合算したものであり従来の「国内エネルギー・電力」とは異なる。
*4 国内エネルギーの内数 26
22.3期セグメント別見通し - 国内エネルギー
2021年7月発表の見通しより変更なし
国内エネルギー事業のセグメント利益は、タイムラグ影響や、前年度冬場の低気温影響の反動などにより前年から490億
円減益の365億円
(億円)
1,000 -490億円
800
タイムラグ差損
(ガス・電力)
600 -315
ガス事業粗利
セグメント利益 (タイムラグ差損益除く)
400 855 -233
その他
+58
セグメント
200 利益
365
-175億円
0
2021.3期 2022.3期
見通し
27
22.3期セグメント別見通し - 海外エネルギー
2021年7月発表の見通しより変更なし
海外エネルギー事業のセグメント利益は、フリーポートLNGプロジェクトの増益、原油価格上昇による豪州上流事業の
増益等により、前年から231億円増益の400億円
(億円) +231億円
500
持分法投資損益
出光スノーレ
400 持分法投資損益
石油開発
およびその他
-18
+15
Osaka Gas
USA
300 +150
Osaka Gas
Australia セグメント利益
200 +84
400
セグメント
100
利益
168
0
2021.3期 2022.3期
内、デリバティブ 見通し
時価評価影響
-70億円
28
22.3期セグメント別見通し - ライフ&ビジネス ソリューション
当初見通しより変更なし
ライフ&ビジネス ソリューション事業のセグメント利益は概ね前年並み
(億円)
-2億円
200 オージス総研
その他
大阪ガス都市開発 +6
-14 +5
100 セグメント利益 セグメント利益
192 190
0
2021.3期 2022.3期
見通し
29
年度見通しに対するリスク要因(21年10月~22年3月)
気温・水温
気・水温1度の変化に対し、家庭用ガス販売量は、春秋期約7%・夏期約8%・冬期約6%変動する
可能性がある。
原油価格
LNG価格が原油価格にリンクすることなどから、10月以降、原油価格+1$/bblの変化に対し、22.3期の
連結経常利益は約-7億円変動する可能性がある。
為替レート
LNG価格が米$・円の為替レートにリンクすることなどから、 10月以降、為替レート+1円/$の変化に対
し、22.3期の連結経常利益は約‐5億円変動する可能性がある。
原料費
原料費調整制度によって、中長期的には原料費の変動はガス料金に転嫁されるが、反映までのタイムラグ
や原料調達先の構成によって、業績に影響を与える可能性がある。
金利
国内金利+1%の変動に対し、22.3期の連結営業外費用(支払利息)が年間+16億円変動する可能
性がある。
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(参考)22.3期第2四半期の主なトピックス
新電気料金メニュー「JO1でんき」の受付開始について
大阪ガス初、カーボンニュートラルLNGの購入と第1船の到着について~2021年8月1日からカーボンニュートラルな都市ガスを初めて供給~
米国におけるNOVI社との大規模集中型太陽光発電所の共同開発について
脱炭素社会に向けたアンモニア燃料用小型エンジンシステムの技術開発・実証について
7
青森県横浜町における陸上風力発電所の取得について~大阪ガス、東急不動産、日本政策投資銀行の共同出資による第二号案件~
月
学びたい人と教えたい人をつなぐオンラインレッスンサイト「さがする」サービス開始について
「エネファームtype S 」3,600台を活用したVPP実証事業への取り組み~「蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術
構築実証事業」の開始~
Etrion社が所有するメガソーラー発電所の取得について
設備配管を流れるガスなどの流体経路を自動的に可視化するソフトウェア「IsolationNavi」の共同開発と販売開始~図面業務のDX推
進による現場業務の効率化と作業レベルの向上~
8
(仮称)秋田県潟上市・男鹿市・秋田市沖洋上風力発電事業に係る『計画段階環境配慮書』の送付および縦覧について
月
夢洲万博会場予定地などにおける放射冷却素材SPACECOOLを用いた実証実験の開始 ~多様な企業とのコラボレーションにより省エネ
性・快適性などを評価~
再生可能エネルギーファンド創設に向けた事業運営会社設立について
LNG燃料タグボート「いしん」へのカーボンニュートラルLNGの供給について~国内初、船舶用燃料向けのカーボンニュートラルLNGの供給~
尻別風力発電所の商業運転開始について
アバターの社会実装を目指したAVITA社への出資と事業連携について
9
家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数15万台達成について
月
米国ノースカロライナ州で三菱重工グループが建設中の太陽光発電所を取得
茶かすを燃料とするバイオマスボイラシステム「D-Bio Steam」の導入
オンサイト型バイオガス化システム「D-Bioメタン」のサービス開始について
世界初、地中埋設管の位置をAIで判定する地中レーダー用ソフトウェアの販売を開始
※プレスリリース実施月で記載 ■国内エネルギー案件、■海外エネルギー案件、■その他
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