9532 大瓦斯 2021-07-29 15:00:00
2022年3月期第1四半期決算プレゼンテーション資料 [pdf]
2022年3月期第1四半期決算(累計)
プレゼンテーション資料
Creating Value for a Sustainable Future
2021年7月
大阪ガス株式会社
1
目次
Ⅰ. 22.3期第1四半期決算と22.3期見通しの概要 Ⅲ. 22.3期見通し
• 22.3期第1四半期決算のポイント - 4 • 22.3期見通しの対前年比較 - 20-24
• 22.3期見通しのポイント - 5 • 22.3期セグメント別見通し - 25-27
• 22.3期第1四半期決算の対前年比較 - 6 • 年度見通しに対するリスク要因 - 28
• 22.3期見通しの対当初見通し比較 - 7 • (参考)22.3期第1四半期の主なトピックス - 29
• 22.3期見通しの対前年比較 - 8
• 22.3期第1四半期の成長投資実績 - 9
Ⅱ. 22.3期第1四半期決算
• 22.3期第1四半期実績の対前年比較 - 11-15
• 22.3期第1四半期セグメント別実績 - 16-18
インターネットを通じて定期的に経営情報を発信しています :下記のURLで、決算短信、アニュアルレポート、説明会資料等を閲覧・ダウンロードすることが可能で
す。https://www.osakagas.co.jp/company/ir/
「見通し」に関する注意事項 :このプレゼンテーションには、将来の業績に関する見通し、計画、戦略などが含まれており、これらは現在入手可能な情報から得られた
当社グループの判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素により、これら業績の見通しとは大きく異なる結果となりうることをご承知おきください。実
際の業績に影響を与えうる重要な要素には、日本経済の動向、急激な為替相場・原油価格の変動並びに天候の異変等があります。
ガス販売量に関する注記 :全て、基準熱量を45MJ/m3として、表記しています。
連結ガス販売量に関する注記 :名張近鉄ガス・豊岡エネルギー・新宮ガスは12月決算です。
2
Ⅰ. 22.3期第1四半期決算と22.3期見通しの概要
22.3期第1四半期決算のポイント
フリーポートLNGプロジェクトやサビン・シェールガスプロジェクトの利益貢献による海外エネルギー事業の増益や、新型
コロナ影響の緩和による情報ソリューション事業やフィットネス事業等のライフ&ビジネスソリューション事業の増益により
連結経常利益は前年比31.4%(100億円)増益の421億円
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
1Q実績 1Q実績
売上高 3,143 3,172 -29 -0.9%
海外エネルギー事業(フリーポート、サビ
経常利益 421 320 +100 +31.4% ン)やLBS*2事業(情報、フィットネス)
の増益等
タイムラグ差損益(ガス・電 前年差(-115)の内訳 ガス-80、電力
-110 4 -115 -
力)*1 -35
タイムラグ差損益控除後
532 316 +216 +68.4%
経常利益
親会社株主に帰属する
315 216 +98 +45.8%
当期純利益
*1 国内エネルギーの内数
*2 ライフ&ビジネスソリューション
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
1Q実績 1Q実績
原油価格 $/bbl 66.9 32.2 +34.7 22.3期実績は6月速報値までの平均
為替 円/$ 109.5 107.6 +1.9
4
22.3期見通しのポイント(業績予想修正について)
原油価格上昇など業績予想の前提となる事業環境に変化が生じたため、業績予想の修正を行う
売上高は、原油価格上昇に伴うガス事業及び電力事業における販売単価上昇等を見込み、当初見通しから
1,050億円増収の1兆5,100億円
経常利益は、国内エネルギー事業のタイムラグ影響等はあるが、原油価格上昇・米国金利上昇等による海外エネル
ギー事業の増益もあり、当初見通しを据え置き、950億円
億円 A. 22.3期 B. 22.3期 A-B (A-B)/B 備考
見通し 当初見通し
売上高 15,100 14,050 1,050 +7.5% 販売単価の上昇等
経常利益 950 950 ±0 -
タイムラグ差損益(ガス・電 当初見通し差(-179)の内訳
-299 -119 -179 -
力)*1 ガス-139、電力-39
タイムラグ差損益控除後
1,249 1,069 +179 +16.8% 海外エネルギー事業における増益
経常利益
親会社株主に帰属する
705 705 ±0 -
当期純利益
*1 国内エネルギーの内数
A. 22.3期 B. 22.3期 A-B 備考
見通し 当初見通し
原油価格 $/bbl 73.0 60.0 +13.0 2Q以降の前提:原油価格 75.0$/bbl
為替 円/$ 109.9 105.0 +4.9 2Q以降の前提:為替 110.0円/$
5
22.3期第1四半期決算の対前年比較(経常利益)
フリーポートLNGプロジェクトやサビン・シェールガスプロジェクトの利益貢献による海外エネルギー事業の増益や、新型
コロナ影響の緩和による情報ソリューション事業やフィットネス事業等のライフ&ビジネスソリューション事業の増益により
前年から100億円増益の421億円
+100億円
(億円)
500 その他
LBS*1*2 -43
400 海外エネルギー*1
+13
+129
国内エネルギー*1
300 +0
連結経常利益
2021.3期 2022.3期 前年
200 連結経常利益 1Q 1Q 同期差 421
320 原油価格($/bbl) 32.2 66.9 +34.7
100 為替(円/$) 107.6 109.5 +1.9
0
2021.3期 2022.3期
*1 セグメント利益影響を記載
1Q 1Q
*2 ライフ&ビジネスソリューション
6
22.3期見通しの対当初見通し比較(経常利益)
第2四半期以降の原油価格・為替等の前提を変更し、国内エネルギー事業におけるタイムラグ影響の拡大を見込む
が、海外エネルギー事業などの増益影響を織り込み、 2022年3月期連結経常利益は、当初見通しのまま据え置く
(億円)
タイムラグ影響(ガス・電力) 米国金利上昇影響、
1,200 原油価格上昇、為替影響等
1,000
国内エネルギー* -90 海外エネルギー* +90
800
2022.3期
600 見通し差
連結経常利益 当初見通し 見通し 連結経常利益
原油価格($/bbl) 60.0 73.0 +13.0
400 950 950
為替(円/$) 105.0 109.9 +4.9
(2Q以降の前提:原油価格 75.0$/bbl、為替 110.0円/$)
200
0
2022.3期 *セグメント利益影響を記載 2022.3期
当初見通し 見通し 7
22.3期見通しの対前年比較(経常利益)
22.3期の連結経常利益の見通しは、海外エネルギー事業は増益となるものの国内エネルギーのタイムラグ影響が大
きく、前年から327億円減益の950億円
(億円)
-327億円
1,400
1,200 国内エネルギー
タイムラグ差損益
-315
1,000 その他
国内エネルギー* 海外エネルギー* -67
その他 +231
-175
800
連結経常利益
600 1,277 -11億円
連結経常利益
400 2022.3期 950
2021.3期 前年差
見通し
200 原油価格$/bbl) 43.4 73.0 +29.6
為替(円/$) 106.1 109.9 +3.8
0
(2Q以降の前提:原油価格 75.0$/bbl、為替 110.0円/$)
2021.3期 2022.3期
*セグメント利益影響を記載 見通し
8
22.3期第1四半期の成長投資実績
2022年3月期第1四半期は、国内エネルギー事業における発電所、海外エネルギー事業における北米上流事業の
開発等に288億円の成長投資を実行
自己資本比率50%程度、D/E比率0.7程度を維持
2021.3期末 2022.3期1Q末
調整後** 調整後**
(億円) 自己資本比率
46.8 50.5 48.2 51.9
(%)
2,000 計1,900*1
D/E比率 0.73 0.60 0.73 0.60
都市開発事業等
560
1,500 北米上流事業の
開発等
ライフ&ビジネス ソリューション
1,000 進捗率:15% 640 事業
海外エネルギー事業
国内エネルギー事業
500 北米上流事業の
計288*1 開発等 700
都市開発事業等 発電所等
94
86
106 発電所等
0
2022.3期1Q 2022.3期計画
*1 投資実行額には設備投資案件と投融資案件の両方を含むため、設備投資の実績値とは異なります
*2 発行済ハイブリッド社債1,750億円の資本性50%を調整(19年12月:1,000億円、20年9月:750億円)
9
Ⅱ. 22.3期第1四半期決算
22.3期第1四半期実績の対前年比較- ①売上高、利益等
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
1Q実績 1Q実績
売上高 3,143 3,172 -29 -0.9%
営業利益 375 252 +122 +48.4%
海外エネルギー事業(フリーポート、サビ
経常利益 421 320 +100 +31.4% ン)やLBS*3事業(情報、フィットネス)
の増益等
タイムラグ差損益(ガス・電
-110 4 -115 -
力)*1
タイムラグ差損益控除後
532 316 +216 +68.4%
経常利益
親会社株主に帰属する
315 216 +98 +45.8%
当期純利益
一株あたり当期純利益(円) 75.8 52.0 +23.8 +45.8%
EBITDA*2 670 527 +143 +27.1%
*1 国内エネルギーの内数
*2 EBITDA = 営業利益 + 減価償却費(のれん償却費含む) + 持分法投資損益
*3 ライフ&ビジネスソリューション
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
1Q実績 1Q実績
原油価格 $/bbl 66.9 32.2 +34.7 22.3期実績は6月速報値までの平均
為替 円/$ 109.5 107.6 +1.9
11
22.3期第1四半期実績の対前年比較– ②総資産等
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 21.3期1Q A-B 備考
1Q末実績 末実績 末実績
総資産 23,466 23,133 21,868 +332 成長投資の進捗等
自己資本 11,302 10,818 9,888 +484
一株当たり純資産(円) 2,718.6 2,602.2 2,378.3 +116.5
有利子負債 8,234 7,853 8,419 +380 社債発行等
ハイブリッド社債 1,750 1,750 1,000 ±0
A. 22.3期 21.3期 B. 21.3期 A-B 備考
1Q末実績 末実績 1Q末実績
ROIC 1.8% 6.2% - -
ROE 2.8% 7.8% 2.2% +0.7%
A. 22.3期 B. 21.3期 21.3期1Q A-B 備考
1Q末実績 末実績 末実績
自己資本比率 48.2% 46.8% 45.2% +1.4%
ハイブリッド社債考慮後* 51.9% 50.5% 47.5% +1.3%
D/E比率 0.73 0.73 0.85 +0.00
ハイブリッド社債考慮後* 0.60 0.60 0.76 +0.01
*発行済ハイブリッド社債の資本性50%を調整
12
22.3期第1四半期実績の対前年比較– ③投資等
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
1Q実績 1Q実績
品質向上投資 108 102 +6
成長投資 288 260 +28
国内エネルギー 106 106 +0 発電所等
海外エネルギー 86 90 -3 北米上流事業の開発等
ライフ&ビジネスソリュー
94 63 +31 都市開発事業等
ション
設備投資 352 288 +64
減価償却費 257 234 +22
フリーキャッシュフロー*1 -351 -195 -156
*1 フリーキャッシュフロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー – 投資活動によるキャッシュ・フロー
13
22.3期第1四半期実績の対前年比較– ④お客さまアカウント数等
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
1Q末実績 末実績
お客さまアカウント数(千件) 9,497 9,401 +96 +1.0%
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
1Q実績 1Q実績
連結ガス販売量(百万m3) 1,653 1,601 +51 +3.2%
(個別)ガス販売量 1,641 1,588 +52 +3.3%
家庭用 427 467 -40 -8.7% 高気水温影響、調定件数の減少
一戸あたりガス販売量
29.6 31.3 -1.7 -5.3%
(m3/月)
業務用等 1,214 1,121 +93 +8.3% 設備稼働増
国内電力販売量(百万kWh)* 3,505 3,285 +221 +6.7%
小売 1,140 1,121 +19 +1.7%
卸等 2,365 2,164 +201 +9.3%
(個別)ガス供給件数(千件) 4,972 5,153 -181 -3.5%
低圧電気供給件数(千件) 1,544 1,375 +168 +12.2%
*1 22年3月期より電力販売量は、電力販売に係る収益を「収益認識に関する会計基準の適用指針」に基づき見積り計上することから、決算月に実施した検針の
日から決算日までに生じた使用量の見積りを反映させたものを記載。前年の電力販売量は、毎月の検針による使用量の計量に基づいたものを記載。
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
1Q実績 1Q実績
平均気温(℃) 19.8 19.8 ±0
14
22.3期第1四半期実績の対前年比較- ⑤セグメント別
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
21.3期決算 1Q実績 1Q実績
売上高*1 3,143 3,172 -29 -0.9%
原料費調整制度に基づくガス販売単価
国内エネルギー 2,566 2,691 -124 -4.6%
低下等
海外エネルギー 176 88 +87 +98.1% フリーポート、サビンの増収等
ライフ&ビジネスソリューション 516 497 +18 +3.7%
調整 -115 -105 -10 -
セグメント利益*1*2 413 292 +120 +41.1%
国内エネルギー 239 238 +0 +0.3%
内、電力*3 28 37 -8 -24.1%
海外エネルギー 125 -3 +129 - フリーポート、サビンの利益貢献等
ライフ&ビジネスソリューション 44 31 +13 +43.1% コロナ影響の緩和
調整 3 26 -23 -
タイムラグ差損益(ガス・電力)*4 -110 4 -115 -
ヘッジ会計適用外の
21 -40 +61 -
デリバティブ時価評価影響*5
*1 22.3期より、国内エネルギー・ガスと国内エネルギー・電力を国内エネルギーへ統合し、大阪ガスインターナショナルトランスポート㈱等を海外エネルギーから
* 国内エネルギーに移管。併せて、大阪ガス㈱(国内エネルギー・ガス)に含まれる海外エネルギーのための営業費用を海外エネルギーに移管。
* 21.3期実績は新セグメントベースでの試算値
*2 セグメント利益=営業損益+持分法投資損益
*3 「電力」は、大阪ガス個別附帯電力利益と一部の関係会社の利益を単純合算したものであり、従来の「国内エネルギー・電力」とは異なる。
*4 国内エネルギーの内数
*5 海外エネルギーの内数
15
22.3期第1四半期セグメント別実績 - 国内エネルギー(ガス+電力)
国内エネルギーのセグメント利益は、タイムラグ影響による減益や一時的要因による増益などにより、概ね前年並みの
239億円
(億円)
400 +0億円
電力
+26
200 タイムラグ差損益
ガス事業粗利
(ガス・電力)
および、その他
-115
+90
セグメント利益 セグメント利益
238 239
+115億円
0
2021.3期 1Q 2022.3期 1Q
16
22.3期第1四半期セグメント別実績 - 海外エネルギー
海外エネルギーのセグメント利益は、フリーポートLNGプロジェクト、サビン・シェールガスプロジェクトの利益貢献等により、
前年から129億円増益の125億円
(億円)
+129億円
200
持分法投資損益
150 持分法投資損益
およびその他
出光スノーレ
-14
石油開発
+11
100
Osaka Gas
USA セグメント利益
+129
50 125
Osaka Gas
Australia
セグメント利益 +2
0
-3
2021.3期1Q 2022.3期1Q
(50)
内、デリバティブ 内、デリバティブ
時価評価影響 時価評価影響
-40億円 +21億円
17
22.3期第1四半期セグメント別実績 - ライフ&ビジネス ソリューション
ライフ&ビジネス ソリューションのセグメント利益は、情報ソリューション事業、フィットネス事業等でのコロナ影響の緩和に
より13億円増益の44億円
(億円) +13億円
50
その他
40 +6
大阪ガス オージス総研
都市開発 +12
30
-5
セグメント利益
20 44
セグメント利益
31
10
0
2021.3期1Q 2022.3期1Q
18
Ⅲ. 22.3期見通し
22.3期見通しの対前年比較 - ①売上高・利益等
原油価格・為替等の前提を変更し、売上高、タイムラグ差損益の見通しを変更
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
見通し 実績
売上高 15,100 13,641 +1,458 +10.7% 原油価格上昇に伴う販売単価の上昇等
営業利益 805 1,124 -319 -28.4%
国内エネルギー事業におけるタイムラグ影
経常利益 950 1,277 -327 -25.6%
響の減益等
タイムラグ差損益(ガス・電
-299 16 -315 -
力)*1
タイムラグ差損益控除後
1,249 1,260 -11 -0.9%
経常利益
親会社株主に帰属する
705 808 -103 -12.8%
当期純利益
一株あたり当期純利益(円) 169.6 194.5 -24.9 -12.8%
EBITDA*2 2,000 2,275 -275 -12.1%
NOPAT*3 835 1,115 -280 -25.1%
*1 国内エネルギーの内数
*2 EBITDA = 営業利益+ 持分法投資損益+ 減価償却費(のれん償却費含む)
*3 NOPAT = 経常利益 + 支払利息 - 受取利息 - 法人税等
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
原油価格 $/bbl 73.0 43.4 +29.6 2Q以降の前提:原油価格 75.0$/bbl
為替 円/$ 109.9 106.1 +3.8 2Q以降の前提:為替 110.0円/$
20
22.3期見通しの対前年比較 - ②総資産等
当初見通しより変更なし
億円 A. 22.3期末 B. 21.3期末 A-B 備考
見通し 実績
総資産 24,444 23,133 +1,310 成長投資の進捗等
自己資本 11,166 10,818 +348
一株当たり純資産(円) 2,685.7 2,602.2 +83.6
有利子負債 8,828 7,853 +974 新規調達等
投下資本*1 19,879 18,568 +1,310
*1 投下資本 = 自己資本 + 有利子負債 (当社にリスクのないリース負債を除く)
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
ROIC 4.4% 6.2% -1.8%
ROE 6.6% 7.8% -1.2%
A. 22.3期末 B. 21.3期末 A-B 備考
見通し 実績
自己資本比率 45.7% 46.8% -1.1%
ハイブリッド社債考慮後*1 49.3% 50.5% -1.3%
D/E比率 0.79 0.73 +0.06
ハイブリッド社債考慮後*1 0.66 0.60 +0.06
*1 発行済ハイブリッド社債の資本性50%を調整
21
22.3期見通しの対前年比較 - ③キャッシュ・フロー等
当初見通しより変更なし
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,651 2,197 -546
投資活動によるキャッシュ・フロー*1 -2,590 -1,983 -606
フリーキャッシュフロー*2 -938 214 -1,152
*1 見通しは投資額を記載
*2 フリーキャッシュフロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー – 投資活動によるキャッシュ・フロー
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
品質向上投資 690 688 +1
成長投資 1,900 1,525 +374
国内エネルギー 700 807 -107
海外エネルギー 640 326 +313
ライフ&ビジネスソリューショ
560 390 +169
ン
設備投資 1,960 1,894 +65
減価償却費 1,055 1,014 +40
22
22.3期見通しの対前年比較 - ④お客さまアカウント数等
当初見通しより変更なし
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
見通し 実績
お客さまアカウント数(千件) 9,680 9,401 +279 +3.0%
連結ガス販売量(百万m3) 6,987 7,157 -169 -2.4%
(個別)ガス販売量 6,956 7,121 -165 -2.3%
家庭用 1,695 1,862 -167 -9.0% 気水温影響の反動等
業務用等 5,261 5,259 +2 +0.0%
国内電力販売量(百万kWh) *1 18,024 16,133 +1,891 +11.7%
*1 22年3月期より電力販売量は、電力販売に係る収益を「収益認識に関する会計基準の適用指針」に基づき見積り計上することから、決算月に実施した検針の
日から決算日までに生じた使用量の見積りを反映させたものを記載。前年の電力販売量は、毎月の検針による使用量の計量に基づいたものを記載。
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
見通し 実績
平均気温(℃) 17.2 17.6 -0.4
23
22.3期見通しの対前年比較 – ⑤セグメント別
国内エネルギー、海外エネルギーの売上高、セグメント利益見通しを変更
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
見通し 実績
売上高*1 15,100 13,641 +1,458 +10.7%
国内エネルギー 12,650 11,583 +1,066 +9.2% 原油価格上昇に伴う販売単価の上昇等
海外エネルギー 700 442 +257 +58.0% 北米事業の増収等
ライフ&ビジネスソリュー
2,300 2,165 +134 +6.2% 材料事業の増収等
ション
調整 -550 -551 +1 -
セグメント利益*1*2 945 1,261 -316 -25.1%
国内エネルギー 365 855 -490 -57.4% タイムラグ影響等
内、電力*3 130 148 -18 -12.4%
フリーポートLNGプロジェクトの増益、原油価
海外エネルギー 400 168 +231 +136.9%
格上昇による豪州上流事業の増益等
ライフ&ビジネスソリュー
190 192 -2 -1.3%
ション
調整 -10 43 -53 -
タイムラグ差損益*4 -299 16 -315 -
(個別)ガス事業 -238 -16 -221 -
電力事業 -61 33 -94 -
*1 22.3期より、国内エネルギー・ガスと国内エネルギー・電力を国内エネルギーへ統合し、大阪ガスインターナショナルトランスポート㈱等を海外エネルギーから
* 国内エネルギーに移管。併せて、大阪ガス㈱(国内エネルギー・ガス)に含まれる海外エネルギーのための営業費用を海外エネルギーに移管。
* 21.3期実績は新セグメントベースでの試算値
*2 セグメント利益=営業損益+持分法投資損益
*3 「電力」は、大阪ガス個別附帯電力利益と一部の関係会社の利益を単純合算したものであり従来の「国内エネルギー・電力」とは異なる。
*4 国内エネルギーの内数
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22.3期セグメント別見通し - 国内エネルギー
国内エネルギーのセグメント利益は、タイムラグ影響や、前年度冬場の低気温影響の反動などにより前年から490億
円減益の365億円
(億円)
1,000 -490億円
800
タイムラグ差損益
(ガス・電力)
600 -315
ガス事業粗利
セグメント利益 (タイムラグ差損益除く)
400 855 -233
その他
+58
セグメント
200 利益
365
-175億円
0
2021.3期 2022.3期
見通し
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22.3期セグメント別見通し - 海外エネルギー
海外エネルギーのセグメント利益は、フリーポートLNGプロジェクトの増益、原油価格上昇による豪州上流事業の増
益等により、前年から231億円増益の400億円
(億円) +231億円
500
持分法投資損益
400 出光スノーレ 持分法投資損益
石油開発 およびその他
-18 +15
Osaka Gas
USA
300 +150
Osaka Gas
Australia セグメント利益
200 +84
400
セグメント
100
利益
168
0
2021.3期 2022.3期
内、デリバティブ 見通し
時価評価影響
-70億円
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22.3期セグメント別見通し – ライフ&ビジネス ソリューション
ライフ&ビジネス ソリューションのセグメント利益は概ね前年並み
(億円)
-2億円
200 オージス総研
その他
大阪ガス都市開発 +6
-14 +5
100 セグメント利益 セグメント利益
192 190
0
2021.3期 2022.3期
見通し
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年度見通しに対するリスク要因
気温・水温
気・水温1度の変化に対し、家庭用ガス販売量は、春秋期約7%・夏期約8%・冬期約6%変動する可
能性がある。
原油価格
LNG価格が原油価格にリンクすることなどから、原油価格+1$/bblの変化に対し、22.3期の連結経常利
益は約-8億円変動する可能性がある。
為替レート
LNG価格が米$・円の為替レートにリンクすることなどから、為替レート+1円/$の変化に対し、22.3期の
連結経常利益は約‐7億円変動する可能性がある。
原料費
原料費調整制度によって、中長期的には原料費の変動はガス料金に転嫁されるが、反映までのタイムラグ
や原料調達先の構成によって、業績に影響を与える可能性がある。
金利
金利+1%の変動に対し、22.3期の連結営業外費用が年間+16億円変動する可能性がある。
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(参考)22.3期第1四半期の主なトピックス
タイ国におけるSpiber社向けオンサイト・ユーティリティ供給事業の開始について
「グリーンアンモニア分野の米国スタートアップ Starfire社への出資について
4 宮崎県日向市における地域との共生を目指すバイオマス発電所の事業化決定について~当社子会社グリーンパワーフュエルが供給する国
月 産木質チップを活用~
導管部門の分社化に向けた吸収分割契約の締結について
SPACECOOL社による新商材「放射冷却素材」の事業開始について~世界最高レベルの冷却性能で脱炭素社会実現にも貢献~
「第41回無担保社債200億円」「第42回無担保社債100億円」「第43回無担保社債100億円」(国内普通社債)を発行します
5 「工事現場をAIで自動認識する車載カメラ」によるガス管パトロール業務の試験運用開始について~ガス管が埋設されている道路における
月 他事業者工事の状況把握~
「一般社団法人再生可能エネルギー地域活性協会」設立のお知らせ~地域と再生可能エネルギーが共生し相互に発展していくことを目指
して~
米国ベンチャーファンド WiL Ventures III, L.P. への出資について
長崎県五島市沖 海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域公募占用指針に基づく国内初の選定事業者に決定-浮体式洋上
風力発電所の実現に向けて
6
大阪ガスとGPSSホールディングスによる中小型太陽光発電所の共同開発に関する合意書の締結について~日本全国の遊休地を活用した
月
新設FIT・非FIT太陽光発電所の開発~
Etrion社が所有するメガソーラー発電所の取得について
株式会社島津製作所との新電気料金メニュー「D-Green」シリーズ契約締結について
米国メーン州における分散型太陽光発電事業への参画について
堺市・大阪ガス・NTT西日本3者共同での埋設物調査申請・施工協議等のWEB受付トライアル実施について
※プレスリリース実施月で記載 ■国内エネルギー案件、■海外エネルギー案件、■ライフ&ビジネスソリューション案件、■その他
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