9532 大瓦斯 2021-05-13 17:00:00
(訂正)「2021年3月期決算プレゼンテーション資料」の一部訂正について [pdf]
2021 年 5 月 13 日
各 位
会 社 名 大 阪 瓦 斯 株 式 会 社
代表者名 代表取締役 社長 藤原 正隆
(コード:9532 東・名証第 1 部)
問合せ先 IR 部 長 松 井 宏 樹
( TEL. 06- 6205- 4715)
(訂正)「2021 年 3 月期決算プレゼンテーション資料」の一部訂正について
2021 年 4 月 27 日に開示いたしました、
「2021 年 3 月期決算プレゼンテーション資料」について
一部訂正がありましたのでお知らせいたします。なお、訂正箇所には下線を付して表示しておりま
す。訂正後の説明資料は当該お知らせに添付いたしております。
記
【訂正箇所】
32 ページ 減価償却費
<訂正前>
22.3 期見通し 1,195 億円
22.3 期見通しと 21.3 期実績の増減 +180 億円
<訂正後>
22.3 期見通し 1,055 億円
22.3 期見通しと 21.3 期実績の増減 +40 億円
以上
2021年3⽉期決算 プレゼンテーション資料
Creating Value for a Sustainable Future
2021年4⽉
⼤阪ガス株式会社
*2021年5⽉13⽇に2022年3⽉期⾒通しを⼀部訂正。
0
⽬次
Ⅰ. ミライ価値の共創に向けた取り組み Ⅲ. 21.3期決算
中期経営計画2023‐Creating Value - 3 21.3期決算の対前年⽐較 - 19-23
for a Sustainable Future 21.3期セグメント別実績 - 24-26
低・脱炭素社会の実現 - 4-5 21.3期決算の対⾒通し⽐較 - 27-28
Newノーマルに対応した暮らしとビジネス - 6
の実現
お客さまと社会のレジリエンス向上 - 7
21.3期の主なトピックス - 8-9
Ⅱ. 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要 Ⅳ. 22.3期⾒通し
21.3期決算のポイント - 11 22.3期⾒通しの対前年⽐較 - 30-34
22.3期⾒通しのポイント - 12 22.3期セグメント別⾒通し - 35-37
21.3期決算の対前年⽐較 - 13 年度⾒通しに対するリスク要因 - 38
21.3期決算の対⾒通し⽐較 - 14
22.3期⾒通しの対前年⽐較 - 15
成⻑投資 - 16
中期経営計画2020の振り返り - 17
インターネットを通じて定期的に経営情報を発信しています : 下記URLから決算短信、アニュアルレポート、説明会資料等を閲覧・ダウンロードすることが可能です。
https://www.osakagas.co.jp/company/ir/
「⾒通し」に関する注意事項 : このプレゼンテーションには、将来の業績に関する⾒通し、計画、戦略などが含まれており、これらは現在⼊⼿可能な情報から得られた当
社グループの判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素により、これら業績の⾒通しとは⼤きく異なる結果となりうることをご承知おきください。実際の
業績に影響を与えうる重要な要素には、⽇本経済の動向、急激な為替相場・原油価格の変動並びに天候の異変等があります。
ガス販売量に関する注記 : 全て、基準熱量を45MJ/m3として、表記しています。
連結ガス販売量に関する注記 : 名張近鉄ガス・豊岡エネルギー・新宮ガスは12⽉決算です。
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1
Ⅰ. ミライ価値の共創に向けた取り組み
2
Ⅰ ミライ価値の共創に向けた取り組み
「中期経営計画2023-Creating Value for a Sustainable Future」
重点戦略
I. ミライ価値の共創︓社会課題解決に向けた価値創造を追求し、ステークホルダーと共に実現
II. 企業グループとしてのステージ向上︓強靭な事業ポートフォリオ構築と進化を⽀える経営基盤の強化
重点取り組み
1. 低・脱炭素社会の実現
2. Newノーマルに対応した
暮らしとビジネスの実現
3. お客さまと社会のレジリエンス向上
1. 事業ポートフォリオ経営の進化
2. デジタルトランスフォーメーション
による事業変⾰
3. 従業員⼀⼈ひとりの価値の最⼤化
2023年度への成⻑ ROIC 5%程度、営業CF 1.5倍※、利益成⻑に応じた株主還元
※2021-2023年度の3か年累計計画÷2018-2020年度の3か年度累計⾒通し
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Ⅰ ミライ価値の共創に向けた取り組み
低・脱炭素社会の実現 - 国内外における再⽣可能エネルギー普及貢献
21年3⽉末時点の再⽣可能エネルギー普及貢献量は、電源開発、環境価値を含めた電⼒
調達の合計で約105万kW
21年3⽉期〜の主な取り組み 再⽣可能エネルギー普及貢献量*
設備/契約 海外
発電所/調達先
容量 10.5万kW
(仮称)愛知⽥原バイオマス発電所の
7.5万kW
バイオ 事業化決定 21年3⽉末
マス 市原バイオマス発電所の商業運転開始 5.0万kW 104.6万kW**
電源 ⽇向バイオマス発電所の事業化決定 5.0万kW 国内
開発 94.1万kW
桑原城メガソーラー(No.4)の取得 1.2万kW (内、調達 30.3万kW)
太陽光 茨城県北茨城市磯原町特⾼発電所の
3.5万kW
取得 *FIT制度の適⽤電源を含む
⾵⼒ 野辺地陸奥湾⾵⼒発電所への共同出資 4.0万kW **意思決定済/建設中の電源を含む
電⼒調達 ㈱ウエストホールディングスと調達契約締結 20.0万kW 中期経営計画2023⽬標
31年3⽉末
24年3⽉末
250万kW 500万kW
市原バイオマス発電所 茨城県北茨城市磯原町特⾼発電所
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Ⅰ ミライ価値の共創に向けた取り組み
低・脱炭素社会の実現 - CO2排出削減貢献
天然ガスへの燃料転換、天然ガスの⾼度利⽤等のCO2排出削減に向けた取り組みを、国内外
で実施
中期経営計画2023の⽬標 天然ガスの⾼度利⽤
• 2030年度 CO2排出削減貢献 1,000万t/年 • 三井化学⼯場内にて⾼効率ガスタービン発電システム
*現在の当社グループおよびお客さま先におけるCO2排出量 の営業運転開始
(約3,300万t/年)の約3分の1に相当 約7万t/年のCO2排出量削減に貢献
燃料転換
• ベトナム⾷品⼯場における燃料転換事業に参画
⽯炭から天然ガスへの燃料転換
10年間で約7.6万tのCO2排出量削減に貢献
三井化学㈱⾼効率ガスタービン発電システム
(約7.6千t/年)
• タイ国におけるSpiber社向けオンサイト・ユーティリティ
供給事業の開始
エースコックベトナム㈱ エースコックベトナム㈱
フンイエン⼯場 ビンズオン⼯場
Spiber㈱構造タンパク質の量産プラント
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Ⅰ ミライ価値の共創に向けた取り組み
Newノーマルに対応した暮らしとビジネスの実現
脱炭素の推進やコロナ禍への対応に取り組むお客さま向けの料⾦メニュー、お客さまの課題解
決に貢献するサービスメニュー等、お客さま毎に最適な料⾦・サービスメニューを拡充
21年3⽉末時点のお客さまアカウント数は、前年から30万件増加の940万件
電気料⾦メニューの拡充 サービスメニューの拡充
︓お客さまの施設の屋根に太陽光発電システムを設置し
発電した電⼒をお客さまへ供給
︓脱炭素の推進に取り組む法⼈のお客さま向け
スタイルプランE-ZERO B ︓⽔処理サービスのワンストップサービス
スタイルプランE スタイルプランE-ZERO 動⼒
︓環境にやさしい電気を利⽤したいお客さま向け
︓家庭の悩みを解決するプリント管理アプリ
お客さまアカウント数
(万件) 対前期末 1,000
1,000 910 940 +30 968
︓飲⾷店・商店・事務所等で三密状況をモニタリングしたい 256 286 +31
お客さま向け
132 151 +19
500
523 503 ▲19
0
︓飲⾷店・商店・事務所等で停電リスクを未然に軽減したい 20.3末 21.3末 22.3末 31.3末
お客さま向け (計画) (計画)
ガス 電⼒ その他サービス お客さまアカウント数
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Ⅰ ミライ価値の共創に向けた取り組み
お客さまと社会のレジリエンス向上
ガス・電⼒サプライチェーンのレジリエンス向上に向けた取り組みを着実に推進
ガスサプライチェーン 電⼒サプライチェーン
• 導管マッピングシステムの絶対座標化 • 福島天然ガス発電所(118万kW)の営業運転開始
20年度に全地区の絶対座標化完了 20年4⽉ 1号機営業運転開始
20年8⽉ 2号機営業運転開始
福島天然ガス発電所
• LNGタンク操業計画の最適化
21年度から試運⽤開始
• 家庭⽤燃料電池エネファームによるバーチャルパワー
プラント(VPP)構築実証事業
(アグリゲーション
コーディネーター)
• その他の主な取り組み
尼崎・久御⼭ラインの⼯事推進
AIレーダーロケーターの製品化
スマートメーターシステムの導⼊
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Ⅰ ミライ価値の共創に向けた取り組み
21.3期の主なトピックス-①
4⽉ 「扇島都市ガス供給株式会社」の都市ガス製造・供給設備の商業運転開始
⼤阪ガスとNTT ComがAI⾃動⾳声応対によるコンタクトセンター受付サービスを開始
ドローンを活⽤したインフラ点検ソリューションを提供する株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークへの出資
画像解析を中⼼に優れたAI技術を保有するベンチャー企業株式会社HACARUSへの出資
5⽉ 福島天然ガス発電所1号機の営業運転開始
⼤阪ガスによるグローバルベイス社の株式取得
IoTプラットフォームを活⽤したシャープとの機器連携の開始
6⽉ 家庭⽤燃料電池エネファームによるバーチャルパワープラント(VPP)構築実証事業を開始
シンガポールSQC Investment Pte. Ltd.への出資によるベトナムでの産業ガス製造・販売事業への参画
7⽉ ウィズプラン第3弾︕「ウィズABEMAプラン」の受付開始
⾃営等BWAシステムを活⽤したDX推進による現場業務の効率化
IoT対応ツナガルde警報器「スマぴこ」の発売と災害・防犯情報提供に関する⼤阪市、⼤阪府警察との連携
「ハートフル弁当プロジェクト」の実施
(仮称)佐賀県唐津市沖洋上⾵⼒発電事業に係る『計画段階環境配慮書』の送付および縦覧
8⽉ 公募型ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発⾏に関するお知らせ
ソニーネットワークコミュニケーションズとのIoT機器連携の開始
賃貸集合住宅における利便性およびセキュリティの向上を⽬指した協業
福島天然ガス発電所2号機の営業運転開始
⽶国・イリノイ州における天然ガス⽕⼒発電事業への参画
ウエストホールディングスとの再エネ電⼒調達に関する契約締結
9⽉ 公募型ハイブリッド社債(公募劣後特約付社債)の発⾏条件決定に関するお知らせ
2020年度 全社総合防災訓練の実施
ご⾃宅からWebで参加できる「おうちで︕みんなで︕つながるガスてん」を開催
住まいのお困りごとを解決し安⼼をお届けする「住ミカタ・サービス」のサービスメニュー拡充、及び住ミカタ会員数40万⼈突破
10⽉ ⼤阪ガスによるパレットクラウド社の株式取得
導管部⾨分社化の⽅向性
⼤阪ガスの新電気料⾦メニュー「ミライトでんき」の受付開始
再⽣可能エネルギーと地域が共に発展していくことを⽬指して5社で「FOURE構想」の共同検討に合意
Osaka Gas Niugini Pty Ltd の株式譲渡
陸上⾵⼒発電事業への共同出資
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Ⅰ ミライ価値の共創に向けた取り組み
21.3期の主なトピックス-②
11⽉ 愛知県⽥原市におけるバイオマス発電所の事業化決定
新潟県⻑岡市における液化炭酸ガス製造プラントの商業運転開始
12⽉ スマートメーターシステムの共同開発に関する合意
千葉県市原市におけるバイオマス発電所の商業運転開始
合同会社D&Dソーラーへの出資および同社を通じた⿅児島県出⽔市における太陽光発電所の取得
1⽉ Daigasグループ カーボンニュートラルビジョンの策定〜2050年脱炭素社会実現に向けた挑戦〜
都市ガスの脱炭素化に貢献「⾰新的メタネーション」実現のキーとなる新型SOECの試作に成功
脱炭素化に貢献するケミカルルーピング燃焼技術の研究開発の開始
三井化学⼤阪⼯場にて⾼効率ガスタービン発電システムの営業運転を開始
ウエストホールディングスとの太陽光電⼒調達に関する契約締結
2⽉ 合同会社D&Dソーラーを通じた茨城県北茨城市における太陽光発電所の取得
よりお得に︕より便利に︕より安全に︕会員サイト「マイ⼤阪ガス」のリニューアル
マンションライフに新しい付加価値を提供する『たかつきMe:LIFE(ミライフ)』始動
3⽉ ⼤阪ガスの新電気料⾦メニュー「動⼒⽤プランAir」、「動⼒⽤プランAirダブル」、「動⼒⽤プランあんしんプラス」の受付開始
役員の異動、⼈事異動および機構改正のご通知
導管部⾨の分社化に向けた分割準備会社の設⽴
譲渡制限付株式報酬制度の導⼊に関するお知らせ
配当予想の修正および次期配当予想に関するお知らせ
Daigasグループ中期経営計画2023「 Creating Value for a Sustainable Future 」、2021年度Daigasグループ 経営計画
ベトナム⾷品⼯場における燃料転換事業に参画
⽔処理ビジネスにおける業務提携〜ワンストップサービス「D-Aqua」によるサービス拡⼤〜
家庭の悩みを解決するプリント管理アプリ「プリゼロ」のサービス開始と⼦育ち・⼦育て⽀援に関する豊中市との連携
脱炭素社会の実現に向けた「カーボンニュートラル都市ガス」の申込受付開始
脱炭素社会の実現に向けた⼤阪ガスの電気料⾦メニュー「スタイルプランE-ZERO」拡充
脱炭素社会の実現に向けた⼤阪ガスの新電気料⾦メニュー「D-Green」シリーズの申込受付開始
4⽉ タイ国におけるSpiber社向けオンサイト・ユーティリティ供給事業の開始
グリーンアンモニア分野の⽶国スタートアップ Starfire社への出資
宮崎県⽇向市における地域との共⽣を⽬指すバイオマス発電所の事業化決定
*プレスリリース実施⽉を記載
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Ⅱ. 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
10
Ⅱ 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
21.3期決算のポイント
経常利益は、フリーポートLNGプロジェクト、サビン・シェールガスプロジェクトの利益貢献による海外エネル
ギー事業の増益、国内エネルギー・ガス事業及び電⼒事業の増益等により、前年⽐48.5%(417億円)
増益の1,277億円
スライド差損益控除後の経常利益は、前年⽐62.8%(499億円)増益の1,294億円
親会社株主に帰属する当期純利益は、前年⽐93.5%(390億円)増益の808億円
億円 A. 21.3期 B. 20.3期 A-B (A-B)/B 備考
実績 実績
フリーポートLNGプロジェクト、サビン・シェー
ルガスプロジェクトの利益貢献による海外エ
経常利益 1,277 860 +417 +48.5%
ネルギー事業の増益、国内エネルギー・ガ
ス事業及び電⼒事業の増益等
スライド差損益* -16 65 -81 -
スライド差損益控除後
1,294 795 +499 +62.8%
経常利益
親会社株主に帰属する 21.3期 減損損失 190
808 417 +390 +93.5%
当期純利益 20.3期 減損損失 155
* (個別)ガス事業の内数
A. 21.3期 B. 20.3期 A-B 備考
実績 実績
原油価格 $/bbl 43.4 67.8 -24.4 21.3期実績は3⽉速報値までの平均
為替 円/$ 106.1 108.7 -2.6
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Ⅱ 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
22.3期⾒通しのポイント
経常利益は、海外エネルギー事業の増益はあるが、国内エネルギー事業の減益が上回る等により、
前年⽐25.6%(327億円)減益の950億円
タイムラグ差損益控除後の経常利益は、前年⽐15.1%(190億円) 減益の1,069億円
親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度の海外エネルギー事業における減損損失の反動はあるが、
前年⽐12.8%(103億円)減益の705億円
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
⾒通し 実績
海外エネルギー事業の増益を国内エネル
経常利益 950 1,277 -327 -25.6%
ギー事業の減益が上回ること等
タイムラグ差損益* -119 16 -136 -
タイムラグ差損益控除後
1,069 1,260 -190 -15.1%
経常利益
親会社株主に帰属する
705 808 -103 -12.8% 21.3期 減損損失 190
当期純利益
* (個別)ガス事業・電⼒事業の内数
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
⾒通し 実績
原油価格 $/bbl 60.0 43.4 +16.7 21.3期実績は3⽉速報値までの平均
為替 円/$ 105.0 106.1 -1.1
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Ⅱ 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
21.3期決算の対前年⽐較(経常利益)
21.3期の連結経常利益は、フリーポートLNGプロジェクト、サビン・シェールガスプロジェクトの利益貢献によ
る海外エネルギー事業の増益、国内エネルギー・ガス事業における冬場の低気温影響及び国内エネルギー・
電⼒事業の増益等により、前年から417億円増益の1,277億円
+417億円
(億円)
1,400
その他
営業外損益** +38
1,200 +46
海外エネルギー*
+139
国内エネルギー・
1,000 電⼒* +71
国内エネルギー・
国内エネルギー・ ガス* その他
800 ガス* スライド影響 +203
-81
連結経常利益
600 1,277
連結経常利益
400
+499億円
860
200
0
*セグメント利益影響を記載
20.3期 **持分法投資損益を除く 21.3期
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Ⅱ 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
21.3期決算の対⾒通し⽐較(経常利益)
21.3期の連結経常利益は、国内エネルギー・ガス事業における冬場の低気温影響等により、⾒通しから
277億円の増益
+277億円
(億円)
1,400
その他
営業外損益** +47
1,200 +51
国内エネルギー・
ガス* その他
国内エネルギー・
1,000 ガス* スライド影響
+238
-59
800
+337億円 連結経常利益
600 1,277
連結経常利益
1,000
400
200
0
*セグメント利益影響を記載
21.3期 **持分法投資損益を除く
21.3期
⾒通し
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Ⅱ 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
22.3期⾒通しの対前年⽐較(経常利益)
22.3期の連結経常利益⾒通しは、海外エネルギー事業の増益はあるが、国内エネルギー事業における冬場
の低気温影響の反動、タイムラグ差損益の減益等により、前年から327億円減益の950億円
(億円) -327億円
1,400
国内エネルギー*
1,200 タイムラグ影響
-136
国内エネルギー*
1,000 その他 その他
海外エネルギー* -67
-264
+141
800
連結経常利益
600 1,277 -190億円
連結経常利益
400 950
200
0
21.3期 *セグメント利益影響を記載 22.3期
⾒通し
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Ⅱ 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
成⻑投資
国内エネルギー事業における発電所、北⽶上流事業の開発、都市開発事業等に1,525億円の成⻑投資を
実⾏
財務健全性は、ハイブリッド社債の発⾏等により、⾃⼰資本⽐率50%程度、D/E⽐率0.7程度を維持
20.3期末 21.3期末 22.3期⾒通し
調整後** 調整後** 調整後**
⾃⼰資本⽐率(%) 46.6 48.9 46.8 50.5 45.7 49.3
D/E⽐率 0.76 0.67 0.73 0.60 0.79 0.66
(億円)
2,000 計1,900 計1,900
都市開発事業等
都市開発事業等
550 計1,525 560
都市開発事業等
1,500 北⽶上流事業の
開発等 390 北⽶上流事業の
北⽶上流事業の 開発等
500 開発等
1,000 326 640 LBS事業***
海外エネルギー事業
国内エネルギー事業
500
850 発電所等 807 発電所等
700
発電所等
0
21.3期計画 21.3期実績 22.3期計画
* 投資実行額には設備投資案件と投融資案件の両方を含むため、設備投資の実績値とは異なる
** 発行済ハイブリッド社債の資本性50%を調整(19年12月:1,000億円 20年9月:750億円)
***ライフ&ビジネス ソリューション事業
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Ⅱ 21.3期決算と22.3期⾒通しの概要
中期経営計画2020の振り返り
⼀時的な増益要因もあり、中期経営計画2020の⽬標を概ね達成
ROA/ROE ⾃⼰資本⽐率*/ D/E⽐率*
10% 1.0
7.8%
7.0%
8% 0.70
0.64 0.67
成⻑投資 0.60
6%
3.6% (億円) 52.7%
4% 3.5% (18.3期〜21.3期累計) 0.5
6,000
2% 5,601 0.50 49.5% 48.9% 50.5% 50.0%
ROE ROA 5,200
0%
5,000 1,179
21.3期 中期経営計画 1,060 0.0
実績 2020 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期 中期経営
4,000
実績 実績 実績 実績 計画2020
2,567 ⾃⼰資本⽐率 D/E⽐率
(億円) EBITDA 3,000 2,140
*発⾏済ハイブリッド社債の資本性50%を調整
2,500 2,275
2,000 2,000
配当性向
2,000 90%
1,058
1,500 1,000 1,855 2,000 61.9%
55.1%
192 60% 49.8%
1,000
221 0
150 30.0%
21.3期 中期経営計画 27.0%
500
653 実績 2020 30%
0 国内エネルギー 海外エネルギー
21.3期 中期経営計画 LBS
実績 2020 0%
EBITDA 減価償却費等 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期 中期経営
LBS 海外エネルギー 実績 実績 実績 実績 計画2020
国内エネルギー・電⼒ 国内エネルギー・ガス
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Ⅲ. 21.3期決算
18
Ⅲ 21.3期決算
21.3期決算の対前年⽐較 - ①
億円 A. 21.3期 B. 20.3期 A-B (A-B)/B 備考
実績 実績
売上⾼ 13,641 13,686 -45 -0.3%
営業利益 1,124 837 +286 +34.3%
フリーポートLNGプロジェクト、サビン・シェー
ルガスプロジェクトの利益貢献による海外エ
経常利益 1,277 860 +417 +48.5%
ネルギー事業の増益、国内エネルギー・ガ
ス事業及び電⼒事業の増益等
スライド差損益* -16 65 -81 -
スライド差損益控除後
1,294 795 +499 +62.8%
経常利益
親会社株主に帰属する 21.3期 減損損失 190
808 417 +390 +93.5%
当期純利益 20.3期 減損損失 155
⼀株あたり当期純利益(円) 194.5 100.5 +94.0 +93.5%
EBITDA** 2,275 1,809 +466 +25.8%
*(個別)ガス事業の内数
** EBITDA = 営業利益 + 減価償却費(のれん償却費含む) + 持分法投資損益
A. 21.3期 B. 20.3期 A-B 備考
実績 実績
原油価格 $/bbl 43.4 67.8 -24.4 21.3期実績は3⽉速報値までの平均
為替 円/$ 106.1 108.7 -2.6
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期決算の対前年⽐較 - ②
億円 A. 21.3期末 B. 20.3期末 A-B 備考
実績 実績
総資産 23,133 21,404 +1,728 成⻑投資の進捗等
⾃⼰資本 10,818 9,974 +843
⼀株当たり純資産(円) 2,602.2 2,399.1 +203.1
有利⼦負債 7,853 7,540 +313 社債発⾏等
ハイブリッド社債 1,750 1,000 +750
A. 21.3期 B. 20.3期 A-B 備考
実績 実績
ROE 7.8% 4.2% +3.6%
ROA 3.6% 2.0% +1.6%
A. 21.3期末 B. 20.3期末 A-B 備考
実績 実績
⾃⼰資本⽐率 46.8% 46.6% +0.2%
ハイブリッド社債考慮後* 50.5% 48.9% +1.6%
D/E⽐率 0.73 0.76 -0.03
ハイブリッド社債考慮後* 0.60 0.67 -0.08
*発⾏済ハイブリッド社債の資本性50%を調整
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期決算の対前年⽐較 - ③
億円 A. 21.3期 B. 20.3期 A-B 備考
実績 実績
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,197 1,828 +369
投資活動によるキャッシュ・フロー -1,983 -2,322 +339
フリーキャッシュフロー* 214 -493 +708
*フリーキャッシュフロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー – 投資活動によるキャッシュ・フロー
億円 A. 21.3期 B. 20.3期 A-B 備考
実績 実績
品質向上投資 688 574 +113
成⻑投資 1,525 1,683 -158
国内エネルギー 807 404 +403 発電所等
海外エネルギー 326 953 -627 北⽶上流事業の開発等
LBS 390 325 +65 都市開発事業等
設備投資 1,894 1,310 +584
減価償却費 1,014 919 +95
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期決算の対前年⽐較 - ④
A. 21.3期 B. 20.3期 A-B (A-B)/B 備考
実績 実績
お客さまアカウント数(千件) 9,401 9,102 +299 +3.3%
(個別)ガス供給件数(千件) 5,031 5,225 -194 -3.7%
低圧電気供給件数(千件) 1,510 1,322 +188 +14.2%
連結ガス販売量(百万m3) 7,157 7,362 -206 -2.8%
(個別)ガス販売量 7,121 7,324 -203 -2.8%
家庭⽤ 気⽔温影響 +122,
1,862 1,798 +64 +3.6%
調定件数 -53
⼀⼾あたりガス販売量
31.6 29.2 +2.4 +8.3%
(m3/⽉)
業務⽤等 5,259 5,526 -267 -4.8% 設備稼働増減 -243
国内電⼒販売量(百万kWh) 16,133 13,189 +2,944 +22.3%
⼩売 5,721 4,617 +1,104 +23.9%
卸等 10,412 8,572 +1,840 +21.5% 取引所向け増等
A. 21.3期 B. 20.3期 A-B 備考
実績 実績
平均気温(℃) 17.6 17.8 -0.2
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期決算の対前年⽐較 - ⑤
連結︓億円 A. 21.3期 B. 20.3期 A-B (A-B)/B 備考
実績 実績
売上⾼ 13,641 13,686 -45 -0.3%
国内エネルギー・ガス 9,160 9,769 -608 -6.2% ガス販売単価低下等
国内エネルギー・電⼒ 2,472 2,015 +457 +22.7% 販売量増等
海外エネルギー 691 612 +79 +13.0% サビン・シェールガスプロジェクトの増収等
LBS 2,165 2,194 -28 -1.3%
調整 -850 -905 +54 -
セグメント利益** 1,261 890 +370 +41.7%
国内エネルギー・ガス 653 532 +121 +22.8% 冬場の低気温影響等
国内エネルギー・電⼒ 150 78 +71 +91.4% 販売量増等
フリーポートLNGプロジェクト、サビン・
海外エネルギー 221 81 +139 +170.9%
シェールガスプロジェクトの利益貢献等
LBS 192 196 -4 -2.2%
調整 43 1 +42 -
スライド差損益*** -16 65 -81 -
ヘッジ会計適⽤外の
-70 -25 -44 -
デリバティブ時価評価影響****
*20年4⽉に㈱ガスアンドパワー(国内エネルギー・電⼒)をDaigasガスアンドパワーソリューション㈱(国内エネルギー・ガス)に吸収合併。
*20.3期実績はこの影響を考慮して算定
**セグメント利益=営業損益+持分法投資損益
***国内エネルギー・ガスの内数
****海外エネルギーの内数
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期セグメント別実績- 国内エネルギー(ガス+電⼒)
国内エネルギーのセグメント利益は、冬場の低気温影響、電⼒事業の増益等により、前年から193億円
増益の803億円
(億円)
+193億円
1,000
800 その他
ガス事業費⽤* 電⼒事業 +40
ガス事業粗利 -75 +71
その他*
600 スライド差損益* +238
-81
セグメント利益
400
803
セグメント利益
+274億円
610
200
0
20.3期 *(個別)ガス事業の内数 21.3期
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期セグメント別実績 - 海外エネルギー
海外エネルギーのセグメント利益は、フリーポートLNGプロジェクト、サビン・シェールガスプロジェクトの利益
貢献等により、前年から139億円の増益の221億円
(億円)
+139億円
300
その他
持分法投資損益 +7
200 その他
+41
持分法投資損益
出光スノーレ
⽯油開発
+39
セグメント利益
100 221
Osaka Gas
USA
Osaka Gas +136
セグメント利益
Australia
81 -84
0
20.3期 21.3期
内、デリバティブ 内、デリバティブ
時価評価影響 時価評価影響
-25億円 -70億円
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期セグメント別実績 – LBS
LBSのセグメント利益は、都市開発事業、材料ソリューション事業が前年から増益したが、情報ソリューション
事業、フィットネス事業の減益等により、概ね前年並み
(億円)
-4億円
⼤阪ガス都市開発 オージス総研 Jacobi
⼤阪ガスケミカル その他
200 +10 -12 +6
-16
+7
セグメント利益 セグメント利益
100
196 192
0
20.3期 21.3期
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期決算の対⾒通し⽐較 - ①
億円 A. 21.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
実績 ⾒通し
売上⾼ 13,641 13,300 +341 +2.6%
営業利益 1,124 885 +239 +27.1%
国内エネルギー・ガス事業における冬場の
経常利益 1,277 1,000 +277 +27.8%
低気温影響等
スライド差損益* -16 42 -59 -
スライド差損益控除後
1,294 957 +337 +35.2%
経常利益
親会社株主に帰属する
808 715 +93 +13.1% 21.3期 減損損失 190
当期純利益
⼀株あたり当期純利益(円) 194.5 172.0 +22.5 +13.1%
EBITDA** 2,275 2,000 +275 +13.8%
*(個別)ガス事業の内数
** EBITDA = 営業利益 + 減価償却費(のれん償却費含む) + 持分法投資損益
A. 21.3期 B. 21.3期 A-B 備考
実績 ⾒通し
原油価格 $/bbl 43.4 41.3 +2.1 21.3期実績は3⽉速報値までの平均
為替 円/$ 106.1 105.8 +0.2
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Ⅲ 21.3期決算
21.3期決算の対⾒通し⽐較 - ②
連結︓億円 A. 21.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
実績 ⾒通し
売上⾼ 13,641 13,300 +341 +2.6%
国内エネルギー・ガス 9,160 8,635 +525 +6.1%
国内エネルギー・電⼒ 2,472 2,210 +262 +11.9%
海外エネルギー 691 790 -98 -12.4%
LBS 2,165 2,175 -9 -0.4%
調整 -850 -510 -340 -
セグメント利益* 1,261 1,035 +226 +21.8%
国内エネルギー・ガス 653 475 +178 +37.5% 冬場の低気温影響等
国内エネルギー・電⼒ 150 150 +0 +0.2%
海外エネルギー 221 220 +1 +0.5%
LBS 192 190 +2 +1.3%
調整 43 - +43 -
スライド差損益** -16 42 -59 -
*セグメント利益=営業損益+持分法投資損益
**国内エネルギー・ガスの内数
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Ⅳ. 22.3期⾒通し
29
Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期⾒通しの対前年⽐較 - ①
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
⾒通し 実績
売上⾼ 14,050 13,641 +408 +3.0% ガス販売単価の上昇等
営業利益 805 1,124 -319 -28.4%
海外エネルギー事業の増益はあるが、国内
経常利益 950 1,277 -327 -25.6% エネルギー事業における冬場の低気温影
響の反動、タイムラグ差損益の減益等
タイムラグ差損益* -119 16 -136 -
タイムラグ差損益控除後
1,069 1,260 -190 -15.1%
経常利益
親会社株主に帰属する
705 808 -103 -12.8% 21.3期 減損損失 190
当期純利益
⼀株あたり当期純利益(円) 169.6 194.5 -24.9 -12.8%
EBITDA** 2,000 2,275 -275 -12.1%
NOPAT*** 835 1,115 -280 -25.1%
* (個別)ガス事業・電⼒事業の内数
**EBITDA = 営業利益+ 持分法投資損益+ 減価償却費(のれん償却費含む)
***NOPAT = 経常利益 + ⽀払利息 - 受取利息 - 法⼈税等
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
⾒通し 実績
原油価格 $/bbl 60.0 43.4 +16.7 21.3期実績は3⽉速報値までの平均
為替 円/$ 105.0 106.1 -1.1
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Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期⾒通しの対前年⽐較 - ②
億円 A. 22.3期末 B. 21.3期末 A-B 備考
⾒通し 実績
総資産 24,444 23,133 +1,310 成⻑投資の進捗等
⾃⼰資本 11,166 10,818 +348
⼀株当たり純資産(円) 2,685.7 2,602.2 +83.6
有利⼦負債 8,828 7,853 +974 新規調達等
投下資本* 19,879 18,568 +1,310
*投下資本 = ⾃⼰資本 + 有利⼦負債 (当社にリスクのないリース負債を除く)
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
⾒通し 実績
ROIC 4.4% 6.2% -1.8%
ROE 6.6% 7.8% -1.2%
A. 22.3期末 B. 21.3期末 A-B 備考
⾒通し 実績
⾃⼰資本⽐率 45.7% 46.8% -1.1%
ハイブリッド社債考慮後* 49.3% 50.5% -1.3%
D/E⽐率 0.79 0.73 +0.06
ハイブリッド社債考慮後* 0.66 0.60 +0.06
*発⾏済ハイブリッド社債の資本性50%を調整
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Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期⾒通しの対前年⽐較 - ③
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
⾒通し 実績
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,651 2,197 -546
投資活動によるキャッシュ・フロー* -2,590 -1,983 -606
フリーキャッシュフロー** -938 214 -1,152
*⾒通しは投資額を記載
**フリーキャッシュフロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー – 投資活動によるキャッシュ・フロー
億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
⾒通し 実績
品質向上投資 690 688 +1
成⻑投資 1,900 1,525 +374
国内エネルギー 700 807 -107
海外エネルギー 640 326 +313
LBS 560 390 +169
設備投資 1,960 1,894 +65
減価償却費 1,055 1,014 +40
*2021年5⽉13⽇に22.3期⾒通しを⼀部訂正。訂正箇所は下線を付して表⽰。
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Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期⾒通しの対前年⽐較 - ④
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
⾒通し 実績
お客さまアカウント数(千件) 9,680 9,401 +279 +3.0%
連結ガス販売量(百万m3) 6,987 7,157 -169 -2.4%
(個別)ガス販売量 6,956 7,121 -165 -2.3%
家庭⽤ 1,695 1,862 -167 -9.0% 気⽔温影響の反動等
業務⽤等 5,261 5,259 +2 +0.0%
国内電⼒販売量(百万kWh) 18,024 16,133 +1,891 +11.7%
A. 22.3期 B. 21.3期 A-B 備考
⾒通し 実績
平均気温(℃) 17.2 17.6 -0.4
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Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期⾒通しの対前年⽐較 - ⑤
連結︓億円 A. 22.3期 B. 21.3期 A-B (A-B)/B 備考
⾒通し* 実績*
売上⾼ 14,050 13,641 +408 +3.0%
国内エネルギー 11,700 11,583 +116 +1.0% ガス事業における販売単価の上昇等
海外エネルギー 600 442 +157 +35.4% 北⽶事業の増収等
LBS 2,300 2,165 +134 +6.2% 材料事業の増収等
調整 -550 -551 +1 -
セグメント利益** 945 1,261 -316 -25.1%
国内エネルギー 455 855 -400 -46.8% 冬場の低気温影響の反動等
内、電⼒ 150 148 +1 +1.1%
フリーポートLNGプロジェクトの増益、原油
海外エネルギー 310 168 +141 +83.6%
価格上昇による豪州上流事業の増益等
LBS 190 192 -2 -1.3%
調整 -10 43 -53 -
タイムラグ差損益*** -119 16 -136 -
(個別)ガス事業 -98 -16 -81 -
電⼒事業 -21 33 -55 -
*22.3期より、国内エネルギー・ガスと国内エネルギー・電⼒を国内エネルギーへ統合し、⼤阪ガスインターナショナルトランスポート㈱等を海外エネルギーから
*国内エネルギーに移管。併せて、⼤阪ガス㈱(国内エネルギー・ガス)に含まれる海外エネルギーのための営業費⽤を海外エネルギーに移管。
*21.3期実績は新セグメントベースでの試算値
**セグメント利益=営業損益+持分法投資損益
***国内エネルギーの内数
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Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期セグメント別⾒通し - 国内エネルギー
国内エネルギーのセグメント利益は、電⼒事業における販売量増による増益はあるが、冬場の低気温影響の
反動、タイムラグ差損益の減益等により、前年から400億円減益の455億円
(億円) -400億円
1,000
800 タイムラグ差損益
-136
600 ガス事業粗利
その他
-307
電⼒事業 その他
セグメント利益 その他 -13
400 855 +56
セグメント利益
200 -264億円
455
0
21.3期 22.3期
⾒通し
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Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期セグメント別⾒通し - 海外エネルギー
海外エネルギーのセグメント利益は、フリーポートLNGプロジェクトの増益、原油価格上昇による豪州上流事
業の増益等により、前年から141億円の増益の310億円
(億円)
+141億円
400
出光スノーレ 持分法投資損益 その他
300 ⽯油開発 その他 -7
Osaka Gas
-28 +32
USA
+80
Osaka Gas
200 Australia
+64
セグメント利益
310
100 セグメント利益
168
0
21.3期 22.3期
内、デリバティブ ⾒通し
時価評価影響
-70億円
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Ⅳ 22.3期⾒通し
22.3期セグメント別⾒通し – ライフ&ビジネス ソリューション
ライフ&ビジネス ソリューションのセグメント利益は概ね前年並み
(億円)
-2億円
200 オージス総研
その他
⼤阪ガス都市開発 +6
-14 +5
100 セグメント利益 セグメント利益
192 190
0
21.3期 22.3期
⾒通し
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Ⅳ 22.3期⾒通し
年度⾒通しに対するリスク要因
気温・⽔温
気・⽔温1度の変化に対し、家庭⽤ガス販売量は、春秋期約7%・夏期約8%・冬期約6%変動する
可能性がある。
原油価格
LNG価格が原油価格にリンクすることなどから、原油価格+1$/bblの変化に対し、22.3期の連結経
常利益は約-7億円変動する可能性がある。
為替レート
LNG価格が⽶$・円の為替レートにリンクすることなどから、為替レート+1円/$の変化に対し、22.3
期の連結経常利益は約-5億円変動する可能性がある。
原料費
原料費調整制度によって、中⻑期的には原料費の変動はガス料⾦に転嫁されるが、反映までのタイム
ラグや原料調達先の構成によって、業績に影響を与える可能性がある。
⾦利
⾦利+1%の変動に対し、22.3期の連結営業外費⽤が年間+16億円変動する可能性がある。
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