9531 東瓦斯 2020-04-23 13:00:00
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 4 月 23 日
各 位
上場会社名 東京瓦斯株式会社
代表者 代表取締役社長 内田 高史
(コード番号 9531)
問合せ先責任者 財務部予算グループマネージャー 大野 明
(TEL 03-5400-7539)
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
当社は下記の通り、特別損失を計上する見通しとなったこと等を踏まえ、2020 年1月 30 日に公表した業績予想を修
正いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.特別損失の計上について
当社は、現下の原油の需要の落ち込みを背景とした原油・天然ガス価格の下落等を踏まえ、米国等で展開している
上流事業について、事業価値の再評価を行った結果、以下の減損損失が発生する見込みとなりました。
(1)当社の完全子会社である Tokyo Gas America Ltd.が出資している Castleton Resources LLC(当社グループ持分
46%)を通じて参画している米国東テキサスにおけるタイトサンド・シェールガス開発事業について、約 121 億円。
(2)同 Tokyo Gas America Ltd.が、その完全子会社である TG Barnett. Resources LP を通じて参画している米国テキサ
ス州バーネット堆積盆におけるシェールガス開発事業について、約 59 億円。
(3)当社の完全子会社である TOKYO GAS AUSTRALIA PTY LTD を通じて参画している、西オーストラリア州沖合のイク
シス LNG プロジェクト事業について、約 104 億円。
これらにより、2020 年 3 月期通期の連結決算において、海外事業の減損損失約 284 億円を特別損失に追加で計上す
る予定です。
※各プロジェクトについては、2017 年 5 月 8 日付当社プレスリリース資料「米国テキサス州のガス開発事業会社への
出資について」、2013 年 3 月 29 日付開示資料「米国バーネット堆積盆におけるシェールガス開発事業への事業参加に
ついて」、および 2012 年 1 月 12 日付開示資料「イクシス LNG プロジェクトへの事業参加について」をご参照下さい。
2.業績予想の修正について
(1)2020 年 3 月期通期 連結業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に 一株当たり
帰属する 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円/株
前回発表予想(A) 1,974,000 113,000 114,000 77,000 174.06
今回修正予想(B) 1,925,000 101,000 102,000 43,000 97.20
増減額(B-A) △49,000 △12,000 △12,000 △34,000
増減率(%) △2.5 △10.6 △10.5 △44.2
(ご参考)前年実績
(2019 年 3 月期) 1,962,308 93,704 89,386 84,555 187.60
(2)2020 年 3 月期通期 個別業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 一株当たり
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円/株
前回発表予想(A) 1,809,000 70,000 79,000 61,000 137.89
今回修正予想(B) 1,787,000 62,000 68,000 56,000 126.59
増減額(B-A) △22,000 △8,000 △11,000 △5,000
増減率(%) △1.2 △11.4 △13.9 △8.2
(ご参考)前年実績
(2019 年 3 月期) 1,768,567 48,920 62,910 53,717 119.18
(3)修正の理由
上記1.のとおり、特別損失を計上する見通しであること、その他、平年に比較し冬季の気温が高かったことによる家庭
用ガス販売量の減少等、最近の業績動向等を踏まえ、2020 年3月期通期の業績予想を修正した結果、連結、個別とも、
売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は前回予想を下回る見通しです。
※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後様々な要因により
実際の業績が記載の予想数値と異なる可能性があります。
以 上