将来見通しに関する注意事項
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る株式その他有価証券への勧誘を構成するものではありません。
本資料に記載される業界、市場動向又は経済情勢等に関する情報は、現時点で入手可能な情報に基づ
いて作成しているものであり、弊社はその真実性、正確性、合理性及び網羅性について保証するものではなく、
また、弊社はその内容を更新する義務を負うものでもありません。
また、本資料に記載される弊社グループの計画、見通し、見積り、予測、予想その他の将来情報については、
現時点における弊社の判断又は考えにすぎず、実際の弊社グループの経営成績、財政状態その他の結果は、
国内外のエネルギー政策、法令、制度、市場等の動向、弊社グループの事業に必要な許認可の状況、土地
や発電設備等の取得・開発の成否、天候、気候、自然環境等の変動等により、本資料記載の内容又はそ
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本資料に関するお問い合わせ先
イーレックス株式会社 IR広報室
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1
本年度決算概要
～2020.3期～
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2
2020.3期第4四半期ハイライト(2020年1月~3月）
‘19.3期 ‘20.3期
対前年同期
（単位：億円） 第4四半期 第4四半期
増減率
(実績) (実績)
売上高 187.6 238.7 27.2％
営業利益 18.6 20.3 9.0％
経常利益 17.4 19.6 12.3％
純利益* 11.9 8.8 △25.5％
*親会社株主に帰属する四半期純利益
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3
2020.3期ハイライト(累計)
‘19.3期 ‘20.3期 ‘20.3期
対前年同期 通期計画
（単位：億円） 通期累計 通期累計 通期累計
増減率 達成率
(実績) (計画) (実績)
売上高 658.2 950.4 886.3 34.7％ 93.3％
営業利益 47.0 77.2 92.4 96.7％ 119.8％
経常利益 42.9 71.8 87.6 103.9％ 121.9％
純利益* 27.6 38.6 45.1 63.3％ 116.9％
EBITDA* 62.2 99.0 114.4 83.8％ 115.6％
*親会社株主に帰属する当期純利益 *EBITDA…税金等調整前当期純利益+支払利息+減価償却費+工事負担金償却
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4
売上高・経常利益の推移
過去最高売上、過去最高益を達成
（億円） （億円）
900
886.3 100
87.6
800 90
700 80
658.2
600 70
500 469.4 60
400 50
45.4
311.6 42.9
300 40
228.7
32.1
200 30
100 20
16.1
0 10
‘16.3期 ‘17.3期 ’18.3期 ‘19.3期 ‘20.3期
売上 経常利益
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5
全国の気温、電力需要量の前期比較
■前期、今期の全国の平均気温差と、電力需要量の差を比較
■気温は、前期に比べて、夏季は今期の方が低く(冷夏傾向)、冬季は今期の方が高い(暖冬傾向)
■電力需要量は、冷夏傾向だった今期夏季、暖冬傾向だった今期冬季は、前期に比べて電力需要量は小さい。
冷夏、暖冬時は電力需要が全体的に下がる傾向がある。
気温差、電力需要量差の比較(今期－前期)
（単位：℃） （単位：GWh）
2.0 1.8 1.7 6,000
1.5 棒グラフ：気温差
4,000
折れ線グラフ：電力需要差 1.1
1.0
0.7 0.6 2,000
0.4
0.5 0.4
-1.9 -0.1 -2.3 -0.1
0.0 0
-0.5
-0.6 -2,000
-1.0
-1.5 -4,000
-2.0
-6,000
-2.5
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
※気温差は気象庁のデータより抜粋。電力需要差は資源エネルギー庁
Copyright© eREX Co.,Ltd. All,rights,reserved. 「電力需要実績」より抜粋。
6
2020.3期通期 電源調達構成
■今期のJEPX価格は、冷夏、暖冬に伴う需要減や、原油価格下落に伴うLNG
等燃料費の下落により全国的に低位で推移
JEPX価格推移 (システムプライス)
（円/kWh)
30.0
低く推移 25.0
20.0
15.0
10.0
平均単価： 5.0
平均単価：
9.7円/kWh 7.9円/kWh
0.0
‘19.3期通期 ‘20.3期通期
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7
2020.3期ハイライト
① 小売販売電力量は約2,619GWh(前年比＋8.9％）
・ 7月に東電EPとのJVであるEGMは営業開始。高圧部門はEGMに移管
・ 冷夏、暖冬の影響により業界全体として需要量は減少
・ 販売量は増加しているものの、引き続き競争は激しく、対計画での新規契約の伸びは鈍化
・ CO2フリープランの順調な拡大(防衛医科大学校等)、CCC COMMUNITYと包括的な業務提携
② 相対電源・自社電源を基盤に電源調達の安定化を図る。
市場取引も活用し、電源調達コストを低減
・ JEPX価格が低位に推移したことから、市場取引の調達比率をアップ
・ 調達電源の一部を相対取引や市場に活用
③ 各発電所は順調に進捗、稼働
・ 豊前、大船渡(75MW)：2020年1月より営業運転開始、順調に稼働
・ 土佐：一部計画外停止が発生し稼働は低下
・ 佐伯：順調に稼働
④ 販売管理費は前年比約18%増
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8
2020.3期通期 売上高
（単位：億円）
売上高 886.3億円
950.4
886.3 前年比 ＋34.7％
高圧小売
• 売上高減(前年比-4.3％)
658.2
低圧小売
• 売上高増(前年比+13.6％)
• 需要家件数増加 約14万6千件
255.3 238.7
(前年同期比＋1万5千件）
232.7
187.6 卸売
183.2
162.4 159.5
124.9 • 調達電源の一部を相対取引や市場に活用
豊前発電所
• 4Qから営業運転開始、他社に全量売電
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 通期
※大船渡発電所
(計画)
• 4Qから営業運転開始、イーレックスが全量受電
'19.3期 '20.3期
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9
2020.3期ハイライト(高圧小売)
■販売電力量は前年度を上回り、ほぼ計画通りに推移
• 冷夏、暖冬の影響で、業界全体として需要量は減少
• 販売電力量前年対比6.7％増
• 使用量の大きい需要家への営業強化、直販の拡大等の施策により販売電力量はほぼ計画通り
【高圧】 販売電力量
(MWh)
600,000
550,000
500,000
450,000
400,000
350,000
300,000
1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ
販売電力量(計画) 374,778 564,291 451,918 506,856
販売電力量(実績) 413,932 526,219 442,065 469,122
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10
2020.3期ハイライト(低圧小売)
■販売電力量、件数ともに前年度を上回るも、計画は下回る
• 冷夏、暖冬の影響で、業界全体として需要量は減少
• 販売電力量前年対比14.6％増、件数1万5千件増
• 各チャネルで販売強化施策を実施したものの、計画には未達
【低圧】 販売電力量、件数
(MWh) (件)
300,000 160,000
250,000 155,000
150,000
200,000
145,000
150,000
140,000
100,000
135,000
50,000 130,000
0 125,000
1Q 2Q 3Q 4Q
件数(計画) 137,943 143,518 150,064 158,111
件数(実績) 136,438 139,621 143,185 146,802
販売電力量(計画) 162,613 236,304 233,933 285,422
販売電力量(実績) 154,215 206,808 186,850 220,410
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11
2020.3期通期 経常利益
（単位：億円）
87.6
経常利益 87.6億円
71.8
前年比 ＋103.9％
• 競争力のある相対電源、自社電源とJEPXとの調達バラン
スを考慮し、リスク回避と収益向上を実現
42.9
35.4 • 土佐、佐伯発電所はほぼ順調に稼働、豊前発電所は第
4Qから営業運転開始し利益に貢献
18.2
19.6 • 販売管理費は対前年比で増加(約18%増)
17.4
14.3
11.2
8.9 • 営業利益率：10.4％ (前年比：+3.3％)
5.2
• 経常利益率：9.9％ (前年比：+3.4％)
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 通期
(計画)
'19.3期 '20.3期
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12
2020.3期通期 電源調達構成
■2020.3期のJEPX価格は、冷夏、暖冬に伴う需要減や、原油価格下落に伴うLNG
等原料費の下落により全国的に低位で推移
■ JEPXからの調達割合を計画より増やし、調達原価を低減
JEPX価格推移 (システムプライス) 調達割合 (今期 通期)
（円/kWh)
30.0 100％
計画に対し
JEPX比率を増加
低く推移 25.0
20.0
JEPX
相対電源
15.0 自社電源
10.0
5.0
平均単価： 平均単価：
9.7円/kWh 7.9円/kWh 0％
0.0 計画 実績
‘19.3期 通期 ‘20.3期 通期 13
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土佐バイオマス発電所 発電実績
■土佐：2Qに定期事業者検査、３Qに定期修繕実施
一部設備点検が発生し稼働は低下
土佐発電所(高知県) 発電量 実績
(MWh)
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
設備点検：5日 設備点検：9日 設備点検：12日
設備点検：18日
定期事業者検査：9日 定期事業者検査：27日 定期修繕：22日
15,000
発電出力 20MW 10,000
FIT単価 24円/kWh(20年間) 5,000
燃料 PKS(パーム椰子殻)
稼働時期 2013年6月 0
1Q 2Q 3Q 4Q
※設備点検：計画外の設備停止を伴う点検
※定期修繕：事業者任意の定期的な計画停止を伴う修繕
Copyright© eREX Co.,Ltd. All,rights,reserved. ※定期事業者検査：法定の設備点検 14
佐伯バイオマス発電所 発電実績
■佐伯： 1Q、3Qに定期修繕実施、順調に稼働
佐伯発電所(大分県) 発電量 実績
(MWh)
100,000
90,000
80,000
70,000
60,000
50,000 設備点検：1日
設備点検：22日 設備点検：10日
設備点検：9日 定期修繕：27日
出力抑制：30回 出力抑制：34回
出力抑制：11回
40,000
30,000
発電出力 50MW
20,000
FIT単価 24円/kWh(20年間)
10,000
燃料 PKS(パーム椰子殻)
稼働時期 2016年11月 0
1Q 2Q 3Q 4Q
※設備点検：計画外の設備停止を伴う点検
※定期修繕：事業者任意の定期的な計画停止を伴う修繕
※出力抑制：電力広域的運営推進機関の送配電等業務指針第173条、
第174条、第175条の優先給電運用ルールに基づき一般送配電業者から
発電事業者に対して発令される、ユニット運転出力の抑制指令 15
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豊前バイオマス発電所 発電実績
■豊前：4Qから営業運転開始、順調に稼働
豊前発電所(福岡県) 発電量 実績
(MWh)
140,000
135,000
130,000
125,000
120,000 設備点検：5日
出力抑制：41回
115,000
110,000
発電出力 75MW
105,000
FIT単価 24円/kWh(20年間)
100,000
燃料 PKS、木質ペレット
4Q
当社出資比率 65％
※設備点検：計画外の設備停止を伴う点検
※出力抑制：電力広域的運営推進機関の送配電等業務指針第173条、
第174条、第175条の優先給電運用ルールに基づき一般送配電業者から
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発電事業者に対して発令される、ユニット運転出力の抑制指令 16
大船渡バイオマス発電所 発電実績
■大船渡：4Qから営業運転開始、順調に稼働
大船渡発電所(岩手県) 発電量 実績
(MWh)
145,000
140,000
135,000
130,000
125,000
設備点検：4日
120,000
115,000
110,000
発電出力 75MW
105,000
FIT単価 24円/kWh(20年間)
100,000
燃料 PKS 他
4Q
当社出資比率 35％
※設備点検：計画外の設備停止を伴う点検 17
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連結貸借対照表の概要 (単位：億円)
2020.3期
2019.3期
実績 増減 主な増減要因
• 営業キャッシュ・フローによる現金及び預金が増加
流動資産 222 362 140 • 大船渡発電稼働によりFIT交付金に係る未収入金が増加
固定資産 528 684 156 • 豊前バイオマス発電所への工事代金の支払い
繰延資産 0 － -0
資産合計 750 1,047 297
流動負債 172 258 85 • 長期借入金から１年内返済予定の長期借入金への振替え等
固定負債 319 446 127 • 豊前バイオマス発電所の建設資金の借入等
負債合計 492 705 213
株主資本 203 241 38 • 利益45億円、配当-6億円
評価・換算差額等 -8 19 28 • 為替予約に係る繰延ヘッジ損益等
非支配株主持分 63 81 17 • 非支配株主に帰属する当期純利益
純資産合計 258 342 84
現金及び預金 102 162 59 • 営業キャッシュ・フローによる現金及び預金が増加
有利子負債 350 513 162 • 豊前バイオマス発電所の建設資金の借入等
自己資本比率 25.9％ 25.0％ -0.9％
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18
連結キャッシュ・フロー計算書 (単位：億円)
2020.3期
2019.3期
実績 増減額 期首残高からの主要な変動要因
営業活動によるキャッシュ・フロー 56 65 8
税金等調整前当期純利益 42 87 44
減価償却費 16 23 6
• 大船渡バイオマス発電所稼働によりFIT交
運転資金*の増減 5 -41 -46 付金に係る未収入金が増加
（キャッシュのマイナス）
法人税等の支払額 -17 -12 4
その他 8 7 -0
• 豊前バイオマス発電所への工事代金の支払
投資活動によるキャッシュ・フロー -239 -158 80 い
フリーキャッシュ・フロー -182 -93 89
• 豊前バイオマス発電所の建設資金の借入
財務活動によるキャッシュ・フロー 160 153 -6 等
現金及び現金同等物に係る換算差額 0 -0 -0
現金及び現金同等物の期首残高 124 102 -22
現金及び現金同等物の期末残高 102 162 60
*売上債権＋棚卸資産＋未収入金－仕入債務
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19
株主様への利益還元について
■当社は成長過程にあり、今後も各分野で事業投資を見込む。
同時に、先行き不透明な状況に対応するべく、財務体質の強化を図る。
■株主還元については、配当を中心に考えており、上記に加えて、次期以降の見通し、及び配当性向
等を総合的に勘案し、決定していく方針
(円)
20 配当性向：約20%
18 普通配当
16
14
12
10
18円 18円
8
6 12円 12円
10円
4
2
0
'17.3期 '18.3期 '19.3期 '20.3期 '21.3期
(実績） （実績） (実績） (提案予定） (計画）
※2019年度の期末配当は、2020年6月29日に開催の第22期定時株主総会の決議をもって、正式に決定する予定です。
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20
2021年3月期連結業績見通し
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21
2021年3月期業績予想
2020年 2021年
(単位：億円) 3月期 3月期 増減率
(実績) (計画)
売上高 886.3 958.8 8.2％
営業利益 92.4 83.1 △10.1％
経常利益 87.6 84.6 △3.4％
親会社に帰属する
当期純利益
45.1 50.8 12.6％
EBITDA* 114.4 129.2 13.0％
*EBITDA…税金等調整前当期純利益+支払利息+減価償却費+工事負担金償却
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22
2021年3月期、2022年3月期の業績推移イメージ
ADVANCE100
(経常利益100億)
DASH1000
(売上1,000億)
1,200
（単位：億円）
958.8
886.3
売上
経常利益 87.6 84.6
純利益※ 110
50.8 60
45.1
'20.3期 '21.3期 '22.3期
*親会社株主に帰属する純利益 (実績) (計画)
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(計画) 23
現在の状況認識と対応施策
外部環境 電力環境
世界の潮流 日本の潮流 発電 小売
◆2020年よりパリ協定 ◆価格競争の激化
◆第5次エネルギー基本計画
始動、世界の「低炭素化」に ◆原子力稼働は不確 ⇒小売事業者の集約化が進む
「再エネの主力電源化」
向けた動きが加速 実性大 ◆競合他社のサービスメニューの
◆「RE100」の普及
◆「RE100」加盟企業急拡大 ◆再エネ電源の拡大 高度化
◆非化石電源比率44％以
◆SDGsを一層重視、ESG投 ◆FIT制度の方向転換 ◆JEPXは高いボラティリティ継続
上(高度化法)
資も加速 ◆CO2フリー電気の需要拡大
イーレックスの施策
新ビジョン 再生可能エネルギーをコアに 電力新時代の先駆者になる
持続可能な再エネ燃料の安定調達と販売 コロナ禍の影響
燃料
調達ソースの拡充・強化、新たなバイオマス燃料の開発
発電 既存発電所の安全・安定運転
発電プロジェクトの建設計画推進 ＋ 成長戦略を堅持
するとともに、
より危機に強い
CO2フリー電気の販売強化 企業体質を目指す
小売 サービスメニューの高度化
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24
2021.3期 コロナウィルスの影響について
‘21.3期 当社電力需要計画(MWh)
新型コロナウィルスの流行
世界的な消費、 日本も同様に 販売電力量の コロナ影響による
生産の大幅な 消費、生産減 減少 電力需要減は
当初計画より5％/年を想定
落ち込み⇒低迷
電力需要の 燃調等による販売 1Q 2Q 3Q 4Q
大幅減 単価の低下 '21.3期(コロナ影響反映前)
'21.3期(コロナ影響反映後)
システムプライス比較(円/kWh)
今期のJEPXは前期に比べて
原油、 大幅に低位に推移すると想定
LNG価格の 市場価格の低下
大幅な低下
貸倒れリスク、燃料調達の
不安定化等の懸念有り 1Q 2Q 3Q 4Q
'20.3期(実績) '21.3期(当社想定)
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2021.3期の当社の対応 電力小売と電源調達
電力小売 EGMを主体に
年約38%の伸びを計画 電源調達
コロナ影響で コロナ影響で
電力需要減 ① ② PX価格
低位推移
販売電力量 高圧・低圧ともに JEPXは前年比約1～2円
１年を通して5％減を織り込み の低下を想定
燃料調整減等で販売単価は下落 PXの調達比率をアップ
利益率は低下 安定かつ柔軟
に運用
小売の落込みを調達コスト低減で
ある程度軽減 ③
経費の
企業基盤を強化
大胆な
抑制
成長投資 慎重に、
今後もチャレンジ
来期計画
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26
2021.3期の当社の対応 企業基盤を強化
事業基盤の強化
発電 燃料
約650MW
大きく拡大 拡大、より重要性を増す
・安定稼働、 大型バイオ ・収集～輸送 より強固な
順調な進捗 サプライチェーンを確立
・cashの創出 ・多様化、地域分散
坂出
60～70億円/年 ・さらに、ペレット工場、
沖縄 貯蔵基地等へ投資
大船渡 6倍以上へ
豊前
2倍
佐伯
土佐
’20.3期 ’22.3期 ’26.3期
‘13 ’16 ‘20 ’21 ‘24 ’25
財務基盤の強化 成長戦略は堅持
・資金調達の流動性、安定性確保 ・国内外で再生エネ発電プロジェクトを推進
・財務体質改善 ・新分野等へ成長投資
・M&Aの活用
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27
2021.3期のポイント
① 小売販売電力量は約3,174GWh(前年比＋21％）
・ 需要はコロナ禍で業界全体として減少と見込み、当初計画から1年を通して5％減
・ 原油価格、燃調低下により販売単価は低下の見通し
・ 東電EPとのJVであるEGMを主体に販売ルートを多様化、強化
・ 引き続き競争は激しいが、新規契約の着実な積み上げを目指す
② 相対電源・自社電源を基盤に、市場取引も活用し、電源調達の安定かつ低減を図る
・ 相対電源と自社電源をベースとしつつ、低位に推移すると想定される市場取引を活用
③ 各発電所は順調な稼働、進捗を図る
・豊前、大船渡(各75MW)：通年営業運転、順調な稼働を見込む
・沖縄：建設工事は計画通り進捗
④ 新規プロジェクト、新事業、M&A等でパートナーとの提携を図りながらチャレンジ
・蓄電池等の新事業分野への参画、及び既存事業分野にM&Aの活用
・新たな再生可能エネルギープロジェクトへの参加(大型バイオ、カンボジア水力等)
・燃料事業にも積極的に投資し、事業拡大を目指す
⑤ 燃料のサプライチェーンの強化、間接コストの低減、組織と働き方の変革等で事業基盤
の強化、資金調達等の財務基盤の強化を進め、強固な企業基盤の確立を図る
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28
小売事業(高圧)： 定量目標
■2021.3期は、直販を中心とした更なる積み上げと、CO2フリープランの拡充を継続。
付加価値サービスの開発、拡大や、自治体との地域新電力設立も検討。
(MWh)
【高圧】 販売電力量 計画
650,000
600,000
550,000
500,000
450,000
400,000
350,000
300,000
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
’20.3期(実績) ’21.3期(計画)
販売電力量 413,932 526,219 442,065 469,122 435,681 610,558 538,967 599,198
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29
小売事業(低圧)： 定量目標
■2020.3期は、件数、販売量ともに増加したもの、計画には未達。
計画との差を早急に埋めるべく、新規パートナーの開拓、既存パートナーの販売力強化、M&Aや
戦略的アライアンスで新たな柱を確立する等の施策を実施。
【低圧】 販売電力量、件数 計画
(MWh) (件数)
350,000 250,000
300,000
200,000
250,000
150,000
200,000
100,000
150,000
50,000
100,000
50,000 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
’20.3期(実績) ’21.3期(計画)
件数 136,438 139,621 143,185 144,694 152,113 159,849 196,764 233,658
販売電力量 154,215 206,808 186,850 220,410 173,157 227,986 263,250 325,228
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トレーディング事業：電源調達は柔軟に運用
■安定電源の自社・相対電源を確保
■今期もJEPXが低位に推移すると想定し、JEPXからの調達を拡大
■市況に応じて相対電源とJEPXの調達比率を調整
電源調達割合
自社電源
JEPX
相対電源
20.3期(計画) 21.3期(計画)
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発電事業：発電プロジェクトの状況
■豊前、大船渡発電所の運開により、稼働中の発電所は4基、合計220MWで国内最大規模。
■大型バイオまでの運開により、バイオマス発電は合計出力644MWに到達見込み
■カンボジア水力に続く、新たな再エネ発電プロジェクトへの参画も検討
発電プロジェクト スケジュール
2020 2021 2022 2024
土佐・佐伯 稼働中
(計70MW)
豊前 稼働中
(75MW) (2020.1営業運転開始)
大船渡 稼働中
(75MW) (2020.1営業運転開始)
沖縄 建設中 稼働
(49MW) (2021.7運開目標)
坂出 環境アセス中 稼働
(75MW) (2024運開目標)
大型バイオ 稼働
(300MW)
建設地、燃料選定中 (2025運開目標)
カンボジア 本体工事準備中 稼働
(80MW) (2023運開目標)
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発電事業：沖縄中城バイオマス発電所 建設状況
■ 2021年7月営業運転開始に向けて、計画通り進捗
ボイラ鉄骨工事(2020年3月撮影) 遠景(2020年3月撮影)
完成予想図
発電出力 4.9万kW
24円/kWh
FIT単価 (20年間)
燃料 PKS、木質ペレット
当社出資
45％
比率
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発電事業：Non-FIT大型バイオマス検討の進捗状況
大型バイオ実現に向けた進捗と課題 バイオ燃料調達の検討状況
建設地選定 ロシア燃料他の受入を踏まえた立地で合理化設計等を鋭 2019/3～ ・ロシア極東開発庁と燃料調達に関するMOU締結
意検討(東北エリア) ・同地域において、ペレット製造に向けたFSを現地企業1社と
実施。さらに、他の現地企業と同様のFSを実施予定
系統接続問題 接続検討申請済。2020年８月の東北北部募集プロセ
ス完了に併せて、回答入手予定 2020/3~ 燃料の多様化も企図して、各国において投資も含めたFSを実
施予定
燃料調達 ロシア製木質燃料他、新燃料等を幅広く検討中
環境アセス 現況調査前倒開始によるアセス期間短縮を検討
現在のスケジュール(予定)
2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026
バイオマス燃料の選定期間
建設工事
最終投資決定
アセス開始 営業運転開始
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燃料事業：積極的な投資により成長を目指す
◼ 取扱数量の増加に合わせ、引続き良質で低廉な燃料の安定確保に向け、現地企業、商社、
海運会社などのパートナーとの連携を一層強化し、強固なサプライチェーンの確立を図る
◼ 自社調達の拡充と、燃料の地域分散及び多様化を、積極的な投資で促進し、調達量の拡大
を目指す
バイオマス燃料の多様化、地域分散 バイオマス燃料調達量 拡大イメージ
グローバル展開
更なる
ロシア
拡大を図る
北米
ベトナム
インドネシア・
マレーシア
'20.3期 '21.3期 …… '26.3期
(計画) (計画)
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発電事業：カンボジア水力発電プロジェクトの進捗状況
■カンボジアにおける出力8万kW規模の水力発電プロジェクトに出資参画
・2020年4月に準備工事を着工済(伐採、地雷除去等)、2023年内での営業運転開始を目指す
・本体工事着工に向け調整中（2020年7月予定）
事業概要 完成予想図
発電能力 8万kW(369GWh/年)
純投資コスト USD231百万
売電契約先 カンボジア電力公社
売電価格 7.9￠/kWh 35年間固定
(369GWh/年をベースケースとし5年毎に見直し)
ダム面積、貯水量 85㎢(12億㎡)
現在のスケジュール(予定)
2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025
融資契約締結
営業運転開始
本体工事 試運転
準備工事着工
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経営理念の改定～電力新時代に向けて~
■イーレックスは、2019年12月に創業20周年を迎え、新たな経営理念を策定
■新たな理念のもと、持続可能な社会の実現に貢献していく
ミッション
新たな発想と行動力で、未来を切り拓く
バリュー
挑戦とスピード
ベンチャー精神を忘れず、果敢に取り組む
共創
信頼と協力のもと、様々なステークホルダーと共に、価値を生み出す
2030 ビジョン
～持続可能な社会の実現のために～
再生可能エネルギーをコアに 電力新時代の先駆者になる
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ENERGY RESOURCE EXCHANGE
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