将来見通しに関する注意事項
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また、本資料に記載される弊社グループの計画、見通し、見積り、予測、予想その他の将来情報については、
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決算概要
～2020.3期 第2四半期～
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2020.3期上期ハイライト(累計)
‘19.3期 ‘20.3期 ‘20.3期
対前年同期 通期計画
（単位：億円） 上期累計 上期累計 通期
増減率 進捗率
(実績) (実績) (計画)
売上高 308.1 414.8 950.4 34.6％ 43.7％
営業利益 18.4 55.5 77.2 200.5％ 71.9％
経常利益 16.5 53.6 71.8 224.6％ 74.6％
当期純利益* 9.1 30.5 38.6 234.1％ 79.2％
*親会社株主に帰属する四半期（当期）純利益
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3
2020.3期第2四半期ハイライト(‘19年7月~9月）
‘19.3期 ‘20.3期
対前年同期
（単位：億円） 第2四半期 第2四半期
増減率
(実績) (実績)
売上高 183.2 255.3 39.4％
営業利益 6.5 36.2 453.4％
経常利益 5.2 35.4 569.2％
当期純利益* 1.9 17.6 791.5％
*親会社株主に帰属する四半期純利益
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4
2020.3期上期ハイライト
① 販売電力量は前年同期比9.9％増加
・ 昨夏の猛暑の反動により業界全体として需要量は減少
・ 引き続き競争は激しく、新規契約の伸びは鈍化
② トレーディングにより市場取引を活用し、電源調達コストを低減
・ 相対契約と自社電源をベースとしつつ、トレーディングにより、安価な市場取引を活用
(JEPX価格が低位に推移したことから、市場取引の調達比率をアップ)
・ 調達電源の一部を相対取引や市場に活用
③ 販売管理費を中心に全体コストの増加を抑制
・ 販売管理費は計画比13.3％減
④ 土佐、佐伯：概ね順調稼働
・ 豊前、大船渡は本年11月に試運転開始
・ 沖縄は本年5月に建設開始
・ 坂出は環境アセスを実施中
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2020.3期上期 売上高
（単位：億円）
950.4
売上高 414.8億円
414.8 前年同期比 ＋34.6％
308.1
高圧小売
•売上高増(前年比＋1.2％)
255.3
低圧小売
183.2 187.6
162.4 159.5 • 売上高増(前年比+22.0％)
124.9 • 需要家件数増加(約14万件)
(前年同期比＋2万件）
卸売
• 調達電源の一部を相対取引や市場に活用
1Q 2Q 上期 3Q 4Q 1Ｑ 2Ｑ 上期 通期
(計画)
‘19.3期 ‘20.3期
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2020.3期上期ハイライト(高圧小売)
◆販売電力量は前年度を上回り、ほぼ計画通りに推移
• 昨夏の猛暑の反動により業界全体として需要量は減少
• 販売電力量前年対比6.6％増
• 対計画では、九州エリア等での競争激化により販売電力量は伸び悩み
【高圧】 販売電力量
(MWh)
600,000 販売電力量
(実績)
500,000
400,000
300,000
販売電力量
(計画)
200,000
100,000
0
1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ
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2020.3期上期ハイライト(低圧小売)
◆販売電力量、件数共に前年度を上回るも、計画は下回る
• 昨夏の猛暑の反動により業界全体として需要量は減少
• 販売電力量前年対比約19.6％増、件数+2万件
• 対計画では、競争環境の広がりにより、契約件数の伸びは鈍化
【低圧】 件数、販売電力量
(MWh) (件)
300,000 160,000
250,000 155,000
販売電力量
150,000
200,000 (計画)
145,000
150,000
販売電力量 140,000
(実績)
100,000
135,000
50,000 130,000
0 125,000
1Q 2Q 3Q 4Q
件数(計画) 件数(実績)
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第3四半期以降 高圧・低圧の販売強化施策
低炭素社会実現に向けて
高圧 低圧
エバーグリーン・マーケティング 新しい販売チャネル開拓
・需要の大きい顧客にアプローチ ・新規パートナーの開拓
⇒ 特別高圧数件成約見込 ⇒ フィットネスクラブ大手『ティップネス』が営業開始
・部分供給を全量供給に変更 ・付加価値サービス付プランの導入
・「CO2フリープラン」の販路拡大、直営に加えて当社 ⇒ 東京海上日動と業界初個人賠償保険付きサービス
『保険でんき』スタート
代理店も販売開始
・ 都市ガスの販売エリア拡大
⇒ 大手建設会社等と成約
・RE100加盟企業等とのアライアンスを推進 M&A・業務提携の推進
・小売競争激化による業界再編加速
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2020.3期上期 経常利益
（単位：億円）
71.8
53.6
経常利益 53.6億円 達成
前年同期比 ＋224.6％
35.4 • 競争力のある相対電源と、JEPXとの
調達バランスを考慮し、リスク回避と収益向上を実現
• 土佐、佐伯発電所の安定的な収益確保
16.5 17.4 18.2 • 継続的な販管費の見直しによりコスト増を抑制
11.2 • 営業利益率：13.4％ (前年比：+7.4％)
8.9
5.2 • 経常利益率：12.9％ (前年比：+7.6％)
1Q 2Q 上期 3Q 4Q 1Ｑ 2Q 上期 通期
(計画)
‘19.3期 ‘20.3期
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電源調達構成について
◆今期上期のJEPX価格は一時高い時期もあったが、総じて全国的に低く推移。
JEPXの調達割合を増加させたことで、調達原価の低減に貢献
JEPX価格推移 (システムプライス) 調達割合 (今期 上期)
（円/kWh) 100％
30
計画に対し
JEPX比率を増加
25
低く推移
20
JEPX
相対電源
15
自社電源
10
5
平均単価： 平均単価：
10.1円/kWh 8.4円/kWh
0 0％
前期 4月～9月 今期 4月～9月 計画 実績
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連結貸借対照表の概要 (単位：億円)
2020.3期 第2四半期末
2019.3期
実績 増減 主な増減要因
流動資産 222 375 153 • 豊前ニューエナジーの建設資金の借入等
固定資産 528 627 99 • 豊前ニューエナジーの工事代金の一部支払い
繰延資産 0 0 0
資産合計 750 1,003 253
流動負債 172 302 129 • 豊前ニューエナジー建設工事代金に係る未払金の増加等
• 豊前ニューエナジーの建設資金の借入＋119億円
固定負債 319 394 74 • 長期借入金の返済等-9億円
• 1年内返済予定長期借入金への振替え-29億円
負債合計 492 696 204
株主資本 203 234 31 • 利益＋30億円、配当-6億円
評価・換算差額等 -8 -1 7
非支配株主持分 63 74 10
純資産合計 258 306 48
現金及び預金 102 215 113 • 豊前ニューエナジーの建設資金の借入等
有利子負債 350 460 109 • 豊前ニューエナジーの建設資金の借入等
自己資本比率 25.9％ 23.2％ -2.7％
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連結キャッシュ・フロー計算書 (単位：億円)
2019.3期 2020.3期 上期
上期 実績 期首残高からの変動要因
営業活動によるキャッシュ・フロー -19 17
税金等調整前当期純利益 16 53
減価償却費 8 8
運転資金*の増減 -39 -38 • 売掛金の回収時期の月ズレによるもの等
法人税等の支払額 -9 -7
その他 4 0
投資活動によるキャッシュ・フロー -127 -17
フリーキャッシュ・フロー -147 0
財務活動によるキャッシュ・フロー 108 112 • 豊前ニューエナジーの建設資金の借入
現金及び現金同等物に係る換算差額 0 ０
現金及び現金同等物の期首残高 124 102
現金及び現金同等物の期末残高 86 215
*売上債権＋棚卸資産＋未収入金－仕入債務
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将来に向けて
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低炭素社会実現に向けた今後の事業展開
世界の潮流 将来に向けたイーレックスの取組み
◆2020年よりパリ協定始動、低炭素社会 カンボジア水力発電事業に参画
の構築が急務
・同国の恒常的な電力不足解消に貢献
・今後の海外展開に繋げる(水力、バイオマス発電等)
◆新興国では電力不足が深刻課題 ・建設時に生じる木材をバイオマス燃料として活用
・二国間クレジットに向けた対応準備
・外貨収入活用によるグループ全体の為替リスク軽減
日本の潮流
バイオマス発電所の拡大と安定操業
◆ 再生可能エネルギーの主力電源化
Non-FIT大型バイオマス発電所の
◆「RE100」の加盟企業増加、CO2フリー 建設計画推進
電気の需要急拡大
⇒CO２フリー電源の拡充と販路拡大が
急務 エバーグリーン・マーケティングによる
CO2フリー電気販売の更なる促進
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豊前、大船渡バイオマス発電所の進捗状況
◆豊前、大船渡発電所は、計画通り本年11月より試運転開始、翌年1月より本格運転開始予定
豊前発電所(福岡県) 大船渡発電所(岩手県)
発電出力 7.5万kW 発電出力 7.5万kW
FIT単価 24円/kWh(20年間) FIT単価 24円/kWh(20年間)
燃料 PKS、木質ペレット 燃料 PKS、木質ペレット
当社出資比率 65％(全量外部へ販売) 当社出資比率 35％(全量erexへ販売)
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沖縄県うるま市 中城バイオマス発電所の進捗状況
◆中城バイオマス発電所の建設工事は、2021年7月運転開始に向けて、計画通り進捗
ボイラ基礎(2019年10月撮影) 遠景(2019年9月撮影)
完成予想図
発電出力 4.9万kW
24円/kWh
FIT単価 (20年間)
燃料 PKS、木質ペレット
当社出資 45％
比率 (全量erexへ販売)
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CO2フリープランの販路拡大
◆エバーグリーン・マーケティングが戸田建設等トラッキング付非化石証書を活用した実質再生可能エネル
ギー100%となる電力供給を開始。その他大手企業とも成約見込
◆国内のRE100加盟企業は増加傾向、CO2フリープランの需要も急拡大
CO2フリープランの供給状況と計画 国内RE100加盟企業数の推移
(MWh) (件) (社数)
50,000 40 30 計26社
26
25
40,000
30
20
30,000
13社
20 15 13
20,000
10
10 増加傾向
10,000 3社
3
5
0 0 0
2018年度 2019年度(計画) 2020年度(計画) 2017年度 2018年度 2019年度
供給件数(累計) 販売電力量(累計) 加盟企業数(累計)
※2019年10月末現在
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Non-FIT大型バイオマス検討の進捗状況
◆世界最大級300MW以上の大型バイオマス発電所の実現に向けFS中
スケールメリットと低廉な燃料の組み合わせで、FITに頼らず自立可能なバイオマス発電所の実現を目指す
◆地点選定、設備の検討、競争力のあるバイオマス燃料の追求を並行して検討
大型バイオ実現に向けた進捗と課題 ロシアバイオ燃料調達の検討状況
燃料調達 ロシア製木質ペレットを検討中 2019/3/20 ロシア極東開発庁と燃料調達に関するMOU締結
建設地選定 ロシア燃料受入を踏まえた立地で検討 2019/4~5 極東地区ペレット業者説明会に関する事前準備
2019/6~8 極東各自治体（アムール州、沿海地方、ハバロフスク州、
系統接続問題 接続申請済。2020年3月末までに東北北部での募集プ
サハ共和国）州政府及び州開発庁と方針協議及び候
ロセス完了次第、回答入手予定
補企業とのビジネスマッチング開始
環境アセス 現況調査前倒開始によるアセス期間短縮を検討
2019/7~10 ペレット製造に向けた共同FS企業の選定
2019/9 日露東方経済フォーラム参加
2019/11~ 共同FSの実施を予定
2020/9頃
現在のスケジュール認識
2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025
◆建設地、バイオマス燃料の選定期間
◆環境アセス期間
建設工事
最終投資決定
営業運転開始
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カンボジア水力発電プロジェクトに出資参画
◆カンボジアにおける出力8万kW規模の水力発電所建設プロジェクトに出資参画
当社初の水力発電、海外発電事業であり、新たな事業分野開拓への第一歩
・2019年11月に準備工事着工予定、2023年内での商業運転開始を目指す
・運転開始後はカンボジア電力公社に35年間固定価格で売電、安定収益を見込む
事業スキーム、概要 建設地、完成予想図
発電能力 8万kW(369GWh/年)
総投資コスト USD231百万
売電契約先 カンボジア電力公社
7.9￠/kWh 35年間固定
売電価格
(369GWh/年をベースケースとし5年毎に見直し)
ダム面積、貯水量 85㎢(12億㎡)
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ENERGY RESOURCE EXCHANGE
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