将来見通しに関する注意事項
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決算概要
～2021.3期 第3四半期～
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2021.3期第3四半期ハイライト(累計)
‘20.3期 ‘21.3期 ‘21.3期
対前年同期 通期計画
（単位：億円） 第1～3四半期 第1～3四半期 通期
増減率 進捗率
累計(実績) 累計(実績) (計画)
売上高 647.6 756.5 958.8 16.8％ 78.9％
営業利益 72.1 69.2 83.1 ▲3.9％ 83.4％
経常利益 67.9 69.2 84.6 1.8％ 81.8％
純利益* 36.2 39.5 50.8 8.9％ 77.7％
*親会社株主に帰属する四半期（当期）純利益
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2021.3期第3四半期ハイライト(‘20年10月~12月）
‘20.3期 ‘21.3期
対前年同期
（単位：億円） 第3四半期 第3四半期
（単位：億円） 増減率
(実績) (実績)
売上高 232.7 283.4 21.8％
営業利益 16.5 22.0 33.3％
経常利益 14.3 23.0 60.6％
純利益* 5.7 12.7 123.0％
*親会社株主に帰属する四半期純利益
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2021.3期第3四半期ハイライト
① 2021.3期第3四半期は増収増益(対前年同期比)
② 小売販売電力量は約844GWh(前年比＋34.3％）
・コロナ影響により電力業界全体の電力需要は減少
・EGMを中心に販売強化、販売電力量は順調に増加、計画を上回る
③ 各発電所は定期修繕を実施。順調に稼働
・土佐、佐伯、大船渡は計画通り稼働
・豊前も順調に稼働し、収益に貢献
④ 相対電源の契約見直し等により調達コストは改善
・燃料価格下落に伴う燃料費調整等の影響から販売価格は低下。相対電源の契約見直し等により、
調達コストを改善
・冬期に向けて、相対電源を積み増し。12月中旬以降のJEPX価格の高騰には、相対電源で対応
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2021.3期第3四半期 売上高
（単位：億円） 958.8 売上高 283.4 億円
前年同期比 +21.8％
高圧小売
756.5
• 売上高増(同+6.2％)
低圧小売
287.2 283.4
• 売上高増(同+28.4％)
255.3
238.7
232.7 • 需要家件数増加 約21万7千件
185.8 (同+7万4千件）
159.5
卸売
• 調達電源を相対取引や市場にも活用
豊前発電所
• 他社に全量売電
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 3Q 通期
(累計) (計画) ※大船渡発電所
20.3期 21.3期 • イーレックスが全量受電
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2021.3期第3四半期 経常利益
（単位：億円）
84.6
経常利益 23.0 億円
69.2
前年同期比 +60.6％
・ 販売電力量は増加したものの、販売単価は低下
・ 相対電源の一部見直しにより、調達コスト改善
35.4 35.6
・ 10月、11月は低位に推移したJPEXを有効に活用
12月中旬のJEPX価格高騰には、相対電源で対応し、
23.0
調達コスト上昇を回避
19.6
18.2 ・ 豊前は順調に稼働し、収益に貢献
14.3
10.5
営業利益率：7.8％ (同：+0.7％)
経常利益率：8.1％ (同：＋2.0％)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 3Q 通期
(累計) (計画)
20.3期 21.3期
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2021.3期第3四半期ハイライト(高圧小売)
■ 販売電力量は前年度を上回り、計画も上回る
・ 販売電力量前年同期比31.7％増
・ 使用量の大きい需要家への営業強化等の施策により、販売電力量は計画を上回る
【高圧】 販売電力量
(MWh)
700,000
600,000
500,000
400,000
300,000
1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ
販売電力量(計画) 435,681 610,558 538,967 599,198
販売電力量(実績) 461,719 647,954 582,168
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2021.3期第3四半期ハイライト(低圧小売)
■ 販売電力量はおおむね計画通り、件数は計画を上回る
・ 販売電力量前年同期比40.4％増、件数約7万4千件増
・ 「エバーグリーン・リテイリング」は、新規アライアンスの好調なスタート、主要パートナーへの販促キャンペーン実施により件数増加
・ 「沖縄ガスニューパワー」は代理店営業により順調に進捗
【低圧】 販売電力量、件数
(MWh) (件)
350,000 270,000
240,000
300,000
210,000
250,000
180,000
200,000 150,000
150,000 120,000
90,000
100,000
60,000
50,000
30,000
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q
件数(計画) 152,113 159,849 196,764 233,658
件数(実績) 151,451 209,368 217,389
販売電力量(計画) 173,157 227,986 263,250 325,228
販売電力量(実績) 172,104 284,339 262,417
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2021.3期第3四半期 電源調達構成
■2020年10月、11月のJEPX価格は、コロナ影響による需要減により全国的に低位で推移
(前年比10月▲3.1円/kWh、11月▲2.1円/kWh)
JEPXの活用と相対電源の見直しで、調達原価の低減を図る。冬期に向けて、相対電源を積み増し
■2020年12月中旬～末のJEPX価格は、寒波による需要増、燃料在庫の減少に伴うLNG火力の出力低下等により、
全国的に高位で推移(前年比12月+5.7円/kWh)。相対電源を活用し、調達コストを抑制
JEPX価格推移 (システムプライス) 調達割合 (上期、第3四半期)
（円/kWh)
100％
37.0
2020年は
32.0 12月中旬から
高位に推移
27.0
22.0
17.0 JEPX
12.0 相対電源
自社電源
7.0 相対電源の
2.0 比率を拡大
2019年4月～12月 2020年4月～12月
(円/kWh) 上期平均 10月平均 11月平均 12月平均
2019年 8.4 8.2 7.7 8.2 0％
上期 (実績) 第3四半期 (実績)
2020年 5.3 5.1 5.6 13.9
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電源調達についての考え方
■ JEPXは価格のボラティリティが大きい
2019.3期第2四半期でのJEPX価格高騰を受け、第3四半期より、安定電源である相対電源を拡充し、
JEPX依存度を下げる調達方針に変更(自社・相対で70％)
■上記を踏まえつつ、JEPXの動向を勘案して計画的にJEPXからの調達量を増減するオペレーションを実施
してきている
JEPX価格推移 (システムプライス) 電源調達方針
（円/kWh)
180.0
160.0 2021年1月13日には、 約30％
1日平均の最高価格
140.0
154.6円/kWh
120.0 を記録
100.0
80.0
60.0 約70％
2018年夏に高騰
40.0
20.0
0.0
2017/1/1 2018/1/1 2019/1/1 2020/1/1 2021/1/1
JEPX
■自社電源 ■相対電源 ■JEPX
（2018年11月開示）
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2021.3期第3四半期の前年同期比による増益要因
■競争に伴う値下げ、燃料調整等により販売単価は低下。販売電力量の増加はあるが、小売りの収益は減
■電源調達においては、 JEPXの有効活用と相対電源の見直し等により、調達コストは大きく改善
■豊前は順調に稼働し、収益に貢献
■経費の節減は継続しているものの、販売強化、業容拡大に伴い販管費と人件費等は増加
経常利益
（単位：億円）
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連結貸借対照表の概要 (単位：億円)
2021.3期 第3四半期末
2020.3期末
実績 増減 主な増減要因
• 新株予約権の行使による預金の増加
流動資産 362 504 141 • 売上増加に伴う売掛金の増加
固定資産 684 691 6
資産合計 1,047 1,195 148
流動負債 258 266 8
固定負債 446 446 0
負債合計 705 713 8
• 新株予約権の行使による資本増強
株主資本 241 386 145 • 四半期純利益
評価・換算差額等 19 8 ▲11
非支配株主持分 81 87 5
純資産合計 342 482 139
現金及び預金 162 266 104 • 新株予約権の行使による預金の増加
有利子負債 513 495 ▲17
自己資本比率 25.0％ 33.1％ 8.2％ • 新株予約権の行使による資本増強
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下期の施策
現在の施策を積極的に推進し、引き続き販売電力量の増加を見込む
【高圧】
電力 ■ 販売電力量拡大に向けて、使用量の大きい需要家への営業強化。 CO2フリープランの拡大を図る
小売 ■４Q以降は販売単価は燃調も含め下げ止まる見通し
【低圧】
■ 販売パートナーの選択と集中を行うとともに、付加価値サービス (CO2フリープラン)も拡大
電源 ■ 相対電源の一部見直しにより調達コスト改善
調達 ■ 冬期に向けて相対電源を積み増しし、調達の安定化を図る
既存発電所
■ 順調稼働に向け、安全・安定運転を徹底
発電
建設中発電所(沖縄) 沖縄における電力調達の課題を解消
■ 2021年7月稼働に向け、需要を拡大を図る
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沖縄中城バイオマス発電所 建設状況
■ 2021年7月営業運転開始に向けて、計画通り進捗
■ 沖縄地域は顧客拡大のポテンシャルが高い。本発電所は安価かつ安定した電源として期待が大きい
近景(2021年1月撮影) 遠景(2021年1月撮影)
完成予想図
発電出力 4.9万kW
24円/kWh
FIT単価 (20年間)
燃料 PKS、木質ペレット
当社出資
45％
比率
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Non-FIT大型バイオマス発電プロジェクトの進捗
■世界最大級のNon-FIT大型バイオマス発電プロジェクトは、環境アセスメントの手続きを開始
■Non-FIT大型バイオマス発電所向け燃料として、燃料用ソルガム(ニューソルガム)を開発中
■その一環として、ニューソルガムによる世界初の発電実証試験を、本年5月に沖縄県宮古島にて
実施するべく、準備中
大型バイオ実現に向けた進捗 宮古島にて実証試験準備中
宮古島
■ 送電系統接続の回答は10月30日に受領済み
■ 建設予定地は「新潟県 聖籠町 東港近郊」で決定
■ 環境アセスメントは手続き開始
■ バイオマス燃料は新燃料「ニューソルガム」及び木質ペレットで検討
2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027
ニューソルガム
バイオマス燃料の 最終投資決定
選定期間 本体工事
着工 営業運転開始
アセス開始
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カンボジア水力発電所 建設状況
■ 準備工事実施中。2023年度中の営業運転開始に向けて、計画通り進捗
■ 住民の移転先住居建設中。カンボジア国の認可が下り次第、住民移転開始
プロジェクト全体図 全体写真(2021年1月撮影)
発電所
移転先住居
ダム
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ENERGY RESOURCE EXCHANGE
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