9507 四国電力 2021-03-18 14:35:00
広島高等裁判所における伊方発電所3号機の運転差止仮処分に係る異議審の決定(仮処分命令の取消)について [pdf]

                                               令和 3 年 3 月 18 日
 各 位
                         上場会社名   四国電力株式会社
                         代 表 者   取締役社長 社長執行役員 長井 啓介
                                 (コード番号 9507、東証市場第一部)
                         問合せ先    経営企画部 戦略グループリーダー 行天 健一朗
                                 (TEL 087-821-5061)


       広島高等裁判所における伊方発電所3号機の運転差止仮処分に係る

             異議審の決定(仮処分命令の取消)について



 本日、広島高等裁判所において、伊方発電所3号機の運転差止仮処分命令を取り消す決定が出されました。


 本件は、伊方発電所3号機の運転差止めを命じる広島高等裁判所での抗告審決定(令和2年1月17日)に対
して、同年2月19日、当社が同裁判所に異議申立てを行っていたものです。


 当社は、抗告審における仮処分命令の取り消しを求めて、伊方発電所が地震および火山事象等に対する安全性
を十分に有していることなどについて、裁判所に丁寧に主張・立証を行ってまいりました。


 今回の決定は、伊方発電所3号機の安全性は確保されているとの当社のこれまでの主張が裁判所に認められた
ものであり、妥当な決定をいただいたものと考えております。


 伊方発電所3号機は、経営と需給の両面で重要な役割を担う基幹電源であり、脱炭素化社会の実現に不可欠な
ゼロ・エミッション電源です。当社は、伊方発電所3号機を最大限活用していくために、引き続き、特定重大事
故等対処施設の竣工を含む安全対策に不断の努力を重ねてまいります。



                                                        以 上