9505 北陸電力 2019-07-31 15:00:00
七尾大田火力発電所2号機運転停止に関する業績への影響額の見通しについて [pdf]

                                                2019 年7月 31 日
各 位
                   会 社 名   北陸電力株式会社
                   代表者名    代表取締役社長        社長執行役員     金井     豊
                           (コード:9505 東証一部)
                   問合せ先    経理部予決算総括チーム統括(課長)
                                                    坂   行章
                           (TEL 076-441-2511)


 七尾大田火力発電所2号機運転停止に関する業績への影響額の見通しについて
 七尾大田火力発電所2号機運転停止に関する業績への影響額の見通しについて
             運転停止に関する業績への

 2019年7月9日に発生した七尾大田火力発電所2号機(定格出力:70万kW)の運転停止に関
する2020年3月期の業績への影響額の見通しについてお知らせいたします。


1.本事象の概要
      2019年7月9日、七尾大田火力発電所2号機が出力65万kWで運転中、タービンの軸受
  振動が上昇したことから点検を実施することとし、13時38分に運転を停止しました。
      これまでの点検の結果、低圧タービン第 15 段翼に折損(1枚)、き裂(2枚)を確認
  しました。き裂が発生した原因については現在も調査中ですが、翼の金属疲労により
  き裂が進展したことで折損し、タービン軸のバランスが崩れ軸受振動が上昇したことが
  判明しています。
      本事象に対し、低圧タービン第 15 段翼の全数を新型翼に取替えることとしており、停
  止期間は4か月程度を見込んでおります。
      今後の需給状況については、他の火力発電所や水力発電所の運転等により、七尾大田
  火力発電所2号機が運転停止中の期間、一定の予備力は確保できる見通しであり、電力
  の供給に支障はないと考えておりますが、引き続き電力の安定供給に万全を期してまい
  ります。


2.業績に与える影響額の見通し
      七尾大田火力発電所2号機が4か月程度停止した場合、当社及び連結会社の 2020 年3
  月期の損益への影響は 60 億円程度と見積もっています。これは、卸販売電力量の減少や
  代替電源の調達費用の増加等によるものです。
      なお、影響額の見通しについては、本日現在において入手可能な情報及び将来の不確
  実な要因に係る仮定を前提としているため、今後変動する可能性があります。




                                                        以   上
(参考)当期連結業績予想(2019 年7月 31 日公表分)及び前期連結実績         (百万円)
                                             親会社株主に帰属
               連結売上高     連結営業利益    連結経常利益
                                             する当期純利益
 当期連結業績予想
               620,000    26,000    20,000     12,000
 (2020 年3月期)
  前期連結実績
               622,930    12,824    6,656      2,520
 (2019 年3月期)
 ※業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したもので
  あり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。