9476 J-中央経済社HD 2020-08-04 13:00:00
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月4日
上場会社名 株式会社中央経済社ホールディングス 上場取引所 東
コード番号 9476 URL http://www.chuokeizai.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 山本 憲央
問合せ先責任者 (役職名) 社長室 (氏名) 杉原 茂樹 TEL 03-3293-3371
四半期報告書提出予定日 2020年8月5日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第3四半期 2,131 △0.3 △60 ― △63 ― △50 ―
2019年9月期第3四半期 2,137 △5.6 △3 ― 2 △95.1 △2 ―
(注)包括利益 2020年9月期第3四半期 △61百万円 (―%) 2019年9月期第3四半期 △22百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年9月期第3四半期 △13.42 ―
2019年9月期第3四半期 △0.56 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期第3四半期 4,927 3,903 79.2
2019年9月期 5,121 4,002 78.1
(参考)自己資本 2020年9月期第3四半期 3,900百万円 2019年9月期 4,000百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年9月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00
2020年9月期 ― 0.00 ―
2020年9月期(予想) 10.00 10.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2020年9月期の1株当たり配当金につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今後の状況次第で変更が必要と判断されたときには、改めて
公表いたします。
3. 2020年 9月期の連結業績予想(2019年10月 1日∼2020年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2020年9月期の通期連結業績予想につきましては、2020年5月8日に開示いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」に記載のとおり、新型コロナウイル
ス感染症拡大の影響を受け、業績に影響を与える未確定な要素が多く、合理的な業績予想の算定が困難な状況にあるため、2019年11月7日に公表いたしまし
た業績予想をいったん取り下げ、未定としております。今後、合理的な見積りが可能となった時点で、改めて公表いたします。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期3Q 4,398,464 株 2019年9月期 4,398,464 株
② 期末自己株式数 2020年9月期3Q 667,881 株 2019年9月期 667,881 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期3Q 3,730,583 株 2019年9月期3Q 3,730,583 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多く、合理的な業績予想の算定が困難な状況にあるため、
2019年11月7日に公表いたしました業績予想をいったん取り下げ、未定としております。今後、合理的な見積りが可能となった時点で、改めて公表いたします。上
記の業績予想に関する事項は、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
株式会社中央経済社ホールディングス(9476) 2020年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………7
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株式会社中央経済社ホールディングス(9476) 2020年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな景気回復が期待され
ていたものの、消費増税による個人消費の低下、米国の保護主義政策に端を発する貿易摩擦や中国経済の減速な
どが懸念される中、新型コロナウイルス感染症の発生・拡大、さらに緊急事態宣言の発出による活動自粛などの
影響により社会・経済活動が急速に悪化いたしました。
また、当社グループが属する出版業界では、当第3四半期連結累計期間における書籍・雑誌の推定販売金額は
前年同期比マイナス3.6%(出版科学研究所)と、新型コロナウイルス感染症による影響も加わり、依然として
厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、前期に引き続き新しい顧客層の開拓に挑戦し、顧客ニーズを満たすコ
ンテンツ開発、返品減少対策を主要なテーマに活動いたしました。しかしながら、各都道府県知事による外出自
粛要請や4月7日の政府による緊急事態宣言の発出などにより、主力販売先である全国各書店のうち、首都圏を
中心に多くの店舗が休業等の措置をとったほか、一部通販サイトでの商品調達の麻痺、大学の授業開始の遅れや
オンライン化に伴う教材採用の予定変更、各種セミナーの開催延期などによる市場対応として4月、5月に書籍
の刊行抑制を行ったことなどもあり、新刊・増刷の点数・部数が減少するとともに製品製造原価及び商品仕入原
価などの売上原価が増加いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は2,131百万円(前
年同四半期比0.3%減)、営業損失60百万円(前年同四半期は営業損失3百万円)、経常損失63百万円(前年同
四半期は経常利益2百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失50百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属
する四半期純損失2百万円)となりました。
事業別の概況は次のとおりです。
(出版事業)
会計分野では、研究書として『森田哲彌学説の研究』、大学テキストとして『ビギナー原価計算』『英語で学
ぶ会計入門』を、また実務書として『新株予約権等・種類株式の発行戦略と評価』『図解でスッキリ時価算定基
準の会計入門』を刊行いたしました。
経営・経済分野では、翻訳書として『こころの資本』、研究書として『新産業を生み出す地域社会システム』
を、また大学テキストとして『はじめての人間社会学』『地域とイノベーションの経営学』『歴史と理論で考え
る日本の経済政策』を刊行いたしました。
税務分野では、『検証消費課税論』『持続可能な建物価格戦略』『業績連動・株式報酬制度を導入したい!と
思ったとき最初に読む本』『M&A・組織再編成の税務詳解Q&A』を刊行いたしました。
法律分野では、『ハラスメント防止の基本と実務』『基礎からわかる広告・マーケティングの法律』『英文
EPC契約の実務』『自動運転・MaaSビジネスの法務』を刊行いたしました。
企業実務分野では、『あなたの会社もブロックチェーンを始めませんか?』『新型コロナウイルス影響下の法
務対応』『ケースでわかる実践型職場のメンタルヘルス対応マニュアル』『「採算に乗る事業」の仕組みづく
り』『CFO最先端を行く経営管理』『中小・ベンチャー企業CFOの教科書』を刊行いたしました。
資格試験分野では、『AIによる出題予想!宅建士未来問100〈令和2年版〉』『受験生の知らない公務員試験
の裏のウラ』を刊行いたしました。
生活・実用分野では、受注している雑誌など定期刊行物の編集業務が順調に推移いたしました。また、カレン
ダーのラインナップを拡充したことなどにより業績が改善し、増収、増益となりました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,046百万円(前年同四半期比0.6%減)、営業損失は78百
万円(前年同四半期は営業損失18百万円)となりました。
(出版付帯事業)
出版付帯事業の主力事業は、当社雑誌への広告請負代理ですが、広告媒体が多様化し紙媒体への広告が減少す
る中、いくつかの新規取引先を開拓いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の売上高は84百万円(前年同四半期比7.7%増)、営業利益17百万円
(前年同四半期比24.1%増)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結累計期間末における資産合計は4,927百万円となり、前連結会計年度末に比べ194百万円減少
いたしました。これは主に現金及び預金の増加36百万円及び商品及び製品の増加31百万円があったものの、受取
手形及び売掛金の減少228百万円及び仕掛品の減少26百万円による流動資産の減少188百万円があったことによる
ものです。
(負債)
負債は1,024百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛
金の減少71百万円及び返品調整引当金の減少41百万円による流動負債の減少113百万円、退職給付に係る負債の増
加19百万円による固定負債の増加18百万円があったことによるものです。
(純資産)
純資産は3,903百万円となり、前連結会計年度末に比べ99百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金の減
少87百万円、その他有価証券評価差額金の減少11百万円があったことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症による政府の緊急事態宣言が5月25日に解除されたことを受けて社会・経済活動が
再開されたものの、いったん落ち着きを見せた新規感染者数が東京をはじめとして全国的に増加しつつある中、
依然として予断を許さない状況が続いております。
当社グループの2020年9月期の通期連結業績予想につきましては、2020年5月8日に公表いたしました「業績
予想の修正に関するお知らせ」のとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、業績予想を合理的に見
積もることが困難なため「未定」とさせていただきましたが、いまだに新型コロナウイルス感染症の収束は見通
せず、市場環境の回復には相応の時間を要する見込みであり、今後、合理的な見積りが可能となった時点で、改
めて公表いたします。
なお、現時点で、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の変更はありませんが、今後の状況次第で変更が必要
と判断されたときには、改めて公表いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,252,915 1,289,887
金銭の信託 600,034 600,042
受取手形及び売掛金 1,027,344 799,294
有価証券 141,682 142,307
商品及び製品 470,133 501,312
仕掛品 77,987 51,520
原材料及び貯蔵品 3,105 1,146
その他 76,455 75,856
貸倒引当金 △2,544 △2,342
流動資産合計 3,647,114 3,459,025
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 90,620 86,151
土地 977,079 980,229
その他(純額) 10,858 9,449
有形固定資産合計 1,078,559 1,075,830
無形固定資産 36,786 34,338
投資その他の資産
投資有価証券 198,430 173,152
繰延税金資産 93,458 117,177
事業保険積立金 46,621 48,922
その他 20,396 18,850
貸倒引当金 △25 -
投資その他の資産合計 358,883 358,102
固定資産合計 1,474,229 1,468,271
資産合計 5,121,343 4,927,296
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 454,482 382,690
未払法人税等 6,789 9,665
返品調整引当金 85,099 43,793
賞与引当金 48,863 14,322
その他 184,346 215,727
流動負債合計 779,580 666,197
固定負債
退職給付に係る負債 321,605 341,077
その他 17,850 16,897
固定負債合計 339,455 357,974
負債合計 1,119,036 1,024,172
純資産の部
株主資本
資本金 383,273 383,273
資本剰余金 203,710 203,710
利益剰余金 3,669,552 3,582,176
自己株式 △299,711 △299,711
株主資本合計 3,956,824 3,869,449
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 43,232 31,389
その他の包括利益累計額合計 43,232 31,389
非支配株主持分 2,249 2,285
純資産合計 4,002,306 3,903,124
負債純資産合計 5,121,343 4,927,296
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 2,137,169 2,131,177
売上原価 1,469,714 1,523,661
売上総利益 667,455 607,516
返品調整引当金戻入額 45,170 41,306
差引売上総利益 712,625 648,822
販売費及び一般管理費 716,545 709,230
営業損失(△) △3,920 △60,408
営業外収益
受取利息 587 554
受取配当金 10,403 9,094
為替差益 - 14
その他 764 1,205
営業外収益合計 11,754 10,870
営業外費用
投資有価証券評価損 4,478 13,824
為替差損 398 -
営業外費用合計 4,877 13,824
経常利益又は経常損失(△) 2,956 △63,362
特別利益
固定資産売却益 - 49
特別利益合計 - 49
特別損失
固定資産除却損 - 0
特別損失合計 - 0
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
2,956 △63,312
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 6,616 10,907
法人税等調整額 △1,584 △24,188
法人税等合計 5,032 △13,281
四半期純損失(△) △2,075 △50,031
非支配株主に帰属する四半期純利益 31 35
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △2,106 △50,066
― 6 ―
株式会社中央経済社ホールディングス(9476) 2020年9月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △2,075 △50,031
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △20,713 △11,843
その他の包括利益合計 △20,713 △11,843
四半期包括利益 △22,788 △61,874
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △22,819 △61,909
非支配株主に係る四半期包括利益 31 35
― 7 ―
株式会社中央経済社ホールディングス(9476) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、当社及び子会社5社で構成され、主に企業経営全般及びその他分野に関する専門書籍、雑誌
の出版・販売を行う出版事業と広告請負代理等を行う出版付帯事業からなっております。広告請負代理は当社グ
ループの発行する雑誌に掲載する広告を請け負っているものであり、雑誌制作全体から見て一体のものであると
いえます。また、当社グループは、全セグメントに占める「出版事業」の割合が高く、開示情報としての重要性
が乏しいことから、事業セグメントは単一と判断し、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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