9468 KADOKAWA 2021-10-29 16:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                 2022年3月期          第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                              2021年10月29日
上場会社名       株式会社KADOKAWA                                                                      上場取引所 東
コード番号       9468  URL https://group.kadokawa.co.jp/
代表者         (役職名) 代表取締役社長                        (氏名)夏野 剛
問合せ先責任者     (役職名) 取締役 執行役員 CFO                   (氏名)安本 洋一                        TEL         03-5216-8212
四半期報告書提出予定日            2021年11月10日                           配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無   :有 (機関投資家・アナリスト向け)

                                                                                      (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                 親会社株主に帰属する
                           売上高                    営業利益                経常利益
                                                                                   四半期純利益
                          百万円         %           百万円         %      百万円      %     百万円      %
2022年3月期第2四半期            104,811     7.4          9,938     26.6     10,604 30.3    7,116  36.7
2021年3月期第2四半期             97,553    △2.9          7,847     22.8      8,140 19.6    5,206 △16.1
(注)包括利益     2022年3月期第2四半期 9,089百万円 (2.9%)                     2021年3月期第2四半期 8,829百万円 (7.9%)

                                                 潜在株式調整後
                         1株当たり
                                                  1株当たり               EBITDA
                        四半期純利益
                                                 四半期純利益
                                    円 銭                円 銭           百万円         %
2022年3月期第2四半期                      110.32                -           12,676    29.2
2021年3月期第2四半期                       84.57                -            9,813    18.0
(注)1.EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
   2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
      等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、対前年同四半期増減率の算出にあたり前年同四半期の業
      績は収益認識会計基準等の適用前の数値を用いております。

 (2)連結財政状態
                           総資産                     純資産              自己資本比率              1株当たり純資産
                                    百万円                    百万円                   %              円 銭
2022年3月期第2四半期                      270,623                136,207              49.1          2,056.15
2021年3月期                           269,648                129,524              47.2          1,975.66
(参考)自己資本  2022年3月期第2四半期 132,972百万円 2021年3月期 127,342百万円
(注)収益認識会計基準等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値につ
   いては、収益認識会計基準等を適用した後の数値となっております。

2.配当の状況
                                                           年間配当金
                   第1四半期末              第2四半期末               第3四半期末             期末                 合計
                        円 銭                 円 銭                  円 銭                  円 銭           円 銭
 2021年3月期                 -                 0.00                   -                  50.00         50.00
 2022年3月期                 -                 0.00
 2022年3月期(予想)                              -       25.00     25.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
     当社は、2021年12月31日を基準日として普通株式1株につき2株の株式分割を行う予定であります。2022年3月期の
     配当予想については、当該株式分割を考慮した数値を記載しております。

3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                                               (%表示は、対前期増減率)
                                                           親会社株主に帰属           1株当たり
          売上高            営業利益                経常利益                                         EBITDA
                                                            する当期純利益           当期純利益
        百万円       %    百万円        %     百万円          %       百万円      %           円 銭   百万円      %
 通期    218,000   3.8   15,500   13.8    16,700     16.2      11,700 22.1         180.92 20,700 14.0
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
   連結業績予想の修正につきましては、本日(2021年10月29日)公表いたしました「2022年3月期通期連結業績予想
   の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※    注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無

    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無

    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更      :有
      ② ①以外の会計方針の変更             :無
      ③ 会計上の見積りの変更              :無
      ④ 修正再表示                   :無
      (注)詳細は、添付資料10ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事
         項(会計方針の変更)」をご覧ください。

    (4)発行済株式数(普通株式)
       ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)   2022年3月期2Q   70,892,060株   2021年3月期     70,892,060株
      ②   期末自己株式数            2022年3月期2Q   6,221,515株    2021年3月期     6,436,318株
      ③   期中平均株式数(四半期累計)     2022年3月期2Q   64,509,050株   2021年3月期2Q   61,561,894株


※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
      本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
     断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
     提となる条件等については、4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に
     関する説明」をご覧ください。
                        株式会社KADOKAWA (9468) 2022年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………      2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      4
 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………      4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………      5
 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………      5
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………      7
    四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………      7
    四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………      8
 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………      9
 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………      10
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………      10
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………      10
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………      10
   (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………      11
   (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………      12




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                                株式会社KADOKAWA (9468) 2022年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
    当社グループは、中長期的な成長及び企業価値の向上を図るべく、書籍、実写映像、アニメ、ゲーム、及び
  UGC(User Generated Content)プラットフォーム 等を通じて多彩なポートフォリオから 成るIP(Intellectual
  Property)を安定的に創出し、それらを世界に広く展開することを中核とする「グローバル・メディアミックス」
  の推進を基本戦略としております。


   当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高1,048億11百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益99億38百
  万円(前年同期比26.6%増)、経常利益106億4百万円(前年同期比30.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純
  利益71億16百万円(前年同期比36.7%増)となりました。
   なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
  う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の
  売上高は52億41百万円減少しております。なお、営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益に与える影響は
  軽微であります。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
   また、文中の前年同期比較については、収益認識会計基準等の適用前の前年同期実績を用いております。

   当第2四半期連結累計期間における各セグメントの業績は、以下のとおりです。


  [出版事業]
   出版事業では、書籍、雑誌及び電子書籍・電子雑誌の販売、雑誌広告・Web広告の販売、権利許諾等を行ってお
  ります。当事業においては、メディアミックス展開の重要な源泉として年間5,000タイトルにおよぶ新作を継続的
  に発行しており、蓄積された豊富な作品アーカイブが当社グループ成長の原動力となっております。
   当第2四半期連結累計期間は、書籍市場全体が新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた前年から回復して
  いることに加え、当社においては、北米を中心とした海外事業が高成長を継続していることや、権利許諾収入の伸
  長、前年に引き続き返品率が良化していることが収益貢献しました。また、直木三十五賞と山本周五郎賞を受賞し
  た『テスカトリポカ』(文芸単行本)をはじめ、『魔力の胎動』(一般文庫)、『パンどろぼう』(児童書)、
  『文豪ストレイドッグス(21)』(コミックス)等の販売が好調に推移しました。
   電子書籍・電子雑誌は、市場全体の成長が継続していることに加え、当社が得意とする異世界ジャンルコミック
  ス等が好調に推移していることや自社ストアであるBOOK☆WALKERにおける新規ユーザー数の増加、海外向け売上の
  順調な伸長により好調に推移しました。
   雑誌は、前期より強化している休刊・デジタルシフトの取組みが功を奏し、収益性が改善しております。
   この結果、当事業の売上高は651億17百万円(前年同期比8.3%増)、セグメント利益(営業利益)は93億79百万
  円(前年同期比100.4%増)となりました。

   なお、さらなる返品削減、製造コスト削減、利益率の向上に向け、埼玉県所沢市において2021年4月に書籍製造
  ラインの稼働を一部開始し、文庫やライトノベル、新書、コミックス等のデジタル印刷による小ロット・適時製造
  を行っております。現在、製造ラインの拡張に努めていることに加え、物流設備についても将来の稼働に向け、準
  備を進めております。

  [映像事業]
   映像事業では、実写映像及びアニメの企画・製作・配給、映像配信権等の権利許諾、パッケージソフトの販売等
  を行っております。
   実写映像では、映画『ヤクザと家族』、『ファーストラヴ』の配信が収益に貢献しました。また、デジタル映画
  鑑賞券「ムビチケ」やスタジオ事業等では、一部で新型コロナウイルス感染症拡大による映画館席数制限、時短営
  業の影響が見られたものの、前年の水準からは回復しております。
   アニメでは、『蜘蛛ですが、なにか?』、『聖女の魔力は万能です』の配信による収入に加え、『Re:ゼロから
  始める異世界生活』や『この素晴らしい世界に祝福を!』をはじめとした当社アニメIPの他社ゲームへの活用によ
  る権利許諾が引き続き収益貢献しました。海外へのアニメ配信、権利許諾収入も成長しており、増収増益に寄与し
  ております。
   この結果、当事業の売上高は162億45百万円(前年同期比22.8%増)、セグメント利益(営業利益)は10億27百
  万円(前年同期比22.0%増)となりました。




                                 - 2 -
                           株式会社KADOKAWA (9468) 2022年3月期 第2四半期決算短信


[ゲーム事業]
 ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っておりま
す。
 当第2四半期連結累計期間においては、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』等、旧作のリピート販売が減少しまし
た。また共同・受託開発事業では、新作を発売した前年からの反動と開発スケジュールの見直しにより減収となり
ました。
 この結果、当事業の売上高は48億26百万円(前年同期比41.9%減)、セグメント利益(営業利益)は6億23百万
円(前年同期比77.8%減)となりました。


[Webサービス事業]
 Webサービス事業では、動画コミュニティサービスの運営、各種イベントの企画・運営、モバイルコンテンツの
配信等を行っております。
 動画コミュニティサービスでは、動画配信サービス「ニコニコ」の月額有料会員(プレミアム会員)が9月末に
は147万人となり、前年9月末からは減少となっております。しかしながら、有料生放送、生放送番組にアイテム
を贈る「ギフト」、広告など収益源の多様化への取組みにより業績が安定的に推移しております。各種イベントの
企画・運営では、4月開催の「ニコニコネット超会議2021」をネット及び一部リアルで、8月開催の「Animelo
Summer Live 2021」をリアルで開催するなど好評を博し、売上に貢献しました。
  この結果、当事業の売上高は109億66百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益(営業利益)は12億51百万
円(前年同期比3.4%増)となりました。

[その他事業]
 その他事業では、教育事業、キャラクターグッズ及びイベント参加券付CDの企画・販売等のMD事業、IP体験施設
を運営するコトビジネス等を行っております。
 教育事業においては、インターネットによる通信制高校であるN高等学校・S高等学校で生徒数が順調に増加して
おり、同校等に教育コンテンツの提供を行う㈱ドワンゴの収益貢献により、引き続き好調に推移しました。また、
クリエイティブ分野の人材育成スクールを運営する㈱バンタンでも前年に名古屋校を開校する等の積極的な投資の
中で、売上、利益ともに引き続き成長しております。コトビジネスにおいては、角川武蔵野ミュージアム、アニメ
ホテル、イベント事業、飲食事業などの商業施設を展開するところざわサクラタウンが2020年11月6日にグランド
オープンし、売上に寄与しました。
 この結果、当事業の売上高は113億5百万円(前年同期比32.6%増)、セグメント損失(営業損失)は9億64百
万円(前年同期 営業損失14億57百万円)となりました。




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                          株式会社KADOKAWA (9468) 2022年3月期 第2四半期決算短信


(2)財政状態に関する説明
  ①資産、負債、純資産の状況
   当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて9億75百万円増加し、2,706億23百万円と
  なりました。これは主に売上債権の回収等により受取手形及び売掛金が減少した一方、棚卸資産の増加や保有株式
  の時価の上昇等により投資有価証券が増加したことによるものであります。
   負債は、前連結会計年度末に比べて57億7百万円減少し、1,344億15百万円となりました。これは主に未払金及
  び未払法人税等が減少したことによるものであります。
   純資産は、前連結会計年度末に比べて66億83百万円増加し、1,362億7百万円となりました。これは主に配当金
  の支払い等により利益剰余金が減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことにより利益剰余
  金が増加し、保有株式の時価総額増加によりその他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。

  ②キャッシュ・フローの状況
   営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上等により、44億2百万円の収入(前年
  同期は25億26百万円の収入)となりました。
    投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形固定資産の取得や定期預金の預け入れ等により、
  40億43百万円の支出(前年同期は11億82百万円の支出)となりました。
   財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い(1株当たり20円増配)等により、30億56百万円の支出
  (前年同期は18億94百万円の支出)となりました。
   以上の結果、為替換算差額も含めて23億2百万円の支出となり、現金及び現金同等物の当四半期末残高は、535
  億85百万円となりました。
   当社グループの短期運転資金は基本的に自己資金より充当し、設備投資資金や長期運転資金につきましては、事
  業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境を勘案の上、金融機関からの長期借入や社債発行及び株式発行に
  より適宜調達を行っております。
   また、複数の金融機関と総額150億円のコミットメントライン契約を締結し、流動性を補完しております。な
  お、当第2四半期連結会計期間末の借入実行残高はありません。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   当第2四半期連結累計期間につきましては、当社の主力事業でありメディアミックスの源泉である出版セグメン
  トにおいて、海外事業や権利許諾の拡大、電子書籍事業の成長を背景に、同セグメントの売上・営業利益が大きく
  伸長したことから、当社グループ全体で好調な業績を収めることができました。
   2022年3月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の終息時期がいまだ不透明な状態
  が続いているものの、そのような環境下においても利益面を中心とした第2四半期までの好調な進捗と、それをけ
  ん引した事業の成長領域が今後も順調に推移するとの想定に基づき、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に
  帰属する当期純利益、EBITDAについて、2021年4月30日に公表した予想を修正いたします。
   詳細につきましては、本日(2021年10月29日)公表いたしました「2022年3月期通期連結業績予想の修正に関す
  るお知らせ」をご覧ください。




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                      株式会社KADOKAWA (9468) 2022年3月期 第2四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                     (単位:百万円)
                          前連結会計年度               当第2四半期連結会計期間
                         (2021年3月31日)             (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                           79,042                 78,552
   受取手形及び売掛金                        42,648                 38,988
   契約資産                                 -                   2,186
   棚卸資産                             20,757                 22,912
   前払費用                              1,385                  1,888
   預け金                               4,129                  2,964
   その他                               6,739                  7,384
   貸倒引当金                             △799                   △774
   流動資産合計                          153,904                154,102
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物                       37,213                 40,245
      減価償却累計額                      △7,358                 △8,419
      建物及び構築物(純額)                  29,854                 31,825
     機械及び装置                         2,728                  2,538
      減価償却累計額                      △1,844                 △1,487
      機械及び装置(純額)                      884                  1,051
     工具、器具及び備品                      9,689                  9,944
      減価償却累計額                      △7,088                 △7,288
      工具、器具及び備品(純額)                 2,600                  2,655
     土地                            26,011                 26,011
     建設仮勘定                         12,571                  9,512
     その他                              755                  1,028
      減価償却累計額                       △515                   △579
      その他(純額)                         240                    449
     有形固定資産合計                      72,161                 71,505
   無形固定資産
     ソフトウエア                             5,161              5,250
     のれん                                  362                465
     その他                                1,447              1,876
     無形固定資産合計                           6,971              7,592
   投資その他の資産
     投資有価証券                         29,671                 30,995
     退職給付に係る資産                          47                     70
     繰延税金資産                          1,204                    666
     保険積立金                           2,139                  2,323
     差入保証金                           3,016                  2,887
     その他                               822                    765
     貸倒引当金                           △290                   △287
     投資その他の資産合計                     36,610                 37,423
   固定資産合計                          115,744                116,521
 資産合計                              269,648                270,623




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                   株式会社KADOKAWA (9468) 2022年3月期 第2四半期決算短信



                                               (単位:百万円)
                       前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                      (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                     25,266              24,524
   短期借入金                            459                 273
   1年内返済予定の長期借入金                 10,000                  -
   未払金                            9,676               7,341
   未払法人税等                         3,173               1,930
   前受金                           11,362                  -
   契約負債                              -                8,175
   預り金                            3,832               6,690
   賞与引当金                          4,154               3,977
   ポイント引当金                          268                  -
   返品引当金                          6,490                  -
   返金負債                              -                5,292
   株式給付引当金                          312                 292
   役員株式給付引当金                        522                 158
   その他                            3,826               4,370
   流動負債合計                        79,347              63,029
 固定負債
   長期借入金                         55,000              65,000
   繰延税金負債                           615               1,162
   退職給付に係る負債                      3,686               3,614
   その他                            1,474               1,608
   固定負債合計                        60,776              71,386
 負債合計                           140,123             134,415
純資産の部
 株主資本
   資本金                           25,624              25,624
   資本剰余金                         44,821              44,854
   利益剰余金                         56,215              60,054
   自己株式                         △8,943              △8,609
   株主資本合計                       117,719             121,924
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                   8,751               9,671
   為替換算調整勘定                         445               1,015
   退職給付に係る調整累計額                     425                 361
   その他の包括利益累計額合計                  9,622              11,048
 非支配株主持分                          2,182               3,235
 純資産合計                          129,524             136,207
負債純資産合計                         269,648             270,623




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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
 (四半期連結損益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                                   (単位:百万円)
                        前第2四半期連結累計期間         当第2四半期連結累計期間
                         (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                          至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
売上高                                 97,553              104,811
売上原価                                62,125               68,351
売上総利益                               35,427               36,460
販売費及び一般管理費                          27,580               26,521
営業利益                                 7,847                9,938
営業外収益
 受取利息                                  94                   33
 受取配当金                                362                  331
 持分法による投資利益                            81                  211
 物品売却益                                 28                   26
 その他                                  177                  146
 営業外収益合計                              743                  749
営業外費用
 支払利息                                  50                    49
 為替差損                                 395                    26
 その他                                    4                     7
 営業外費用合計                              450                    83
経常利益                                8,140                10,604
特別利益
 持分変動利益                                14                   -
 固定資産売却益                               10                   44
 投資有価証券売却益                             11                   29
 関係会社株式売却益                             -                   100
 特別利益合計                                36                  174
特別損失
 投資有価証券評価損                             48                    19
 事業構造改善費用                             434                    75
 その他                                    4                    -
 特別損失合計                               487                    94
税金等調整前四半期純利益                        7,689                10,684
法人税等                                2,687                 3,134
四半期純利益                              5,001                 7,550
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
                                    △204                   433
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益                    5,206                7,116




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 (四半期連結包括利益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                              (単位:百万円)
                    前第2四半期連結累計期間        当第2四半期連結累計期間
                     (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                      至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)
四半期純利益                          5,001               7,550
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                   4,053                 919
 為替換算調整勘定                       △122                  648
 退職給付に係る調整額                      △78                 △63
 持分法適用会社に対する持分相当額                △24                   35
 その他の包括利益合計                     3,827               1,539
四半期包括利益                         8,829               9,089
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                9,061               8,542
 非支配株主に係る四半期包括利益                △231                  547




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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                 (単位:百万円)
                            前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
                             (自 2020年4月1日    (自 2021年4月1日
                              至 2020年9月30日)  至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前四半期純利益                          7,689         10,684
 減価償却費                                 1,930          2,420
 のれん償却額                                   35            317
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                     185          △186
 返品引当金の増減額(△は減少)                      △1,207             -
 返金負債の増減額(△は減少)                           -          △1,235
 賞与引当金の増減額(△は減少)                         113          △176
 受取利息及び受取配当金                           △456           △365
 持分法による投資損益(△は益)                        △81           △211
 売上債権の増減額(△は増加)                        3,069             -
 売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)                     -           1,705
 棚卸資産の増減額(△は増加)                       △2,330         △2,044
 仕入債務の増減額(△は減少)                       △3,348          △862
 前受金の増減額(△は減少)                        △2,296             -
 契約負債の増減額(△は減少)                           -          △3,530
 その他                                     610            645
 小計                                    3,913          7,160
 利息及び配当金の受取額                             688            612
 利息の支払額                                 △45            △50
 法人税等の支払額                             △2,029         △3,319
 営業活動によるキャッシュ・フロー                      2,526          4,402
投資活動によるキャッシュ・フロー
 定期預金の純増減額(△は増加)                      12,315         △1,506
 有形固定資産の取得による支出                      △12,388          △787
 無形固定資産の取得による支出                      △1,591          △1,409
 投資有価証券の取得による支出                         △10            △42
 投資有価証券の売却による収入                           71            130
 連結の範囲の変更を伴う子会社持分の取得による支出                 -           △184
 その他                                     421          △243
 投資活動によるキャッシュ・フロー                    △1,182          △4,043
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の純増減額(△は減少)                          62          △210
 長期借入れによる収入                                -          10,000
 長期借入金の返済による支出                             -         △10,000
 非支配株主からの払込みによる収入                          -             504
 配当金の支払額                              △1,888         △3,289
 その他                                     △68            △60
 財務活動によるキャッシュ・フロー                     △1,894         △3,056
現金及び現金同等物に係る換算差額                        △123             394
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                     △674         △2,302
現金及び現金同等物の期首残高                         38,151         55,887
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額
                                         371              -
(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高                       37,849         53,585




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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。

 (会計方針の変更)
  (収益認識に関する会計基準等の適用)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
 等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
 又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
  これにより、主に出版事業及び映像事業における一部の取引について、従来は、顧客から受け取る対価の総額を
 収益として認識しておりましたが、顧客への財又はサービスの提供における当社グループの役割が代理人に該当す
 る取引については、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識する方法に変更してお
 ります。
  また、主に出版事業において、従来、販売費及び一般管理費に計上していた売上リベート等の顧客に支払われる
 対価については、売上高から控除して表示する方法に変更しております。
  収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
 り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
 結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
  この結果、従来の方法と比べて、当第2四半期連結累計期間の売上高が52億41百万円減少しております。なお、
 営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高
 が11百万円増加しております。
  収益認識会計基準等の適用に伴い、前連結会計年度の連結貸借対照表において「流動資産」に表示していた「受
 取手形及び売掛金」の一部を第1四半期連結会計期間より「契約資産」に含めて表示し、「流動負債」に表示して
 いた「前受金」を「契約負債」に含めて表示しております。
  また、「流動負債」に表示していた「返品引当金」については「返金負債」へ科目名称を変更しております。
  なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
 により組替えを行っておりません。

 (時価の算定に関する会計基準等の適用)
  「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
 う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
 準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
 が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、当第2四半期連結累計期間の四
 半期連結財務諸表に与える影響はありません。


 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  該当事項はありません。




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  (セグメント情報)
     前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
      報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                     (単位:百万円)
                         報告セグメント                                                       四半期連結損益
                                                          その他                 調整額
                                                                    合計                  計算書計上額
                                              Web         (注)1                (注)2
                出版       映像        ゲーム                                                   (注)3
                                             サービス
売上高

外部顧客への売上高       59,556   13,069    8,287       10,823      5,790    97,527        25      97,553
セグメント間の内部
                   573      163       13             37    2,737     3,524    △3,524          -
売上高又は振替高
      計         60,129   13,232    8,301       10,861      8,527    101,051   △3,498      97,553
セグメント利益又は
                 4,680      842    2,804        1,209     △1,457     8,079     △232        7,847
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、教育事業等を含んでおります。
   2.セグメント利益又は損失の調整額△232百万円の主な内訳は、セグメント間取引消去0百万円、各報告セグメ
       ントに配分していない全社収益20百万円、全社費用△254百万円であります。
   3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

       当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
        1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                     (単位:百万円)
                         報告セグメント                                                       四半期連結損益
                                                          その他                  調整額
                                                                     合計                 計算書計上額
                                              Web         (注)1                (注)2
                出版       映像        ゲーム                                                   (注)3
                                             サービス
売上高

外部顧客への売上高       64,424   16,160     4,782      10,896      8,547    104,811       -       104,811
セグメント間の内部
                   693        85      44             70    2,757      3,651   △3,651          -
売上高又は振替高
      計         65,117   16,245     4,826      10,966      11,305   108,462   △3,651      104,811
セグメント利益又は
                 9,379    1,027      623        1,251      △964      11,318   △1,379       9,938
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、教育事業等を含んでおります。
   2.セグメント利益又は損失の調整額△1,379百万円の主な内訳は、セグメント間取引消去7百万円、各報告セグ
     メントに配分していない全社費用△1,387百万円であります。
   3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

          2.報告セグメントの変更等に関する事項
            (会計方針の変更)に記載のとおり、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3
           月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したた
           め、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。
            当該変更により、従来の方法と比べて、当第2四半期連結累計期間の売上高は、主に出版事業で47億38
           百万円減少し、映像事業で4億38百万円減少しております。なお、セグメント利益に与える影響は軽微で
           あります。




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(重要な後発事象)
 (株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)
   当社は、2021年10月29日開催の取締役会において、株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更を行うことを
  決議いたしました。

 1.株式分割の目的
    株式分割を行い、投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、当社株
   式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としております。

 2.株式分割の概要
 (1)分割の方法
     2021年12月31日(当日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には12月30日)を基準日として、同日
    最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式を、1株につき2株の割合をもって分
    割いたします。

 (2)分割により増加する株式数
     株式分割前の発行済株式総数           70,892,060株
     今回の分割により増加する株式数         70,892,060株
     株式分割後の発行済株式総数          141,784,120株
     株式分割後の発行可能株式総数         520,000,000株

 (3)株式分割の日程
     基準日公告日                2021年12月15日
     基準日                   2021年12月31日
     効力発生日                 2022年1月1日

 (4)1株当たり情報に及ぼす影響
     当該株式分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は、以下のとおりで
    あります。
                    前第2四半期連結累計期間       当第2四半期連結累計期間
                     (自 2020年4月1日       (自 2021年4月1日
                      至 2020年9月30日)      至 2021年9月30日)
     1株当たり四半期純利益                42円29銭             55円16銭
    (注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
       せん。

 (5)その他
     今回の株式分割に際し、資本金の額の変更はありません。

 3.定款の一部変更
 (1)変更の理由
     上記の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、2022年1月1日を効力発生日として、
    当社定款の一部(発行可能株式総数)を変更いたします。

 (2)定款変更の内容
     変更の内容は下記のとおりです。
                                      (下線は変更箇所を示しております。)
              現行定款                         変更後
      (発行可能株式総数)                  (発行可能株式総数)
      第6条                         第6条
      当会社の発行可能株式総数は、2億6千万株と       当会社の発行可能株式総数は、5億2千万株と
      する。                         する。

 (3)定款変更の日程
     取締役会決議日               2021年10月29日
     効力発生日                 2022年1月1日




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