9468 KADOKAWA 2021-02-04 15:30:00
2021年3月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2021 年 2 月 4 日
各   位

                               会 社   名   株 式 会 社    K A D O K A W A
                               代表者名      代表取締役社長         松 原 眞 樹
                                         (コード番号:9468 東証第一部)
                               問合せ先      取締役 執行役員 CFO    安 本 洋 一
                                             (TEL.03-5216-8212)


        2021 年 3 月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

 当社は、2020 年 10 月 29 日に公表した 2021 年 3 月期の通期連結業績予想及び配当予想を下記のとおり
修正いたしましたので、お知らせいたします。

                                     記

1.2021 年 3 月期 通期連結業績予想の修正(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
                                           親会社株主に帰属     1 株当たり
                  売上高     営業利益    経常利益     する当期純利益      当期純利益
                                                                      EBITDA
                  百万円    百万円    百万円            百万円           円 銭        百万円
   前回発表予想(A) 208,000     10,500 11,000         7,300        118.52      15,000
   今回発表予想(B) 206,000     14,000 14,000          9,500       154.21      18,700
   増減額(B-A)      △2,000   3,500  3,000          2,200           ‐        3,700
   増減率(%)          △1.0    33.3   27.3           30.1           ‐         24.7
   (ご参考)  前期実績
                 204,653  8,087  8,787          8,098       130.12      12,948
   (2020 年 3 月期)
(注)EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費

2.連結業績予想修正の理由
当第 3 四半期連結会計期間につきましては、主力の出版セグメントにおいて、紙書籍事業の多くの作品ジャンルの
売上が堅調に推移するとともに返品率が大幅に改善しました。また、電子書籍事業においても市場拡大による成長
が継続したことにより、同セグメントの営業利益が大きく伸長いたしました。映像セグメントにおいても、映画館
の席数制限等によるマイナス影響は継続しているものの、アニメ事業の海外配信や他社ゲーム等への権利許諾の拡
大により、    営業利益が伸長しています。この結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益、EBITDA
の全ての利益項目において、第3四半期連結累計期間としては、過去最高の業績を達成いたしました。
2021 年 3 月期の通期連結業績予想につきましては、政府から再び緊急事態宣言が発出されるなど、新型コロナウイ
ルス感染症の終息時期はいまだ不透明な状態が続いているものの、第 3 四半期までの業績進捗に基づき、売上高、
営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、EBITDA を、上記の通り修正いたしました。




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3.2021 年 3 月期 配当予想の修正
                                                   年間配当金
                 第 1 四半期末     第 2 四半期末          第 3 四半期末       期末                合計
                       円 銭          円 銭               円 銭             円 銭              円 銭
  前回発表予想                  -          0.00                -            30.00            30.00
                                                             (普通配当   30.00)   (普通配当   30.00)
  今回発表予想                  -             -               -             50.00            50.00
                                                             (普通配当   40.00)   (普通配当   40.00)
                                                             (記念配当   10.00)   (記念配当   10.00)
   当期実績                              0.00               -                 -                -
   前期実績                                                               30.00            30.00
                          -          0.00               -
 (2020 年 3 月期)                                               (普通配当   30.00)   (普通配当   30.00)

4.配当予想修正の理由
当社は、株主をはじめとするステークホルダーに対する利益配分を継続的に実施することを重要な経営課題と認識
しております。同時に、その前提として永続的な企業経営を行うことが必要であると考えており、そのためには、企
業体質を強化すること、将来の事業展開に備え内部留保を充実させることが必要条件であると考えております。そ
の上で、株主の皆様への利益還元を、各期の経営成績を考慮に入れ検討していく所存です。
この方針に基づき、2021 年 3 月期の通期連結業績予想を修正したことを勘案し検討した結果、2021 年 3 月期の配
当予想につきましても前回発表予想から 10 円増配の 40 円に修正いたします。
また、当社は 2020 年 11 月 10 日をもって、創業 75 周年を迎えました。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係
各位の長年にわたるご支援の賜物と心より感謝申し上げます。つきましては、ご支援いただいております株主の皆
様への感謝の意を表すため、2021 年 3 月期の配当においては、1株当たり 10 円の記念配当を実施させていただく
ことといたしました。これにより、2021 年3月期の1株当たり期末配当は、普通配当 40 円に創業 75 周年記念配当
10 円を加え、合計 50 円を予定しております。

(注)上記の通期連結業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。
実際の業績は、今後様々な要因により、予想値と異なる結果となる可能性があります。

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