9449 GMO 2019-11-12 15:31:00
2019年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月12日
上 場 会 社 名 GMOインターネット株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9449 URL https://www.gmo.jp/
代表取締役会長兼社長
代 表 者 (役職名) (氏名) 熊谷 正寿
グループ代表
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長 (氏名) 安田 昌史 (TEL) 03-5456-2555
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 2019年12月16日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( ライブ配信のみ )
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第3四半期 147,013 7.2 19,930 15.1 19,291 16.8 6,615 7.6
2018年12月期第3四半期 137,164 22.0 17,318 44.4 16,509 40.3 6,149 62.5
(注) 包括利益2019年12月期第3四半期 13,144百万円( △11.6%) 2018年12月期第3四半期14,866百万円( 129.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第3四半期 57.92 57.16
2018年12月期第3四半期 53.42 52.67
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第3四半期 813,122 101,749 6.5
2018年12月期 752,454 96,421 7.0
(参考) 自己資本 2019年12月期第3四半期 52,509百万円 2018年12月期 52,422百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、前連結会計年度については当該会計基準等を遡って適用した後の数値を記載してお
ります。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 6.00 6.20 5.50 11.80 29.50
2019年12月期 6.00 6.00 7.20
2019年12月期(予想) - -
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
当社グループの事業である「インターネット金融事業」「仮想通貨事業」「インキュベーション事業」は、
経済情勢や金融市場、仮想通貨など市場環境の影響を受けることから、業績予想を行うことが困難であるため、
連結業績及び配当予想を非開示といたします。なお、子会社のGMOフィナンシャルホールディングス株式会
社において、外国為替証拠金取引高、株式委託売買代金、顧客口座数等の営業指標や営業収益を月次で開示し
ております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
除外 1社 (社名) GMO VenturePartners投資事業有限責任組合
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期3Q 113,242,987株 2018年12月期 115,096,887株
② 期末自己株式数 2019年12月期3Q 1,880株 2018年12月期 4,004株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期3Q 114,206,329株 2018年12月期3Q 115,087,944株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当社は、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向33%を目途に、四半期ごとに配当するこ
とを目標としておりますが、業績予想を行うことが困難であるため、現時点における配当予想額が未定
となっております。配当予想額の開示が可能となった時点で速やかに開示を行う予定です。
当社は、2019年11月12日にライブ配信での決算説明会を開催する予定です。その模様及び説明内容
(音声)については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載す
る予定です。
GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………9
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………9
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ……………………………………………………………10
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ……………………………………………10
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ……………………………………………10
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 …………………………………………10
3.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………11
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………11
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………13
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………15
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………15
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………15
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………15
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………16
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結
会計年度との比較・分析を行っております。
(1)経営成績に関する説明
◆当第3四半期連結累計期間(2019年1月~9月)業績の概要
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額 増減率
連結累計期間 連結累計期間
売上高 137,164 147,013 9,849 7.2%
営業利益 17,318 19,930 2,611 15.1%
経常利益 16,509 19,291 2,781 16.8%
親会社株主に帰属する
6,149 6,615 466 7.6%
四半期純利益
当社グループは「すべての人にインターネット」のコーポレートキャッチのもと、成長性の高いインターネッ
ト市場に経営資源を集中しています。当該市場は、スマートフォンなどデバイスの普及および多様化、ソーシャ
ルメディアの利用、クラウド・人工知能・ブロックチェーンなど新たなテクノロジーの登場、また、企業間取引
(BtoB)・個人間取引(CtoC)・O2O・IoTといった新しい動きもあり、高成長が続いています。このような背景
のもと、インターネット市場は今後も更なる成長が見込まれ、インターネット上のデータ量・トランザクション
は級数的に増加し、インターネットのインフラ・サービスインフラを提供する当社グループの収益機会もますま
す拡大すると考えています。
このような良好な事業環境のもと、(1)多くのサービスが国内No.1となっているインターネットインフラ事業
は、当該事業の総契約件数が1,000万件を突破するなど、決済事業・EC支援事業・アクセス事業をはじめ各事業が
好調に推移しました。(2)インターネット広告・メディア事業は、ネット広告市場の変化に対応すべく、自社
商材の機能強化・販売に注力しました。広告代理事業は好調に推移したものの、自社アドネットワーク商材は品
質向上に向けた掲載基準の厳格化により軟調な推移となり、また一部既存商材の販売終了の影響がありました。
(3)インターネット金融事業は、外国為替市場における年初の相場急変による店頭FX取引の一時的な収益性の
低下、ボラティリティの低下を背景とする取引高の減少はあるものの、ビッグデータ解析などの改善施策により、
高い収益率を維持しています。(4)仮想通貨事業は、仮想通貨マイニング事業における事業再構築によるコス
ト削減効果に加え、仮想通貨交換事業における前年同期の一時的なポジション評価損がなくなったこともあり黒
字転換となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は147,013百万円(前年同期比7.2%増)、営業利益
は19,930百万円(同15.1%増)、経常利益は19,291百万円(同16.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益
は6,615百万円(同7.6%増)となりました。
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
<当第3四半期連結累計期間(2019年1月~9月)セグメント毎の売上高・営業利益の状況>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 増減額 増減率
インターネットインフラ事業
売上高 73,679 84,469 10,789 14.6%
営業利益 8,284 10,961 2,676 32.3%
インターネット広告・メディア事業
売上高 34,746 34,965 219 0.6%
営業利益 436 406 △29 △6.8%
インターネット金融事業
売上高 23,206 21,829 △1,376 △5.9%
営業利益 8,495 6,704 △1,790 △21.1%
仮想通貨事業
売上高 5,912 4,975 △937 △15.9%
営業利益 △375 872 1,248 -
インキュベーション事業
売上高 2,306 2,959 652 28.3%
営業利益 1,438 2,045 607 42.2%
その他
売上高 1,132 1,605 472 41.7%
営業利益 △1,010 △1,116 △106 -
調整額
売上高 △3,818 △3,789 28 -
営業利益 50 56 5 -
合計
売上高 137,164 147,013 9,849 7.2%
営業利益 17,318 19,930 2,611 15.1%
◆当第3四半期連結会計期間(2019年7月~9月)業績の概要
前第3四半期 当第3四半期
増減額 増減率
会計期間 会計期間
売上高 45,894 50,975 5,081 11.1%
営業利益 5,535 8,972 3,437 62.1%
経常利益 5,172 8,638 3,465 67.0%
親会社株主に帰属する
1,917 2,580 663 34.6%
四半期純利益
当四半期は、顧客基盤の拡大に伴い順調な伸びとなったインターネットインフラ事業、FX取引高の増加があっ
たインターネット金融事業が好調に推移しました。さらに、インキュベーション事業において投資先のIPOに伴う
保有株式の売却益の計上があり、最高業績を更新しました。
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
<当第3四半期連結会計期間(2019年7月~9月)セグメント毎の売上高・営業利益の状況>
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増減額 増減率
会計期間 会計期間
インターネットインフラ事業
売上高 25,465 28,544 3,079 12.1%
営業利益 2,930 3,762 832 28.4%
インターネット広告・メディア事業
売上高 11,466 11,315 △151 △1.3%
営業利益 59 64 5 9.3%
インターネット金融事業
売上高 7,493 7,958 464 6.2%
営業利益 2,585 2,919 333 12.9%
仮想通貨事業
売上高 2,619 1,572 △1,046 △40.0%
営業利益 104 424 320 307.5%
インキュベーション事業
売上高 107 2,483 2,375 -
営業利益 △71 1,919 1,990 -
その他
売上高 142 283 141 99.1%
営業利益 △91 △135 △43 -
調整額
売上高 △1,400 △1,180 219 -
営業利益 18 17 △1 -
合計
売上高 45,894 50,975 5,081 11.1%
営業利益 5,535 8,972 3,437 62.1%
当四半期のセグメント別の業績は以下のとおりです。
①インターネットインフラ事業
当該セグメントにおいては、インターネットビジネスを手掛けるお客様のビジネス基盤となるインフラ・サー
ビスインフラをワンストップで提供しています。主な商材は、インターネットにおける住所となる「ドメイン」、
データを保管するための「サーバー」、ネットショップ導入のためのシステムを提供する「EC支援」、マネタイズ
に必須の「決済」、これら取引の安全を図る「セキュリティ」です。これら5大商材全てを自社グループ内で開
発・提供しており、いずれも国内トップシェアを有しています。この他、個人向けにインターネット接続サービス
を提供するアクセス事業を運営しています。当該セグメントの各事業別の業績は下記のとおりです。
1)ドメイン事業
当該事業では、他のインフラ商材の起点となる事業であり、低価格戦略による顧客基盤の拡大を継続していま
す。当四半期のドメイン登録・更新数は135万件(前年同期比1.8%増)、当四半期末の管理累計ドメイン数は686万
件(同10.6%増)、売上高は2,204百万円(同4.9%増)となりました。
2)クラウド・ホスティング事業
当該事業では、お客様の利用ニーズの多様化に対応するため、共用サーバー・専用サーバー・VPS・クラウドの
各サービスにおいて、多ブランド展開を行なっています。当四半期末の契約件数は86.7万件(前年同期比1.8%
増)、売上高は3,606百万円(同0.2%減)となりました。
3)EC支援事業
当該事業では、ネットショップ導入のためのシステムを提供するASPカートサービス、CtoCハンドメイドマーケ
ット『minne』、O2O支援サービスなどを展開しています。ASPカートサービスでは、当四半期末の有料店舗数が7.0
万(前年同期比4.0%減)となったものの、上位プランの利用が進み顧客単価が上昇しています。また『minne』で
は、認知度拡大を目的とした大規模なプロモーションから、効率的な運用へと移行した結果、流通金額は27.7億円
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(同4.3%減)となりました。これらの結果、売上高は2,984百万円(同13.9%増)となりました。
4)セキュリティ事業
当該事業では、GMOクラウドの連結子会社であるGMOグローバルサインが『GlobalSign』ブランドを世界展開し
ています。常時SSL化の浸透という追い風の中、大手顧客への直販、販売代理店の活用により国内外のシェア拡大
を進めています。当四半期においては、主力市場である欧州で円高ポンド安の影響があったものの、発行枚数は堅
調に推移し、売上高は1,543百万円(前年同期比2.6%増)、海外売上高比率は60%超となりました。
5)決済事業
当該事業では、GMOペイメントゲートウェイを中核として、総合的な決済関連サービスおよび金融関連サービス
を展開しています。決済代行事業については、主にオンライン課金分野・継続課金分野と対面分野における決済代
行サービスの拡大に取り組んでいます。当四半期においては、オンライン課金分野・継続課金分野は、EC市場が順
調に拡大を続けるなか、割賦販売法の改正の影響もあり、大手加盟店の開拓が順調に推移しました。また、金融関
連サービスについては、「GMO後払い」や早期入金サービス、送金サービスが順調に伸長しました。
これらの結果、決済処理件数・決済処理金額が順調に増大し、売上高は8,418百万円(前年同期比15.2%増)と
なりました。
6)アクセス事業
当該事業では、個人向けのインターネット接続サービスを提供しています。製品ラインナップを拡充し、ウェ
ブマーケティングを中心に販売を伸ばし、またOEM販売も進んだことから、当四半期末の契約回線数は172万件(前
年同期比31.9%増)、売上高は8,603百万円(同24.7%増)と大きく伸長しています。
以上、これらを含めたインターネットインフラ事業セグメントの売上高は28,544百万円(前年同期比12.1%
増)、営業利益は決済事業・アクセス事業の増収効果に加え、『minne』のプロモーションコストの適正化もあり
3,762百万円(同28.4%増)と大きく伸長しました。
②インターネット広告・メディア事業
当該セグメントにおいては、インターネットビジネスを手掛けるお客様の集客支援サービスを提供していま
す。当該セグメントの各事業別の業績は下記のとおりです。
1)インターネット広告事業
当該事業では、広告代理、アドプラットフォームの提供など総合的なネット広告サービスを提供しています。
スマートフォン向けアドネットワーク『AkaNe』、コンテンツ集客に特化した広告配信プラットフォーム(DSP)
『ReeMo』といった自社アドネットワーク商材は品質向上に向けた掲載基準の厳格化の影響が一服し、復調がみら
れました。これらの結果、売上高は7,779百万円(前年同期比1.5%減)となりました。
2)インターネットメディア事業
当該事業では、自社メディアの運営を通じた広告枠の提供、集客支援サービスを提供しています。ECメディア
は堅調に推移したものの、10代女子向けメディアは、サイト訪問者数・広告単価の減少が続き、弱含みで推移しま
した。また、中小企業向けの既存商材の販売を第1四半期に終了した影響もあり、売上高は2,729百万円(前年同期
比4.0%減)となりました。
以上、これらを含めたインターネット広告・メディア事業セグメントの売上高は11,315百万円(前年同期比1.3
%減)、営業利益は64百万円(同9.3%増)となりました。引き続き、市場のニーズをとらえた自社商材の開発・
販売に注力してまいります。
③インターネット金融事業
当該セグメントにおいては、GMOフィナンシャルホールディングスの連結子会社であるGMOクリック証券を中核
として、個人投資家向けのインターネット金融サービスを展開しています。当四半期末における取引口座数は、店
頭FX口座が83.5万口座(前年同期比12.2%増)、証券取引口座が40.7万口座(同13.7%増)と顧客基盤の拡大が続い
ています。当該セグメントの売上・利益の過半を占める店頭FX取引においては、ビッグデータ解析などの改善施策
により収益率は過去最高水準となっていることに加え、外国為替市場のボラティリティ上昇により取引高の増加が
ありました。
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
以上、インターネット金融事業セグメントの売上高は7,958百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は2,919百
万円(同12.9%増)となりました。
④仮想通貨事業
当該セグメントにおいては、仮想通貨の「マイニング」、「交換」に関わる事業を展開しています。当該セグ
メントの各事業別の業績は下記のとおりです。
1)仮想通貨マイニング事業
当該事業では、マイニングセンターの運営を行なっています。当該事業は事業再構築の過渡期にあり、採掘能
力を示す自社ハッシュレートが一時的に低下したことにより、当社のBTC採掘量が減少したため、売上高は487百万
円(前年同期比61.0%減)となりました。
2)仮想通貨交換事業
当該事業では、GMOフィナンシャルホールディングスの連結子会社であるGMOコインが、仮想通貨の現物取引、
レバレッジ取引を提供しています。取引口座数は28.9万口座(前年同期比47.0%増)と顧客基盤の拡大が続いてい
ます。一方、証拠金取引のレバレッジを7月末から仮想通貨交換業協会の自主規制規則を早期適用し引き下げたこ
とも影響し、売上高は1,085百万円(前年同期比20.8%減)となりました。
以上、仮想通貨事業セグメントの売上高は1,572百万円(前年同期比40.0%減)、営業利益は仮想通貨マイニン
グ事業が事業再構築によるコスト削減効果により黒字転換したことから424百万円(同307.5%増)となりました。
⑤インキュベーション事業
当該セグメントにおいては、キャピタルゲインを目的としたインターネット関連企業への投資、事業拡大への
支援、企業価値向上支援を行なっております。投資先のIPOに伴う保有株式の売却があったことから、売上高は
2,483百万円、営業利益は1,919百万円となりました。
(参考1)
四半期ごとの経営成績および財政状態の推移
(単位:百万円)
2018 3Q 2018 4Q 2019 1Q 2019 2Q 2019 3Q
売上高 45,894 48,013 46,863 49,174 50,975
営業利益 5,535 4,468 5,000 5,957 8,972
経常利益 5,172 2,626 4,886 5,766 8,638
親会社株主に帰属する四
半期純利益又は親会社株
1,917 △26,856 2,024 2,010 2,580
主に帰属する四半期純損
失(△)
総資産 779,900 752,454 771,614 774,316 813,122
自己資本 48,550 52,422 53,012 50,577 52,509
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(参考2)
セグメント・事業別四半期業績推移
(単位:百万円)
Ⅰセグメント別売上高
2018 3Q 2018 4Q 2019 1Q 2019 2Q 2019 3Q
インターネットインフラ事業
アクセス事業 6,902 7,333 7,744 8,429 8,603
ドメイン事業 2,100 2,132 2,234 2,380 2,204
クラウド・ホスティング事業 3,614 3,604 3,549 3,610 3,606
EC支援事業 2,620 3,019 3,038 2,816 2,984
セキュリティ事業 1,503 1,573 1,580 1,563 1,543
決済事業 7,304 8,182 7,838 8,027 8,418
その他 1,418 1,283 1,504 1,607 1,183
合計 25,465 27,129 27,489 28,434 28,544
インターネット広告・メディア事業
インターネット広告事業 7,895 8,282 8,341 8,064 7,779
インターネットメディア事業 2,842 2,832 2,934 2,746 2,729
インターネットリサーチ・その他事
728 934 800 762 805
業
合計 11,466 12,049 12,076 11,573 11,315
インターネット金融事業
合計 7,493 7,512 6,397 7,474 7,958
仮想通貨事業
仮想通貨交換事業 1,369 1,053 507 1,494 1,085
仮想通貨マイニング事業 1,249 1,280 786 613 487
合計 2,619 2,334 1,294 2,108 1,572
インキュベーション事業
合計 107 7 328 147 2,483
小計 47,152 49,033 47,586 49,738 51,873
その他 142 394 414 908 283
調整額 △1,400 △1,415 △1,137 △1,471 △1,180
売上高 45,894 48,013 46,863 49,174 50,975
Ⅱセグメント別営業利益
2018 3Q 2018 4Q 2019 1Q 2019 2Q 2019 3Q
インターネットインフラ事業 2,930 3,157 3,615 3,583 3,762
インターネット広告・メディア事業 59 326 246 95 64
インターネット金融事業 2,585 2,263 1,469 2,315 2,919
仮想通貨事業 104 △986 △229 678 424
インキュベーション事業 △71 △216 114 11 1,919
小計 5,608 4,545 5,216 6,683 9,090
その他 △91 △96 △193 △788 △135
調整額 18 19 △23 61 17
営業利益 5,535 4,468 5,000 5,957 8,972
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(参考3)
各セグメントの事業の内容
事業区分 主要業務
・「.shop」、「.tokyo」などのドメインを管理するレジストリ事業
ドメイン事業 ・『お名前.com』、『ムームードメイン』、『VALUE-DOMAIN』で展開するレジ
ストラ事業
・『お名前.comレンタルサーバー』、『GMOアプリクラウド』、『ConoHa by
GMO』、『Z.com Cloud』、『GMOクラウドVPS』、『GMOクラウドALTUS』、
クラウド・ホステ
『GMOクラウド Private』、『KaKing』、『ロリポップ!』、『heteml』、
ィング事業
『30days Album』などで展開する共用サーバー、VPS、専用サーバー、クラ
ウドの提供・運用・管理・保守を行うホスティングサービス
・『カラーミーショップ』、『MakeShop』で展開するネットショップ構築の
ASPサービス
・CtoCハンドメイドマーケット『minne』の運営
インターネット EC支援事業
・オリジナルグッズ作成・販売サービス『SUZURI』、『canvath』の運営
インフラ事業
・EC事業者・020事業者向け支援サービスなど
・Web制作・運営支援・システムコンサルティングサービスなど
・『クイック認証SSL』、『企業認証SSL』などのSSLサーバー証明書、『コー
セキュリティ事業 ドサイニング証明書』、『PDF文書署名用証明書』、『クライアント証明
書』などの電子証明書発行サービス
・通販・EC事業者向け『PGマルチペイメントサービス』、公金・公共料金等の
『自治体・公共機関向けクレジットカード決済サービス』などの総合的な
決済事業
決済関連サービス及び『早期入金サービス』、『トランザクションレンデ
ィング』、『GMO 後払い』などの金融関連サービス
アクセス事業 ・『GMOとくとくBB』などのインターネット接続サービス
・リスティング広告、モバイル広告、アドネットワーク広告、リワード広告、
インターネット広 アフィリエイト広告などの総合的なインターネット広告サービス
告事業
・企画広告制作サービス
・10代女子向けコミュニティサイト『prican』、プログラミング教育ポータル
『コエテコ』、ポイントサイト『ポイントタウン』、ゲームプラットフォ
インターネット広 ーム『ゲソてん』、共同購入型クーポンサイト『くまポン』、ブログ
インターネット
告・メディア事業 『JUGEM』などのインターネットメディアの運営及び自社メディアへの広告
メディア事業
配信
・SEMメディア事業
SEOの販売
インターネットリ
・インターネットリサーチシステムの提供・リサーチパネルの管理・運営
サーチ・その他事
『GMOリサーチ・クラウド・パネル』など
業
インターネット金融 インターネット金
・オンライン証券取引、外国為替証拠金取引(FX)などの運営
事業 融事業
仮想通貨交換事業 ・仮想通貨の現物取引・レバレッジ取引の提供
仮想通貨事業 仮想通貨マイニン
・マイニングセンターの運営
グ事業
インキュベーション ベンチャーキャピ
・インターネット関連企業を中心とした未上場会社への投資事業
事業 タル事業
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
<資産、負債及び純資産の状況>
(資産)
当四半期連結会計期間末(2019年9月30日)における資産合計は、前連結会計年度末(2018年12月31日)に比べ
60,667百万円増加し、813,122百万円(8.1%増)となっております。主たる変動要因は、証券業等における顧客資産の変
動により諸資産(証券業等における預託金・証券業等における信用取引資産・証券業等における有価証券担保貸付金・
証券業等における短期差入保証金・証券業等における支払差金勘定)が35,769百万円増加(7.8%増)、前渡金が増加し
たこと等によりその他流動資産が11,785百万円増加(16.7%増)、預り仮想通貨が5,960百万円増加(42.9%増)、現金及
び預金が3,264百万円増加(2.3%増)有形固定資産が2,962百万円増加(28.9%増)したことであります。
(負債)
当四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ55,339百万円増加し、711,372百万円(8.4%
増)となっております。主たる変動要因は、証券業等における顧客資産の変動により諸負債(証券業等における預り
金・証券業等における信用取引負債・証券業等における受入保証金・証券業等における受取差金勘定・証券業等におけ
る有価証券担保借入金)が42,962百万円増加(10.9%増)、借入金が23,708百万円増加(26.2%増)、未払金が9,218百
万円減少(25.4%減)、預り仮想通貨が5,960百万円増加(42.9%増)、未払法人税等が4,180百万円減少(57.7%減)した
ことであります。
(純資産)
当四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,327百万円増加し、101,749百万円(5.5%
増)となっております。主たる変動要因は、利益剰余金が3,887百万円増加(26.5%増)(親会社株主に帰属する四半期
純利益の計上により6,615百万円の増加、配当金の支払いにより2,728百万円の減少など)、自己株式の消却等により資
本剰余金が3,602百万円減少(11.6%減)、非支配株主持分が5,234百万円増加(11.9%増)したことであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年12月期においては、インターネットインフラ事業を中心に、売上高・営業利益ともに増収増益を計画して
おります。一方、①仮想通貨事業における仮想通貨の価格変動、グローバルハッシュレートの動向、また②インタ
ーネット金融事業における経済情勢や市況環境の影響、さらに③インキュベーション事業におけるキャピタルゲイ
ンの発生時期・金額など現時点で合理的に予測することが困難である項目が存在しております。したがいまして、
2019年12月期の連結業績予想につきましては開示しておりません。
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
第2四半期連結会計期間において、連結子会社でありましたGMO VenturePartners投資事業有限責任組合は、
2019年5月30日付で清算結了したため、連結の範囲から除外しております。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
該当事項はありません。
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
3.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 144,096 147,361
受取手形及び売掛金 20,725 20,598
営業投資有価証券 7,006 8,075
預り仮想通貨 13,903 19,864
証券業等における預託金 269,696 290,790
証券業等における信用取引資産 81,551 92,159
証券業等における有価証券担保貸付金 7,558 9,393
証券業等における短期差入保証金 57,579 55,006
証券業等における支払差金勘定 40,282 45,088
その他 70,702 82,488
貸倒引当金 △2,570 △2,669
流動資産合計 710,532 768,155
固定資産
有形固定資産 10,240 13,202
無形固定資産
のれん 1,843 1,097
ソフトウエア 5,818 6,592
その他 8,451 7,870
無形固定資産合計 16,113 15,560
投資その他の資産
投資有価証券 7,617 7,905
繰延税金資産 4,971 4,831
その他 7,168 7,633
貸倒引当金 △4,189 △4,167
投資その他の資産合計 15,567 16,202
固定資産合計 41,922 44,966
資産合計 752,454 813,122
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 10,833 9,293
短期借入金 80,820 102,408
未払金 36,363 27,145
預り仮想通貨 13,903 19,864
証券業等における預り金 43,131 45,332
証券業等における信用取引負債 24,995 38,567
証券業等における受入保証金 309,449 329,061
証券業等における受取差金勘定 5,589 2,435
証券業等における有価証券担保借入金 12,714 23,444
未払法人税等 7,240 3,060
賞与引当金 1,684 1,318
役員賞与引当金 752 216
前受金 7,644 9,598
預り金 55,881 53,931
その他 9,886 10,427
流動負債合計 620,892 676,107
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 17,450 17,374
長期借入金 9,522 11,642
繰延税金負債 274 205
その他 6,306 4,723
固定負債合計 33,553 33,944
特別法上の準備金
金融商品取引責任準備金 1,587 1,320
特別法上の準備金合計 1,587 1,320
負債合計 656,033 711,372
純資産の部
株主資本
資本金 5,000 5,000
資本剰余金 30,981 27,378
利益剰余金 14,678 18,565
自己株式 △7 △2
株主資本合計 50,651 50,941
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 789 1,017
繰延ヘッジ損益 0 5
為替換算調整勘定 981 545
その他の包括利益累計額合計 1,771 1,567
新株予約権 77 84
非支配株主持分 43,920 49,155
純資産合計 96,421 101,749
負債純資産合計 752,454 813,122
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 137,164 147,013
売上原価 69,201 74,858
売上総利益 67,963 72,155
販売費及び一般管理費 50,645 52,225
営業利益 17,318 19,930
営業外収益
受取配当金 307 82
その他 336 488
営業外収益合計 644 570
営業外費用
支払利息 230 118
支払手数料 131 77
持分法による投資損失 503 667
為替差損 277 204
その他 311 141
営業外費用合計 1,453 1,209
経常利益 16,509 19,291
特別利益
仮想通貨マイニング事業再構築損失戻入益 - 862
投資有価証券売却益 735 -
金融商品取引責任準備金戻入額 238 266
その他 119 220
特別利益合計 1,093 1,350
特別損失
投資有価証券評価損 135 507
減損損失 242 1,206
その他 135 174
特別損失合計 514 1,888
税金等調整前四半期純利益 17,088 18,753
法人税、住民税及び事業税 6,645 6,059
法人税等調整額 △125 △36
法人税等合計 6,520 6,022
四半期純利益 10,568 12,730
非支配株主に帰属する四半期純利益 4,419 6,115
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,149 6,615
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 10,568 12,730
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,140 887
繰延ヘッジ損益 6 4
為替換算調整勘定 121 △296
持分法適用会社に対する持分相当額 29 △181
その他の包括利益合計 4,297 413
四半期包括利益 14,866 13,144
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 7,542 6,412
非支配株主に係る四半期包括利益 7,324 6,732
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年2月12日開催の取締役会決議に基づき、2019年5月1日から2019年6月20日までの期間に自己株
式1,853,900株を3,109百万円で取得いたしました。また、2019年7月16日開催の取締役会決議に基づき、2019年7
月23日付で自己株式1,853,900株を消却いたしました。この消却により、資本剰余金が3,109百万円、自己株式が
3,109百万円それぞれ減少しております。
これらの結果等により、当第3四半期連結会計期間末において、資本剰余金は27,378百万円、自己株式は2百万
円となっております。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
インター 連結損益
インター その他 調整額
ネット インター インキュ 計算書
ネット 仮想通貨 (注)1 (注)2
広告・ ネット ベーショ 計 計上額
インフラ 事業 (注)3
メディア 金融事業 ン事業
事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 73,206 31,508 23,248 5,868 2,306 136,139 1,025 - 137,164
セグメント間の内部
472 3,237 △42 43 - 3,711 106 △3,818 -
売上高又は振替高
計 73,679 34,746 23,206 5,912 2,306 139,850 1,132 △3,818 137,164
セグメント利益
8,284 436 8,495 △375 1,438 18,278 △1,010 50 17,318
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、モバイルエンターテイメント事業
及びカルチャー支援事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額50百万円は、セグメント間内部取引消去であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「インターネットインフラ事業」セグメントにおいて、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減
損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間において242百万円であります。
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GMOインターネット株式会社(9449) 2019年12月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期
インター 連結損益
インター その他 調整額
ネット インター インキュ 計算書
ネット 仮想通貨 (注)1 (注)2
広告・ ネット ベーショ 計 計上額
インフラ 事業 (注)3
メディア 金融事業 ン事業
事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 83,922 31,932 21,771 5,030 2,959 145,616 1,397 - 147,013
セグメント間の内部
546 3,032 57 △55 - 3,581 208 △3,789 -
売上高又は振替高
計 84,469 34,965 21,829 4,975 2,959 149,198 1,605 △3,789 147,013
セグメント利益
10,961 406 6,704 872 2,045 20,990 △1,116 56 19,930
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、モバイルエンターテイメント事業
及びカルチャー支援事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額56百万円は、セグメント間内部取引消去であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「インターネットインフラ事業」、「インターネット広告・メディア事業」、「その他事業」セグメントにおい
て、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間におい
て、「インターネットインフラ事業」916百万円、「インターネット広告・メディア事業」31百万円、「その他事
業」259百万円であります。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期
間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示
しております。
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