9449 GMO 2020-06-11 16:00:00
連結子会社である孫会社(GMOフィナンシャルゲート株式会社)の上場承認に関するお知らせ [pdf]
2020 年 6 月 11 日
各 位
住 所 東京都渋谷区桜丘町 26 番 1 号
会 社 名 GMO インターネット株式会社
代表取締役会 長兼社長
代 表 者 熊谷 正寿
グ ル ー プ 代 表
(コード番号 9449 東証第一部)
取 締 役 副 社 長
問い合わせ先 グ ル ー プ 代 表 補 佐 安田 昌史
グループ管理部門統括
T E L 03-5456-2555(代)
U R L https://www.gmo.jp
連結子会社である孫会社(GMO フィナンシャルゲート株式会社)の上場承認に関するお知らせ
本日、株式会社東京証券取引所より当社の連結子会社である孫会社 GMO フィナンシャルゲート株式会社(以下、
GMO フィナンシャルゲート)の東京証券取引所マザーズへの新規上場が承認されましたので、下記のとおりお知らせい
たします。
記
1. GMO フィナンシャルゲートの上場について
(1) 当社グループにおける GMO フィナンシャルゲートの位置づけ
当社グループは、「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチに掲げ、1995 年のプロバイダーサービスの提
供を皮切りにインターネット事業を開始し、現在ではインターネットインフラ事業を中心として、インターネット広告・メディア
事業、インターネット金融事業、仮想通貨事業を展開する総合インターネット企業グループとなっています。
インターネットインフラ事業の決済事業では、当社の連結子会社である GMO ペイメントゲートウェイ株式会社(以下、
GMO ペイメントゲートウェイ)を中核として、総合的な決済関連サービスおよび金融関連サービスを展開しています。GMO
フィナンシャルゲートは、その連結子会社(当社の孫会社)として、対面決済分野においてクレジットカード決済、デビット
カード決済等の決済代行サービスを提供しております。
(2) 上場の目的
GMO フィナンシャルゲートが立脚する対面決済分野は、キャッシュレス化の拡大や、キャッシュレス決済におけるセキュ
リティの強化が国家レベルの課題となっていることを背景に、事業機会は益々増大しております。
上場することに伴う社会的信用度・知名度の向上や、調達資金の活用によるシステム及びサービス開発の強化等によ
り、対面決済サービス事業者として社会インフラの一翼を担い社会的使命を果たすとともに、中長期にわたる継続的な事
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業拡大が期待できます。
(3) GMO フィナンシャルゲートの株式保有方針
GMO フィナンシャルゲートの株式は、GMO ペイメントゲートウェイが保有しており、同社におけるその株式保有方針は
下記のとおりとなっております。
すなわち、「決済のキャッシュレス化・オンライン化の進行に伴い、GMO ペイメントゲートウェイグループが関わる決済ビ
ジネスは、対面決済分野と非対面決済分野が融合しながら大きな変化を遂げてきており、それに伴って GMO ペイメント
ゲートウェイ及び GMO フィナンシャルゲートの事業機会も益々増大しております。
各々が立脚する領域で強みを発揮し事業成長を目指すことに加え、グループシナジーの実現に最大限の努力をする
ことがグループ全体の成長、そして GMO フィナンシャルゲートの成長を加速させるものと考えております。
このような環境下においては、本上場後も GMO ペイメントゲートウェイの株式保有割合を過半以上に維持し、グループ
シナジーを追求し事業推進していくことが、企業価値の向上に資するものと考えております。
GMO ペイメントゲートウェイは、GMO フィナンシャルゲートを連結子会社として維持していく予定ですが、同社の独立
性を尊重し、より自律的な経営を行うことを支持してまいります。また本上場を通じ、ステークホルダーとの直接的な対話の
充実により企業価値向上を実現していくことを期待しています。」というものです。
なお、当社といたしましても、GMO ペイメントゲートウェイの当該株式保有方針を支持するものです。
2. 連結子会社である孫会社の状況
(1) 名称 GMO フィナンシャルゲート株式会社
(2) 代表者 代表取締役社長 杉山 憲太郎
(3) 所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目 14 番6号
(4) 設立年月日 1999 年9月
(5) 資本金 11 億 7,330 万円(2019 年9月 30 日現在)
(6) 事業内容 対面決済分野におけるクレジットカード決済、デビットカード決済等の決済代行サービス提供
3. 上場に伴う株式売り出しおよび募集株式発行に関する概要
(1) 公募による募集株式の発行 240,000 株
(2) 引受人の買取引受による株式の売出し 208,800 株
(3) オーバーアロットメントによる株式売出し 67,300 株 (上限)
4. 所有株式数および所有割合
(1) 現在の所有株式数 2,332,590 株
(所有割合:64.8%、発行済株式数 3,595,170 株)
(2) 上場に伴う新株発行後の所有株式数 2,332,590 株
(所有割合:60.8%、予定発行済株式数 3,835,170 株)
※上記の内容は、GMO ペイメントゲートウェイを通じた間接保有によるものです。
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※所有割合が変動しておりますが、上場に伴う新株発行が行なわれた場合、希薄化が生じるためです。
※予定発行済株式数には、オーバーアロットメントによる株式売出し(上限 67,300 株)は含まれておりません。
5. 当社における子会社上場の方針
当社グループでは、各社がそれぞれ独立した立場で経営を行なっており、子会社の上場についても各社の意思決定
に委ねております。したがって、今回の GMO フィナンシャルゲートにおける意思決定についても同様であります。
また、当社グループは、創業の精神として「スピリットベンチャー宣言」を掲げ、その中で「会社は、仲間・株主・お客様、
かかわるすべての方が幸せになるための道具です。バロメーターは笑顔です。」と掲げています。この前提のもと、上場を
通じて知名度並びに社会的信用力を向上させることで優秀な人材を確保し、No.1 サービスを提供することで、お客様の
笑顔、結果としての利益創出を通じたグループ企業価値の向上、ひいては、少数株主に対する適切な利益還元が可能と
見込まれる子会社については、上場を維持する方針です。
なお、現時点において、GMO フィナンシャルゲート以外の親子上場の予定はありません。
6. 今後の見通し
本上場後も連結子会社を維持するため、本件による連結業績に与える影響は軽微となります。
以 上
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