9446 J-サカイHD 2021-11-16 18:00:00
2021年9月期(第31期)決算説明会資料 [pdf]

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2021年11月16日

2021年9月期(第31期) 決算説明会資料




                         証券コード:9446
                                 2




本資料中の、将来に関する記述は、経済環境、市場動向などの変化
により、大きく変動する可能性があります。将来の業績その他の動
向について保証するものではなく、また実際の結果と比べて違いが
生じる可能性があることにご留意下さい。
サカイホールディングスグループの概要① ~ 再生可能エネルギー中心に6つの事業セグメント ~                                 3


► 再生可能エネルギー分野への積極的な投資を中心に、生活インフラとして不可欠なもの
 になったモバイルのほか、保険代理店、葬祭等、ライフデザインに即したサービスをワン
 ストップで提供し、SDGs達成への貢献とグループの企業価値最大化に努めています。


                                                               東証JASDAQ上場
                      (グループ企業の経営管理、再生可能エネルギー)                 (証券コード:9446)

出資比率    100%            68.5%           100%          100%            65%

     エスケーアイ        セントラルパートナーズ   エ ケ ア マ ー メ ト
                                  ス ー イ ネ ジ ン    エスケーアイ開発     エスケーアイフロンティア
      (モバイル)         (保険代理店)          (葬祭)       (不動産賃貸管理等)    (ビジネスソリューション)



                                                      SoftBank半田
会社名      株式会社                                         (愛知県半田市)
         サカイホールディングス
所在地      名古屋市中区千代田
         五丁目21番20号
設立       1991年3月
                                 エスケーアイ嵐山発電所
資本金      7億4,741万円               (埼玉県嵐山町)

市場       東証JASDAQスタンダード
         2001年4月上場
従業員数     648人
         (連結/契約社員等を含む)
2021年9月末現在                       葬儀会館                 立体駐車場
                                 ティア知多                エスケーアイパーク法王町
                                 (愛知県知多市)             (名古屋市千種区)
サカイホールディングスグループの概要② ~ 経営理念等 ~                     4


► 経営環境が大きく変化するなか、創立30年、株式上場20年の節目に、今後の経営の拠り所
  となる新たな経営理念等を策定しました。


 (1)コーポレートスローガン
              SA    KA         I
              最 高 ・ 輝 き ・ イ ン パ ク ト
                   ~Start challenging~
  常に最高を求め挑戦し続け、自身と未来が輝くように、また、お客さまと社会に“感動という衝撃”
  を与えられる企業であり続けたいというコンセプトが込められています。

 (2)経営理念(わたしたちの使命・存在意義)

              時代のニーズに先駆けて常に挑戦し、
         未来志向の価値創出と、持続可能な事業・社会を実現する


 (3)経営ビジョン(わたしたちが実現したい未来)
  ・ カーボンニュートラルの実現に寄与する再生可能エネルギー事業の発展的展開
  ・ セグメント事業を通じた地域社会への生活インフラ提供
  ・ SDGsの理念に基づく事業領域への新規ビジネス展開
  サカイホールディングスグループの概要③                      ~ EBITDA*の推移 ~                                      5


                                                          ビジネスソリューション事業 参入
        再エネEBITDA       その他セグメントEBITDA                    2018年~
                                                                                   (単位:百万円)

                                                                                           2,052
                                                                  持株会社体制
                                           再エネ事業 参入                                1,879
1991年 設立                                                          2017年~
                                           2013年~
  1994年~ モバイル事業 参入

                                                                               1,475
                                                                       1,381
          不動産賃貸管理事業 参入             葬祭事業 参入
          2007年~                   2009年~

 保険代理店事業 参入
 2006年~




*EBITDA…営業利益+減価償却費+のれん償却額で算出、事業が生み出すキャッシュフロー。セグメント別のEBITDAは、セグメント間取引消去前のもので配賦不能費用は含まれていません
2021年9月期決算①   ~ 連結決算のハイライト ~                                               6


► グループ全体の売上は前期比▲1.2%の15,129百万円、EBITDAは前期比▲6.3%の2,339百万
  円、営業利益は▲16.5%の1,256百万円となった。
► モバイル事業においては低価格帯の携帯端末の販売数が増加したことにより手数料を含む
  売上の減少等で落ち込んだ一方、前期に、新規取得した太陽光発電所3ケ所と新規に営業
  開始した葬儀会館3ケ所が、それぞれ通期で寄与し、再生可能エネルギー及び葬祭事業の
  売上、EBITDA、営業利益が過去最高となった。


     百万円       2020年9月期     2021年9月期          前期比            計画比
                                         増減額    増減率     増減額     増減率


 売上高           15,314       15,129       ▲185   ▲1.2%   ▲858    ▲5.4%


 EBITDA*        2,497        2,339       ▲158   ▲6.3%    +34       +1.5%


 EBITDAマージン     16.3%        15.5%        ー         ー    ー         ー


 営業利益           1,504        1,256       ▲247 ▲16.5%     +34       +2.8%

 親会社株主に帰属する
 当期純利益            770          695        ▲74   ▲9.7%    +108   +18.5%

*営業利益+減価償却費+のれん償却額で算出、事業が生み出すキャッシュフロー。
2021年9月期決算②     ~ セグメント別売上高 ~                                          7




          百万円             2020年9月期     2021年9月期         前期比
                                                  増減額         増減率


  再生可能エネルギー                 2,243       2,414      +170       +7.6%


  モバイル                     11,082      10,191     ▲890        ▲8.0%


  保険代理店                     1,000       1,203      +202       +20.2%


  葬祭                          821         974      +153       +18.7%


  不動産賃貸管理                         72       72           0     +1.2%


  ビジネスソリューション                 109         285      +176     +161.9%


  *セグメント別の売上高はセグメント間取引消去前のものです。
2021年9月期決算③      ~ セグメント別EBITDA/営業利益 ~                                    8




           百万円             2020年9月期      2021年9月期           前期比
                                                      増減額         増減率

          再生可能エネルギー           1,879         2,052      +173       +9.2%
          モバイル                1,127          531      ▲595     ▲52.8%
          保険代理店                 24           128       +104    +429.1%
 EBITDA   葬祭                    75           165       +90     +119.2%
          不動産賃貸管理               33            38          +5   +15.3%
          ビジネスソリューション          ▲11            29       +41        ー
          セグメント利益調整額          ▲631         ▲608       ー           ー
          再生可能エネルギー           1,041         1,132      +90        +8.7%
          モバイル                1,083          499      ▲583     ▲53.9%
          保険代理店                 15           122       +106    +705.6%
 営業利益     葬祭                    11            91       +79     +670.2%
          不動産賃貸管理               10            16          +5   +49.6%
          ビジネスソリューション          ▲11            29       +41        ー
          セグメント利益調整額          ▲646         ▲635       ー           ー

*セグメント別のEBITDA、営業利益はセグメント間取引消去前のもので配賦不能費用は含まれていません。
2021年9月期決算④   ~ 連結の主なBS項目と健全性指標 ~                       9




   主なBS項目

      百万円     2020年9月末   2021年9月末           主な増減要因
有形固定資産          16,557     15,514   ↘
                                        再エネ事業等の減価償却費等
資産合計            27,972     26,783   ↘

純資産              3,748      4,390   ↗   利益剰余金の積み立て等

現預金              5,001      4,849   ↘

有利子負債           21,434     19,823   ↘
                                        長期借入金の返済等
Net有利子負債        16,433     14,974   ↘



  主な健全性指標

              2020年9月末   2021年9月末           主な増減要因
 自己資本比率         12.1%      15.0%    ↗   資産の減少、自己資本の増加
 Net有利子負債
                6.58倍      6.40倍    ↘   Net有利子負債の減少
 /EBITDA
 Net有利子負債                               Net有利子負債の減少、
                4.86倍      3.73倍    ↘
 /自己資本                                  自己資本の増加
2021年9月期決算⑤                 ~ 連結キャッシュ・フロー計算書 ~                                                       10




       百万円                    2020年9月期           2021年9月期                 主な増減要因
 営業活動によるCF                       2,659             1,733       ↘      EBITDAの減少、納税のタイミング等

 投資活動によるCF                     ▲2,817               ▲23        ↗      2020.9期は発電所3ケ所取得

 財務活動によるCF                           849          ▲1,863       ↘      長期借入金の返済による支出等

 現金及び現金同等物の
                                     691           ▲153        ↘
 増減額
 現金及び現金同等物の
                                 4,174             4,879       ↗
 期首残高
 現金及び現金同等物の
                                 4,879             4,726       ↘
 期末残高

                                                                                          (単位:百万円)
                                                       2,659
   1,941            1,889                                                    1733
                               855                                 849
                                           404

                                                                                    -23

                                                                                          -1863
           -2,311                 -2,655                     -2,817
      2018.9期                    2019.9期                    2020.9期             2021.9期

                                       営業CF       投資CF      財務CF
再生可能エネルギー事業①                 ~ サカイホールディングスグループの再エネ事業とは ~                                               11


               売上高                 :                  2,414百万円(前期比 +7.6%)
               EBITDA              :                  2,052百万円(前期比 +9.2%)
► 地球環境に負荷の少ない自然エネルギーを利用した発電事業
► 2021年9月末時点、15ケ所、設備容量49.4MWの太陽光発電所を自社所有し長期にわたり運営

❶ 運営開始以降、全ての発電所が安定稼働を継続
     • 比較的日射量*が多いとされる地域を中心に設置していること、また、自社エンジニアによる
       O&M(運転管理・保守点検管理)により、安定稼働を継続
                                                      *太陽から地表に降り注ぐ単位時間、単位面積あたりのエネルギー
❷ 分散型発電により自然災害が発生した際のリスクを分散
     • 東北、関東、東海、近畿、中国、九州と、全国の6地方に広く設置する分散型発電により、
       地震や台風等の自然災害が発生した際のリスクを分散

❸ FITによる安定したキャッシュフロー
     • いずれもFIT認定取得、20年間の固定価格買取制度により、新型コロナの影響を受けず、
       ストック収益として、安定したキャッシュフローが見込める
     • 買取単価別内訳は、設備容量ベースで 40円4%、36円88.2%、32円5.8%、24円1.9%

(2021年現在のFIT買取価格一覧)                 ※2017年度以降は表中に記載以上の容量は入札制度
                             参入時期別の買取価格(1kWhあたり) 税別                                               買取
年度    2012   2013   2014    2015       2016   2017※    2018※   2019※      2020※        2021※      期間

                             29円              21円       18円             12円(50㎾以上~   11円(50㎾以上~
買取                         (~6月末)                               14円      250㎾未満)      250㎾未満)     20
      40円    36円    32円                24円                     10㎾以上~
価格                           27円                               500㎾未満   13円(10㎾以上~   12円(10㎾以上~   年間
                                              10㎾以上~2,000㎾未満
                            (7月~)                                         50kW未満)     50kW未満)
再生可能エネルギー事業②                   ~ 太陽光発電所 全15ケ所                49.4MW ~                              12

                                      15ケ所
     設備容量MW            発電所数

                                     44.8   49.4   49.4
                       33.1   34.1                                     仙台青葉発電所
                                                                       約1.5MW/36円
    0.8   1.6    9.2


                                                           岩村発電所
             東員第1発電所            東員第2発電所                   約0.8MW/36円                  茨城牛久発電所

             約2.0MW/36円        約1.7MW/36円                                             約1.5MW/36円


    東広島発電所
                              柘植発電所
   約7.2MW/36円
                          約1.9MW/32円
熊本八代第1発電所
約1.0MW/36円

熊本八代第2発電所                                                                  嵐山発電所
約1.0MW/32円                                                               約2.0MW/40円


                               和歌山発電所                              新城発電所              千葉香取発電所
                              約24.0MW/36円                         約1.0MW/24円          約1.7MW/36円

                              伊賀猪田発電所                     岡崎発電所
                              約1.5MW/36円             約0.9MW/36円
再生可能エネルギー事業③    ~今後の成長に向けて ~                      13



    今後の成長イメージ


・これまで培ってきた強みを活かし、再生可能エネルギー事業への積極的な成長投資の検討を継続

           太陽光の安定ストック収益   その他再エネ・関連事業による成長
    事業規模




                                      13

                   現在地                       将来

再エネ事業における投資の考え方
⚫ 太陽光セカンダリー
→ 既存発電所とのシナジー及びFIT後も見据えた長期視点で検討
⚫ その他再エネ及び関連事業領域
 → 長期的視点で成長が期待できる領域の調査研究を継続し、当社グループの永続的な成長に
   寄与すべく幅広く検討
再生可能エネルギー事業④        ~日本における脱炭素化の動向 ~                                    14



► 2021年10月、日本政府が新たなエネルギー基本計画を閣議決定。再生可能エネルギーを「最優先に最大
  限導入する」と明記し、2030年度の電源に占める再エネ比率を2019年度実績の18%から36~38%まで
  引き上げ、そのうち太陽光は2019年実績比およそ2倍となる14~16%を目標として掲げている。



                   日本における再エネ比率の見通し
       100%


        80%


        60%


        40%                                     50~60%
                                                50~60%
                                                目標ではなく
        20%
                                   36~38%       議論するため
                                                目標ではなく
                                                議論するため
                                                 の参考値
                  18%                            の参考値
                                                として提示
                                   14~16%       として提示
         0%
                  6.7%
                2019年(実績)         2030年(目標)   2050年(参考値)

                            再エネ        太陽光

    資料) 資源エネルギー庁「エネルギー基本計画の概要(令和3年)」、「2050年カーボンニュートラルの実現に向けた検討(令和2年)」
 モバイル事業①            ~ 東海エリアを代表するSoftBankショップ代理店 ~                         15


                   売上高            :            10,191百万円(前期比 ▲8.0%)
                   EBITDA         :              531百万円(前期比 ▲52.8%)

               店舗数の推移
 ► ロードサイドを中心に、東海エリア30、関東エリア19、計49のSoftBank 系※
   ショップを全て直営展開、環境変化に柔軟かつスピーディに対応できる体制
 ► auショップを段階的に縮小するとともに、SoftBank系ショップの
   ドミナント化を実施、2021年1月末にauショップを完全撤退、SoftBank
   系ショップは愛知・静岡・神奈川に全体の85.7%を集中、エリア内のシェア
   アップを図るとともに近隣店舗の連携効率が飛躍的に向上

       SoftBank系のうち愛知・静岡・神奈川の比率
                                       85.7%
                     70.6%   70.0%
   67.3%   68.1%
                                           auショップ撤退
  10                  9
           9                  3
                                           • SoftBank46店舗
                                             (うちデュアル42店舗)
  52       47        51      50       49
                                           • Y!mobile3店舗


2017.9末 2018.9末 2019.9末 2020.9末 2021.9末                       愛知・静岡・神奈川に42店舗、
               SoftBank系 au
                                      ※SoftBank系…Y!mobile含む   全体の85.7%が集中
モバイル事業②                                                                 16


   携帯電話販売台数の推移

► 端末利用期間の長期化、オンライン経由の申込増加等により、全体の販売台数は横這い
  ながら、2020.9期における新型コロナ影響の反動、また、店舗のドミナント化により、
  SoftBank系※ブランドは反転
                                 88.5%    98.7%
         75.8%    77.5%  79.5%
   149,037
               136,203


                             105,626
    112,957     105,524                    91,124           91,091

                               83,971                         89,902
                                            80,658




   2017.9期     2018.9期       2019.9期       2020.9期          2021.9期
              総販売台数       SoftBank系 販売台数   SoftBank系 比率

                                                ※SoftBank系…Y!mobile含む
モバイル事業③                                                                                       17


    携帯電話以外のサービス
                                                                        ※1 店頭で取り次いだ
► 付属品、でんき、決済サービス等、                                                      PayPayのECサイト初回
  携帯電話以外のサービスが増加傾向                                                      利用件数で全国1位
► EC部門で全国№1※1                                                           (2020.10-2021.3)


 売上に占める携帯電話以外のサービスの比率                    ソフトバンクでんき取次件数
                                                                                  11,975
  14.3%     15.0%     19.3%     17.2%                                10,361
                                                        8,118

                                           3,746



 2018.9期   2019.9期   2020.9期   2021.9期    2018.9期     2019.9期        2020.9期      2021.9期


    お客さま満足度向上に向けた人材育成                      お客さま推奨度※3(2018.9末を100とした場合の推移)
                                                                              149 164
► 対面サービスを通じて地域のDX化を支える拠点と位                                            127               175
 置づけ、お客さま満足度向上に向けた人材育成に注力                          100 104      92
► ソフトバンク資格認定制度 ※2で全国トップクラスの合格率

 ※2 お客さまの立場で最適な商品やサービスをご提案できる人材の
 育成に向けた資格認定制度。エスケーアイ東海エリアはトップ、エ
 スケーアイ関東エリアは3位の合格率(2021/7/7時点)
                                                    ※3 NPS : Net Promoter Score
保険代理店事業①                                                 18


        売上高        :   1,203百万円(前期比 +20.2%)

        EBITDA     :     128百万円(前期比 +429.1%)

      チャネル
► 3ケ所のコールセンターを中心                     東北支店
  に、テレマーケティング、対面、                    (青森県青森市)
  オンライン等、お客さまニーズ
  に合わせたチャネルを通じて
                                  新潟支店
  保険のコンサル提案を展開                    (新潟県新潟市)
► 医療・介護等の第三分野を主力
  に、生命保険、損害保険を
  幅広く取り扱い


     取扱保険会社                                   本社
                                              (岐阜県大垣市)
► お客さまお一人おひとりのご意向に沿った
  ご提案ができるよう、様々な保険会社と提携
保険代理店事業②                                                                           19


     契約件数の推移

 ► 保有契約件数は着実に増加

                                                                          47,044
                                                            44,612
                          39,987           42,295
        36,642

                                                                      1,199



                   451                                528
                                     617

   10,821                                                            10,959
                  9,301                              9,319
                                    8,578




   2017.9期       2018.9期           2019.9期          2020.9期          2021.9期
      新規契約件数(コールセンター)                新規契約件数(対面)
                                     新規契約件数(対面)               期末保有契約件数
保険代理店事業③                                                              20



 保険金・給付金の支払実績
► 累計支払額は80億円突破
                  2020.9期      2021.9期
 期中支払額           11億4千万円       10億2千万円
 累計支払額           70億3千万円       80億5千万円
 ※支払金額の多い保険会社3社の合計



   お客さま満足度の向上
► お客さま満足度90%超

      2019年10月~2020年9月               2020年10月~2021年9月
         不満1.5   3.2 どちらでもない             不満   1.2     2.0   どちらでもない




                 満 足                                満 足
                 95.3                               96.8

         ※申込件数が多い保険会社3社の調査結果(お申込みいただいたお客さまを対象にした評価結果)
葬祭事業①     ~ 地域に密着した葬儀会館運営 ~                                              21


           売上高      :           974百万円(前期比 +18.7%)
           EBITDA   :           165百万円(前期比 +119.2%)

    会館ネットワーク
► 地域密着型の効率的な運営を目的に、2021年10月に三重県桑名市の「ティア桑名」を譲渡し、愛知県に
  拠点を集中。2021年10月末現在、尾張知多及び西三河エリアで8会館を運営、近隣店舗の高い連携効率を実現

                    知多                    東海名和                 東海中央
                    2011.11~              2011.11~             2020.9~


 名古屋市

 尾張知多エリア
 西三河エリア

                    西尾                    碧南                   幸田
                    2010.7~               2013.7~              2019.6~




                               安城桜井                  知立
                               2019.12~              2020.3~
葬祭事業②                                                                                                           22

► 地域密着の会館運営、知識と経験豊富な葬祭ディレクターによるお客さま本位の対応、ご要望に合わせ
  たきめ細かな料金プランの設定により、葬儀施行件数は前期比32%増と過去最多
► 将来のお客さま基盤となる「ティアの会※」会員数は着実に増加
                                                  ※入会金のみ・積立金0・年会費0で葬儀費用等の優遇が受けられる会員制度

        葬儀件数・葬儀単価の推移                                        「ティアの会」会員数の推移

                                                                                                       17,460
   1,057         1,057 998    1,022 1,024                  加入者数                 期末会員数
                                            935                                                      15,815
           974
                                                                                            11,350
   葬儀件数                葬儀単価 (千円)         955                                        9,074
                                                                            7,656
                                                                    6,881               2,648
                                                            5,954
                                   723                                                          2,337 2,307
                 561   565   586
  519   527                                                                     1,779

                                                                1,243
                                                        1,118           1,104




                                                   (注)会員数の実績につきましては、2021年10月に譲渡した「ティア桑名」分
                                                     は過年度を含め除いています
葬祭事業③   ~ 多様化するニーズへの対応 ~                                  23



► 少子高齢化、世帯人数の減少、コロナ禍等により、葬儀や供養のあり方が変化(家族葬等)
► 多様化する様々なニーズに対応し、お一人おひとりに合わせたご提案、サポートを実施


❶ 家族葬専用ホール(東海中央、2020年9月オープン)



                               ❷ 自宅からも参列できるオンライン葬儀(2020年8月~)




❸ 経験豊富な葬祭ディレクター※を全ての会館に配置


               ※葬儀を運営・進行する上で必要な知識と技術を有しているこ
               とを証明する厚生労働省認定資格。 葬儀は、突発的で、しかも
               短期間に行われるので、葬儀社のスタッフには、故人や喪主の
               ご意向、ご遺族や参列者のお気持ちに配慮しながら、葬儀を運
               営・進行できる能力が求められます。
葬祭事業④      ~国内の死亡者数の推移 ~                                                   24

► 葬儀の潜在需要は増加基調→2040年に推計では現在の1.2倍に(2020年死亡者数137.2万人 → 2040年167.9万人)

(万人)
                                                      1.2倍
180.0                                                           167.9

150.0
                                                 137.2

120.0


 90.0   82.0

 60.0


 30.0


  0.0




  資料) 厚生労働省「人口動態統計(令和2年)」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位推計
ビジネスソリューション事業             ~B to Bビジネス ~                25


           売上高            :      285百万円(前期比 +161.9%)
           EBITDA         :       29百万円(前期は▲11百万円)

► モバイル事業で培ったノウハウを活かし、Bto Bビジネスのプラットフォームとして2018年スタート

   主なサービスの契約件数
► 新電力※、モバイルを中心に法人のお客さまのコスト削減、業務効率化サポート
► テレワーク、DX化ニーズを着実に取り込むことでモバイル関連が大幅に伸長する一方、
  2021年初めの電力高騰の影響で新電力は減少
                2020.9期       2021.9期
SKI電気契約件数※          637         380
携帯電話販売台数            998        3,563
※ 光通信の100%子会社である電力小売事業者ハルエネが供給する電気




     法人のお客さま数
► 法人のお客さま数は大幅に増加、今後のソリューションビジ
  ネスの拡がりのベースに
                2020.9期       2021.9期
法人のお客さま数            718        1,232
ESGへの取り組み①          ~ Environment(環境) ~                             26


► 脱炭素・循環型社会を実現していくことを重要な経営課題と捉え、環境法令等の遵守はも
  とより、地域社会をはじめとするステークホルダーの皆さまと連携し、環境に配慮した持
  続可能な社会づくりに貢献してまいります。

 地球温暖化・気候変動対策
• 自ら発電事業者として太陽光発電所を運営(設備容量49.4MW)
• 業務運営において、省資源・省エネルギー化を推進
  (ハイブリッド車両導入、COOLBIZ、LED化、ペーパーレス化等)
自社太陽光発電所
                                    15ケ所
   設備容量MW           発電所数

                                  44.8   49.4   49.4
                    33.1   34.1

  0.8   1.6   9.2
                                                       和歌山発電所(24.0MW)



        循環型社会
• 事業所から排出されるごみの再資源化の取り組み(古紙商品化適格事業所認定等の再資源化に対応す
  る処理業者を選定し資源のリサイクル化を推進)
• リサイクルペーパー等のグリーン購入法適合商品、エコマーク商品など、環境負荷の少ない事務用品
  の購入を推進
• 社内外の契約、申請、手続きで使用する書類や報告書、会議資料の ペーパーレス化の積極的な推進
ESGへの取り組み②       ~Social(社会) ~                                                                     27


 ► お客さま・従業員をはじめ、あらゆるステークホルダーの基本的人権と、イノベーションの源泉
   である多様性を尊重します

  女性活躍/ワークライフバランス
• 働くママの相談窓口「ママコンシェ
  ルジュ」等
• 希望するキャリアをエントリーできる
  「キャリアチェンジ」制度
• ワークスタイルの変革(テレワーク推                                                               女性活躍推進法に基づく「えるぼし」
  進、時差出勤)                             「あいち女性輝きカンパニー   」     名古屋市「子育て支援企業認定」       の認定取得
                                      認証取得(2019年12月エス アイ)
                                                     ケー     認定取得(2020年1月エスケーアイ)   (2020年5月セントラルパートナーズ)


      SDGs普及促進
• 自社オリジナルVtuberによる情報発信
  (SNS、愛知県昭和警察署広報大使、SDGs AICHI
  EXPO2020,2021広報大使)
• eラーニング研修動画付検定「SDGsエバンジェリ
  スト検定」の開発(2021.9)、国内の大手旅行会社
  であるJTBとの販売代理契約(2021.9)
                                 自社Vtuberキャラクター SDGs伝導師ノア
                                                                  SDGsエバンジェリスト検定 企業認定証盾
(従業員の状況:対象会社 サカイホールディングスグループ6社)
                  2017.9期 2018.9期 2019.9期                           2020.9期         2021.9期
 従業員数(名) 契約社員等を含む          636          690                 730             656              648
 社員数(名)                    433          506                 558             525              510
 女性社員比率(%)               49.4%       45.8%              46.1%            47.2%            47.3%
 女性ライン管理職比率(%)           20.4%       19.0%              42.0%            24.8%            21.8%
ESGへの取り組み③     ~Governance(企業統治) ~                                                        28


► 社内取締役と社外取締役のバランスのとれた取締役会及び指名報酬諮問委員会により、社外
  の視点を経営に十分に活用するとともに経営の意思決定の透明性及び公正性を確保していま
  す。

                                                            取締役会の構成(2021年9月末)
 コーポレートガバナンス
• 取締役等の指名や報酬等に関する評価・決定プロセスの透明性等の強                                    社外
  化を図るべく、「指名報酬諮問委員会」を設置                                          社内  取締役
  → 半数以上は独立社外取締役または独立社外監査役とし、                                    取締役 3名
    委員長は独立社外取締役または独立社外監査役から選任                                    5名

  コンプライアンス                                                                  女性取締役1名
• コンプライアンス経営の徹底、内部統制システムの一段の強化を図るべく、
  社長を委員長とする「コンプライアンス委員会」を設置
• 社外窓口(専門の弁護士事務所)を選択できる「コンプライアンス相談窓口」を設置

(取締役・監査役の人数)
     (名)          2017.9期       2018.9期       2019.9期         2020.9期       2021.9期
取締役                         6             6             6               8             8
 社外取締役                      2             2             2               3             3
 女性取締役                      0             0             0               1             1
監査役                         3             3             3               3             3
 社外監査役                      2             2             2               2             2
 女性監査役                      1             1             1               1             1
株主還元①       ~ 1株あたり配当金・配当性向の推移 ~                                                                          29


► 配当性向30%以上を基本とし、配当による還元拡充を着実に実現
► 2022年9月期の配当は、1株あたり3円増配し、年間28円とさせていただく方針
► 今後も安定配当を継続するとともに、健全性、収益性とのバランスや成長投資の機会を考慮しつつ、
  株主還元の拡充に取り組んでいく
                                                                                           予想
                                                                                            28
                                                            25       25       25      25
                                                   23                                             90.0%
           配当金              配当性向
                                          20                     77.5%
                                               68.9%                      70.2%
                                 15                                                               60.0%
           54.4%                                        54.7%                                  予想
      10       10       10                                                    33.3%    37.1%   43.8%
                                      40.8%
                    30.5%
                                                                                                  30.0%
                             29.9%


                                                                                                  0.0%




     2016.9期~ 中間配当実施                           2021.9期~ 株主優待制度拡充

    株価収益率(PER) ※1                      10.70倍             ※1 株価は2021/11/15終値684円、収益は2022/9期業績予想の一株
主                                                            あたり当期純利益63.90円(2021/11/15公表)
な   株価純資産倍率(PBR) ※1,2                    1.76倍
                                                          ※2 純資産は2021/9月末の一株あたり純資産388.36円
指   配当利回り※1,4                                 4.1%        ※3 2021/9期の親会社株主に帰属する純利益÷自己資本、期首・期末平均
標
    ROE※3                                18.8%            ※4 2022/9期年間配当(予想)
株主還元②    ~ 株主優待制度の変更(拡充)~                                                          30


► 創立30年、株式上場20年を記念し、日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を一層高
  め、より長く保有していただくことを目的に、株主優待制度を拡充

       変更(拡充)の内容
                                         保有株式数別贈呈ポイント一覧
                                                    進呈ポイント数
         従来の内容           新たな内容            保有株式数
                                                  初年度   2年目以降
対象となる    500株以上                           500株~599株       3,000 point    3,300 point
 株主様    保有する株主様
                           同左
                                          600株~699株       4,000 point    4,400 point
      2,000円相当の       保有株式数に応じて           700株~799株       5,000 point    5,500 point
優待内容   (20)
        オリジナル        3,000~最大16,500※      800株~899株       6,000 point    6,600 point
     カタログギフト進呈        の優待ポイント進呈           900株~999株       7,000 point    7,700 point
長期保有                                     1,000株~1,999株
 特典
          なし               あり                             8,000 point    8,800 point
                                         2,000株~2,999株 12,000 point     13,200 point
                     ※ 3,000株以上保有の株主様に
                       2年目以降に進呈するポイント      3,000株以上      15,000 point   16,500 point

株主優待ポイントの使用方法
• 保有する株主優待ポイント数に応じて、ブランド牛・スイーツ・銘酒等のグルメ、家電製品、体験ギフト等、
  2,000種類以上の商品からお好みの商品と交換できます。
• 保有する株主優待ポイントは翌年に繰り越すことができます(ポイント繰り越しは一定の条件があり1回のみ)
• 他のプレミアム優待倶楽部導入企業の株主優待ポイントと合算が可能な共通株主優待コイン「WILLsCoin」
  と交換できます。
 進 呈 条 件 :2021年以降、毎年9月末日に株主名簿に、5単元(500株)以上保有する株主様として記載されること。
 繰 越 条 件 :翌年9月末日において株主名簿に同一株主番号で連続2回以上かつ5単元(500株)以上お持ちの株主様として記載された
          場合にのみ繰り越せます(1回のみ)。9月末日の権利確定日までに株主番号が変更された場合、ポイントは失効します。
 長期保有特典:2021年以降、9月末日の株主名簿に、同一株主番号で連続2回以上かつ5単元(500株)以上お持ちの株主様として記載さ
          れた方へ長期保有特典として初年度の1.1倍のポイントを進呈いたします。
2022年9月期業績予想①     ~ HD連結 ~                                      31




  2021年11月15日時点

                    2021年9月期       2022年9月期
        百万円                                          変化
                       (実績)           (予想)
                                              増減額         増減率


  売上高                 15,129         14,854   ▲274    ▲1.8%


  EBITDA*              2,339          2,318   ▲20     ▲0.9%


     EBITDAマージン        15.5%         15.6%     ー          ー


  営業利益                 1,256          1,234   ▲22     ▲1.8%

  親会社株主に帰属する
  当期純利益                  695           659    ▲36     ▲5.3%

  *営業利益+減価償却費+のれん償却額で算出、事業が生み出すキャッシュフロー。
2022年9月期業績予想②     ~ セグメント別売上高 ~                                       32



2021年11月15日時点


                          2021年9月期    2022年9月期
          百万円                                           変化
                             (実績)        (予想)
                                                 増減額         増減率


再生可能エネルギー                   2,414       2,491    +77         +3.2%


モバイル                       10,191       9,735    ▲456        ▲4.5%


保険代理店                       1,203       1,278    +75         +6.2%


葬祭                              974      954     ▲20         ▲2.1%


不動産賃貸管理                          72       71     ▲1          ▲1.4%


ビジネスソリューション                     285      335     +49         +17.2%


*セグメント別の売上高はセグメント間取引消去前のものです。
2022年9月期業績予想③     ~ セグメント別EBITDA/営業利益 ~                                 33


2021年11月15日時点


                          2021年9月期      2022年9月期          変化率
           百万円
                             (実績)          (予想)
                                                      増減額      増減率

          再生可能エネルギー           2,052        2,071       +18      +0.9%
          モバイル                 531           528       ▲3      ▲0.6%
          保険代理店                128           143       +14     +11.5%
 EBITDA   葬祭                   165           152       ▲13     ▲8.3%
          不動産賃貸管理               38           41           +2    +6.6%
          ビジネスソリューション           29           25        ▲4       ▲15.1
          セグメント利益調整額         ▲608          ▲642       ー          ー
          再生可能エネルギー           1,132        1,150       +18      +1.6%
          モバイル                 499           492       ▲7      ▲1.5%
          保険代理店                122           137       +15     +12.8%
 営業利益     葬祭                    91           87        ▲3      ▲4.2%
          不動産賃貸管理               16           19           +3   +18.9%
          ビジネスソリューション           29           24        ▲4      ▲15.3%
          セグメント利益調整額         ▲635          ▲678       ー          ー
*セグメント別のEBITDA、営業利益はセグメント間取引消去前のもので配賦不能費用は含まれていません。
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決算説明会資料等に関するお問い合わせ先

株式会社サカイホールディングス                     IR広報室
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