9438 エムティーアイ 2020-04-30 15:00:00
2020年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月30日
上 場 会 社 名 株式会社エムティーアイ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9438 URL https://www.mti.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)前多 俊宏
問合せ先責任者 (役職名)専務取締役 (氏名)松本 博 (TEL) 03(5333)6323
四半期報告書提出予定日 2020年5月13日 配当支払開始予定日 2020年6月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(証券アナリスト・機関投資家向け(オンデマンド配信))
(百万円未満切捨て)
1.2020年9月期第2四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第2四半期 12,946 △7.1 1,446
△11.5 1,310 △17.0 1,246 44.7
2019年9月期第2四半期 13,932 △8.1 1,635
19.2 1,577 19.0 860 △25.4
2020年9月期 2019年9月期
(注) 包括利益 934 百万円 ( 74.1%) 536 百万円 (△59.2%)
第2四半期 第2四半期
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年9月期第2四半期 22.80 22.80
2019年9月期第2四半期 15.74 15.73
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期第2四半期 31,845 22,857 64.0
2019年9月期 27,479 21,794 72.3
2020年9月期
(参考) 自己資本 20,382 百万円 2019年9月期 19,866 百万円
第2四半期
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年9月期 - 8.00 - 8.00 16.00
2020年9月期 - 8.00
2020年9月期(予想) - 8.00 16.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 26,000 △4.1 2,500 △15.5 2,400 △23.4 1,700 12.7 31.11
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期2Q 61,139,000株 2019年9月期 61,139,000株
② 期末自己株式数 2020年9月期2Q 6,501,604株 2019年9月期 6,489,239株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期2Q 54,647,554株 2019年9月期2Q 54,686,347株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料における業績の見通しは、当社が本資料発表時点で入手可能な情報による判断、仮定および確信に基づくも
のであり、今後の国内および海外の経済情勢、事業運営における内外の状況変化、あるいは、見通しに内在する不
確実な 要素や潜在リスク等、さまざまな要因により実際の業績が見通しと大きく異なる結果となり得ることがあり
ます。なお、リスクや不確実な要素には将来の出来事から発生する予測不可能な影響等も含まれます。業績予想の
前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については添付資料4ページ「連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。 当社は、2020年5月1日(金)に証券アナリストおよび機関投資家
に対して第2四半期決算説明会を開催する予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大予防対策のため会場での
開催を中止し、オンデマンド配信および資料を当社ホームページに掲載します。
株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………10
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………10
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………11
1
株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
2020年9月期 第2四半期の概況 (2019年10月1日~2020年3月31日)
当社グループの当四半期における事業環境は、大手携帯キャリアに通信料金と端末代金の分離を
義務付けられたこと(通端分離)等により、スマートフォン有料会員の入会は低調に推移しまし
た。一方、音楽、動画、書籍・コミック総合サービスサイト『music.jp』の動画品揃えを強化する
ことを通じた顧客単価(ARPU)の向上に引き続き取り組みました。
売上高については、音楽配信サイト『musico』等の事業譲受けの効果により2020年3月末のスマ
ートフォン有料会員数は391万人(2019年9月末比1万人減)となり、全体有料会員数は481万人
(同2万人増)と横ばいとなりましたが、前年同期と比べて全体有料会員数が減少した結果、
12,946百万円(前年同期比7.1%減)となりました。
売上総利益については、売上高の減収を主因に9,414百万円(同9.6%減)となりました。
営業利益については、通端分離等の影響により携帯ショップ経由でのスマートフォン有料会員の
入会が低調に推移し、前年同期と比べて広告宣伝費が減少したため販売費及び一般管理費(販管
費)を抑制できましたが、売上総利益の減益を主因に1,446百万円(同11.5%減)となりました。
経常利益については、営業利益の減益に加え、株式会社ポケット・クエリーズの持分法適用関連
会社化後に減損処理に伴うのれん一括償却を行ったことを主因に持分法による投資損失を計上した
ため、1,310百万円(同17.0%減)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益については、クラウドキャスト株式会社を連結子会社化した
ことに伴う段階取得に係る差益および投資有価証券売却益による特別利益602百万円を計上したこ
とを主因に1,246百万円(同44.7%増)となりました。
連結業績
(2019年10月1日~2020年3月31日)
2020年9月期 2019年9月期 増減
第2四半期 第2四半期 金額 増減率
百万円 百万円 百万円 %
売 上 高 12,946 13,932 △985 △7.1
売 上 原 価 3,531 3,515 +15 +0.5
売 上 総 利 益 9,414 10,416 △1,001 △9.6
販 管 費 7,968 8,781 △813 △9.3
営 業 利 益 1,446 1,635 △188 △11.5
経 常 利 益 1,310 1,577 △267 △17.0
親 会 社 株 主 に 帰 属 す
1,246 860 +385 +44.7
る 四 半 期 純 利 益
販管費内訳
(2019年10月1日~2020年3月31日)
2020年9月期 2019年9月期 増減
第2四半期 第2四半期 金額 増減率
百万円 百万円 百万円 %
販 管 費 総 額 7,968 8,781 △813 △9.3
広 告 宣 伝 費 490 1,486 △995 △67.0
人 件 費 3,112 3,067 +45 +1.5
支 払 手 数 料 1,674 1,725 △50 △3.0
外 注 費 624 464 +159 +34.3
減 価 償 却 費 757 676 +80 +12.0
そ の 他 1,308 1,361 △53 △3.9
2
株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
(ご参考)
ビジネスユニット別業績
(2019年10月1日~2020年3月31日)
2020年9月期 2019年9月期 増減
第2四半期 第2四半期 金額 増減率
百万円 百万円 百万円 %
連 結 売 上 高 12,946 13,932 △985 △7.1
コンテンツ事業 10,014 10,857 △842 △7.8
ヘルスケア事業 1,720 1,819 △99 △5.5
その他事業 1,211 1,255 △44 △3.5
連結消去 - - - -
(2019年10月1日~2020年3月31日)
2020年9月期 2019年9月期 増減
第2四半期 第2四半期 金額 増減率
百万円 百万円 百万円 %
連 結 営 業 利 益 1,446 1,635 △188 △11.5
コンテンツ事業 3,458 3,303 +155 +4.7
ヘルスケア事業 △893 △759 △134 -
その他事業 △186 △172 △13 -
コスト部門 △889 △738 △151 -
連結消去 △42 2 △44 -
(注)当社グループでは、当四半期においてコンテンツ配信事業の単一セグメントとしていますが、将来的に複数
のセグメント区分に変更する予定です。このような中、当社グループの売上高および収益の実態をよりご理解し
ていただくために、当第1四半期よりビジネスユニット別業績をご参考までに開示しています。具体的には、提
供サービスの性質上の違いをもとに区分した3つのビジネスユニット(コンテンツ事業、ヘルスケア事業、その
他事業)のそれぞれにおいて売上高および収益を記載しています。
(2)財政状態に関する説明
① 資産・負債・純資産の状況
当第2四半期末の資産合計は31,845百万円となり、2019年9月末対比4,365百万円の増加となりま
した。
資産の部については、流動資産では主に受取手形及び売掛金が増加したことにより908百万円増
加し、固定資産では音楽配信サイト『musico』等の事業譲受けに伴いのれん、顧客関連資産が増加
したことにより3,457百万円の増加となりました。
負債の部については、流動負債では主に未払法人税等が減少したことにより275百万円減少とな
る一方、固定負債では主に長期借入金(『musico』等の事業譲受けの決済資金として資金調達)が
増加したことにより3,578百万円の増加となりました。
純資産の部については、配当金の支払いがありましたが、非支配株主持分の増加や親会社株主に
帰属する四半期純利益として1,246百万円を計上したことにより1,063百万円の増加となりました。
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期 第2四半期末 31,845 22,857 64.0
2019年9月期末 27,479 21,794 72.3
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株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
② 連結キャッシュ・フローの状況
当第2四半期末における現金及び現金同等物は12,677百万円となり、2019年9月末対比256百万
円の増加となりました。当第2四半期におけるキャッシュ・フローの状況および要因は次のとおり
です。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上や減価償却費等により
966百万円の資金流入(前年同期は2,517百万円の資金流入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、無形固定資産の取得による支出や関係会社株式の取得に
よる支出等により4,109百万円の資金流出(前年同期は1,143百万円の資金流出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入や株式の発行による収入等により
3,402百万円の資金流入(前年同期は1,681百万円の資金流入)となりました。
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年9月期 第2四半期 966 △4,109 3,402 12,677
2019年9月期 第2四半期 2,517 △1,143 1,681 13,557
2019年9月期 4,007 △3,613 1,532 12,421
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今期も、ヘルスケアサービス事業の売上拡大に注力するとともに、コンテンツ配信事業について
は、全体有料会員数の減少傾向が続くと見込まれる中、スマートフォン有料会員の獲得効率を重視
するとともに、顧客単価(ARPU)の向上に取り組んでいきます。
中期的に取り組んでいるヘルスケアサービス事業は、将来の成長ポテンシャルが大きく、お客様
のライフステージを長期間サポートすることで、ストック型ビジネスになり得ることが見込まれる
ため、売上成長を実現できるよう、さまざまな展開を実施していきます。
新型コロナウィルスの感染拡大による通期連結業績予想への影響については、携帯ショップでの
営業時間短縮等によりスマートフォン有料会員の入会はさらに低調に推移している等の影響があり
ますが、現時点では軽微と考えております。
一方では、外出自粛や新型コロナウィルスの院内感染予防として「オンライン診療」や「オンラ
イン服薬指導」への需要が高まっていることから、これらのサービス導入に向けてオンライン営業
を積極的に展開していく方針です。
なお、2020年9月期の通期連結業績予想については、本日発表しました「特別利益の計上、第2
四半期(累計)連結業績予想と実績値との差異および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」
のとおり利益を上方修正しております。
2020年9月期 通期連結業績予想
(2019年10月1日~2020年9月30日)
連結
売 上 高 26,000百万円 (前期比 4.1%減少)
営 業 利 益 2,500百万円 (前期比 15.5%減少)
経 常 利 益 2,400百万円 (前期比 23.4%減少)
親会社株主に帰属
1,700百万円 (前期比 12.7%増加)
する当期純利益
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株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,421,560 12,677,611
受取手形及び売掛金 4,667,149 5,328,207
その他 1,427,990 1,418,649
貸倒引当金 △47,613 △47,062
流動資産合計 18,469,087 19,377,405
固定資産
有形固定資産 258,250 222,012
無形固定資産
ソフトウエア 1,870,772 2,040,936
のれん 153,609 1,439,583
顧客関連資産 - 1,967,100
その他 37,736 51,454
無形固定資産合計 2,062,119 5,499,074
投資その他の資産
投資有価証券 4,977,219 4,639,793
敷金及び保証金 511,987 513,041
繰延税金資産 1,133,820 1,528,759
その他 92,734 90,843
貸倒引当金 △25,824 △25,824
投資その他の資産合計 6,689,936 6,746,612
固定資産合計 9,010,306 12,467,700
資産合計 27,479,393 31,845,105
5
株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,308,159 1,290,495
短期借入金 2,000 -
1年内返済予定の長期借入金 14,280 14,280
未払金 1,150,276 1,105,781
未払法人税等 730,600 615,435
ポイント引当金 143,377 132,013
その他 966,371 881,138
流動負債合計 4,315,064 4,039,144
固定負債
長期借入金 52,100 3,574,960
退職給付に係る負債 1,306,642 1,366,071
負ののれん 4,069 -
その他 7,188 7,258
固定負債合計 1,370,000 4,948,290
負債合計 5,685,065 8,987,434
純資産の部
株主資本
資本金 5,135,680 5,135,680
資本剰余金 6,706,846 6,620,973
利益剰余金 10,989,009 11,880,751
自己株式 △3,233,136 △3,239,827
株主資本合計 19,598,399 20,397,577
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 271,565 △11,591
為替換算調整勘定 △8,332 △12,049
退職給付に係る調整累計額 5,335 8,476
その他の包括利益累計額合計 268,568 △15,163
新株予約権 343,187 364,975
非支配株主持分 1,584,173 2,110,281
純資産合計 21,794,328 22,857,670
負債純資産合計 27,479,393 31,845,105
6
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 13,932,620 12,946,703
売上原価 3,515,976 3,531,919
売上総利益 10,416,643 9,414,784
販売費及び一般管理費 8,781,257 7,968,122
営業利益 1,635,386 1,446,661
営業外収益
受取利息 86 82
受取配当金 58,948 10,130
負ののれん償却額 4,558 4,069
その他 15,701 18,721
営業外収益合計 79,295 33,004
営業外費用
支払利息 12 298
持分法による投資損失 123,631 154,275
為替差損 390 9,363
その他 13,071 5,604
営業外費用合計 137,105 169,542
経常利益 1,577,575 1,310,123
特別利益
段階取得に係る差益 - 272,326
投資有価証券売却益 75,859 330,464
特別利益合計 75,859 602,791
特別損失
のれん償却額 74,569 -
減損損失 60,827 25,302
固定資産除却損 9,808 55,942
投資有価証券評価損 59,019 -
特別損失合計 204,225 81,244
税金等調整前四半期純利益 1,449,210 1,831,670
法人税、住民税及び事業税 532,781 566,219
法人税等調整額 49,222 47,545
法人税等合計 582,003 613,764
四半期純利益 867,207 1,217,906
非支配株主に帰属する四半期純利益 6,332 △28,160
親会社株主に帰属する四半期純利益 860,875 1,246,066
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株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 867,207 1,217,906
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △326,081 △257,966
為替換算調整勘定 △3,737 △4,042
退職給付に係る調整額 △21 3,141
持分法適用会社に対する持分相当額 △800 △24,864
その他の包括利益合計 △330,641 △283,731
四半期包括利益 536,566 934,174
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 530,302 962,334
非支配株主に係る四半期包括利益 6,263 △28,160
8
株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 1,449,210 1,831,670
減価償却費 715,613 795,962
減損損失 60,827 25,302
のれん償却額 129,705 89,148
ポイント引当金の増減額(△は減少) 21,642 △11,363
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 59,098 59,429
受取利息及び受取配当金 △59,035 △10,213
支払利息 12 298
段階取得に係る差損益(△は益) - △272,326
賞与引当金の増減額(△は減少) - 2,139
固定資産除却損 9,808 55,942
投資有価証券評価損益(△は益) 59,019 -
投資有価証券売却損益(△は益) △75,859 △330,464
売上債権の増減額(△は増加) 202,501 △661,052
仕入債務の増減額(△は減少) △24,340 △17,462
未払金の増減額(△は減少) 34,717 △46,252
その他 △61,291 △60,962
小計 2,521,631 1,449,794
利息及び配当金の受取額 59,035 10,213
利息の支払額 △12 △298
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △62,854 △493,622
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,517,799 966,087
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △40,983 △39,375
有形固定資産の売却による収入 202 -
無形固定資産の取得による支出 △757,435 △765,162
投資有価証券の取得による支出 △276,702 △52,879
投資有価証券の売却による収入 80,000 626,346
子会社株式の取得による支出 - △222,600
関係会社株式の取得による支出 △25,000 △370,507
事業譲受による支出 △112,596 △3,242,593
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ - △39,382
る支出
その他 △11,477 △3,420
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,143,993 △4,109,575
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の返済による支出 - △2,000
長期借入金の返済による支出 - △7,140
長期借入れによる収入 - 3,500,000
株式の発行による収入 4,186 -
非支配株主からの払込みによる収入 2,115,000 350,000
配当金の支払額 △437,466 △438,446
その他 △3 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,681,716 3,402,413
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,694 △2,873
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,052,826 256,051
現金及び現金同等物の期首残高 10,504,223 12,421,560
現金及び現金同等物の四半期末残高 13,557,050 12,677,611
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株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(企業結合等関係)
(企業結合に係る暫定的な処理の確定)
2019年12月1日を企業結合日とした『TSUTAYA ミュージコ♪』等の音楽配信事業の譲り受けについて、第1四半期
連結会計期間まで暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第2四半期連結会計期間に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、取得原価の当初配分額を以下のように見直しております。
1.配分額の見直しの内容
のれん(暫定額) 3,203,711千円
流動負債 1,637千円
流動資産 △13,750千円
顧客関連資産 △2,106,000千円
繰延税金資産 △977,267千円
繰延税金負債 644,857千円
のれん(確定額) 753,188千円
2.のれん及び顧客資産の償却方法および償却期間
5年にわる均等償却
(取得による企業結合)
当社は、持分法適用関連会社であるクラウドキャスト株式会社の株式を追加取得し、同社を連結子会社化致し
ました。
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称:クラウドキャスト株式会社
事業の内容:経費精算クラウドサービス「Staple」をはじめとする法人キャッシュレスソリューションの
開発・提供・コンサルティング
(2)企業結合を行った主な理由
クラウドキャストは、経費精算クラウドサービス「Staple」や法人プリペイドカード「Stapleカード」を
はじめとする法人キャッシュレスソリューションの開発・提供を行っています。当社は同社との協業関係を
さらに強化し、同社ソリューションを大企業向けに導入促進していくことを目的に、同社の第三者割当増資
を引き受けることにより同社株式を追加取得致しました。
(3)企業結合日
2020年2月28日
(4)企業結合の法的形式
第三者割当増資の引受けによる株式取得
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株式会社エムティーアイ(9438) 令和2年9月期 第2四半期決算短信
(5)結合後企業の名称
変更ありません。
(6)取得した議決権比率
企業結合直前に所有していた議決権比率 22.81%
企業結合日に追加取得した議決権比率 29.20%
取得後の議決権比率 52.01%
(7)取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。
2.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益及び包括利益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
2020年3月31日をみなし取得日としているため、それ以前の期間の業績については持分法による投資損益に反
映されております。
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
企業結合の直前に保有していた株式の企業結合日における時価 270,000千円
追加取得の対価 現金 720,000千円
取得原価 990,000千円
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 2,500千円
5.被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額
段階取得に係る差益 272,326千円
6.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
621,933百万円
(2)発生原因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。
(3)償却方法及び償却期間
3年間にわたる均等償却
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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