9424 日本通信 2020-02-03 14:45:00
FPoS商用化に向けた詰めのステップ: サブSIMメーカーと合弁会社設立に関するお知らせ(開示事項の経過) [pdf]

                                                 2020 年 2 月 3 日


各   位
                                     東京都港区虎ノ門四丁目1番 28 号
                                             日本通信株式会社
                                        代表取締役社長 福田 尚久
                                           (コード番号:9424)
                                    問合せ先 執行役員CFO 小平 充
                                            電話 03-5776-1700



                  FPoS 商用化に向けた詰めのステップ:
         サブ SIM メーカーと合弁会社設立に関するお知らせ(開示事項の経過)



 日本通信株式会社(以下、
            「当社」という)は、2019 年 11 月 1 日に「FPoS 商用化に向けた詰めのス
テップ:サブ SIM メーカーと合弁会社設立に関するお知らせ」にて開示した件につきまして、2020 年 1
月 30 日に新会社「セキュアID株式会社」
                     (以下、
                        「JV」という)を設立いたしましたので、お知らせ
いたします。
 なお、本 JV は、通信及び高度な暗号技術等を企画・開発するため、その設立には、昨年 8 月 1 日か
ら適用された外国為替及び外国貿易法に基づく対内直接投資等に係る事前届出対象業種の追加により、
事前届出による審査を受ける必要が生じ、当初の見込みよりも設立が遅れたものです。
 新会社は、所定の手続きを経て、2020 年2月中に、上記開示のとおり、当社と Taisys Technologies
Co., Ltd.の合弁会社となる予定です。その他、上記開示事項に追加または変更はありません。


FPoS の発表以降、暗号鍵をハードウェアで守る、しかも携帯端末の中でハードウェアで守ることで
実現するセキュリティ対策は、銀行分野のみならず、ペイメントや IoT、リモートアクセスなど様々な
分野・業界で高くご評価いただいております。今日及び今後のサイバーセキュリティ事情を踏まえれ
ば、もはやソフトウェアで暗号鍵を守っていても、早晩ハッキングされるのは自明のことだからです。
セキュアID株式会社は、日本における FPoS 向けサブ SIM の供給を行いながら、更なる高機能化を行
い、同時に様々な分野からご要望いただいているハードウェアによるセキュリティ・ソリューションの
開発を進めてまいります。その一環として、海外における FPoS 採用案件については、サブ SIM 等の製
品及び技術供与を推進します。


                                                           以上




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■日本通信について
日本通信株式会社は、1996年の創業時から強い信念をもってMVNOという新たな産業を生み出してきた
会社です。あらゆるものがデジタル化し通信でつながる今日において、日本通信の特許技術であるモバ
イル専用線は、その主要システム全てにおいて国際セキュリティ基準のPCI DSS認定を取得し、警察や
銀行、クレジットカード業界などの厳しいセキュリティ要件が求められる分野で採用されています。   さ
らに日本通信は、世界最高水準のセキュリティを確保しつつも、利便性を損なわずに本人認証と取引内
容の改ざん防止を可能とし、スマートフォンで安全・安心な金融取引を実現するフィンテックの共通プ
ラットフォーム化も進めています。日本通信は今後も、チャレンジャーであり続け、安全なモバイル環
境が、国境を越えた社会インフラになることを目指してまいります。




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