9422 コネクシオ 2020-01-30 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結) [pdf]

                2020年3月期                第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                  2020年1月30日
上 場 会 社 名   コネクシオ株式会社                                           上場取引所                      東
コ ー ド 番 号   9422                                      URL https://www.conexio.co.jp
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長                                  (氏名) 井上 裕雄
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画部長                                     (氏名) 中田 信也 (TEL) 03-5331-3702
四半期報告書提出予定日      2020年2月12日                         配当支払開始予定日              -
四半期決算補足説明資料作成の有無       :有
四半期決算説明会開催の有無          :無
 
                                                                                             (百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)経営成績(累計)                            (%表示は、対前年同四半期増減率)
                            売上高                     営業利益                  経常利益                   四半期純利益
                            百万円             %       百万円           %       百万円           %         百万円          %
    2020年3月期第3四半期         156,653    △18.7         7,441  1.1             7,618        0.4        5,151      3.5
    2019年3月期第3四半期         192,801      0.6         7,358 △3.0             7,584       △1.0        4,978     △1.6
 
                                                潜在株式調整後
                           1株当たり
                                                  1株当たり
                          四半期純利益
                                                 四半期純利益
                                        円   銭                 円   銭
    2020年3月期第3四半期                    115.15                       -
    2019年3月期第3四半期                    111.29                       -
 

 
(2)財政状態
                             総資産                        純資産           自己資本比率
                                        百万円                   百万円                        %
 2020年3月期第3四半期           91,364                               44,439                  48.6
 2019年3月期               103,506                               42,106                  40.7
(参考) 自己資本   2020年3月期第3四半期      44,439百万円                         2019年3月期          42,106百万円
 



2.配当の状況
                                                        年間配当金

                      第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                            期末                 合計
                              円     銭           円   銭         円   銭         円     銭          円   銭
   2019年3月期         -    30.00                                    -         30.00            60.00
   2020年3月期         -    30.00                                    -
   2020年3月期(予想)                                                             30.00            60.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
 




3.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)

                                                                                (%表示は、対前期増減率)
                                                                                      1株当たり
                    売上高                 営業利益              経常利益                当期純利益
                                                                                      当期純利益
                    百万円      %          百万円         %         百万円     %           百万円        %              円 銭
     通期     215,000 △18.5 10,000 △2.7                     10,200 △3.2             6,900 △0.3              154.23
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
 
※       注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                   :無
 

 

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                     :無
     ②    ①以外の会計方針の変更                      :無
     ③    会計上の見積りの変更                       :無
     ④    修正再表示                            :無
 

 

(3)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)         2020年3月期3Q   44,737,938株   2019年3月期     44,737,938株

    ②     期末自己株式数             2020年3月期3Q         122株    2019年3月期           122株

    ③     期中平均株式数(四半期累計)      2020年3月期3Q   44,737,816株   2019年3月期3Q   44,737,818株
 

 

    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
        ・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
        判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
        績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
        っての注意事項等については、添付資料4ページ「業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4

    (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4

    2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5

    (1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………5

    (2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………7

    (3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8

      (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………8

      (会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示) ………………………………………8

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9




                        -1-
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
     当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復が続いておりま
    す。一方で、通商問題の影響などによる海外経済の不確実性の高まりや消費税増税に伴う個人消費の停滞が懸念さ
    れ、先行きについては注視を要する状況にあります。
     当社が事業活動を展開する携帯電話市場におきましては、「電気通信事業法」の改正が行われ、シンプルで分か
    りやすい携帯電話に係る料金プランの実現や端末購入補助の適正化が図られました。これにより、端末価格が上昇
    したことに加え、消費税増税も重なり、端末販売台数は大きく変動している状況です。一方では、2020年春に新し
    い通信規格である「5G」(第5世代移動通信システム)の商用サービス開始が予定されております。今後は、「5
    G」の普及が進み、さまざまな技術を活用したサービスや「5G」に対応した端末の需要が見込まれ、市場環境は大
    きな変革の時期を迎えております。また、現在提供されている「3G」(第3世代移動通信システム)サービスの終
    了が発表されたことから、従来型の携帯電話からスマートフォンへの買替需要は、今後も拡大が見込まれます。
     このような事業環境において、当社の端末販売は、改正「電気通信事業法」の施行や消費税増税の影響を受け、
    販売台数150万台(前年同期比18.3%減)となりましたが、販売台数に連動しない手数料の獲得やスマートフォン向
    け周辺商材の販売強化、法人BPOサービスの伸長などにより、収益は堅調に推移いたしました。
     この結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高156,653百万円(同18.7%減)、営業利益7,441百万円(同1.1
    %増)、経常利益7,618百万円(同0.4%増)、四半期純利益5,151百万円(同3.5%増)となり、四半期純利益は、
    過去最高益を達成いたしました。


 ◆業   績
                                                              (単位:百万円)
                        2019年3月期           2020年3月期
             区分          第3四半期              第3四半期             増減率(%)
                          累計期間               累計期間
      売上高                      192,801            156,653         △18.7
      営業利益                         7,358              7,441         1.1
      経常利益                         7,584              7,618         0.4
      四半期純利益                       4,978              5,151         3.5




                                -2-
    セグメントの業績は、次のとおりであります。


コンシューマ事業
        「コンシューマ事業」は、コンシューマ顧客に対する携帯電話等の通信サービスの契約取次、アフターサービス
    の提供及び携帯電話端末等の販売、スマートフォン利用のお客様ニーズに応えリレーションを強化するための当社
    独自サービス「nexiplus(ネクシィプラス)」の運営を行っております。


        コンシューマ事業につきましては、販売台数に連動しない手数料の獲得やスマートフォン向け周辺商材の収益は
    伸長したものの、販売台数の減少を補いきれず、減益となりました。キャリア認定ショップにおいては、スマホ教
    室の開催を通じたお客様接点の強化を図るとともに、スマホ教室を発展させ「学びの空間」をコンセプトとしたシ
    ョップをオープンすることで、多様化するニーズを見据え、新たなサービスを提供しております。また、ショップ
    において、来店予約枠の拡大とオペレーション改善により、お客様の待ち時間を短縮するとともにお客様満足度の
    向上に取り組んでおります。
        この結果、売上高144,133百万円(前年同期比19.9%減)、営業利益9,578百万円(同5.9%減)となりました。


 ◆業      績
                                                               (単位:百万円)
                           2019年3月期         2020年3月期
                区分          第3四半期            第3四半期             増減率(%)
                             累計期間             累計期間
         売上高                      180,052          144,133         △19.9
         営業利益                      10,177              9,578       △5.9




法人事業
        「法人事業」は、法人顧客に対する携帯電話等の通信サービスの契約取次、アフターサービスの提供及び携帯電
    話端末等の販売を中心としつつ、モバイルBPOサービス(モバイルヘルプデスク、端末設定(キッティング)等の
    アウトソーシング業務)、コンビニエンスストアに対するプリペイドカードの提供及びIoTソリューションの提供
    を行っております。


        法人事業につきましては、販売台数が減少したものの、モバイルヘルプデスクの導入社数の増加や企業の「働き
    方改革」を推進するモバイルソリューションを積極展開し、収益が伸長しました。 IoTソリューションについては、
    エッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」を軸に、既にリリースしております各種サービス
    の実証実験・本格導入の実績を積み上げるとともに、「5G」到来を見据え、知見の蓄積とソリューション商材の
    販売チャネル構築に努めております。
        この結果、売上高12,519百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益1,136百万円(同278.6%増)となりました。


 ◆業      績

                                                               (単位:百万円)
                           2019年3月期         2020年3月期
                区分          第3四半期            第3四半期             増減率(%)
                             累計期間             累計期間
         売上高                       12,748           12,519         △1.8
         営業利益                         300              1,136       278.6




                                   -3-
(2)財政状態に関する説明
 ①資産、負債及び純資産の状況
 (資産)
   流動資産は前事業年度末に比べて11,313百万円減少し、71,281百万円となりました。これは、受取手形及び売掛
  金の減少8,552百万円、未収入金の減少4,694百万円、商品及び製品の減少1,295百万円、現金及び預金の増加3,210
  百万円等によります。
   固定資産は前事業年度末に比べて828百万円減少し、20,083百万円となりました。これは、キャリアショップ運
  営権の減少499百万円、有形固定資産の減少247百万円等によります。
   この結果、資産合計は前事業年度末に比べて12,142百万円減少し、91,364百万円となりました。
 (負債)
   流動負債は前事業年度末に比べて14,772百万円減少し、40,492百万円となりました。これは、買掛金の減少
  6,697百万円、未払金の減少5,741百万円、賞与引当金の減少1,438百万円、未払法人税等の減少1,175百万円、未払
  代理店手数料の減少299百万円等によります。
   固定負債は前事業年度末に比べて297百万円増加し、6,432百万円となりました。これは、退職給付引当金の増加
  308百万円等によります。
   この結果、負債合計は前事業年度末に比べて14,474百万円減少し、46,925百万円となりました。
 (純資産)
   純資産合計は前事業年度末に比べて2,332百万円増加し、44,439百万円となりました。これは、四半期純利益の
  計上による増加5,151百万円、配当金の支払による減少2,684百万円等によります。
   この結果、自己資本比率は48.6%となりました。


(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
   当事業年度におきましては、上期において、大手通信キャリアから、通信料金と端末代金を完全に分離する新料
  金プランが先行して導入されました。その結果、通信料金が引き下げとなる反面、端末価格が上昇し、端末販売台
  数は大きく変動しました。10月の改正「電気通信事業法」の施行後、端末価格の上昇が継続したことに加え、消費
  税増税も重なり、端末販売台数は減少しております。これにより、売上高は前年を下回る見込みです。
   利益につきましては、端末販売台数の減少の影響を受けつつも、販売台数に連動しない収益の確保に努め、当期
  純利益は前年並みを見込んでおります。
   なお、当事業年度における第3四半期累計期間の進捗率は、売上高72.9%、営業利益74.4%、経常利益74.7%、
  四半期純利益74.7%となりました。今後何らかの変化がある場合には、適切に開示してまいります。




                              -4-
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
                                               (単位:百万円)
                        前事業年度            当第3四半期会計期間
                     (2019年3月31日)         (2019年12月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                       11,086              14,296
   受取手形及び売掛金                    49,285              40,732
   商品及び製品                        8,221               6,926
   未収入金                         12,914               8,219
   預け金                             273                 133
   その他                             818                 977
   貸倒引当金                           △6                  △5
   流動資産合計                       82,594              71,281
 固定資産
   有形固定資産                        4,804               4,557
   無形固定資産
     のれん                         1,499               1,421
     キャリアショップ運営権                 8,985               8,485
     その他                           355                 363
     無形固定資産合計                   10,839              10,270
   投資その他の資産                      5,267               5,255
   固定資産合計                       20,911              20,083
 資産合計                          103,506              91,364
負債の部
 流動負債
   買掛金                          20,275              13,578
   未払代理店手数料                     11,607              11,308
   未払金                          12,387               6,645
   未払法人税等                        2,095                 919
   賞与引当金                         3,800               2,361
   役員賞与引当金                          23                  20
   その他                           5,074               5,658
   流動負債合計                       55,264              40,492
 固定負債
   賞与引当金                            24                  43
   役員賞与引当金                          11                  21
   退職給付引当金                       5,252               5,561
   資産除去債務                          669                 665
   その他                             176                 140
   固定負債合計                        6,135               6,432
 負債合計                           61,400              46,925




                   -5-
                                              (単位:百万円)
                       前事業年度            当第3四半期会計期間
                    (2019年3月31日)         (2019年12月31日)
純資産の部
 株主資本
   資本金                          2,778               2,778
   資本剰余金                          585                 585
   利益剰余金                       38,606              41,073
   自己株式                           △0                  △0
   株主資本合計                      41,970              44,437
 評価・換算差額等
   その他有価証券評価差額金                   136                   1
   評価・換算差額等合計                     136                   1
 純資産合計                         42,106              44,439
負債純資産合計                       103,506              91,364




                  -6-
(2)四半期損益計算書
  第3四半期累計期間
                                            (単位:百万円)
               前第3四半期累計期間            当第3四半期累計期間
                (自 2018年4月1日          (自 2019年4月1日
                至 2018年12月31日)        至 2019年12月31日)
売上高                       192,801               156,653
売上原価                      154,983               118,483
売上総利益                      37,817                38,169
販売費及び一般管理費                 30,459                30,728
営業利益                        7,358                 7,441
営業外収益
 受取利息                            0                     0
 受取配当金                           4                     4
 店舗移転等支援金収入                    116                   110
 貸倒引当金戻入額                        0                     3
 物品売却益                         116                    -
 その他                            38                    68
 営業外収益合計                       276                   187
営業外費用
 支払利息                            0                     0
 固定資産除売却損                       37                     4
 不動産賃貸費用                         3                     1
 契約解約損                           6                     3
 その他                             2                     1
 営業外費用合計                        50                    10
経常利益                         7,584                 7,618
特別利益
 固定資産売却益                         6                    -
 投資有価証券売却益                       0                   174
 その他                             0                    -
 特別利益合計                          6                   174
特別損失
 固定資産除売却損                       59                    14
 減損損失                           54                    69
 店舗閉鎖損失                         52                    40
 その他                             4                     0
 特別損失合計                        170                   124
税引前四半期純利益                    7,420                 7,668
法人税、住民税及び事業税                 2,628                 2,657
法人税等調整額                      △187                  △140
法人税等合計                       2,441                 2,517
四半期純利益                       4,978                 5,151




               -7-
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。




 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。




 (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
   該当事項はありません。




 (会計方針の変更・会計上の見積り変更・修正再表示)
   該当事項はありません。




                           -8-
     (セグメント情報等)


 1   報告セグメントの概要
      当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資
     源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
      当社は、携帯電話等の通信サービスの契約取次、契約者へのアフターサービスの提供及び携帯電話端末等の販
     売を行う、販売代理店事業を基幹事業としています。
      したがって、商品販売及びサービス提供を行う顧客の属性から、「コンシューマ事業」、「法人事業」を報告
     セグメントとしております。
      「コンシューマ事業」は、コンシューマ顧客に対する携帯電話等の通信サービスの契約取次、アフターサービ
     スの提供及び携帯電話端末等の販売、スマートフォン利用のお客様ニーズに応えリレーションを強化するための
     当社独自サービス「nexiplus(ネクシィプラス)」の運営を行っております。
      「法人事業」は、法人顧客に対する携帯電話等の通信サービスの契約取次、アフターサービスの提供及び携帯
     電話端末等の販売を中心としつつ、モバイルBPOサービス(モバイルヘルプデスク、端末設定(キッティング)等
     のアウトソーシング業務)、コンビニエンスストアに対するプリペイドカードの提供及びIoTソリューションの提
     供を行っております。


 2   報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報


    当第3四半期累計期間    (自   2019年4月1日 至    2019年12月31日)


                                                                         (単位:百万円)
                                    報告セグメント                                   四半期損益
                                                                  調整額        計算書計上額
                   コンシューマ事業          法人事業            計            (注)1         (注)2

     売上高                  144,133       12,519       156,653             -     156,653

     セグメント利益                9,578        1,136           10,715    △3,273        7,441

     (注)1. セグメント利益の調整額△3,273百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。
           全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
        2. セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
 




                                      -9-