9422 コネクシオ 2019-06-28 15:00:00
当社の取締役会の実効性評価結果(概要)について [pdf]

                                                                                       2019 年6月 28 日
 各       位
                                                          会 社 名 コ ネ ク シ オ 株 式 会 社
                                                          代表者名 代表取締役社長          井上 裕雄
                                                               (コード番号 9422     東証第1部)
                                                          問合せ先 経営企画部長           中田 信也
                                                                  (TEL. 03- 5331 - 3702 )

                   当社の取締役会の実効性評価結果(概要)について

 当社では、コーポレートガバナンスの継続的改善のためには、取締役会の実効性を高める取組みが重要で
あると考え、この取組みの一環として、原則年1回、かかる実効性評価を実施することとしております。こ
の度、第 22 期(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)における取締役会の実効性に関する分析・評価を実施
いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。なお、当社のコーポレートガバナンスにつきま
しては、当社ウェブサイトで公表しておりますので、ご参照ください。
 ・コーポレートガバナンス報告書                     最終更新日:2019 年6月 28 日
  (https://www.conexio.co.jp/ir/library/governance-report/2019/cg-report_190628.pdf)
                                                   記
 1.実効性の評価プロセス

     取締役会の任意の諮問機関であり独立社外取締役が委員長を務めるガバナンス委員会が中心となり、取
     締役会の実効性評価を行い、取締役会においてその内容について検討・確認を行いました。


        評価方法
         -取締役・監査役による自己評価(アンケート)
         -回答結果を事務局で集計を行い、ガバナンス委員会に報告
         -ガバナンス委員会で分析・評価を行った上で、今後の取組みを提言として取りまとめ
         -取締役会において、ガバナンス委員会からの報告及び提言に基づき、今後の取組みを決定
         アンケート項目

         1.取締役会の構成                         :取締役会の構成や選任方法
         2.取締役会の運営の基盤                      :取締役会の運営の前提となる考え方の共有状況
         3.取締役会の運営                         :取締役会の開催回数、議案数、時間、資料の過不足

         4.取締役会での意思決定プロセス :意思決定プロセスの妥当性
         5.取締役・監査役への
              トレーニング機会の付与                  :トレーニング機会の充足度

         6.事業所の視察                          :事業所などの視察の充足度
2.実効性の評価結果
     前述の評価プロセスにより、アンケート項目全般に亘り概ね適切であることを確認し、取締役会
      の実効性は確保できていると評価しました。
     前年度に今後の取組みとした以下 4 点については、いずれも対応を行い、概ね改善がなされてい
      ると評価しました。
  1.中期経営計画のモニタリング
  2.事前説明の充実
  3.取締役会の構成(多様性の追求)
  4.取締役・監査役へのトレーニング機会の付与
      今年度は、多くの自由記入欄を設けたことで多様な意見や提言があり、以下 3 点について、新たに
       改善の余地があると評価しました。

  1.委員会(指名・報酬委員会/ガバナンス委員会)の在り方
  2.企業戦略の策定
  3.取締役会資料の改善


3.今後の取組み
 上記の評価の結果に基づき、ガバナンス委員会からの更なる取締役会の機能向上のための提言を受け、

 本年度取締役会は、以下の事項に取り組むことを決定いたしました。
 1.   委員会(指名・報酬委員会/ガバナンス委員会)の在り方
      直近の他社事例を踏まえ、各委員会の構成メンバーや主な審議内容を今一度振り返る。


 2.   企業戦略の策定
      企業戦略策定の際には、長めの時間軸で構造的な変化を整理し、事業領域を広げる取り組みなど、
      より広い視野を持って策定する。


 3.   取締役会資料の改善
      取締役会の出席者がより本質的な議論ができるように、取締役会の資料を充実させる。


これらの取組みを通じて、当社は、取締役会の実効性の向上を図ってまいります。

                                                以   上