9422 コネクシオ 2021-06-30 15:00:00
当社の取締役会の実効性評価結果(概要)について [pdf]

                                                                                       2021 年6月 30 日
 各       位
                                                          会 社 名 コ ネ ク シ オ 株 式 会 社
                                                          代表者名 代表取締役社長          直田 宏
                                                               (コード番号 9422     東証第1部)
                                                          問合せ先 経営企画部長           中田 信也
                                                                  (TEL. 03- 5331 - 3702 )

                   当社の取締役会の実効性評価結果(概要)について

 当社では、コーポレートガバナンスの継続的改善のためには、取締役会の実効性を高める取組みが重要で
あると考え、この取組みの一環として、原則年1回、かかる実効性評価を実施することとしております。こ
の度、第 24 期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)における取締役会の実効性に関する分析・評価を実施
いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。なお、当社のコーポレートガバナンスにつきま

しては、当社ウェブサイトで公表しておりますので、ご参照ください。
 ・コーポレートガバナンス報告書                     最終更新日:2021 年6月 30 日
  (https://www.conexio.co.jp/ir/library/governance-report/2021/cg-report_210630.pdf)

                                                   記
 1.実効性の評価プロセス
     取締役会の任意の諮問機関であり独立社外取締役が委員長を務めるガバナンス委員会が中心となり、取

     締役会の実効性評価を行い、取締役会においてその内容について検討・確認を行いました。


        評価方法

         -取締役・監査役による自己評価(アンケート)
         -回答結果を事務局で集計し、ガバナンス委員会に報告
         -ガバナンス委員会で分析・評価を行った上で、今後の取組みを提言として取りまとめ
         -取締役会において、ガバナンス委員会からの報告及び提言に基づき、今後の取組みを決定
         アンケート項目
         1.取締役会の構成                         :取締役会の構成や選任方法
         2.取締役会の運営の基盤                      :取締役会の運営の前提となる考え方の共有状況
         3.取締役会の運営                         :取締役会の開催回数、議案数、時間、資料の過不足
         4.取締役会での意思決定プロセス :意思決定プロセスの妥当性

         5.取締役・監査役への
              トレーニング機会の付与                  :トレーニング機会の充足度
         6.事業所の視察                          :事業所などの視察の充足度(第 24 期はオンラインで視察を実施)

         7.その他                             :その他意見、コメント
 2.実効性の評価結果
      前述の評価プロセスにより、アンケート項目全般に亘り概ね適切であることを確認し、取締役会
       の実効性は確保できていると評価しました。
      前年度に今後の取組みとした以下3点について、いずれも対応を行い、概ね改善がなされている
       と評価しました。
   1.意思決定の進め方
   2.非財務情報の提供の拡充
   3.取締役会資料の改善(継続)
      今年度も、多くの自由記入欄を設けたことで多様な意見や提言があり、以下4点について改善の余

       地があると評価しました。なお、
                     「1.意思決定の進め方」「3.取締役会資料の改善」に関しては新た
                                 、
       な意見や提言を受けたことから、継続的な課題として認識しました。
   1.指名プロセスの充実
   2.意思決定の進め方(継続)
   3.ESG/SDGs 推進の強化
   4.取締役会資料の改善(継続)


 3.今後の取組み
  上記の評価の結果に基づき、ガバナンス委員会からの更なる取締役会の機能向上のための提言を受け、

  「取締役会資料の改善」は継続的課題として取組みを行うこととし、本年度取締役会は、以下の事項を
  重要課題として取り組むことを決定いたしました。
  1.   指名プロセスの充実
       これまで指名・報酬委員会で策定してきた後継者計画をより実効的に運用するため、選定までのプ
       ロセスの明確化を行い、客観性・透明性のあるサクセッション・プランを構築する。
  2.   意思決定の進め方(継続)
       中長期的観点から経営課題を議論する機会を更に充実させ、引き続き経営戦略等について意思決定
       がしやすい環境を構築する。
  3.   ESG/SDGs 推進の強化

       自社のサステナビリティに関する取組みについてさらに議論の場を設け、基本的な方針の策定等の
       枠組み整備を行い、開示の質と量の充実を図る取組みを推進する。


これらの取組みを通じて、当社は、取締役会の実効性の向上を図ってまいります。
                                                以   上