9422 コネクシオ 2020-06-29 15:45:00
当社の取締役会の実効性評価結果(概要)について [pdf]

                                                                                       2020 年6月 29 日
 各       位
                                                          会 社 名 コ ネ ク シ オ 株 式 会 社
                                                          代表者名 代表取締役社長          井上 裕雄
                                                               (コード番号 9422     東証第1部)
                                                          問合せ先 経営企画部長           中田 信也
                                                                  (TEL. 03- 5331 - 3702 )

                   当社の取締役会の実効性評価結果(概要)について

 当社では、コーポレートガバナンスの継続的改善のためには、取締役会の実効性を高める取組みが重要で
あると考え、この取組みの一環として、原則年1回、かかる実効性評価を実施することとしております。こ
の度、第 23 期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)における取締役会の実効性に関する分析・評価を実施
いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。なお、当社のコーポレートガバナンスにつきま
しては、当社ウェブサイトで公表しておりますので、ご参照ください。
 ・コーポレートガバナンス報告書                     最終更新日:2020 年6月 29 日
  (https://www.conexio.co.jp/ir/library/governance-report/2020/cg-report_200629.pdf)
                                                   記
 1.実効性の評価プロセス

     取締役会の任意の諮問機関であり独立社外取締役が委員長を務めるガバナンス委員会が中心となり、取
     締役会の実効性評価を行い、取締役会においてその内容について検討・確認を行いました。


        評価方法
         -取締役・監査役による自己評価(アンケート)
         -回答結果を事務局で集計を行い、ガバナンス委員会に報告
         -ガバナンス委員会で分析・評価を行った上で、今後の取組みを提言として取りまとめ
         -取締役会において、ガバナンス委員会からの報告及び提言に基づき、今後の取組みを決定
         アンケート項目

         1.取締役会の構成                         :取締役会の構成や選任方法
         2.取締役会の運営の基盤                      :取締役会の運営の前提となる考え方の共有状況
         3.取締役会の運営                         :取締役会の開催回数、議案数、時間、資料の過不足

         4.取締役会での意思決定プロセス :意思決定プロセスの妥当性
         5.取締役・監査役への
              トレーニング機会の付与                  :トレーニング機会の充足度

         6.事業所の視察                          :事業所などの視察の充足度
2.実効性の評価結果
     前述の評価プロセスにより、アンケート項目全般に亘り概ね適切であることを確認し、取締役会
      の実効性は確保できていると評価しました。
     前年度に今後の取組みとした以下3点については、いずれも対応を行い、概ね改善がなされてい
      ると評価しました。
  1.委員会(指名・報酬委員会/ガバナンス委員会)の在り方
  2.企業戦略の策定
  3.取締役会資料の改善

      今年度も、多くの自由記入欄を設けたことで多様な意見や提言があり、以下3点について改善の余
       地があると評価しました。なお、「3.取締役会資料の改善」に関しては新たな意見や提言を受けた
       ことから、継続的な課題として認識しました。

  1.意思決定の進め方
  2.非財務情報の提供の拡充
  3.取締役会資料の改善(継続)


3.今後の取組み
 上記の評価の結果に基づき、ガバナンス委員会からの更なる取締役会の機能向上のための提言を受け、

 本年度取締役会は、以下の事項に取り組むことを決定いたしました。
 1.   意思決定の進め方
      成長戦略等、中長期的観点から経営課題を議論する機会を更に充実させ、経営の方向性について意思

      決定がしやすい環境を構築する。


 2.   非財務情報の提供の拡充

      経営判断が多角的に行えるよう、提供する情報範囲をこれまでも提供してきた非財務情報に加え、従
      業員満足等の人財に関する定性的な情報、及び ESG や SDGs等の社会的責任の高い情報にも範囲を
      広げ提供を行う。


 3.   取締役会資料の改善(継続)
      取締役会の出席者がより本質的な議論ができるように、取締役会の資料を充実させる。


これらの取組みを通じて、当社は、取締役会の実効性の向上を図ってまいります。
                                                  以   上