9419 ワイヤレスゲート 2019-02-08 16:00:00
構造改革に係る特別損失及び持分法投資損失の計上、並びに業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                   2019年2月8日
各    位
                                    会 社 名   株式会社ワイヤレスゲート
                                            (コード9419:東証第一部)
                                      住所    東京都品川区東品川2-2-20
                                               天王洲郵船ビル5階
                              代表者    代表取締役CEO         池田    武弘
                              問合先    取締役CFO兼CAO          原田    実
                                               (TEL.03-6433-2045)


          構造改革に係る特別損失及び持分法投資損失の計上、
          並びに業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ


    当社は、平成 30 年 12 月期第4四半期の連結決算におきまして構造改革に係る特別損失及び

持分法投資損失を計上することとなりましたので、お知らせいたします。また、通期連結業績

予想及び配当予想について、下記のとおり修正いたします。

                          記

1. 構造改革に係る特別損失及び持分法投資損失の計上

(1) 損失の内容

     当社は、IoT企業への投資を軸として法人向け通信SIMサービスやWi-Fiインフラ事業などの
    ワイヤレス・ビジネスドメイン事業(BtoB事業)の拡大に取り組んで参りましたが、当初策

    定した計画に遅れが生じており、現在の事業環境を踏まえて事業構造改革に取り組むことと

    し、より保守的に将来の回収可能性を検討した結果、構造改革に係る特別損失及び持分法投
    資損失を計上することとしました。

     これらの事業構造改革に伴う費用は総額2,200百万円となっております。具体的には、持分

    法適用会社のフォン・ジャパン株式会社に関するのれん等約1,200百万円を持分法投資損失
    (営業外損失)として計上、その他のれん等約1,012百万円を構造改革に係る特別損失として

    計上します。これにより、2018年12月31日時点において、当社に帰属するのれんの残高はな

    くなっております。




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 (2) 業績への影響

   下記「2. 平成30年12月期通期連結業績予想の修正(平成30年1月1日~平成30年12月31

 日)」をご参照ください。



 (3) 今後の見通し

   ワイヤレス・ビジネスドメイン事業(BtoB事業)は、今後の事業拡大が見込まれる連結子

 会社である株式会社LTE-Xに主として集約し、今後のさらなる事業拡大を目指します。

   フォン・ジャパン株式会社は、これまでのグローバルネットワーク事業に加え、新たな事
 業買収によりBtoC事業を拡大しており、今後も持続的な成長を目指して参ります。



2. 平成30年12月期通期連結業績予想の修正(平成30年1月1日~平成30年12月31日)

                                                親会社株主
                                                          1株当たり
                  売上高       営業利益     経常利益       に帰属する
                                                          当期純利益
                                                当期純利益
                    百万円       百万円       百万円        百万円        円   銭
前回発表予想(A)
                   11,627      217        74         19       1.90

今回修正予想(B)          11,416      190    △1,084     △2,107    △200.52


増 減 額(B-A)          △211      △27     △1,158     △2,126           -


増 減 率(   %   )    △1.8%     △12.4%          -         -           -

(ご参考)前期実績
                   11,830      922       782        461      44.40
(平成 29 年 12 月期)



業績予想の修正の理由

 売上高及び営業利益については、ワイヤレス・ブロードバンド事業(BtoC 事業)は、2018 年
8月 13 日付「新規販売業務委託契約の締結並びに業績予想及び配当予想の修正に関するお知ら

せ」にてお知らせしております新規販売業務委託契約の締結後、概ね計画どおりに推移しまし

たが、ワイヤレス・ビジネスドメイン事業(BtoB 事業)は計画を下回る見込みです。また、上
記「1.構造改革に係る特別損失及び持分法投資損失の計上」に記載のとおり、過去の投資時

に発生したのれん等を構造改革に係る特別損失及び持分法投資損失に計上することといたしま

した。かかる特別損失及び持分法投資損失の計上を踏まえ、平成 30 年 12 月期通期連結業績予
想を上記のとおり修正いたします。

                               2
3.配当予想の修正

                                     年間配当金(円)

                  第1四半期末   第2四半期末 第3四半期末        期   末       合   計

前    回   予   想         -          0.00     -        1.00        1.00


今 回 修 正 予 想            -          0.00     -        0.00        0.00

(ご参考)前期実績
                       -          0.00     -        28.00       28.00
(平成 29 年 12 月期)



配当予想の修正の理由

     当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、将来の持続的な成長
    に必要な内部留保を確保しつつ、財政状態及び経営成績並びに経営全般を総合的に勘案し、

    利益配当を行うことを基本方針としております。

     上記「2. 平成30年12月期通期連結業績予想の修正(平成30年1月1日~平成30年12月31

    日)」記載のとおり、業績予想を修正したことから、誠に遺憾ではございますが、平成30年1

    2月期期末配当予想につきましては、無配と修正させていただきます。

     株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、引き続きご支援賜りますようお願い申

    し上げます。



     ※ 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ

      り、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。



                                                            以   上




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