9414 日本BS放送 2020-04-08 15:00:00
2020年8月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年8月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月8日
上 場 会 社 名 日本BS放送株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9414 URL https://www.bs11.jp
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 兼 COO (氏名) 小野寺 徹
取締役常務執行役員
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 平山 直樹 (TEL) 03(3518)1900
経営戦略局担当
四半期報告書提出予定日 2020年4月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年8月期第2四半期の連結業績(2019年9月1日~2020年2月29日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年8月期第2四半期 5,690 △6.3 1,012 6.1 1,017 6.6 690 6.8
2019年8月期第2四半期 6,076 2.0 953 △39.5 954 △39.5 646 △39.5
(注) 包括利益 2020年8月期第2四半期 690百万円( 6.8%) 2019年8月期第2四半期 646百万円( △39.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年8月期第2四半期 38.79 38.78
2019年8月期第2四半期 36.34 36.33
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年8月期第2四半期 20,224 18,000 89.0
2019年8月期 19,993 17,665 88.3
(参考) 自己資本 2020年8月期第2四半期 17,991百万円 2019年8月期 17,656百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - 0.00 - 20.00 20.00
2020年8月期 - 0.00
2020年8月期(予想) - 20.00 20.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年8月期の連結業績予想(2019年9月1日~2020年8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,400 △9.5 1,510 △10.9 1,510 △11.1 1,020 △12.0 57.29
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想の修正については、本日(2020年4月8日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」
をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) - 、 除外 - 社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年8月期2Q 17,804,032株 2019年8月期 17,804,032株
② 期末自己株式数 2020年8月期2Q 137株 2019年8月期 137株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年8月期2Q 17,803,895株 2019年8月期2Q 17,803,365株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理
的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありま
せん。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる
条件については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………9
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産の一部に弱さが続いているものの、雇用・所得環
境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復基調となりました。しかしながら、新型コロナ
ウイルス感染症が内外経済に与える影響や通商問題を巡る世界経済の動向、金融資本市場の変動等により依然とし
て先行き不透明な状況が続いております。
当社を取り巻くBSデジタル放送業界は、デジタル放送受信機の普及に伴い、視聴可能世帯数の割合は全世帯の
77.1%(「BS世帯普及率調査」㈱ビデオリサーチ調べ)で推移しており、またBSデジタル放送事業を含む衛星
放送メディア分野の広告費は前年比で99.4%と微減、BS放送の広告費においては、前年比で101.1%と微増で推
移しております(「2019年 日本の広告費」㈱電通調べ)。さらにテレビ通販業界を中心とした各企業では、広告
媒体の多様化が進み、引き続き厳しい環境が続いております。
このような状況下、当社は「質の高い情報を提供することで 人々に感動を与え 幸せな社会づくりに貢献しま
す」を経営理念として、「豊かで癒される教養・娯楽番組と中立公正な報道・情報番組を発信し『価値ある時間』
を約束します」との経営ビジョンに基づき、良質な番組制作に引き続き邁進いたしました。
当期の番組改編では、良質な自社制作番組と外部リソースの最適なミックスによる視聴世帯数の更なる増加を目
的として、学生アスリートが一つの目標に向かいひたむきに努力する日々に密着する自社制作番組『キラボ
シ!』、 良 質 な 購 入 番 組 と し て、 毎 回 活 躍 中 の タ カ ラ ジ ェ ン ヌ を ゲ ス ト に 迎 え、 舞 台 映 像 や ト ー ク で 綴 る
『TAKARAZUKA CAFE BREAK』、全国各地のテレビ局、及び制作会社との共同制作番組である『ごりやくさん』、
2020年1月からは人気声優がドラマに挑戦する紀行バラエティ番組『声優がドラマに出たらこうなりました。~聖
地創生プロジェクト~』を㈱NTTぷららとの共同制作番組として放送を開始いたしました。世界最大級のドキュ
メンタリーチャンネルである「ディスカバリーチャンネル」と、動物・自然を専門に扱う「アニマルプラネット」
が誇る豊富で良質な作品群の中から、特に評価と人気の高い作品を厳選して放送する『ディスカバリー傑作選』は
放送枠を拡大いたしました。また、人気歌手である八代亜紀さんが豪華ゲストと共に楽しいトークと素敵な歌をお
届けする『八代亜紀 いい歌いい話』、アニメソング番組の『Anison Days』等の人気番組については内容を更に
充実させて放送いたしております。
さらに特別番組では、スポーツコンテンツのより一層の充実を図るため、『2019年度 全日本学生柔道体重別選
手権大会』、『BS11ソフトボール中継 日本女子ソフトボールリーグ』を放送。また、2年目となる『BS11cup 全日
本eスポーツ学生選手権大会』を生放送、並びにBS11オンデマンドにて同時配信いたしました。ローカル局とのコ
ラボレーションでは『京都紅葉生中継2019~皇室ゆかりの秋を訪ねて~』を㈱京都放送と共同制作し放送いたしま
した。
アニメファンから根強い人気を誇る『ANIME+』枠においては、製作委員会へ出資した『宝石商リチャード
氏の謎鑑定』、『理系が恋に落ちたので証明してみた。』、『インフィニット・デンドログラム』、『へやキャン
△』、『TVアニメ「22/7計算中」』、『ドロヘドロ』、『イド:インヴェイデッド』、『ダーウィンズゲーム』
ほか、毎週約40タイトルのアニメ関連番組を放送いたしました。
こ の ほ か、 ア ニ メ フ ィ ル ム フ ェ ス テ ィ バ ル 東 京 2019 と 連 携 し た ア ニ ソ ン ラ イ ブ イ ベ ン ト 「Anison Days
Festival2019」を開催いたしました。
費用面につきましては、引き続き番組関連費用等の効率的なコントロールに努めながら、番組宣伝のための施策
として、全国紙・WEBへの広告出稿を戦略的に実施したほか、首都圏主要駅への看板掲出など、様々な媒体を活
用した広告宣伝施策を実施いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は 5,690,655千円(前年同期比 6.3%減少)となりました。営
業利益は 1,012,060千円(前年同期比 6.1%増加)、経常利益は 1,017,764千円(前年同期比 6.6%増加)、親会
社株主に帰属する四半期純利益は 690,645千円(前年同期比 6.8%増加)となりました。
2
(2)財政状態に関する説明
①資産・負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ 231,463千円増加し、20,224,511千円
(前連結会計年度末比 1.2%増加)となりました。主な要因は、現金及び預金が 287,515千円増加したこと等によ
るものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ 103,104千円減少し、2,224,078千
円(前連結会計年度末比 4.4%減少)となりました。主な要因は、未払法人税等が 207,158千円増加したものの、
返品調整引当金が 21,130千円減少し、流動負債のその他に含めて表示している未払金が 277,175千円減少したも
の等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ 334,567千円増加し、18,000,433
千円(前連結会計年度末比 1.9%増加)となりました。主な要因は、利益剰余金が、前連結会計年度の期末配当
356,077千円により減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益 690,645千円の計上に伴い利益剰余金が
増加したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は 10,612,099千円と
なりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであり
ます。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、950,687千円(前年同期は 584,337千円の獲得)となりました。これは主に、
税金等調整前四半期純利益 1,017,764千円の計上及び法人税等の支払額 143,277千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、300,553千円(前年同期は 51,955千円の使用)となりました。これは主に、有
形固定資産の取得による支出 296,318千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、362,618千円と(前年同期は 294,764千円の使用)となりました。これは主に、
配当金の支払額 356,044千円によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の業績の動向等を踏まえ、2019年10月4日に公表した2020年8月期の通期連結業績予想を修正いたしまし
た。詳細については、本日(2020年4月8日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照く
ださい。
3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年2月29日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,324,583 10,612,099
受取手形及び売掛金 2,261,507 1,826,268
たな卸資産 296,105 381,534
その他 55,213 46,397
貸倒引当金 △140 △140
流動資産合計 12,937,270 12,866,160
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,324,703 2,400,152
土地 4,034,756 4,034,756
その他(純額) 240,610 458,456
有形固定資産合計 6,600,071 6,893,366
無形固定資産 85,793 76,384
投資その他の資産 369,911 388,600
固定資産合計 7,055,777 7,358,351
資産合計 19,993,047 20,224,511
負債の部
流動負債
買掛金 518,232 502,578
短期借入金 500,000 500,000
1年内返済予定の長期借入金 11,100 7,450
未払法人税等 175,201 382,359
返品調整引当金 41,390 20,259
その他 982,606 713,989
流動負債合計 2,228,530 2,126,638
固定負債
長期借入金 1,900 ―
退職給付に係る負債 75,726 77,438
その他 21,025 20,001
固定負債合計 98,651 97,440
負債合計 2,327,182 2,224,078
4
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年2月29日)
純資産の部
株主資本
資本金 4,183,936 4,183,936
資本剰余金 3,517,726 3,517,726
利益剰余金 9,955,192 10,289,760
自己株式 △143 △143
株主資本合計 17,656,712 17,991,279
新株予約権 9,153 9,153
純資産合計 17,665,865 18,000,433
負債純資産合計 19,993,047 20,224,511
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
売上高 6,076,007 5,690,655
売上原価 3,178,689 2,843,344
売上総利益 2,897,317 2,847,310
販売費及び一般管理費 1,943,462 1,835,250
営業利益 953,855 1,012,060
営業外収益
受取利息 46 50
その他 4,067 7,706
営業外収益合計 4,114 7,756
営業外費用
支払利息 2,985 2,028
その他 65 23
営業外費用合計 3,050 2,052
経常利益 954,919 1,017,764
税金等調整前四半期純利益 954,919 1,017,764
法人税、住民税及び事業税 296,748 343,949
法人税等調整額 11,229 △16,830
法人税等合計 307,977 327,119
四半期純利益 646,941 690,645
非支配株主に帰属する四半期純利益 ― ―
親会社株主に帰属する四半期純利益 646,941 690,645
6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
四半期純利益 646,941 690,645
四半期包括利益 646,941 690,645
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 646,941 690,645
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 954,919 1,017,764
減価償却費 102,702 115,102
返品調整引当金の増減額(△は減少) △13,330 △21,130
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 4,965 1,712
受取利息及び受取配当金 △46 △50
支払利息 2,985 2,028
売上債権の増減額(△は増加) 200,254 435,239
たな卸資産の増減額(△は増加) △45,406 △85,429
仕入債務の増減額(△は減少) 24,164 △15,653
未払金の増減額(△は減少) △125,603 △374,364
未払費用の増減額(△は減少) △54,561 △57,444
未払消費税等の増減額(△は減少) △52,377 62,140
その他 △7,536 16,026
小計 991,127 1,095,943
利息及び配当金の受取額 46 50
利息の支払額 △2,985 △2,028
法人税等の支払額 △403,852 △143,277
営業活動によるキャッシュ・フロー 584,337 950,687
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △44,603 △296,318
無形固定資産の取得による支出 △1,606 △2,263
その他 △5,746 △1,971
投資活動によるキャッシュ・フロー △51,955 △300,553
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 50,000 ―
長期借入金の返済による支出 △5,550 △5,550
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △1,060 △1,023
配当金の支払額 △338,151 △356,044
その他 △2 ―
財務活動によるキャッシュ・フロー △294,764 △362,618
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 237,617 287,515
現金及び現金同等物の期首残高 9,604,440 10,324,583
現金及び現金同等物の四半期末残高 9,842,057 10,612,099
8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
9