9408 J-新潟放送 2021-05-12 15:10:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月12日
上場会社名 株式会社新潟放送 上場取引所 東
コード番号 9408 URL https://www.ohbsn.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)佐藤 隆夫
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理本部長 (氏名)宮腰 尊史 TEL 025-267-4111
定時株主総会開催予定日 2021年6月24日 配当支払開始予定日 2021年6月25日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月24日
決算補足説明資料作成の有無:無
決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 21,308 △5.6 1,138 △26.4 1,262 △20.8 668 △6.3
2020年3月期 22,565 8.1 1,548 52.2 1,594 49.1 712 13.5
(注)包括利益 2021年3月期 1,391百万円 (322.8%) 2020年3月期 329百万円 (△45.7%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 111.40 - 3.9 5.0 5.3
2020年3月期 118.85 - 4.4 6.6 6.9
(参考)持分法投資損益 2021年3月期 -百万円 2020年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 25,257 19,510 68.3 2,877.47
2020年3月期 24,094 18,172 66.9 2,687.06
(参考)自己資本 2021年3月期 17,261百万円 2020年3月期 16,119百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 1,248 △578 △644 6,641
2020年3月期 2,316 △813 △838 6,617
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
(合計) (連結)
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 3.75 - 3.75 7.50 44 6.3 0.3
2021年3月期 - 3.75 - 3.75 7.50 44 6.7 0.3
2022年3月期(予想) - 5.00 - 5.00 10.00 9.2
(注)2022年3月期(予想)第2四半期末・期末 配当金の内訳 普通配当3円75銭 記念配当1円25銭
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 19,890 △6.7 926 △18.7 966 △23.5 650 △2.7 108.35
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) - 、除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 6,000,000株 2020年3月期 6,000,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期 1,102株 2020年3月期 1,102株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 5,998,898株 2020年3月期 5,998,899株
(参考)個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 5,672 △10.8 232 △52.8 353 △38.0 263 △35.2
2020年3月期 6,359 △5.2 493 15.8 570 11.3 406 1.8
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 43.86 -
2020年3月期 67.73 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 13,600 12,273 90.2 2,045.96
2020年3月期 12,794 11,660 91.1 1,943.80
(参考)自己資本 2021年3月期 12,273百万円 2020年3月期 11,660百万円
2.2022年3月期の個別業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
1株当たり
売上高 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,946 4.8 253 △28.4 329 25.0 54.84
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は、新型
ウイルス感染状況など様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご
利用にあたっての注意事項については、添付資料2ページ「1.経営成績等の概況」をご覧ください。
株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当………………………………………………………… 4
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 5
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
5.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 16
役員の異動 ………………………………………………………………………………………………………… 16
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
①当期の経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界規模での感染拡大により、各種イベントや行
事が中止または延期となるなど、企業の経済活動が制限を受けました。これにより企業収益や雇用・所得環境が悪
化しました。感染者数が減少した昨年秋頃より、一時的に景気の持ち直しの動きはありましたが、依然として感染
状況は、収束することなく、景気の先行きは不透明な状況が続いています。
このような状況のなかで、それぞれ異なる分野で事業活動を展開する当社グループは、感染予防の対策をとりな
がら、積極的な営業活動とサービスの提供に努めました。当連結会計年度における売上高は213億8百万円(前期
比94.4%)となりました。
また、徹底したコストの削減を図り収益の確保に全力を傾けました。利益面におきましては営業利益は11億3千
8百万円(前期比73.6%)、経常利益は12億6千2百万円(前期比79.2%)となり、法人税等調整額2億4千9百
万円を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益は6億6千8百万円(前期比93.7%)となりました。
事業の部門別の概況は次のとおりであります。
単位:百万円(百万円未満切捨て表示)
2020年3月期 2021年3月期
放送事業
売上高 6,359 5,672
営業利益 493 232
情報処理サービス事業
売上高 15,495 14,748
営業利益 1,029 836
建物サービスその他の事業
売上高 1,352 1,491
営業利益 27 80
合計
売上高 23,207 21,912
営業利益 1,549 1,150
[放送事業]
放送事業におきまして、ラジオ部門では新番組のスタートによりタイム収入が前期を上回ったものの、スポット
収入が振るわず、前期比6.0%減の6億6千万円となりました。
テレビ部門におきましては、タイム収入が堅調に推移したものの、新型ウイルス感染拡大による経済活動の停滞
により収益の柱となるスポット収入が落ち込み、前期比9.5%減の44億7千9百万円となりました。
その他の収入におきましては、期前半に緊急事態宣言の発令により各種イベントが中止となり、大きく落ち込み
ました。期後半に、感染状況が落ち着いたことを受け、感染予防対策を講じてアニメ関係など催し物を実施しまし
た。これにより、前期比24.5%減の5億3千2百万円となりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は56億7千2百万円(前期比10.8%減)となり、営業利益では2億3
千2百万円(前期比52.8%減)となりました。
[情報処理サービス事業]
情報処理サービス事業におきましては、タブレットを中心とした機器販売収入は伸びましたが、新型ウィルスの
影響による首都圏開発案件の落込みと、前期の消費税増税前の駆け込み需要の反動を補いきれず、売上、営業利益
ともに前期を下回る結果となりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は147億4千8百万円(前期比4.8%減)となり、営業利益では8億3
千6百万円(前期比18.7%減)となりました。
[建物サービスその他事業]
建物サービスその他事業におきましては、営業部門で、損害保険契約数の減少による減収はありましたが、セミ
ナー用DVD制作などを受注して増収となりました。メディア部門ではマラソン大会や卒業式などのライブ配信を
受注して増収となりました。施設管理部門の工事関連では受託先の貯水槽更新工事、空調熱交換設備更新工事など
の大型工事を受注したことにより増収となりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は14億9千1百万円(前期比10.3%増)となり、営業利益は8千万円
(前期比191.4%増)となりました。
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
(イ)資産
(流動資産)
前連結会計年度末に比べて、6億6千1百万円増加の126億6百万円となりました。これは、受取手形及び売
掛金で3億2千6百万円、棚卸資産で2億8千6百万円増加したことが主な要因であります。
(固定資産)
前連結会計年度末に比べて、4億8千2百万円増加の126億3千2百万円となりました。これは、有形固定資
産で4千6百万円減少したものの、無形固定資産で7千7百万円、投資有価証券などで投資その他の資産が4億
5千万円増加したことによります。
この結果、総資産は、252億5千7百万円となり、前連結会計年度末に比べて11億6千3百万円増加しており
ます。
(ロ)負債
(流動負債)
前連結会計年度末に比べて、3千1百万円増加の46億3千5百万円となりました。これは、リース債務で1億
5千4百万円、未払法人税等で2億1千1百万円、未払消費税等で9千1百万円減少したものの、未払金で4億
7千9百万円増加したことなどによります。
(固定負債)
前連結会計年度末に比べて、2億2千5百万円減少の10億9千2百万円となりました。これは、リース債務で
1億6千3百万円、役員退職慰労引当金で3千6百万円減少したことなどによります。
この結果、負債合計は、57億2千8百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億9千3百万円の減少となり
ました。
(ハ)純資産
(株主資本)
当連結会計年度末残高は、167億2千1百万円となりました。これは、利益剰余金が6億2千3百万円増加し
たことによります。
(その他の包括利益累計額)
当連結会計年度末残高は、5億3千9百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金4億2千9百
万円、退職給付に係る調整累計額1億1千万円によります。
(非支配株主持分)
当連結会計年度末の残高は、22億4千8百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億9千5百万円増加して
おります。
この結果、純資産合計は、前連結会計年度末に比べて13億3千7百万円増加の195億1千万円となりました。
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2千4百万円
増加し、当連結会計年度末には、66億4千1百万円となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得た資金は12億4千8百万円となりました。主な要因といたしましては、退職給付に係る資
産の増加1億9千9百万円、売上債権の増加3億2千6百万円、たな卸資産の増加2億8千6百万円、法人税
等の支払い4億3百万円などでキャッシュ・アウトはありましたが、税金等調整前当期純利益13億2千6百万
円、減価償却費9億1百万円、仕入債務の増加4億5千5百万円などのキャッシュ・インによるものでありま
す。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は5億7千8百万円となりました。
これは、主に投資有価証券の売却による4億1百万円のキャッシュ・インはありましたが、有形固定資産の
取得による6億7千3百万円、投資有価証券の取得による2億8千4百万円などのキャッシュ・アウトによる
ものであります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は6億4千4百万円となりました。
これは、主にリース債務の返済による5億6千4百万円などのキャッシュ・アウトによるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標
2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 66.9 68.3
時価ベースの自己資本比率(%) 28.5 30.3
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) 0.2 0.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 137.6 102.7
(4)今後の見通し
次期の見通しにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、経済活動の停滞が続き、企業の景況感を悪
化させるなどの先行き不透明感は今後も拭い去ることができないと予想されます。当社グループの収益に大きな影響
を及ぼす放送関連は景気動向に左右されます。新型コロナウイルスの感染状況が見通せない中ではありますが、現時
点で、合理的に見通せる範囲で、業績予想を算定致しました。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は「放送事業」という公共性の高い業種であり、長期にわたる安定した経営基盤のもとに株主の皆様に安定的
な配当を継続することを経営の基本方針の一つとして位置づけております。
この基本方針のもとに、内部留保資金の使途につきましては、災害時に備えた放送設備の強化や技術革新に対応し
た設備投資、番組ソフトの充実と開発に加え、放送以外でのビジネスチャンスなど将来の収益基盤の強化に有効投資
して、株主の皆様のご支援に応えてまいりたいと存じます。
当期の期末配当金につきましては、安定的な配当継続の基本方針に基づき、1株につき3円75銭の普通配当とさせ
ていただく予定でおります。これにより、既にお支払済みの中間配当3円75銭と合わせ年間配当は1株につき7円50
銭となる予定です。
なお、次期の配当につきましては、安定配当継続の方針のもとに中間、期末とも1株につき3円75銭の普通配当と
し、さらに、2022年10月14日の創立70周年を迎えるにあたり、中間・期末とも1円25銭を記念配当として分配する予
定でおります。これにより、年間配当は合計10円を見込んでおります。
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
2.企業集団の状況
当社グループは、当社の民間放送業を始め、子会社は情報処理サービス業、及び建物サービス業等、それぞれ異なっ
た分野で事業活動を展開しております。
当社グループの各社の主な業務は次のとおりであります。
放送関連事業
㈱新潟放送……………………………放送法による一般放送事業
㈱サンビデオ映像……………………テレビ番組・CM制作などのコンテンツ制作
情報処理サービス事業
㈱BSNアイネット…………………情報処理サービス及び電算機器の販売
㈱ビーアイテック……………………パソコン機器及び関連商品の販売、及びシステム建設並びに保守
㈱ITスクエア………………………コンピュータシステムの企画及び経営合理化等に関するコンサルタント
㈱エム・エス・シー…………………医療保険請求事務等の受託及び派遣
龍越ソフト㈱…………………………IT関連ソフトウエアの開発・販売
㈱エヌ・テイ・エス…………………情報処理システムの分析・設計及びプログラム作成
㈱日本ファシリティ…………………OA事務の派遣
㈱グローバルネットコア……………ネットワーク接続サービス及びコンピュータシステムに係わる操作・運用
建物サービスその他事業
㈱BSNウェーブ……………………建物管理・不動産等の業務
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏
しいため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,869,236 6,893,984
受取手形及び売掛金 4,150,461 4,476,519
商品 204,432 387,980
原材料 14,403 12,136
仕掛品 173,499 278,585
その他の流動資産 538,503 563,764
貸倒引当金 △5,919 △6,841
流動資産合計 11,944,617 12,606,129
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 6,546,486 6,598,603
減価償却累計額 △4,247,587 △4,202,291
建物及び構築物(純額) 2,298,899 2,396,311
機械装置及び運搬具 4,800,155 4,820,752
減価償却累計額 △4,204,047 △4,203,819
機械装置及び運搬具(純額) 596,108 616,933
土地 2,416,652 2,442,652
リース資産 2,398,758 1,853,462
減価償却累計額 △1,259,707 △984,510
リース資産(純額) 1,139,050 868,952
その他 403,482 509,698
減価償却累計額 △300,998 △327,529
その他(純額) 102,483 182,169
有形固定資産合計 6,553,194 6,507,019
無形固定資産
ソフトウエア 111,616 164,064
リース資産 203,035 175,660
その他 48,692 101,440
無形固定資産合計 363,344 441,164
投資その他の資産
投資有価証券 2,765,906 3,314,743
退職給付に係る資産 1,449,280 1,827,568
繰延税金資産 458,633 -
その他の投資及びその他の資産 586,107 587,036
貸倒引当金 △26,296 △25,864
投資その他の資産合計 5,233,632 5,703,483
固定資産合計 12,150,170 12,651,667
資産合計 24,094,788 25,257,797
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
未払金 2,555,232 3,034,296
短期借入金 375,800 360,800
リース債務 547,729 393,178
未払法人税等 275,282 64,003
未払消費税等 199,523 107,653
引当金
製品保証引当金 28,400 32,000
賞与引当金 418,354 398,570
役員賞与引当金 19,800 16,600
その他の流動負債 183,313 228,305
流動負債合計 4,603,435 4,635,407
固定負債
長期借入金 24,700 13,900
引当金
役員退職慰労引当金 119,770 83,228
退職給付に係る負債 215,241 202,005
リース債務 905,674 742,370
繰延税金負債 - 19,477
その他の固定負債 53,287 51,239
固定負債合計 1,318,672 1,112,221
負債合計 5,922,108 5,747,628
純資産の部
株主資本
資本金 300,000 300,000
資本剰余金 5,750 5,750
利益剰余金 15,793,569 16,416,879
自己株式 △805 △805
株主資本合計 16,098,515 16,721,825
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 34,968 429,835
退職給付に係る調整累計額 △14,103 110,001
その他の包括利益累計額合計 20,864 539,836
非支配株主持分 2,053,299 2,248,507
純資産合計 18,172,680 19,510,169
負債純資産合計 24,094,788 25,257,797
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 22,565,503 21,308,676
売上原価 16,412,610 15,790,140
売上総利益 6,152,892 5,518,535
販売費及び一般管理費 4,604,717 4,379,770
営業利益 1,548,175 1,138,764
営業外収益
受取利息 4,104 8,156
受取配当金 61,444 66,058
有価証券売却益 95 328
不動産賃貸料 9,857 9,615
補助金収入 - 45,673
その他 16,477 42,226
営業外収益合計 91,980 172,059
営業外費用
支払利息 16,833 12,152
有価証券売却損 - 1
その他 28,737 36,270
営業外費用合計 45,570 48,424
経常利益 1,594,585 1,262,399
特別利益
固定資産売却益 130 -
投資有価証券売却益 75,696 123,277
国庫補助金 - 26,120
特別利益合計 75,827 149,397
特別損失
固定資産売却損 30,930 6,314
減損損失 296,653 -
固定資産除却損 7,271 1,370
固定資産圧縮損 - 45,673
投資有価証券売却損 418 2,064
投資有価証券評価損 - 29,414
特別損失合計 335,273 84,837
税金等調整前当期純利益 1,335,139 1,326,958
法人税、住民税及び事業税 375,196 204,482
法人税等調整額 73,896 249,780
法人税等合計 449,093 454,263
当期純利益 886,046 872,695
非支配株主に帰属する当期純利益 173,071 204,393
親会社株主に帰属する当期純利益 712,974 668,301
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 886,046 872,695
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △450,441 394,985
退職給付に係る調整額 △106,416 124,104
その他の包括利益合計 △556,857 519,090
包括利益 329,188 1,391,785
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 156,482 1,187,273
非支配株主に係る包括利益 172,705 204,512
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 300,000 5,750 15,125,587 △734 15,430,603
当期変動額
剰余金の配当 △44,991 △44,991
親会社株主に帰属する当期
純利益
712,974 712,974
自己株式の取得 △70 △70
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 667,982 △70 667,912
当期末残高 300,000 5,750 15,793,569 △805 16,098,515
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 485,043 92,313 577,356 1,890,514 17,898,474
当期変動額
剰余金の配当 △44,991
親会社株主に帰属する当期
純利益
712,974
自己株式の取得 △70
株主資本以外の項目の当期
△450,075 △106,416 △556,491 162,785 △393,706
変動額(純額)
当期変動額合計 △450,075 △106,416 △556,491 162,785 274,206
当期末残高 34,968 △14,103 20,864 2,053,299 18,172,680
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 300,000 5,750 15,793,569 △805 16,098,515
当期変動額
剰余金の配当 △44,991 △44,991
親会社株主に帰属する当期
純利益
668,301 668,301
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 623,309 - 623,309
当期末残高 300,000 5,750 16,416,879 △805 16,721,825
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 34,968 △14,103 20,864 2,053,299 18,172,680
当期変動額
剰余金の配当 △44,991
親会社株主に帰属する当期
純利益
668,301
株主資本以外の項目の当期
394,867 124,104 518,971 195,207 714,178
変動額(純額)
当期変動額合計 394,867 124,104 518,971 195,207 1,337,488
当期末残高 429,835 110,001 539,836 2,248,507 19,510,169
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 1,335,139 1,326,958
減価償却費 1,012,459 901,304
製品保証引当金の増減額(△は減少) △6,300 3,600
賞与引当金の増減額(△は減少) 14,904 △19,784
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 2,400 △3,200
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 27,258 △36,542
貸倒引当金の増減額(△は減少) △4,511 490
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △5,859 △13,236
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △238,433 △199,720
受取利息及び受取配当金 △65,549 △74,214
支払利息 16,833 12,152
有価証券売却損益(△は益) △95 △327
投資有価証券売却損益(△は益) △75,278 △121,212
投資有価証券評価損益(△は益) - 24,849
固定資産除却損 7,271 1,370
固定資産売却損益(△は益) 30,874 6,314
減損損失 296,653 -
売上債権の増減額(△は増加) 782,829 △326,057
たな卸資産の増減額(△は増加) △114,640 △286,367
その他の資産の増減額(△は増加) △41,008 △16,309
仕入債務の増減額(△は減少) △287,641 455,657
その他の負債の増減額(△は減少) △127,905 △46,102
小計 2,559,399 1,589,622
利息及び配当金の受取額 65,549 74,214
利息の支払額 △16,819 △12,138
法人税等の支払額 △291,283 △403,665
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,316,846 1,248,032
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △215,000 △214,000
定期預金の払戻による収入 214,000 214,000
有価証券の売却による収入 95 327
有形固定資産の取得による支出 △493,241 △673,356
有形固定資産の売却による収入 984 120,000
無形固定資産の取得による支出 △148,071 △176,675
無形固定資産の売却による収入 50,910 44,710
投資有価証券の取得による支出 △355,394 △284,702
投資有価証券の売却による収入 149,892 401,082
差入保証金の差入による支出 △16,006 △12,701
差入保証金の回収による収入 7,533 6,286
その他の支出 △9,726 △8,214
その他の収入 119 4,736
投資活動によるキャッシュ・フロー △813,903 △578,505
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - △15,000
長期借入金の返済による支出 △110,800 △10,800
リース債務の返済による支出 △672,725 △564,726
自己株式の取得による支出 △70 -
配当金の支払額 △45,049 △44,946
非支配株主への配当金の支払額 △9,920 △9,305
財務活動によるキャッシュ・フロー △838,566 △644,778
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 664,377 24,748
現金及び現金同等物の期首残高 5,952,859 6,617,236
現金及び現金同等物の期末残高 6,617,236 6,641,984
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
当社グループは、放送、情報処理サービス、建物サービスその他の事業を行っており、業種別に区分さ
れた事業ごとに、当社及び当社の連結子会社が各々事業活動を展開しております。そのため、当社グルー
プは、「放送事業」、「情報処理サービス事業」、「建物サービスその他事業」を報告セグメントとして
おります。
「放送事業」は、ラジオ及びテレビの一般放送を主な事業としております。「情報処理サービス事業」
は、情報処理サービス及びソフトウエア受注開発等を主な事業としております。「建物サービスその他事
業」は、建物管理及び不動産業を主な事業としております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方
針に準拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸
調整額
建物サービ 表計上額
情報処理サ (注1)
放送事業 スその他事 計 (注2)
ービス事業
業
売上高
(1)外部顧客への売上高 6,285,506 15,393,382 886,613 22,565,503 - 22,565,503
(2)セグメント間の内部
73,954 102,107 465,687 641,750 △641,750 -
売上高又は振替高
計 6,359,461 15,495,490 1,352,301 23,207,253 △641,750 22,565,503
セグメント利益 493,038 1,029,260 27,657 1,549,956 △1,781 1,548,175
セグメント資産 12,779,257 10,450,050 1,177,222 24,406,530 △311,741 24,094,788
その他の項目
減価償却費 350,622 659,390 3,761 1,013,774 △1,314 1,012,459
減損損失 - 296,653 - 296,653 - 296,653
有形固定資産及び無形固
782,107 316,175 378 1,098,662 △2,952 1,095,709
定資産の増加額
(注)1 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3 セグメント資産のうち調整額の項目に含めた全社資産の金額はありません。
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸
調整額
建物サービ 表計上額
情報処理サ (注1)
放送事業 スその他事 計 (注2)
ービス事業
業
売上高
(1)外部顧客への売上高 5,596,402 14,664,162 1,048,111 21,308,676 - 21,308,676
(2)セグメント間の内部
76,052 84,075 443,372 603,500 △603,500 -
売上高又は振替高
計 5,672,454 14,748,238 1,491,483 21,912,176 △603,500 21,308,676
セグメント利益 232,822 836,623 80,602 1,150,048 △11,284 1,138,764
セグメント資産 13,507,220 10,829,714 1,244,053 25,580,987 △323,190 25,257,797
その他の項目
減価償却費 365,884 533,734 3,410 903,029 △1,726 901,302
有形固定資産及び無形固
605,804 406,474 314 1,012,593 △7,933 1,004,660
定資産の増加額
(注)1 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3 セグメント資産のうち調整額の項目に含めた全社資産の金額はありません。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はあ
りません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はあ
りません。
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株式会社新潟放送(9408) 2021年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
「3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」に同
様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 2,687.06円 1株当たり純資産額 2,877.47円
1株当たり当期純利益 118.85円 1株当たり当期純利益 111.40円
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注) 1株当たり当期純利益の算定上の基礎
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益 712,974千円 668,301千円
普通株主に帰属しない金額 - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益 712,974 〃 668,301 〃
普通株式の期中平均株式数 5,998千株 5,998千株
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
5.その他
役員の異動
役員の異動につきましては、本日付(2021年5月12日)で別途開示いたしました「役員等の異動に関するお知ら
せ」をご覧ください。
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