9405 朝日放送グループHD 2021-02-08 15:00:00
2021年3月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月8日
上 場 会 社 名 朝日放送グループホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9405 URL https://corp.asahi.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)沖中 進
問合せ先責任者 (役職名)経理部長 (氏名)上田 博一 (TEL)06(6457)5006
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 56,925 △7.3 729 △70.6 1,137 △58.0 △2,031 -
2020年3月期第3四半期 61,388 0.5 2,477 △14.8 2,711 △15.4 1,779 △38.5
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 △1,880 百万円 ( -%) 2020年3月期第3四半期 2,155 百万円 ( △24.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 △49.54 ―
2020年3月期第3四半期 43.46 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 115,757 66,665 54.4
2020年3月期 114,786 69,091 56.8
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 63,024 百万円 2020年3月期 65,230 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 9.00 ― 9.00 18.00
2021年3月期 ― 5.00 ―
2021年3月期(予想) 5.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 78,000 △6.0 1,600 △52.8 2,000 △44.9 △1,400 - △34.13
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 41,833,000株 2020年3月期 41,833,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 802,674株 2020年3月期 850,078株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 41,011,345株 2020年3月期3Q 40,948,099株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
朝日放送グループホールディングス株式会社(9405) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記)……………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)……………………………8
(セグメント情報等)…………………………………………………………………8
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朝日放送グループホールディングス株式会社(9405) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)の日本経済は、なおも続く新
型コロナウイルス感染拡大により、大幅に悪化する一方、経済活動は徐々に再開されています。しか
し、依然として収束が見通せず、本格的な回復には程遠い状況です。
このような経済状況の中、当社グループが主力事業を展開する放送事業の売上高は、主力のテレビ
スポット収入が大きく減少したため、減収となりました。ハウジング事業の売上高は、新型コロナウ
イルスの影響を受けたものの、不動産販売が成立したことにより増収となりました。ゴルフ事業の売
上高は、新型コロナウイルスの影響を受けて来場者数が減少し、プレー収入が減少したこと等によ
り、減収となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は
569億2千5百万円となり、前年同期に比べて44億6千3百万円(△7.3%)の減収となりました。一
方、費用面では売上原価が392億1千1百万円で、前年同期に比べて15億3千4百万円(△3.8%)減
少しました。販売費及び一般管理費については169億8千4百万円となり、11億8千万円(△6.5%)
減少しました。この結果、営業利益 は7億2千9百万円となり、17億4千8百万円(△70.6%)の
減益、経常利益は11億3千7百万円で15億7千3百万円(△58.0%)の減益となりました。また、特
別損失として、投資有価証券評価損32億2千3百万円等を計上しました。以上の結果、税金等調整前
四半期純損失は15億9百万円で42億5千6百万円の減益となりました。親会社株主に帰属する四半期
純損失は20億3千1百万円で38億1千1百万円の減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりです。
[放送事業]
放送事業の売上高は459億5千2百万円となり、前年同期に比べ62億9千5百万円(△12.0%)の
減収となりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主力のテレビスポット収入が大幅に減収
となったことが主な要因です。また営業費用も番組費等の減少により、9.5%減少しました。この結
果、営業利益は2億7千2百万円となり、前年同期に比べて15億7千4百万円(△85.2%)の減益と
なりました。
[ハウジング事業]
ハウジング事業の売上高は103億6千2百万円となり、前年同期に比べ20億1百万円(23.9%)の
増収となりました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う休園・休館対応の一方で、不動産販売が成立
したことによります。一方、営業費用は、不動産販売に伴う原価計上が主な要因で26.4%増加しまし
た。この結果、営業利益は7億4千万円となり、前年同期に比べて1千2百万円(△1.7%)の減益
となりました。
[ゴルフ事業]
ゴルフ事業の売上高は6億1千万円となり、前年同期に比べ1億6千9百万円(△21.7%)の減収
となりました。新型コロナウイルスの影響で来場者数が大幅に減少したことが主な要因です。一方、
営業費用は8.0%減少した結果、営業損失は4千7百万円となり、前年同期に比べて1億6千万円の
減益となりました。
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朝日放送グループホールディングス株式会社(9405) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末に比べて9億7千万円増加し、1,157
億5千7百万円となりました。不動産販売に伴い流動資産が減少する一方で、土地の購入に伴って固
定資産が増加したこと等によるものです。
(負債)
負債合計は前連結会計年度末に比べて33億9千7百万円増加し、490億9千2百万円となりまし
た。社債の発行が主な要因です。
(純資産)
純資産合計は前連結会計年度末に比べて24億2千6百万円減少し、666億6千5百万円となりまし
た。四半期純損失の計上や配当による利益剰余金の減少が主な要因です。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては当社グループの主力である放送事業において、前回発表予想よ
りもテレビスポット収入を主とする放送事業収入が増加したことに加え、費用削減の効果もあり、売
上高、営業利益、経常利益については上方修正いたします。
また、投資有価証券の売却に伴う特別利益の計上および当社保有株式に係る投資有価証券の評価損
に伴う特別損失の計上、並びに、特定子会社における投資有価証券の評価損に伴う特別損失を計上す
ることになりましたので、これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益については下方修正いた
します。
業績予想修正の詳細につきましては、本日(2021年2月8日)公表の「業績予想の修正、特別利益
および特別損失の計上に関するお知らせ」をご覧ください。
なお、上記見通しは、国内外の景気動向に加え、新型コロナウイルス感染症の収束時期や影響範囲
等の外的要因により大きく変動する可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす事象が生じた
場合には速やかに公表します。
※上記の予想は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に
基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能
性があります。
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朝日放送グループホールディングス株式会社(9405) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 27,048 26,662
受取手形及び売掛金 12,825 12,746
有価証券 204 814
たな卸資産 4,668 2,888
未収還付法人税等 262 22
その他 2,314 2,644
貸倒引当金 △15 △16
流動資産合計 47,307 45,764
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 18,396 18,555
土地 10,363 11,840
その他(純額) 8,185 7,672
有形固定資産合計 36,944 38,067
無形固定資産
ソフトウエア 1,195 1,177
ソフトウエア仮勘定 144 458
のれん 22 1,099
その他 122 150
無形固定資産合計 1,485 2,885
投資その他の資産
投資有価証券 17,299 17,160
その他 11,760 11,866
貸倒引当金 △35 △33
投資その他の資産合計 29,024 28,993
固定資産合計 67,454 69,946
繰延資産
社債発行費 24 46
繰延資産合計 24 46
資産合計 114,786 115,757
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
短期借入金 - 6
1年内返済予定の長期借入金 586 476
1年内償還予定の社債 26 26
未払金 5,970 5,919
未払法人税等 567 590
引当金 724 621
その他 5,773 5,522
流動負債合計 13,647 13,163
固定負債
長期借入金 931 927
社債 5,065 10,042
退職給付に係る負債 16,512 15,849
その他 9,538 9,109
固定負債合計 32,047 35,928
負債合計 45,694 49,092
純資産の部
株主資本
資本金 5,299 5,299
資本剰余金 5,847 5,862
利益剰余金 54,415 51,809
自己株式 △426 △402
株主資本合計 65,135 62,568
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,941 2,181
為替換算調整勘定 - △107
退職給付に係る調整累計額 △1,846 △1,618
その他の包括利益累計額合計 94 455
新株予約権 0 0
非支配株主持分 3,860 3,640
純資産合計 69,091 66,665
負債純資産合計 114,786 115,757
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 61,388 56,925
売上原価 40,745 39,211
売上総利益 20,642 17,713
販売費及び一般管理費 18,165 16,984
営業利益 2,477 729
営業外収益
受取利息 15 8
受取配当金 218 189
補助金収入 - 154
その他 96 117
営業外収益合計 331 470
営業外費用
支払利息 15 21
固定資産処分損 8 26
匿名組合投資損失 64 -
その他 9 14
営業外費用合計 97 61
経常利益 2,711 1,137
特別利益
投資有価証券売却益 747 607
会場閉鎖損失引当金戻入益 - 61
特別利益合計 747 668
特別損失
投資有価証券評価損 - 3,223
関係会社株式評価損 - 33
会場閉鎖損失 631 -
特別退職金 80 57
特別損失合計 712 3,315
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
2,746 △1,509
純損失(△)
法人税等 1,026 730
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,720 △2,239
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △59 △208
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
1,779 △2,031
に帰属する四半期純損失(△)
6
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,720 △2,239
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 274 240
為替換算調整勘定 - △108
退職給付に係る調整額 160 228
その他の包括利益合計 435 359
四半期包括利益 2,155 △1,880
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,214 △1,670
非支配株主に係る四半期包括利益 △58 △209
7
朝日放送グループホールディングス株式会社(9405) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注1、2) 計上額
放送事業 ハウジング事業 ゴルフ事業 計 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 52,247 8,360 780 61,388 ― 61,388
セグメント間の
425 14 57 497 △497 ―
内部売上高又は振替高
計 52,673 8,375 837 61,886 △497 61,388
セグメント利益 1,847 753 113 2,714 △236 2,477
(注)1 セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額△497百万円は、セグメント間の取引消去金
額であります。
2 セグメント利益の調整額△236百万円は、報告セグメントに帰属しない新規の事業・市場開
拓等にかかる費用であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益であります。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注1、2) 計上額
放送事業 ハウジング事業 ゴルフ事業 計 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 45,952 10,362 610 56,925 ― 56,925
セグメント間の
296 14 7 319 △319 ―
内部売上高又は振替高
計 46,248 10,377 618 57,244 △319 56,925
セグメント利益又は損失
272 740 △47 966 △236 729
(△)
(注)1 セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額△319百万円は、セグメント間の取引消去金
額であります。
2 セグメント利益の調整額△236百万円は、報告セグメントに帰属しない新規の事業・市場開
拓等にかかる費用であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益又は営業損失でありま
す。
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