9404 日テレHD 2020-07-31 15:00:00
中期経営計画における定量目標の取り下げに関するお知らせ [pdf]
2020 年 7 月 31 日
各 位
会社名 日本テレビホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役会長 大久保 好男
(コード:9404 東証第一部)
問合せ先 経営戦略局広報部長 佐々木 尚
(TEL:03-6215-4111)
中期経営計画における定量目標の取り下げに関するお知らせ
新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の拡大による経済環境の悪化により、当社は 2019 年 5 月 16 日
に公表した「日本テレビグループ 中期経営計画 2019-2021 日テレ eVOLUTION」
(2020 年 3 月期~2022
年 3 月期)で掲げる定量目標を一旦、取り下げることといたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.背景及び理由
新型コロナウイルス感染症拡大が収束しない状況下、企業の広告宣伝活動も制限され、当社グループの
基幹事業である放送事業においても大きな影響が出ています。また、イベントや映画をはじめとする興行
収入、テーマパークでの入場料収入やスポーツクラブでの会員収入についても甚大な影響を受けており、
何れの事業とも今後の先行きが不透明な状況にあります。
こうした想定を超える経済環境の変化と当社グループの状況を鑑み、2021 年度を最終年とする「中期
経営計画」における「定量目標」については達成が困難になったと判断し、一旦これを取り下げること
といたしました。なお、この中で掲げている「新規事業・M&A推進のための投資枠 1000 億円」に関
しましては、投資枠を変更することなく引き続き取り組んでまいります。
また、2021 年 3 月期の連結業績予想に関しましては、引き続き未定とします。詳細は 2021 年 3 月期
第1四半期決算短信「1.当四半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご参照下さい。
2.今後について
DX(デジタルトランスフォーメーション)による構造改革を推し進め、総合コンテンツ企業として、
放送とインターネットの両分野において収益力を向上する体制構築を図ります。
放送事業においては「最強の制作集団」として引き続き良質なコンテンツを作り出し、同時にデータの
活用など「デジタル化」によるテレビ広告の価値向上に取り組んでまいります。
加えて、
「中期経営計画」において「インターネット領域をビジネスの柱にする」ことを目標として掲
げていますが、さらにそのスピードを加速させ、Hulu をはじめとしたコンテンツ配信事業の拡充、オン
ラインを活用した新規事業の創出、デジタル技術を支えるグループ企業の強化等を積極的に進めデジタル
領域の事業拡大を追求します。
このほかイベント等を含めたあらゆる領域において「デジタル化の加速」
「収支構造の抜本的な見直し
と生産性の向上」
「グループ事業の強化」を図ることにより、さらに多くの価値を生み出し、生活者に提
供してまいります。
以 上