9399 ビート 2021-11-12 12:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021 年 12 月期 第 3 四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021 年 11 月 12 日
上 場 会 社 名 ビート・ホールディングス・リミテッド 上場取引所 東証市場第二部
コ ー ド 番 号 9399 URL:https://www.beatholdings.com
代 表 者 (役職名)最高経営責任者
(氏名)チン・シャン・フイ
問合せ先責任者 (役職名)最高財務責任者
(氏名)チン・シャン・フイ TEL(香港)(852) 3196-3977
(役職名)IR 室マネージャー
(氏名)高山 雄太 TEL(日本)(03) 4570-0741
四半期報告書提出予定日 2021 年 11 月 12 日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無:無
(千米ドル及び百万円未満四捨五入)
1. 2021 年 12 月期第 3 四半期の連結業績(2021 年 1 月 1 日~2021 年 9 月 30 日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年度同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益
千米ドル % 千米ドル % 千米ドル %
(百万円) (百万円) (百万円)
2021 年 12 月期第 3 四半期 3,098 △47.2 △3,208 - △3,584 -
(347) (△359) (△401)
2020 年 12 月期第 3 四半期 5,864 △26.4 △4,431 - △4,052 -
(656) (△496) (△454)
(注)包括利益 2021 年 12 月期第 3 四半期:△9,702 千米ドル(△1,086 百万円)
2020 年 12 月期第 3 四半期:△4,377 千米ドル(△490 百万円)
潜在株式調整後
親会社株主に帰属する 1 株当たり
1 株当たり
四半期純利益 四半期純利益
四半期純利益
千米ドル % 米ドル 米ドル
(百万円) (円 銭) (円 銭)
2021 年 12 月期第 3 四半期 △9,732 △0.17- -
(△1,089) (△19.03) (-)
2020 年 12 月期第 3 四半期 -
△4,464 △0.11 -
(△500) (△12.31) (-)
(注)「円」で表示されている金額は、2021 年 9 月 30 日現在の株式会社三菱 UFJ 銀行の対顧客電信売買
相場の仲値である 1 米ドル=111.92 円で換算された金額です。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1 株当たり純資産
千米ドル 千米ドル % 米ドル
(百万円) (百万円) (円 銭)
2021 年 12 月期第 3 四半期 10,249 1,330 13.0 0.02
(1,147) (149) (2.24)
2020 年 12 月期 12,226 3,892 27.9 0.07
(1,368) (436) (7.83)
(注)「円」で表示されている金額は、2021 年 9 月 30 日現在の株式会社三菱 UFJ 銀行の対顧客電信売買
相場の仲値である 1 米ドル=111.92 円で換算された金額です。
(参考)自己資本 2021 年 12 月期第 3 四半期:1,330 千米ドル(149 百万円)
2020 年 12 月期:3,406 千米ドル(381 百万円)
2. 配当の状況
年間配当金
第 3 四半期
(基準日) 第 1 四半期末 第 2 四半期末 期末 合計
末
米ドル 米ドル 米ドル 米ドル 米ドル
(円 銭) (円 銭) (円 銭) (円 銭) (円 銭)
- - - - -
2020 年 12 月期
(-) (-) (-) (-) (-)
- - -
2021 年 12 月期
(-) (-) (-)
2021 年 12 月期 - -
(予想) (-) (-)
(注)当四半期における配当予想の修正の有無:無
3. 2021 年 12 月期の連結業績予想(2021 年 1 月 1 日~2021 年 12 月 31 日)
(%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益
千米ドル % 千米ドル % 千米ドル %
(百万円) (百万円) (百万円)
通期 3,800 △42.9 △5,111 - △5,807 -
(425) (△572) (△650)
親会社株主に帰属する 1 株当たり
当期純利益 当期純利益
千米ドル % 米ドル
(百万円) (円 銭)
通期 △12,148 △0.23
- (△25.74)
(△1,360)
(注) 1. 当四半期の本決算短信内における業績予想の修正:有・無
2. 「円」で表示されている金額は、2021 年 9 月 30 日現在の株式会社三菱 UFJ 銀行の対顧客電信
売買相場の仲値である 1 米ドル=111.92 円で換算された金額です。
4. 注記事項(詳細は、添付資料 P2「サマリ情報(注記事項)に関する事項」をご覧下さい。
)
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動:有・無
新規: 0 社
除外: 1 社、Beatchain Sdn. Bhd.
(注)当四半期会計期間における連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動の有無となります。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有・無
(注)簡便な会計処理及び四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用の有無となります。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有・無
② ①以外の会計方針の変更 :有・無
③ 会計上の見積りの変更 :有・無
④ 修正再表示 :有・無
(4) 発行済株式数(普通株式及び優先株式)
2021 年
① 期末発行済株式数 2020 年
12 月期 60,560,057.79 株 47,736,614.79 株
(自己株式を含む) 12 月期
第 3 四半期
② 期末自己株式数 2021 年 0株 2020 年 0株
12 月期 12 月期
第 3 四半期
2021 年
③ 期中平均株式数 2020 年
12 月期 55,941,394.86 株 42,030,184.74 株
(四半期累計) 12 月期
第 3 四半期
※ 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示
・この四半期決算短信は、金融商品取引法に基づく四半期レビュー手続の対象外ではありますが、この
四半期決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく四半期財務諸表のレビュー手続は終了
しております。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理
的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能
性があります。
(参 考1) 国際財務報告基準(IFRS)による連結業績
1. 2021 年 12 月期第 3 四半期(2021 年 1 月 1 日~2021 年 9 月 30 日)の国際財務報告基準(IFRS)によ
る連結経営成績
親会社株主に 潜在株式調整後
1 株当たり
売上高 帰属する 1 株当たり EBITDA
四半期純利益
四半期純利益 四半期純利益
千米ドル 千米ドル 米ドル 米ドル 千米ドル
(百万円) (百万円) (円 銭) (円 銭) (百万円)
2021 年 12 月期 3,098 △9,423 △0.17 - △8,180
第 3 四半期 (347) (△1,055) (△19.03) (-) (△915)
2020 年 12 月期 5,864 △4,819 △0.12 - △3,750
第 3 四半期 (656) (△539) (△13.43) (-) (△420)
(注) 1. 「円」で表示されている金額は、2021 年 9 月 30 日現在の株式会社三菱 UFJ 銀行の対顧客電
信売買相場の仲値である 1 米ドル=111.92 円で換算された金額です。
2. 当社の IFRS に基づく連結財務諸表に関する EBITDA は、支払利息、税額、減価償却費及び
償却費控除前の利益(損失)です。
2. 2021 年 12 月期の国際財務報告基準(IFRS)による連結業績予想(2021 年 1 月 1 日~2021 年 12 月 31
日)
親会社株主に
売上高 EBITDA 帰属する
当期純利益
千米ドル 千米ドル 千米ドル
(百万円) (百万円) (百万円)
3,800 △10,252 △11,580
通期
(425) (△1,147) (△1,296)
(注) 1. 「円」で表示されている金額は、2021 年 9 月 30 日現在の株式会社三菱 UFJ 銀行の対顧客電
信売買相場の仲値である 1 米ドル=111.92 円で換算された金額です。
2. 当社の IFRS に基づく連結財務諸表に関する EBITDA は、支払利息、税額、減価償却費及び
償却費控除前の利益(損失)です。
3. 上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実
際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
国際財務報告基準(IFRS)と日本の会計基準(日本 GAAP)における純損益の差異について
1) のれん
日本 GAAP では、 年を上限とする期間でのれんを償却することを義務付けております。
20 当社グルー
プののれんは、定額法にて 5 年から 20 年間で償却されております。
国際会計基準(IAS)36 の下では、2004 年 3 月 31 日以降に買収した子会社に関連するのれんは償却
されず、少なくとも年一回以上の減損テストを行います。
2) のれん、無形資産及び有形固定資産の減損損失
日本 GAAP では、非流動資産(のれん、無形資産及び有形固定資産を含む)の減損を認識するかの判
断に使用する将来の見積割引キャッシュ・フローは 20 年を上限とします。IFRS では、固定資産割引
キャッシュ・フローによる減損判定に加え、買収した子会社の純資産の回復可能性の検討が行われ、
これに伴い、日本 GAAP においては追加的にのれんの減損が発生することがあります。
3) 新株交付費
日本 GAAP では、新株交付費は支出時に費用処理を行うか、又は資産計上し 3 年を上限とする期間で
これを償却することが義務付けられております。
IFRS では、新株発行に直接的に起因する外部費用は、資本の控除(税引き後)項目として表示されま
す。
4) 上場関連費
日本 GAAP では、上場関連費は支出時に費用処理を行うことが義務付けられております。
IFRS では、新株発行に際して上場に直接的に起因する外部費用は、資本の控除(税引き後)項目とし
て表示されます。
5) 株式報酬
日本 GAAP の下では、2006 年 5 月 1 日より前に発生した株式による報酬取引に対する特定の会計基
準はありませんでした。2006 年 5 月 1 日以降に発生する株式による報酬取引については、従業員に対
するストック・オプション等の付与に関連した費用も含む報酬取引の影響を損益及び財政状態に反映
させることが要求されます。
IFRS 第 2 号では、株式による報酬取引の会計は、従業員に対するストック・オプション等の付与に関
連した費用を含む、株式による報酬取引の影響を損益及び財政状態に反映させることを要求しており
ます。株式による報酬取引は付与日の時価によって測定されることとなります。測定された当該時価
は償却期間中の株価変動の影響を受けず、権利確定期間に渡って定額法に基づき償却を行っていきま
す。なお、当該 IFRS 第 2 号を 2005 年 1 月 1 日に開始する会計年度より前に適用した場合は、当該事
実を開示する必要があります。
6) 償還可能優先株式
日本 GAAP では、2014 年 8 月に発行された A 種優先株式は、償還が可能となっておりますが、資本
として計上されます。IFRS では、当該 A 種優先株式は公正価値にて負債として計上されます。公正
価値の変動は、損益計算書にて調整されます。
7) 新株予約権
日本 GAAP では、ストック・オプション等として、当該ストック・オプション等の付与時の価値を公
正な評価額で認識することが求められております。ストック・オプション等に係る意図及び条件の変
更がない限り、ストック・オプション等の価値は再評価されません。新株予約権の行使に伴い株式が
発行された場合、予約権として計上されている部分は、資本剰余金として再分類されます。
IFRS では、当該ストック・オプション等の付与時の価値として測定された公正価値は、オプション負
債として認識されます。オプション負債は各報告期間の末日に再評価されその評価差額は、公正価値
の変動として損益認識されます。新株予約権の行使に伴い株式が発行された場合、オプション負債と
して計上されている部分は、資本剰余金として再分類されます。
8) 関係会社株式
日本 GAAP では、持分法を適用した日に関係会社の貸借対照表において認識された資産及び負債の公
正価値を測定し、当該関係会社の純資産は公正価値に調整されます。取得原価が当該関係会社の調整
後純資産を超える部分は、のれんとして計上され、20 年以内に償却されます。一方、当該関係会社の
調整後純資産が取得原価を超える部分がある場合は、 負ののれんとして認識され、損益勘定を通して、
持分法による投資利益として認識されます。
IFRS では、関係会社の持分は持分法が適用され、当初は取得原価で認識されます。関係会社の認識可
能な資産及び負債の純公正価値のうち当社グループの持分が、投資額を超える部分は、のれんとして
計上されます。のれんは、投資額の帳簿価格に含まれます。認識可能な資産及び負債の純公正価値の
うち当社グループの持分が、取得原価を超える部分がある場合は、損益勘定を通して、関係会社株式
の公正価値の評価益として認識されます。
9) 暗号資産
日本 GAAP では、暗号資産は流動資産の暗号資産として計上され、活発な市場があるため損益を通じ
て公正価値で測定されます。
IFRS では、暗号資産は無形資産として計上され、取引を目的として保有していないため、取得原価か
ら減損額を差引き測定されます。
(参 考 2) 連結子会社(GINSMS Inc.)の 2021 年 12 月期第 3 四半期の業績(要約損益計算書)につ
いて
当社の連結子会社である GINSMS Inc.(以下、
「GINSMS」といいます。)の 2021 年 12 月期第 3 四半
期の要約連結損益計算書は以下のとおりです。
GINSMS が 2021 年 11 月 11 日付
(現地時間)でカナダの情報開示システム SEDAR (http://www.sedar.com/)
にて開示したニュース・リリース”GINSMS ANNOUNCES FINANCIAL RESULTS FOR THE THREE
AND NINE MONTHS ENDED SEPTEMBER 30, 2021”「GINSMS の 2021 年 12 月期第 3 四半期の財務
結果に関するお知らせ」からの抜粋となります。
GINSMS の 2021 年 1 月1日~2021 年 9 月 30 日の財務情報は、国際会計基準審議会(IASB)が策定
する国際財務報告基準(IFRS)に従い作成されております。
GINSMS の要約連結損益計算書:
通貨:カナダドル 自 2021 年 自 2020 年 自 2021 年 自 2020 年
7月1日 7月1日 1月1日 1月1日
負数:
()内にて表示
至 2021 年 至 2020 年 至 2021 年 至 2020 年
9 月 30 日 9 月 30 日 9 月 30 日 9 月 30 日
(未監査) (未監査) (未監査) (未監査)
売上高
A2P メッセージング・サービス 419,237 405,925 990,814 1,144,812
ソフトウェア製品・サービス 320,469 360,868 1,045,567 994,263
739,706 766,793 2,036,381 2,139,075
売上原価
A2P メッセージング・サービス 316,110 304,449 787,379 882,416
ソフトウェア製品・サービス 167,205 180,377 514,550 506,848
483,315 484,826 1,301,929 1,389,264
売上高総利益
A2P メッセージング・サービス 103,127 101,476 203,435 262,396
ソフトウェア製品・サービス 153,264 180,491 531,017 487,415
256,391 281,967 734,452 749,811
売上高総利益率%
A2P メッセージング・サービス 24.6% 25.0% 20.5% 22.9%
ソフトウェア製品・サービス 47.8% 50.0% 50.8% 49.0%
34.7% 36.8% 36.1% 35.1%
調整後 EBITDA(1) 45,645 48,974 221,136 (67,891)
調整後 EBITDA 率% 6.4% (3.2) %
6.2% 10.9%
純利益 23,499 43,479 149,511 (88,602)
売上高純利益率% 5.7% (4.1) %
3.2% 7.3%
1株当たり純利益(純損失)
0.015 0.029 0.099 (0.059)
(カナダセント)
潜在株式調整後1株当たり
0.015 0.029 0.099 N/A
純利益(純損失)
(1) 調整後 EBITDA は、IFRS のもとでは標準化された意味を持たず IFRS に基づかない指標です。調
整後 EBITDA は、税引き前、減価償却前及びのれんの償却前(売上原価、販売費及び一般管理費
に含まれる)並びに利息費用を除外した現金収入に係る指標として定義されており、特定の経常
外費用又は現金を伴わない費用及び収入を除外しております。IFRS に基づかない当該指標は、
IFRS のもとでは認識されておりません。そのため、株主の皆様においては、当該指標が IFRS に
従い決定される純利益に代わるものとして解釈されるべきではないことをご注意ください。また、
提示される IFRS に基づかない当該指標は、その他の発行会社により提示される類似した指標と
比較し難いと考えております。GINSMS としては、調整後 EBITDA は、GINSMS が、運転資金、
利息及び負債の支払い、また将来の成長のための資金として使用できる事業から得られる現金を
測定する有益な財務指標であると考えております。
(2) 参考として、2021 年 9 月 30 日現在のカナダドルと日本円の為替レート(株式会社三菱 UFJ 銀行
の外国為替相場 ) 1
(仲値)は、 カナダドル=87.81 円、 また米ドルとカナダドルの為替レート(South
China Morning Post より)1 米ドル=1.26 カナダドルです。
ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021 年 12 月期 第 3 四半期決算短信
○添付資料の目次
1.サマリ情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ............................................................................. - 2 -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用の有無 ................................................................. - 2 -
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ......................................................................... - 2 -
(4)追加情報 ......................................................................................................................................................... - 2 -
(5)その他............................................................................................................................................................. - 2 -
2.四半期連結財務諸表等
(1)四半期連結貸借対照表 ................................................................................................................................. - 3 -
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ......................................................................... - 5 -
【第3四半期連結損益計算書】 ............................................................................................................................... - 5 -
【第3四半期連結包括利益計算書】 ....................................................................................................................... - 6 -
注記事項..................................................................................................................................................................... - 7 -
継続企業の前提に関する事項 ................................................................................................................................. - 7 -
追加情報..................................................................................................................................................................... - 8 -
(四半期連結貸借対照表関係) ............................................................................................................................. - 8 -
(株主資本等関係) ............................................................................................................................................... - 10 -
(セグメント情報等) ........................................................................................................................................... - 10 -
(企業結合関係) ................................................................................................................................................... - 11 -
(1株当たり情報) ............................................................................................................................................... - 16 -
3.その他 ................................................................................................................................................................ - 16 -
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021 年 12 月期 第 3 四半期決算短信
1.サマリ情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
当第 3 四半期連結会計期間において、Beatchain Sdn. Bhd.の全株式を譲渡し、当社の子会社でなくなっ
たため、連結の範囲から除外しております 。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用の有無
該当事項はありません。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
該当事項はありません。
(4)追加情報
該当事項はありません。
(5)その他
該当事項はありません。
-2-
ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
2. 【四半期財務書類】
(1) 【四半期連結財務諸表】
① 【四半期連結貸借対照表】
当 第 3四 半 期 当 第 3四 半 期
前連結会計年度 前連結会計年度
連結会計期間末 連結会計期間末
2020年 12月 31日 2020年 12月 31日
2021年 9月 30日 2021年 9月 30日
(単位:千米ドル) (単位:百万円)
(単位:千米ドル) (単位:百万円)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,422 271 4,477 501
売掛金 ※1 713 80 632 71
未収入金 19 2 281 31
預け金 - - 1,140 128
その他 723 81 499 56
流動資産合計 3,877 434 7,030 787
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 789 88 772 86
減価償却累計額 △ 201 △ 22 △ 429 △ 48
建物及び構築物(純額) 588 66 343 38
工具、器具及び備品 184 21 181 20
減価償却累計額 △ 82 △ 9 △ 107 △ 12
工具、器具及び備品(純額) 102 11 74 8
有形固定資産合計 690 77 416 47
無形固定資産
のれん 2,791 312 2,326 260
ソフトウエア 4,401 493 3 0
無形固定資産合計 7,192 805 2,328 261
投資その他の資産
関係会社株式 447 50 456 51
繰延税金資産 20 2 19 2
投資その他の資産合計 ※1 467 52 475 53
固定資産合計 8,349 934 3,220 360
資産合計 12,226 1,368 10,249 1,147
-3-
ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
当 第 3四 半 期 当 第 3四 半 期
前連結会計年度 前連結会計年度
連結会計期間末 連結会計期間末
2020年 12月 31日 2020年 12月 31日
2021年 9月 30日 2021年 9月 30日
(単位:千米ドル) (単位:百万円)
(単位:千米ドル) (単位:百万円)
負債の部
流動負債
買掛金 228 26 175 20
短期借入金 926 104 670 75
未払法人税等 70 8 241 27
未払金 2,019 226 2,971 333
未払費用 996 111 935 105
前受収益 0 0 27 3
その他 306 34 311 35
流動負債合計 4,545 509 5,329 596
固定負債
長期借入金 3,503 392 3,513 393
その他 285 32 77 9
固定負債合計 3,789 424 3,590 402
負債合計 8,333 933 8,919 998
純資産の部
株主資本
資本金 61 7 78 9
資本剰余金 457,261 51,177 464,897 52,031
利益剰余金 △ 418,842 △ 46,877 △ 428,574 △ 47,966
株主資本合計 38,480 4,307 36,401 4,074
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △ 35,073 △ 3,925 △ 35,071 △ 3,925
その他の包括利益累計額合計 △ 35,073 △ 3,925 △ 35,071 △ 3,925
新株予約権 132 15 - -
非支配株主持分 354 40 - -
純資産合計 3,892 436 1,330 149
負債純資産合計 12,226 1,368 10,249 1,147
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
②【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
前 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間 前 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間 当 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間 当 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間
自 2020年 1月 1日 自 2020年 1月 1日 自 2021年 1月 1日 自 2021年 1月 1日
至 2020年 9月 30日 至 2020年 9月 30日 至 2021年 9月 30日 至 2021年 9月 30日
(単位:千米ドル) (単位:百万円) (単位:千米ドル) (単位:百万円)
売上高 5,864 656 3,098 347
売上原価 4,906 549 1,586 178
売上総利益 958 107 1,512 169
販売費及び一般管理費
役員報酬 117 13 275 31
給料及び手当 1,514 169 927 104
広告宣伝費 95 11 165 18
減価償却費 179 20 261 29
のれん償却額 155 17 465 52
支払手数料 2,274 255 1,942 217
地代家賃 83 9 50 6
その他 971 109 636 71
販売費及び一般管理費合計 5,389 603 4,720 528
営業損失(△) △ 4,431 △ 496 △ 3,208 △ 359
営業外収益
受取利息及び配当金 1 0 0 0
仮想通貨売却益 - - 289 32
補助金収入 540 60 - -
債務勘定整理益 - - 43 5
その他 39 4 66 7
営業外収益合計 580 65 398 45
営業外費用
支払利息 30 3 179 20
為替差損 172 19 124 14
仮想通貨評価損 - - 97 11
貸倒引当金繰入額 - - 373 42
営業外費用合計 202 23 773 87
経常損失(△) △ 4,052 △ 454 △ 3,584 △ 401
特別利益
新株予約権戻入益 - - 36 4
特別利益合計 - - 36 4
特別損失
和解金 - - 1,816 203
子会社株式売却損 271 30 5 1
減損損失 - - 4,093 458
特別損失合計 271 30 5,914 662
税金等調整前四半期純損失(△) △ 4,323 △ 484 △ 9,461 △ 1,059
法人税、住民税及び事業税 94 11 243 27
法人税等合計 94 11 243 27
四半期純損失(△) △ 4,417 △ 494 △ 9,704 △ 1,086
非支配株主に帰属する四半期純利益
47 5 28 3
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △ 4,464 △ 500 △ 9,732 △ 1,089
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
前 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間 前 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間 当 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間 当 第 3四 半 期 連 結 累 計 期 間
自 2020年 1月 1日 自 2020年 1月 1日 自 2021年 1月 1日 自 2021年 1月 1日
至 2020年 9月 30日 至 2020年 9月 30日 至 2021年 9月 30日 至 2021年 9月 30日
(単位:千米ドル) (単位:百万円) (単位:千米ドル) (単位:百万円)
四半期純損失(△ ) △ 4,417 △ 494 △ 9,704 △ 1,086
その他の包括利益
為替換算調整勘定 33 4 △ 7 △ 1
持分法適用会社に対する持分相当額 7 1 10 1
その他の包括利益合計 40 5 3 0
四半期包括利益 △ 4,377 △ 490 △ 9,702 △ 1,086
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △ 4,420 △ 495 △ 9,729 △ 1,089
非支配株主に係る四半期包括利益 43 5 28 3
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、営業損失3,208千米ドル(359百万円)、及び親会社株主に
帰属する四半期純損失9,732千米ドル(1,089百万円)を計上しております。
2015年度第3四半期にGINSMS Inc.及び2020年度第3四半期CoinOtaku Inc.(以下「CO社」といいます。)が当社グ
ループの連結子会社となり同社らの売上高を連結し、また、2017年度第3四半期より新華モバイル及び新華モバイ
ル(香港) によるライセンシング事業に伴う売上高も連結しておりますが、 営業費用が依然として高いこと、そして、
ライセンシング事業は、利益を計上するに至る十分な売上を計上出来ていないことから、当社グループは当第3四
半期連結累計期間においても継続して営業損失を計上しております。また、当社グループのキャッシュ・フローは
非常に厳しいため、引き続き既存の借入金を返済するための資金が不足しております。これらの状況により継続企
業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社グループは、引き続き既存事業の拡大に注力しつつ、特にブロックチェーン技術に関連した事業及び不動産
など高い成長が見込める産業において過小評価されているアセット又は企業、並びに既存事業とのシナジー、単体
としての収益力及び将来性を具備する企業・事業の取得等戦略的投資活動を通して、新しい収益源を獲得できるよ
う努めて参ります。
上記のような各方策により当社グループの事業の成長と拡大を図ることを企図しておりますが、上記のとおり、
当社グループのキャッシュ・フローは厳しいため、引き続き既存の借入金を返済するための十分な資金が不足して
いることにより、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。このような状
況を解消するため、当社グループは継続的に経費削減を実施し、更に資金調達できる機会を模索し、また、当社の
既存事業及び新規事業とのシナジーが期待できる潜在業務提携先の発掘も行っていきます。加えて、事業のリスト
ラクチャリングも含めた様々な手法により成長の機会をとらえていきたいと考えております。
ただし、当社グループの事業の継続可能性は、新規事業の開発、事業のリストラクチャリング及び事業の成長に
強く依存していることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。なお、四半期連
結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を四半期連結財
務諸表に反映しておりません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(1) 連結の範囲の重要な変更
当第3四半期連結会計期間において、Beatchain Sdn. Bhd.の全株式を譲渡したため、同社を連結の範囲
から除外しております。
(2) 持分法適用の範囲の重要な変更
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
(追加情報)
(四半期財務諸表の円換算)
「円」で表示されている金額は、四半期財務諸表等規則第88条の規定に準じて、2021年9月30日現在の株式会社三
菱UFJ銀行における対顧客電信売買相場の仲値、1米ドル=111.92円で換算された金額であります。なお、当該円
換算額は、単に表示上の便宜を目的としており、米ドルで表示された金額が上記の相場で実際に円に換算される
ことを意味するものではありません。(会計上の見積りに関する新型コロナウイルス感染症の影響)
新型コロナウイルス感染症の拡大は、当社グループの事業活動に重大な影響を及ぼしており、その収束時期は
依然として不透明な状況にありますが、当社では、新型コロナウイルス感染症の事業活動に与える影響は、2021
年12月期後半に向けて緩やかに収束し回復していくという仮定のもと、当連結会計年度の固定資産の減損会計等
の会計上の見積りを行っております。
(四半期連結貸借対照表関係)
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
※1 債権額は貸倒引当金と相殺して表示しております。 ※1 債権額は貸倒引当金と相殺して表示しております。
流動資産に設定された貸倒引当金の金額 流動資産に設定された貸倒引当金の金額
20 8
(2) (1)
投資その他の資産に設定された貸倒引当金の金額 投資その他の資産に設定された貸倒引当金の金額
883 1,256
(99) (141)
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期
連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は次の
とおりであります。
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日) (自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
減価償却費 717 減価償却費 576
(80) (64)
のれんの償却額 155 のれんの償却額 465
(17) (52)
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第 3 四半期連結累計期間 (自 2020 年 1 月 1 日 至 2020 年 9 月 30 日)
株主資本の著しい変動
第3四半期連結累計期間において第三者割当増資により普通株式700,000株の発行及び新株予約権等の行使に
より普通株式を9,291,200株発行したこと、またA種優先株式を224,900株償還したことにより、資本金及び資
本剰余金がそれぞれ13千米ドル(1百万円)、7,993千米ドル(895百万円)増加しました。
第3四半期連結会計期間末において、資本金は59千米ドル(7百万円)、資本剰余金は455,876千米ドル (51,022
百万円)となっております。
Ⅱ 当第 3 四半期連結累計期間 (自 2021 年 1 月 1 日 至 2021 年 9 月 30 日)
株主資本の著しい変動
当第3四半期連結累計期間において、CO社株式の追加取得によりその支払対価及び取得した非支配持分の帳簿
価額の差額1,532千米ドル(171百万円)を資本剰余金に計上したことによる部分的な相殺はありますが、新株予
約権等の行使により普通株式を12,823,443株発行したことにより、資本金及び資本剰余金がそれぞれ16千米ド
ル(2百万円)、7,637千米ドル(855百万円)増加しました。
当第3四半期連結会計期間末において、資本金は78千米ドル(9百万円)、資本剰余金は464,897千米ドル (52,031
百万円)となっております。
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
報告セグメント 四半期連結
ヘルスケア ライセンシ メディア事 メッセージ その他 調整額 損益計算書
合計
事業 ング事業 業 ング事業 の事業 計上額
売上高
(1)外部顧客への 4,247 - 431 1,185 1 5,864 - 5,864
売上高 (475) (-) (48) (133) (0) (656) (-) (656)
(2)セグメント間 11 - - 363 - 373 △373 -
の内部売上高 (1) (-) (-) (41) (-) (42) (△42) (-)
又は振替高
合計 4,258 - 431 1,548 1 6,237 △373 5,864
(477) (-) (48) (173) (0) (698) (△42) (656)
セグメント利益 △147 △933 △13 △244 △3,127 △4,464 - △4,464
又は損失(△) (△16) (△104) (△1) (△27) (△350) (△500) (-) (△500)
(注) セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の親会社株主に帰属する四半期純利益又は損失
(△)と一致しております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
第3四半期連結会計期間において、CO社の株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、前連結会計年度の
末日に比べ、「メディア事業」のセグメント資産が4,159千米ドル(465百万円)増加しております。
第3四半期連結会計期間において、当社が保有するActivateの全株式を譲渡し、連結の範囲から除外したこ
とにより、前連結会計年度の末日に比べ、「ヘルスケア事業」のセグメント資産が4,146千米ドル(464百万円)
百万円減少しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第3四半期連結会計期間において、CO社の株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、「メディア事業」
を新たに報告セグメントに追加しております。
4.報告セグメントの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
第3四半期連結会計期間において、CO社の株式を取得し連結の範囲に含めたことにより、「メディア事業」
ののれんの金額が3,101千米ドル(347百万円)増加しております。
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
II 当第3四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
報告セグメント 四半期連結
ヘルスケア ライセンシ メディア事 メッセージ その他の 調整額 損益計算書
合計
事業 ング事業 業 ング事業 事業 計上額
売上高
(1)外部顧客への - 82 1,477 1,538 - 3,098 - 3,098
売上高 (-) (9) (165) (172) (-) (347) (-) (347)
(2)セグメント間 - 218 - - - 218 △218 -
の内部売上高 (-) (24) (-) (-) (-) (24) (△24) (-)
又は振替高
合計 - 300 1,477 1,538 - 3,316 △218 3,098
(-) (34) (165) (172) (-) (371) (△24) (347)
セグメント利益 - △4,938 186 119 △5,098 △9,732 - △9,732
又は損失(△) (-) (△553) (21) (13) (△571) (△1,089) (-) (△1,089)
(注) セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の親会社株主に帰属する四半期純利益又は損失
(△)と一致しております。
2.報告セグメントの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に関わる重要な減損損失)
ライセンシング事業セグメントにおいて、無形固定資産(ソフトウェア)について減損損失を認識いたしま
した。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間においては4,093千米ドル(458百万円)であ
ります。
(企業結合関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間 (自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
取得による企業結合
1. 企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 株式会社 CoinOtaku
事業の内容 メディア事業、オンラインサロン事業、マーケティング支援事業
(2) 企業結合を行った主な理由
当社グループでは、 従来からヘルスケア事業、ライセンシング事業及びメッセージング事業を行って
おり、昨年末からはブロックチェーン技術を適用した暗号メッセンジャーアプリCMWT及びSNSアプリ
「Inou」を中核に据えた事業展開を指向しております。但し、直近に至るまで、上記いずれの事業から
も利益を計上できていないため、当社としては、経営成績及び財政状態の改善を目的として、当社既存
事業との親和性が高く、現に利益確保もできており、かつ将来の成長も見込める事業体の買収を併せて
模索して参りました。
本年5月中旬以降、CO社株主や経営陣との度重なる交渉とビジネス・財務・法務分野の各デューディ
リジェンスを経て、当社としては、CMWTの有する暗号資産の財布機能の存在ゆえ、暗号資産情報の取得
に興味を有するCO社顧客各位は一般の方々に比べCMWT使用にもご興味をお持ちになられる可能性が高
く、今後のCMWTのユーザ獲得の一つの柱になり得るとの判断の下、係る当社既存事業とのシナジー効果
も含めた買収のメリット等を慎重に検討した上、今般、CO社の完全子会社化を決定したものです。
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
(3) 企業結合日
2020年7月15日(株式取得日)
2020年7月1日(みなし取得日)
(4) 企業結合の法的形式
株式取得
(5) 企業結合後企業の名称
変更ありません。
(6) 取得後の議決権比率 67.97%
ただし、2021年1月8日において100%取得予定です。
(7) 取得企業を決定するに至った主な理由
当社の連結子会社であるXHHKが現金を対価として株式を取得したことによるものであります。
2. 四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
2020年7月1日から2020年9月30日まで
3. 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
取得の対価 現金(未払金を含む) 3,581 (387)
取得原価 3,581 (387)
(注)使用した為替レート: USD1 = JPY108.17 は2020年7月2日現在のSouth China Morning Postの為替
レートに基づいています。
4. 主要な取得関連費用の内容及び金額
弁護士等専門家費用 354 千米ドル (40 百万円)
5. 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額
3,101千米ドル(347百万円)
(2) 発生原因
主として今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。
(3) 償却方法及び償却期間
5年間にわたる均等償却
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
事業分離
前第3四半期連結会計期間中において、Activateの全株式を譲渡したため、同社を連結の範囲から除外しており
ます。
1. 事業分離の概要
(1) 分離先の名称
Joel Chin (Activateの取締役及び株主)
(2) 分離した子会社の名称及び事業の内容
子会社の名称:Activate Interactive Pte. Ltd.
事業の内容:ウェアラブルヘルスケア機器及びセンサーの提供並びにソフトウェア開発等
(3) 事業分離を行った主な理由
2020年8月7日付で、当社及び当社の完全子会社である新華モバイルの取締役会は、新華モバイルの連結
子会社であるActivate Interactive Pte. Ltd.(以下、「Activate」といいます。)が同社の事業を継
続するための資金を調達するため、新株式10百万株を1株当たり0.2シンガポールドルにて発行する株
主割当増資(以下、「本件増資」といいます。)を行うことを決議しました。ただ、当社グループは新
規事業を開発するための資金等を確保したいと考えており、 新華モバイルは割り当てられた新株を引受
けないことを決議しました。 Activateの新華モバイル以外の大株主である一名及び一法人が新株を引き
受けた結果、本件増資払込後(2020年8月17日)の新華モバイルの持株比率は43%から4.57%に低下し
たため、Activateは当社の連結の対象から除外されました。
また、新華モバイルが保有するActivate株式215,000株について、Activateの株主であり同社の取締役
であるChin氏より本件増資における払込価額と同額の1株当たり0.2シンガポールドルにて買い取る旨
の提案を受けておりました。 当社グループでは既にActivateに係るのれん及び無形資産を全額減損して
いること、また、当該買取単価が妥当であると考えられることから、当社及び新華モバイルでは、Chin
氏あて当該株式譲渡を実施することを併せて決定し、当該株式譲渡は2020年8月20日に完了しました。
(4) 事業分離日
2020年8月20日 (株式譲渡実行日)
2020年7月31日 (みなし譲渡日)
(5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
2. 実施した会計処理の概要
(1) 移転損益の金額
子会社株式売却損: 271千米ドル(30百万円)
(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
流動資産 4,144 (464)
固定資産 2 (0)
資産合計 4,146 (464)
流動負債 △2,424 (△271)
固定負債 △746 (△83)
負債合計 △3,170 (△355)
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
(3) 会計処理
当該譲渡株式の連結上の帳簿価額と売却価額との差額を「子会社株式売却損」として特別損失に計上してお
ります。
3. 分離事業が含まれていた報告セグメントの名称
ヘルスケア事業
4. 四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高 4,247千米ドル(475百万円)
営業損失 404千米ドル(45百万円)
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
事業分離
当第3四半期連結会計期間中において、Beatchain Sdn. Bhd.(“BCM”)の全株式を譲渡したため、同社を連結
の範囲から除外しております。
1. 事業分離の概要
(1) 分離先の名称
松田 元 (BCMの取締役)
(2) 分離した子会社の名称及び事業の内容
子会社の名称:Beatchain Sdn. Bhd
事業の内容:: 情報技術の研究開発および関連商品のサービスに関与
(3) 事業分離を行った主な理由
2021年8月10日、当社の取締役会は、ビートチェーンMYのすべての持分を、在任中に設立した松田元氏に譲
渡することを決議しました。BCMはまだ利益を生み出すのに十分な収益を記録しておらず、研究開発のため
にさらに資本を注入する必要があり、BCMがグループに貢献できる期間は不明であるため、当社の取締役会
は、BCMを清算するために追加の費用を負担するよりも、BCMの購入を申し出てBCMの運用をよりよく理解し
ている松田元氏にBCMを売る方が費用効果が高いと考えました。
(4) 事業分離日
2021年8月16日 (株式譲渡実行日)
2021年7月1日 (みなし譲渡日)
(5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
2. 実施した会計処理の概要
(1) 移転損益の金額
子会社株式売却損: 5千米ドル(1百万円)
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
流動資産 7 (1)
固定資産 53 (6)
資産合計 60 (7)
流動負債 △47 (△5)
固定負債 △8 (△1)
負債合計 △55 (△6)
(3) 会計処理
当該譲渡株式の連結上の帳簿価額と売却価額との差額を「子会社株式売却損」として特別損失に計上してお
ります。
3. 分離事業が含まれていた報告セグメントの名称
その他の事業
4. 四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高 -千米ドル(-百万円)
営業損失 131千米ドル(15百万円)
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ビート・ホールディングス・リミテッド(9399)2021年12月期 第3四半期決算短信
(1株当たり情報)
1. 1株当たり純資産額
(単位:米ドル、括弧内は円)
項目 前連結会計年度末 当第3四半期連結会計期間末
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
1株当たり純資産額 0.07 0.02
(7.83) (2.24)
2. 1株当たり四半期純損失金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(単位:米ドル、括弧内は円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
項目 (自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
△0.11 △0.17
1株当たり四半期純損失(△)
(△12.31) (△19.03)
(算定上の基礎)
(単位:千米ドル、括弧内は百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
項目 (自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
親会社株主に帰属する四半期純 △4,464 △9,732
損失(△) (△500) (△1,089)
- -
普通株主に帰属しない金額
(-) (-)
普通株式に係る親会社株主に帰 △4,464 △9,732
属する四半期純損失 (△) (△500) (△1,089)
普通株式及び優先株式の期中
平均株式数(株) 40,207,354.21 55,941,394.86
普通株式 40,159,647.64 55,941,294.86
優先株式 47,706.57 100.00
希薄化効果を有しないため、潜 - -
在株式調整後1株当たり四半期
純利益の算定に含めなかった潜
在株式で、前連結会計年度末か
ら重要な変動があったもの概要
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載
しておりません。
2 優先株式は剰余金の配当請求権について普通株式と同等の権利を有しているため、普通株式と同等の株式としておりま
す。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
3.【その他】
該当事項はありません。
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