9399 ビート 2021-03-08 15:00:00
行使価額修正条項及び行使許可条項付新株予約権の譲渡に関するお知らせ [pdf]
2021年3月8日
各 位
会社名 ビート・ホールディングス・リミテッド
(URL:www.beatholdings.com)
代表者名 最高経営責任者(CEO)
松田 元
(東証市場第二部 コード番号:9399)
連絡先 経営企画室マネージャー
高山 雄太
(電話:03-4570-0741)
行使価額修正条項及び行使許可条項付新株予約権の譲渡に関するお知らせ
本日、当社の取締役会は、2020 年12月29日に発行した行使価額修正条項及び行使許可条項付新株予約権
(以下、「本新株予約権」といいます。)の譲渡について承認することを決議しましたので、以下の通りお知ら
せいたします。
1. 新株予約権の譲渡承認の経緯
当社は、2020年12月29日にLong Corridor Alpha Opportunities Master Fund(以下、「LCA」といます。)及び
MAP246 Segregated Portfolio(以下、「MAP」といい、LCAと総称して「LCA・MAP」といいます。)に対し
て、本新株予約権を計119,000個(目的となる普通株式の数11,900,000 株)を発行し、LCAに 83,300個、また、
MAPに35,700個をそれぞれ割り当てました。
その後、LCA・MAPは、本日現在までに本新株予約権を計28,282個行使し、現時点における未行使の本新株
予約権数は、計90,718個(LCA:63,503個、MAP:27,215個)となります。
今般、LCA・MAPは、海外の個人投資家であるLai Man Kon 氏(以下、「ライ氏」といいます。)との間で、
ライ氏に対して上記未行使の本新株予約権90,718個を(本新株予約権1個あたり500円にて)譲渡することに
ついて合意しました。これにより本新株予約権の引受契約に基づく本新株予約権に係る権利義務も全てライ
氏に承継されます。投資家であるライ氏は、当社がLCA・MAPに対して本新株予約権発行した際の2020年12
月28日付開示文書「第三者割当による行使価額修正条項及び行使許可条項付新株予約権の発行に関するお知らせ」
にて本新株予約権の内容等を確認した後、LCA・MAPとの間で本新株予約権を譲り受けることについて交渉
を進めてきたとのことです。なお、当社は当該交渉に参加しておらず、上記本新株予約権1個あたりの譲渡
価額については、ライ氏及びLCA・MAPの協議により決定・合意された価額であり、当社は当該協議に関与
しておりません。
譲渡先のライ氏は、当社がGINSMS Inc.(トロント・ベンチャー証券取引所に上場、TSXV:GOK)を連結
子会社化する前、同社の取締役会議長及び主要株主であったこともあり、当社の主要な連結子会社であ
るGINSMSの事業についてご理解いただいております。また、本新株予約権を譲り受けた後、当社が十分な資
金を調達できるよう本新株予約権の一部を速やかに行使し、その後も継続的に本新株予約権を行使する予定
であること、また、本新株予約権の行使により取得する普通株式は、直ちに売却せず中長期的に保有するこ
とも検討していることを口頭で確認しております。なお、ライ氏から本新株予約権を行使するための原資と
して資金証明(銀行残高明細)の提示を受けており、ライ氏による本新株予約権の行使は可能であると考え
ております。
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また、当社は、ライ氏が反社会的勢力と何らかの関係を有しているか否かについて、第三者調査機関であ
る株式会社セキュリティ&リサーチ(東京都港区赤坂2-8-11、代表取締役:羽田 寿次 氏)に調査を依頼しま
した。その結果、ライ氏について反社会的勢力である又は反社会的勢力と何らかの関係を有している旨の報
告はありませんでした。以上のことから、当社はライ氏が反社会的勢力とは一切関係していないと判断して
おります。
本年1月において、LCA・MAPにより行使された本新株予約権の数は4,000 個(発行総数の3.36%)に留まり
当社の予想を大きく下回ったこともあり、当社としては、本新株予約権がLCA・MAPからライ氏に譲渡され
ることで、本新株予約権がより迅速に行使される可能性があり、また、当社のより早期の資金調達につなが
る可能性があると考え、本新株予約権の譲渡について承認いたしました。
2. 新株予約権譲渡の内容
Long Corridor Alpha Opportunities Master Fund
(1) 譲 渡 人
MAP246 Segregated Portfolio
(2) 譲 渡 先 Lai Man Kon 氏
(3) 譲 渡 日 2021年3月9日
(4) 譲 渡 個 数 90,718 個
(5) 目 的 と な る 普 通 株 式 数 9,071,800 株
3. 譲渡の対象となる新株予約権の概要
ビート・ホールディングス・リミテッド
(1) 新 株 予 約 権 の 名 称
2020年12月29日発行 新株予約権
(2) 割 当 日 2020年12月29日
(3) 新 株 予 約 権 の 総 数 119,000 個(割当時)
(4) 発 行 価 額 新株予約権1 個当たり75 円
当初行使価額:77円上限行使価額はありません。
下限行使価額:54円
行使価額は 2020 年12月30日(水)以降、本新株予約権の各行使請
求の通知が行われた日の属する週の前週の最終取引日(以下、
「修正基準日」といいます。)の株式会社東京証券取引所(以
下、「東京証券取引所」といいます。)における当社普通株式の
普通取引の終値(同日に終値がない場合は、その直前の終値)の
90%に相当する金額の 1 円未満の端数を切り上げた金額(以下、
(5) 行 使 価 額
「修正基準日価額」といいます。)が、当該修正基準日の直前に
有効な行使価額を 1 円以上上回る場合又は下回る場合には、行使
価額は、当該行使請求に係る通知がなされた日以降、当該修正基
準日価額に修正されます。但し、修正基準日に係る修正後の価額
が 54円(以下、「下限行使価額」といい、調整されることがあり
ます。)を下回ることとなる場合には、下限行使価額を修正後の
行使価額とします。なお、「取引日」とは、東京証券取引所にお
いて売買立会が行われる日をいいます。
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(6) 募 集 又 は 割 当 の 方 法 第三者割当の方法
Long Corridor Alpha Opportunities Master Fund:
83,300個(割当時)
(7) 割 当 先
MAP246 Segregated Portfolio:
35,700個(割当時)
※本新株予約権に関するより詳細な内容ついては、2020年12月28日付「第三者割当による行使価額修正条項及
び行使許可条項付新株予約権の発行に関するお知らせ」をご参照ください。
4. 譲渡先の概要
(1) 名 前 Lai Man Kon 氏
(2) 住 所 Tin Hau, Hong Kong
(4) 職 業 又 は 役 職 Plotio Property & Management Company Limited 取締役
上場会社と当該個人との 当社は、十分な運転資金を確保するため、同氏より2021年1月12日付で
(5)
間の関係 15,000,000香港ドルを短期で借入れております。
5. 譲渡前後の本新株予約権の状況
( 1) LCA・MAP
総議決権数に対する
議決権個数
割合(注3)
譲渡前 9,071,800 株(注1) 14.98%
譲渡後 - -
( 2) ライ氏
総議決権数に対する
議決権個数
割合(注3)
譲渡前 500,051株 0.97%
譲渡後 9,571,851株(注2) 15.81%
(注1)本新株予約権に係る潜在株式数。
(注2)本新株予約権に係る潜在株式数を含む。
(注3)総議決権数に対する割合は、本日現在の総議決権数51,488,258個に、本新株予約権9,071,800個が全て
行使されることにより増加する議決権数を加えた議決権数に対する割合。
6. 今後の見通し
本新株予約権の譲渡が当社の業績に与える影響は軽微である見込みです。今後、本件に関して開示すべき
事項が生じましたら、速やかに開示いたします。
以上
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ビート・ホールディングス・リミテッドについて
当社、ビート・ホールディングス・リミテッドは、ケイマン諸島に本社を置くグローバルな投資業務を本業と
して、所有する知的財産権及びブロックチェーン技術に基づいてメディア・ブロックチェーン・エコシステム
の構築を含むアプリケーションの開発、及び知的財産権のライセンシング事業を行っております。また、子会
社の GINSMS Inc.(トロント・ベンチャー証券取引所に上場、TSXV:GOK)を通じてモバイル・メッセージ
ング・サービス並びにソフトウェア製品及びサービス、及び株式会社CoinOtakuを通じてメディア事業を提供
しています。当社は、東京証券取引所の市場第二部に上場(証券コード:9399)、ケイマン諸島においてケイ
マン法に基づいて設立・登記された会社であり、香港に事業本部を構え、日本、シンガポール、マレーシア、
インドネシア、中国及びカナダに子会社を有しております。
詳細は、ウェブサイト:https://www.beatholdings.com/ をご参照下さい。
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