9385 ショーエイコーポ 2020-05-15 16:00:00
2020年3月期 決算発表補足資料 [pdf]
証券コー9385
ショーエコーポレーション
(証券コード 9385) ショーエイコーポレーション
2020年3月期
決算発表補足資料
2020年5月15日
新型コロナ・ウイルス感染症の影響について
新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
罹患されている方々の一刻も早い回復を願っております。また医療従事者をはじめ感染拡大防止
に携わる皆様に、深く感謝申しあげます。
当社における新型コロナウイルス感染症による事業活動への影響については、当社の主要な
商品・製品・原材料が中国、タイ等海外から調達しているため、現地の状況が懸念されており
ましたが、中国の協力工場は今年2月の閉鎖状態から現時点ではほぼフル稼働状態に戻り、連
結子会社のタイ工場においても、緊急事態宣言が発令される中、タイ政府の方針に従い安全対
策を実施し操業を継続しており、現時点において海外での生産、供給体制に大きな支障は出て
おりません。
しかし緊急事態宣言が延長される中で、新型コロナウイルス感染拡大による国内外の経済の
停滞に留まらず、消費動向等々、その影響は大きいものと考えておりますが、当社に対する影
響を正確に予測することは困難であり、今後の新型コロナウイルス感染症の影響の程度や期間
が不透明な状況の中、2021年3月期連結業績見通しは変動する可能性もあり、その場合には速
やかに開示いたします。
当社グループの感染予防対策として、手洗い、マスク着用の徹底、咳エチケットの遵守、毎
日の検温、在宅勤務、テレワークの実施、時差出勤の実施、対面会議等の削減、国内外出張の
禁止、不要不急の外出自粛の徹底等政府や自治体をはじめ関係機関の方針に基づき、従業員そ
の家族の安全確保ならびに感染拡大防止、事業継続のため全力を挙げて取り組んでおります。
2
目次
2020年3月期の業績 P. 4
今期の見通し P.15
2020年3月期の業績
2020年3月期通期の業績(連結)
2020年3月期実績 2020年3月期予算 2019年3月期実績
金額 構成比 予算比 前期比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (%) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上高 19,115 100.0 100.6 107.3 19,000 100.0 17,807 100.0
売上原価 15,456 80.9 100.8 106.7 15,327 80.7 14,490 81.4
売上総利益 3,659 19.1 99.6 110.3 3,673 19.3 3,317 18.6
販売管理費 3,031 15.9 102.0 108.8 2,972 15.6 2,785 15.6
営業利益 628 3.3 89.6 118.0 700 3.7 532 3.0
経常利益 632 3.3 92.6 126.2 682 3.6 501 2.8
親会社株主に帰属する
406 2.1 91.5 127.8 443 2.3 317 1.8
当期純利益
1株当たり
当期純利益(円)
64.01 - - - 67.84 - 48.66 -
売上高、売上総利益はほぼ当初の見通し通りとなった。しかしながら新型コロナウイルスをはじめ
とする要因により株式をはじめ市況の崩れで、退職給付引当金 前年比▲82百万円、投資有価証券
評価 ▲20百万円等となり営業利益以下はその分、予算に達し得なかった。
※百万円未満切り捨て
5
セグメント別 2020年3月期通期の業績
2020年3月期実績 2020年3月期予算 2019年3月期実績
金額 構成比 予算比 前期比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (%) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上高 19,115 100.0 100.6 107.3 19,000 100.0 17,807 100.0
パッケージ事業 8,230 43.1 110.0 99.7 7,480 39.4 8,252 46.3
メディアネット
4,339 22.7 98.0 103.2 4,430 23.3 4,205 23.6
ワーク事業
日用雑貨品事業 7,804 40.8 107.9 114.2 7,236 38.1 6,832 38.4
セグメント間の内部売
上高 ▲1,258 ▲6.6 - - ▲146 ▲0.8 ▲1,482 ▲8.3
パッケージ事業は82億30百万円、前期比22百万円の減収。メディアネットワーク事業は43億39
百万円、前期比1億34百万円の増収。日用雑貨品事業は78億4百万円、前期比9億72百万円の増収。
予算に対してはパッケージ事業、日用雑貨品事業が達成している。
。
※百万円未満切り捨て
6
パッケージ事業 2020年3月期通期の業績
2020年3月期実績 2020年3月期予算 2019年3月期実績
金額 構成比 予算比 前期比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (%) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上高 8,230 100.0 110.0 99.7 7,480 100.0 8,252 100.0
製品 3,108 37.8 85.2 89.0 3,650 48.8 3,495 42.4
製品仕入品 4,055 49.3 154.8 110.2 2,620 35.0 3,680 44.6
セット販売 1,066 13.0 88.1 99.0 1,210 16.2 1,076 13.1
売上総利益 1,643 20.0 101.3 100.0 1,623 21.7 1,635 19.8
セグメント利益 543 6.6 73.3 84.9 742 9.9 640 7.8
※百万円未満切り捨て
7
パッケージ事業:
製品売上・製品仕入品 : パッケージ(袋)等の包装資材の企画、製造、販売
※自社製品は「製品」、他社製品は「製品仕入品」に区分
セット販売 : お客様の製商品をパッケージ(袋)等に包装加工
百万円 セット販売 製品仕入品 製品
9,000
8,323 8,252 8,230
8,094 ◎大口先開拓、新規・休眠開拓に注力した
8,000
993 1,140 1,076 1,066 ものの10月後半より受注が減少する。ネ
7,000 オパック・サイドシールは数量が5.9%
減少した。製品売上は前期比3億86百万
6,000
円、11.0%減少。
3,356 3,565 3,680
5,000 4,055
◎製品仕入品売上は販促品等の販売が堅調
4,000
で、前期比3億74百万円、10.2%の増
3,000 加。
2,000
3,745 3,618 3,495 ◎セット販売売上は、取引件数が増加し、
3,108
1,000 中でも充填案件は増加し増益となった
が、売上は若干の減少となった。前期比
0
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期
10百万円、1.0%の減少。
※百万円未満切り捨て
8
メディアネットワーク事業 2020年3月期通期の業績
2020年3月期実績 2020年3月期予算 2019年3月期実績
金額 構成比 予算比 前期比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (%) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上高 4,339 100.0 98.0 103.2 4,430 100.0 4,205 100.0
封入封緘 1,089 25.1 106.3 113.0 1,025 23.1 964 22.9
物流 2,957 68.2 97.8 101.6 3,025 68.3 2,912 69.3
製品販売 292 6.7 76.9 89.0 380 8.6 328 7.8
売上総利益 406 9.4 114.9 127.4 354 8.0 319 7.6
セグメント利益 206 4.8 115.5 132.3 179 4.0 156 3.7
※百万円未満切り捨て
9
メディアネットワーク事業:
封入封緘売上 : お客様のカタログや冊子を封入封緘
物流売上 : 封入封緘したものを民間メール便、日本郵政に委託して送付
製品販売 : 封筒や封入物の企画・制作
百万円
製品販売 物流売上 封入封緘売上
5,000
◎販促品を中心としたビジネスを進めた結
4,500 4,339
4,205 果、増収増益で利益率も好転した。
328 292
4,000
3,500
3,507 ◎充填セット作業を取り入れ、中小口案件の
345 増加、新規顧客開拓等により、封入封緘売
3,000
2,647 上は前期比1億25百万円、13.0%増加し
2,500 183 2,912 2,957 た。
2,000 2,312
◎物流売上は、前期比45百万円、1.6%増加
1,500 1,766 した。
1,000
◎製品販売もスポット品の獲得など健闘した
500 850 964 1,089
698 が10月以降の受注が減少し、前期比36百
0 万円、11.0%減少した。
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期
※百万円未満切り捨て
10
日用雑貨品事業 2020年3月期通期の業績
2020年3月期実績 2020年3月期予算 2019年3月期実績
金額 構成比 予算比 前期比 金額 構成比 金額 構成比
(百万円) (%) (%) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上高 7,804 100.0 107.9 114.2 7,236 100.0 6,832 100.0
売上総利益 1,595 20.4 113.6 119.3 1,404 19.4 1,337 19.6
セグメント利益 371 4.8 123.8 109.6 300 4.2 338 5.0
※百万円未満切り捨て
11
日用雑貨品事業:
・日用雑貨品の企画販売が主力。
・商品仕入れにおいて海外協力メーカーとの強いパイプによる高い原価逓減力と仕入ノウハウを完備。
・100円ショップ、量販店等の専門店がお客様
百万円
9,000 ◎消耗品を中心に新商品の投入を積極的に
8,000
進め、海外協力メーカーとのパイプによ
る商品調達力の向上や商品企画開発力の
7,000 向上に努めたこと、または販路を地方の
ドラッグストアに進めていったことか
6,000
ら、100円ショップやドラッグストア向
5,000 けの販売が増加。運賃比率も低減した。
4,000 7,804 ◎売上は堅調に推移し、前期比9億72百万
6,832 円、14.2%増加した。
3,000
5,491 5,909
2,000 ◎利益も売上総利益率0.8%向上した。
1,000
0
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期
※百万円未満切り捨て
12
財政状態(貸借対照表主要科目) (連結)
2019年3月期末 2020年3月期末
金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
(流動資産) 6,032 67.3 6,336 70.1 304 105.0
現金及び預金 558 6.2 874 9.7 315 156.5
受取手形及び売掛金 2,709 30.2 2,852 31.5 143 105.3
たな卸資産 1,913 21.4 1,876 20.8 △37 98.1
その他流動資産 850 9.5 733 8.1 △117 86.2
(固定資産) 2,926 32.7 2,701 29.9 △225 92.3
(繰延資産) - - - - - -
資産合計 8,959 100.0 9,037 100.0 78 100.9
(流動負債) 5,524 61.7 5,732 63.5 207 103.8
(固定負債) 826 9.2 609 6.7 △217 73.7
負債合計 6,351 70.9 6,341 70.2 △10 99.8
純資産合計 2,607 29.1 2,695 29.8 88 103.4
負債純資産合計 8,959 100.0 9,037 100.0 78 100.8
※百万円未満切り捨て
13
キャッシュ・フローの概要 (連結)
2019年3月期 2020年3月期
主な要因
(百万円) (百万円)
営業キャッシュ・フロー 79 440
税金等調整前当期純利益613百万円、減価償却
費188百万円、仕入債務の増減額▲398百万円
有形固定資産の取得による支出▲34百万円
投資キャッシュ・フロー ▲ 131 ▲55 投資有価証券の取得による支出▲12百万円
フリーキャッシュ・フロー ▲ 52 385 -
借入金の純増減額390百万円、自己株式の取得
による支出▲234百万円、リース債務の返済に
財務キャッシュ・フロー ▲ 33 ▲73 よる支出▲96百万円、配当金の支払額▲131
百万円
現金及び現金同等物の
▲ 87 315 -
増減額
現金及び現金同等物の
646 558 -
期首残高
現金及び現金同等物の
558 874 -
期末残高
※百万円未満切り捨て
14
今期の見通し
2021年3月期の業績見通し
2021年3月期(予) 2020年3月期(実)
金額 構成比 前期比 金額 構成比
(百万円) (%) (%) (百万円) (%)
売 上 高 20,861 100.0 109.1 19,115 100.0
売 上 原 価 16,746 80.3 108.3 15,456 80.9
売 上 総 利 益 4,115 19.7 112.5 3,659 19.1
販 売 管 理 費 3,246 15.6 107.1 3,031 15.9
営 業 利 益 869 4.2 138.4 628 3.3
経 常 利 益 833 4.0 131.8 632 3.3
親会社株主に帰属する
541 2.6 133.3 406 2.1
当 期 純 利 益
売上高は9.1%の成長を見込んでいる。高収益事業へのシフトを進めるものの為替及び原油価格の
変動を考慮し売上総利益率は0.6%向上とし、販管費の抑制によって営業利益率等の改善進める。
※百万円未満切り捨て 16
セグメントの見直しについて
現在の事業セグメントは各セグメントが入り組んできており、実態を表せにくくなっており、来期から事業
セグメントを現状の「パッケージ事業」「メディアネットワーク事業」「日用雑貨品事業」から「営業促進
支援事業」「商品販売事業」に変更する。
「営業促進支援事業」
・外袋をはじめ企画から配送に至るまでの得意先の営業をより促進させるための商品・サービスの提供また支援する事業
である。従来の「パッケージ事業」「メディアネットワーク事業」をベースとしている。
「商品販売事業」
・100円ショップやドラッグストア、小売販売店に対して商品を提供する事業である。従来の「日用雑貨品事業」を
ベースとしている。
◎(参考) 前期(2019年3月期)、当期(2020年3月期)を「営業促進支援事業」「商品販売事業」のセグメント
に分類したもの。
2019年3月期 営業促進支援事業 商品販売事業 その他 連結調整 本社
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
売上高 17,807 100.0 10,489 100.0 7,484 100.0 24 ▲ 190
売上総利益 3,317 18.6 1,747 16.7 1,555 20.8 17 ▲2
営業利益 532 3.0 873 8.3 260 3.5 17 ▲ 102 ▲ 516
2020年3月期 営業促進支援事業 商品販売事業 その他 連結調整 本社
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
売上高 19,115 100.0 10,526 100.0 8,761 100.0 24 ▲ 196
売上総利益 3,659 19.1 1,741 16.5 1,937 22.1 17 ▲ 36
営業利益 628 3.3 718 6.8 428 4.9 17 ▲ 25 ▲ 510
17
2021年3月期の業績見通し(セグメント)
2021年3月期(予) 2020年3月期(実)
金額 構成比 前期比 金額 構成比
(百万円) (%) (%) (百万円) (%)
売 上 高 20,861 100.0 109.1 19,115 100.0
営業促進支援事業 11,399 54.7 108.3 10,526 55.1
商品販売事業 9,451 45.3 107.9 8,761 45.8
その他 24 0.1 100.0 24 0.1
セグメント間の内部売上高 △14 △0.1 - △196 △1.0
売上総利益 4,115 19.7 112.5 3,659 19.1
セグメント利益 869 4.2 138.4 628 3.3
※百万円未満切り捨て
※各事業の売上高にはセグメント間の内部売上高を含んでおります 18
配当予想および株主優待制度
1株当たり期末配当予想および株主優待制度について下記のとおりです。
◎配当
年間配当金
期末
今回予想 20円00銭(普通配当 20円00銭)
◎株主優待制度
変更後
毎年3月31日現在、9月30日現在の当社株主名簿に記載または記録
対象株主
された当社株式1単元(100株)以上を保有する株主様
株主優待 QUOカード(クオカード) 1,000円分
贈呈時期 毎年2回 (6月下旬、12月上旬)
19
株式会社 ショーエイコーポレーション
お問合せ先:IR広報室
TEL:06-6233-2636 FAX:06-6233-2615
ホームページURL:http://www.shoei-corp.co.jp/